塗装業で独立するために必要なこととは?メリットやコツも解説!

塗装業者で働いている方の中で独立を視野に入れている方は少なくありません。しかし独立と言っても何から始めたらいいか分からない方も多くいるでしょう。そこで今回は塗装業で独立するために必要なことや成功のコツを紹介します。

塗装業で独立するメリット

はじめに塗装業で独立するメリットを紹介します。塗装業者の従業員としてではなく、独立して仕事をすることでどのようなメリットがあるのかご覧ください。独立を検討している方は、独立後のイメージをしてみてください。

メリット1:仕事のペースを自分で決められる

独立するメリットの1つ目は「仕事のペースを自分で決められる」ことです。塗装業の会社で従業員として働いていると、会社から割り振られる仕事に左右されます。数ヶ月のような長期間の現場が続いた後に、数日で終わる現場を転々とすることも珍しくはありません。
しかし、独立すれば自分がしたい仕事を選んで請け負うことができます。営業力さえあれば、休みもままならないような働き方をすることもありません。そのため仕事のペースは自分で調整可能です。

メリット2:仕事のスタイルを自分で決められる

独立するメリットの2つ目は「仕事のスタイルを自分で決められる」ことです。塗装業の会社で従業員として働いていると、上司や経営者の方針に従って仕事をします。そのため、例え過酷だったり、難しい現場でも指示に従って作業をしなければいけません。
しかし、独立すれば自分が経営者であり作業員になります。それまでとは違い自分の考えや方針で仕事のやり方を決められるため、嫌な現場の仕事を拒否することも可能です。

メリット3:収入を上げられる

独立するメリットの3つ目は「収入を上げられる」ことです。塗装業の会社で従業員として働いていると、決まった給料があるため収入に上限があります。そのため、拘束時間が長い割に給料が低いと感じることも少なくありません。
しかし、独立すれば仕事をした分だけ収入が増えます。そのため収入に上限はなく、仕事の仕方を工夫すれば収入を何倍に増やすことも可能です。利益の大きい仕事をしたり、規模を拡大することで年収が1,000万円を超えることも夢ではありません。

塗装業の平均年収

独立すれば収入を上げやすいと紹介しました。それでは塗装業の会社で従業員として働いている方は実際にいくら収入があるのか気になるという方も大勢います。ある調査の結果、塗装業の会社で従業員として働く方の全国的な平均年収は約408万円でした。

もちろん会社や経験年数、技術によっては平均年収より多い方は大勢います。しかし日本で働く人全ての平均年収が約467万円なので、塗装業の会社で働く方の年収は日本全体の平均よりやや低いことになります。

塗装業で独立した場合の年収

塗装業の会社で従業員として働いていると、年収が日本の全国平均を下回ることがあります。しかし先ほども紹介したように、独立すればその年収が数倍になることも夢ではありません。さらに言えば年収が1,000万円を超えることも不可能ではないのです。

年収が1,000万円となると塗装業の会社で従業員として働いた場合のおよそ2.5倍となり、非常に魅力的に思えます。しかし、独立に失敗すれば生活していくことも不可能となるためリスクと収入をよく検討しなければいけません。

塗装業で独立するために必要なこと

ここまで、塗装業で独立するメリットを紹介しました。ここからは塗装業で独立するために必要なことを紹介します。独立を検討している方はこれから紹介する内容を参考に独立に必要な物は何か、何をすべきかを検討してみましょう。

1:営業力

塗装業で独立に必要なもの1つ目は「営業力」です。塗装業で独立する上で塗装の技術や仕上げの美しさは欠かせません。しかし、塗装の技術と同様に重要なのが営業力です。どれだけ塗装の腕が良くても、その腕をアピールする営業力がなくては仕事を受注できません。

逆に営業力があれば、塗装の技術が普通でも仕事を受注することは可能です。営業力に不安がある方は、独立する前に働いてる会社ではどのように営業をしているのかを注意深く観察してみましょう。

2:準備・運転資金

塗装業で独立に必要なもの2つ目は「準備・運転資金」です。塗装業で独立するには個人事業主として開業届を提出するだけでも問題ありません。しかし仕事で使う道具や塗料、車両にPR用のウェブサイトやチラシなどの準備にお金がかかります。

そういった開業の準備のために資金が必要です。資金の準備方法にも独立前からコツコツ貯蓄をしておくか、金融機関から借入をするかなどいろいろあります。独立に必要な資金を事前にしっかり計算し、準備をすすめましょう。

3:道具・車両

塗装業で独立に必要なもの3つ目は「道具・車両」です。 塗装業の会社で従業員として働いていれば、仕事に必要な道具は会社が用意してくれます。そのため、自分で道具を用意する機会はあまりありません。

しかし独立すると道具も車両も塗料も全て自分で用意しなくてはいけません。また現場で使用する道具の他にもパソコンや事務機器など事務作業に使用する道具も必要になります。独立を検討する際はそういった道具の手配も念頭にいれなければいけません。

4:資格

塗装業で独立に必要なもの4つ目は「資格」です。独立して塗装業を営む上で資格が必須というわけではありません。しかし塗装業を営む上で塗装作業に関連する資格を取得しておけば、有利になる機会はあります。そして資格を取得して不利になるということはありません。

それでは塗装業で独立するにあたって、どのような資格を取得すればよいのかを紹介します。これから紹介する内容を参考に、独立を考えている方は資格取得を検討してみてください。

資格1:塗装技能士

1つ目に取得をおすすめする資格は「塗装技能士」です。塗装技能士は職業能力開発促進法によって定められた国家資格の1つで、1級から3級までのランクがあります。3級は誰でも受験可能ですが2級以上の受験には実務経験が必要です。

塗装技能士の試験では学科試験と実技試験が行われ、塗装に関する知識と塗装技術の両方が問われます。塗装も塗る対象によって必要となる知識や技術が異なるため、試験も5種類に分かれています。

塗装業で独立する上で資格は必要ありません。しかし塗装技能士は技術と知識、経験の証明にもなるため、取得しておけば一定の技術を持っていると認められることもあります。そのため、独立にあたって習得することをおすすめします。

資格2:有機溶剤作業主任者

2つ目に取得をおすすめする資格は「有機溶剤作業主任者」です。塗装で使用する塗料の中には人体に有害な物質が含まれている有機溶剤もあります。有機溶剤は使い方を誤ると中毒症状にも繋がる恐れがあり、大量に使用する場合、有機溶剤作業主任者を配置しなければいけません。
有機溶剤作業主任者の資格は18歳以上であれば誰でも受験資格があります。また試験も真面目に講習を受ければ合格できる程度に設定されているため難易度は高くありません。
有機溶剤作業主任者資格は独立に必要な資格ではありませんが、安全に塗装を行う上では取得しておいた方が良い資格です。作業の安全性はどの現場でも最優先なため、独立にあたって習得することをおすすめします。

資格3:危険物取扱者

3つ目に取得をおすすめする資格は「危険物取扱者」です。危険物取扱者は塗装技能士と同じく国家資格の1つで危険物とみなされる物質を扱う場合は取得する必要があります。危険物取扱者の資格には甲乙丙があり、甲には受験資格が必要です。

一見すると塗装業を営む上で危険物取扱者の資格は無縁に見えます。しかし塗料の中にはエタノールやガソリンなど引火性液体を含むものもあるため、その管理には危険物取扱者の資格が必要です。

危険物取扱者の資格の中でも受験資格も必要で難易度も高い甲種資格は必要ありません。しかし塗料に含まれる引火性液体を管理するために、乙種第4類は取得しておくことが無難です。塗装業で独立を検討している方は取得を視野に入れましょう。

5:人材採用・育成

塗装業で独立に必要なもの5つ目は「人材採用・育成」です。塗装業で独立し、最初は1人で仕事を受注し収入を確保していくという方は少なくありません。しかし仕事を増やしていけば、いずれ1人では手が足りなくなり、従業員を雇用することも考えられます。

建設や建築業界は慢性的に人手不足が叫ばれており、忙しくなってから作業員を確保するというのも困難です。そのため収入が上がることを見越して、早期から人材を採用し育成しておくことで、より多くの収入に繋がります。

6:集客体制

塗装業で独立に必要なもの6つ目は「集客体制」です。塗装業の会社で従業員として働いているうちは集客についてあまり考える必要はありません。しかし独立したら集客についても全て自分で行う必要があります。

チラシやウェブサイトの開設はすぐにできるものではありません。そのため独立前にしっかりと準備をする必要があります。独立してすぐに仕事が出来るように効果的な集客方法を検討し、集客体制を構築しておきましょう。

※弊社では、建築建設業界特化の
無料ホームページ制作代行を新たにスタートさせました!

建築建設業特化のホームページ制作・サイト制作サービス‗ツクノビウェブ

詳しくは👆👆👆のバナーをクリック!!

塗装業で独立を成功させるコツ

塗装業で独立するためにはさまざまなものが必要と紹介しました。最後に塗装業で独立して成功するためのコツを紹介します。独立を検討している方は、紹介するコツを参考に独立後にどのように仕事をしていくかを考えてみてください。

コツ1:施工事例を増やす

塗装業で独立後に成功するコツの1つ目は「施工事例を増やす」ことです。塗装業で独立して仕事を受注するためには、施工事例を増やし、それをウェブサイトやチラシでアピールしましょう。施工事例のアピールによって効果的な集客が期待できます。

施工事例はパターンの違うものをいくつも掲載しましょう。複数のパターンの施工事例はさまざまな塗装に対応できるというアピールになります。また施工事例を掲載する際は施工にかかった日数や価格、使用した塗料を記載することで仕事を依頼する際のイメージもしやすくなります。

独立後は施工事例が少なく大きな効果は期待できませんが、1つずつ増やして徐々に集客効果を大きくしていきましょう。

コツ2:元請け仕事を増やす

塗装業で独立後に成功するコツの2つ目は「元請け仕事を増やす」ことです。塗装業で独立すると最初は下請け仕事からスタートするという方も少なくありません。下請け仕事は安定的に仕事を確保できるというメリットがありますが、大きな利益を上げることが難しい面があります。

そのため、できるだけ早く元請として仕事を受注しましょう。元請として仕事を受注すれば大きな利益も期待できるうえ、自分の方針や強みを打ち出して仕事を進めることができます。自分の強みを活かして仕事が出来れば、他社との差別化も可能です。

元請としての仕事を中心にすると安定性は低下しますが、仕事量の調整がしやすくなるため業務の拡大もしやすくなります。

コツ3:営業戦略の提案を受ける

営業代行サービスに相談して営業戦略の提案を受けるという方法もあります。営業代行には獲得のプロがいますので、外部に頼ってみるのもおすすめです。例えば弊社サービスである建築建設特化の営業代行ツクノビは、月に3000社もの企業に御社の営業としてアタックし、かつ成果が出なかったら返金保証もしています。一人親方向けのミニマムプランももちろんご用意しております。
まずは話だけでも聞いてみたい!という方には無料でどのように営業していくべきか営業戦略のご提案も致しておりますので、お気軽にご相談ください。オンラインにて30分程度でお打ち合わせ可能ですので、明日30分だけ空いている!という方でも気軽にご相談いただけます。
1分で入力が終わるお問い合わせフォームはこちらから

【まとめ】塗装業で独立すると時間や収入を自分で自由に決められる!必要な手順やコツも要チェック!

塗装業は建設関係の業種の中でも比較的独立しやすい仕事です。ただし、成功するためには入念な準備や綿密な計画が必要不可欠でもあります。塗装業で独立を検討している方は自分に必要なものを見極めて、独立して成功できるように準備を行いましょう。

※弊社では、建築建設業界特化の
無料ホームページ制作代行を新たにスタートさせました!

建築建設業特化のホームページ制作・サイト制作サービス‗ツクノビウェブ

詳しくは👆👆👆のバナーをクリック!!