外壁塗装会社を営む方のなかには
「どのような集客を行えばいいのか分からない」
「営業を行ってもなかなか成果が上がらない」
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
外壁塗装の会社は多く、うまく集客を行わないと他の競合に顧客をとられてしまうこともあります。集客において高い効果を出すには、他社との差別化が重要です。
今回の記事では、外壁塗装の集客方法やポイントについて解説します。集客で悩んでいる方や外壁塗装業の方はぜひ参考にしてみてください。
外壁塗装業における集客の重要性
外壁塗装会社では、受注案件が少ないために自社の職人が手持ち無沙汰になってしまうケースがあります。
効果的な集客を行い受注案件を増やすには、どんな客層がいるのかを理解したうえでその客層のニーズに合った施策を行うことが重要です。
外壁塗装は主に3つの客層に分かれます。
ユーザー層1:見込み客
見込み客とは、自社のサービスは認知しているが、サービスは利用したことのない客層を指します。
見込み顧客は、積極的にアプローチすることで将来的に顧客になる可能性があります。例えば、自社の詳しいサービス紹介や、お得な情報発信などをおこなうと、問い合わせに繋げられます。
また、見込み顧客は価格が理由でサービスを利用していないケースもあるため、キャンペーンや無料体験などを提案することでサービスに触れてもらうことも重要です。
ユーザー層2:無関心層
無関心層とは、自社の存在やサービス自体を知らない客層を指します。
無関心層には、まず自社やサービスを知ってもらう必要性があるため、目に止まるような集客方法をおこなうようにしましょう。
例えば、Google広告やSNS広告、また地域を絞った新聞折込など認知拡大に繋がる方法がおすすめです
ユーザー層3:顧客層
顧客層とは、既に自社のサービスを利用したことのある客層を指します。
顧客層に対しては、金銭的ハードルを下げる施策や認知拡大の施策をおこなう必要はありません。
例えば、以前自社サービスを利用いただいたお客様に対してのメルマガ発信など、前回よりもお得なサービスがあることを伝えましょう。
ただし、注意点として顧客層へのアプローチを何度もしてしまうと、しつこいと判断され離れてしまうケースがあります。
そのため、適度な接触をおこないながら顧客のニーズを汲み取ったうえで、アプローチを実施するようにしましょう。
外壁塗装業者の集客方法5選
外壁塗装では、様々な集客方法があります。
自社のターゲット層や強みを活かした方法を実践することで、効率的な集客が可能になります。
今回は以下の5つの集客方法を紹介します。
1:ホームページ
外壁塗装の集客方法の代表的なものとして、自社ホームページが挙げられます。現在ではインターネットの浸透に伴い多くの企業がホームページを持っています。ホームページは集客方法として活用できると同時に、顧客が企業の信用度を判断するものにもなります。
自社ホームページを立ち上げることで、サービスの案内や過去実績などを来店せずとも確認してもらうことができるので集客の効果もあがります。
また、ホームページは紙媒体よりも遥かに多くの客層に見てもらえる可能性があるため、無関心層への認知拡大にも繋がります。
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2:リスティング広告
外壁塗装の集客方法では、リスティング広告も有効的な手段です。
リスティング広告とは、Googleなどの検索エンジンで検索した際に、検索結果の一番上に表示される広告です。
リスティング広告は、パソコンや携帯で塗装について調べているユーザーの目に止まるような掲載をして、自社のWEBサイトへ誘導することが可能です。
そのため、自社のWEBサイトへの流入数の大幅な改善が期待できます。
リスティング広告は、関連ワードを検索した多数のユーザーに対しアプローチができるため、短期的に高い効果を得られるでしょう。
3:チラシ
チラシやポスティングも外壁塗装業ではよく活用されている集客方法です。
チラシなど折り込み物は、店舗近隣に対しての有効的なアプローチ方法であり、昔からおこなわれていた方法の一つです。
また、インターネットに不慣れな高齢者に向けても有効的な手段と言えます。
外壁塗装はチラシやポスティングでのアプローチが有効的なため、実践することをおすすめします。
4:イベント・ショールーム
イベント出店や塗装専門のショールームを構えることで、認知拡大やサービス利用に繋がることもあります。
イベント出店やショールーム展開の利点は、実際に塗料のカラーやサンプルなどを目で確認できることです。そのため、見込み顧客は完成のイメージをしやすく、サービス利用へのハードルも下がります。また、インターネットではなく実際に足を運べることで信頼度向上にも繋がります。
5:Googleマイビジネス
Googleマイビジネスとは、Googleが提供している無料ツールの一種です。このGoogleマイビジネスを有効的に活用することで、集客が可能になります。
GoogleマイビジネスはGoogleマップ上で企業情報を表示することができるため、近隣住民に見つけてもらいやすくなります。
また、口コミや評価などもGoogleマイビジネス内で表示されるため、良い口コミを集めることで見込み顧客層からの問い合わせ増加にも期待できます。
さらに、顧客からの感想などはフィードバックにもなるため、企業の改善ポイントを確認することも可能になります。
Googleマイビジネスは集客方法のツールだけではなく、企業全体の信頼度や評価に繋がるツールです。
外壁塗装業の集客におけるポイント3選
外壁塗装には狙う客層によって様々な集客方法があります。
自社のターゲットにあった客層を集客することにより、企業にとって多くのメリットがありますが方法を間違えてしまうと思わぬ損失を生むことになります。
では、実際に集客をおこなう際にどのようなことに気をつけるべきでしょうか。
ポイント1:ターゲットを具体的に分析する
外壁塗装で集客をおこなう際は、「誰に」「どんなことを」「どのように」を明確にしたうえで実践するようにしましょう。
外壁塗装の顧客は幅広いため、ペルソナを分析したうえでターゲットを絞る必要があります。例えば、築35年の独身男性と中古物件を購入してリフォームを検討している若い夫婦では、アプローチ方法や提案できるサービス内容が異なります。
企業は集客の際に、できるだけ多くの客層を取ろうとしますが、その場合ほとんど良い結果は得られません。
自社の特徴を理解したうえで、「誰に」「どんなことを」「どのように」を意識するようにしましょう。
ポイント2:オンラインだけに頼らない
外壁塗装で集客をおこなう際は、オンラインのみに絞らず幅広い方法で実践するのがポイントです。集客をオンラインのみでおこなうと、インターネットから遠ざかっている高齢者層や検索をしない無関心層にアプローチができません。
新聞折込でイベント告知し、イベント参加後にインターネットでも企業の情報を知ってもらうなどオフライン方法と組み合わせることで、より効果を高められます。
ポイント3:更新頻度を意識する
外壁塗装の集客をするうえでのポイントとして、自社のWEBサイトやSNSの更新頻度を意識することも重要です。
外壁塗装は現場に出向くことが多く、WEBサイトやSNSの更新が止まってしまいやすい傾向にあります。
せっかく作成したサイトも更新しなければ、古い情報のままで上手く活用できません。
口コミの改善やキャンペーンなどを毎週おこなうことで、信頼性のあるサイトになり集客に繋がっていきます。
初めは、失敗も多いですがPDCAのサイクルを素早く回し、継続的なコンテンツになるように意識しましょう。
外壁塗装業の集客がうまくいかない原因5選
実際に多くの外壁塗装企業が集客に関して施策をおこなっていますが、成功だけではありません。
では、施策をおこなっているにも関わらず失敗してしまうのはなぜなのでしょうか。
近年の塗装業界と顧客の特徴を照らし合わせることで、その要因が理解できます。
原因1:そもそも認知されていない
外壁塗装企業の集客が上手くいかない要因として、自社の認知度が低いことが挙げられます。
現在は、インターネットの普及により多くの情報をユーザーが見れる時代になりました。そのため、地域密着のポスティングや新聞折込などでは限界があります。
様々な集客方法を検討する中でまずは、自社の認知拡大を目標におこない認知度が広がってきた段階で、サービスのアプローチをおこなうようにしましょう。
近年ではSNSに力を入れている企業が多くあり、WEB上で認知度を拡大することで様々な施策の効果に期待できます。
原因2:イメージが悪い
外壁塗装では業界全体を通じて、顧客から悪い印象を持たれてしまう傾向があります。
その理由として、塗装業界では古くからおこなっていた飛び込みの訪問営業です。訪問営業では顧客は防犯の観点から、長くは話さずすぐにあしらわれてしまいます。
また、営業の話を鵜呑みにして雑な工事がおこなわれたなど、悪徳業者がいることもイメージを悪くしている原因です。
このように、昔のイメージから業界全体への信頼度が低いため、対面での説明や定期的な接触を意識して、自社の信頼度を上げることが求められます。
原因3:取引先との関係構築ができていない
外壁塗装では取引先との関係値構築ができていないことも、原因の一つとして挙げられます。外壁塗装業界のリピート率は他業界に比べると少ない傾向にあります。
理由として一回目の取引以降、特に何の連絡も情報発信もせずに放置してしまっている企業が多いからです。
そのため、関係は途切れてしまいやすく、取引先との関係性を構築できていません。結果的に、自社で集客をおこなっても顧客層の舞い戻りが少なく、失敗に陥ってしまうケースが後を絶ちません。
原因4:ターゲットが曖昧
外壁塗装ではアプローチできる客層は広いため、ターゲット層を明確にしないまま集客をおこなっている企業が多いです。
ターゲットが曖昧な場合、優れた方法でも得られる効果は少ないです。外壁塗装を依頼する場合の多くは、紹介や近隣にあるからなどの理由です。
そのため、近隣の建築物の築年層や年齢層、年間紹介者数の数などを分析することで、ターゲットを定めた集客方法が可能になるでしょう。
集客を実践する際は、不特定多数に向けた方法より理想の顧客像に焦点を当てた方法を実践するようにしましょう。
原因5:料金やサービスが複雑
料金やサービス内容の表示が複雑で不透明の場合も集客が上手くいかない要因として挙げられます。
顧客にとって外壁塗装の依頼は大きな買い物になるため慎重になります。
依頼業者を選ぶ際も、いくつかの企業を比較したうえで選ぶため、料金やサービス内容は顧客の大きな判断材料です。
その判断材料が分かりにくかったり、不透明な記載の場合は信用性が低いため検討企業から除外されてしまいます。
集客に影響する料金表やサービス内容の表示は分かりやすく、イメージしやすい言葉を使用して掲載するようにしましょう。
外壁塗装の集客はオンラインだけに頼らない!うまくいかない要因やポイントも要チェック
外壁塗装では様々な集客方法があり、ターゲットや狙いたい客層によって実践するべき方法は異なります。
集客はオンラインのみに頼るのではなく、オフラインも交えながら複合的におこなうことでより高い効果を得られるでしょう。
本記事を参考に、自社の特徴に合った集客方法を活用してみてください。
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