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近年、経理や総務といったバックオフィス業務を代行してくれるサービスが多くあります。
バックオフィス代行サービスを活用することには多くのメリットがあり、自社が抱える問題を解決できるかもしれません。ただし、バックオフィス代行サービスの使い方や選び方には注意すべきこともあります。
本記事では、おすすめのバックオフィス代行サービス、代行サービスのメリット・デメリット、選び方などを解説します。
バックオフィス代行サービスの基本
営業や販売といったフロントオフィス業務に対し、顧客と直接的なやり取りをしない経理、人事、総務、法務などをバックオフィス業務と呼びます。近年、バックオフィス業務を代行してくれるサービスが多くあります。
自社に適した代行業者を選ぶことで、人手不足の解消だけでなく業務の品質向上や効率化を実現できるでしょう。
建設業界に強いバックオフィス代行サービスおすすめ5選
建設業界に強いバックオフィス代行サービスは、様々な企業が展開しています。それぞれの特徴を把握することで自社に合うサービスを選べるでしょう。ここでは、建設業界に強いバックオフィス代行サービス5選を紹介します。
ツクノビ事務

引用元:https://tsukunobi.com/jimu
特徴
「ツクノビ事務」は、建設業界向けバックオフィス代行サービスです。建設業に精通したスタッフが安全書類や公共工事書類の作成、写真データ整理などを代行してくれます。
また、専門的な知識を持つスタッフが対応するため、業務を効率的に行う方法の提案や業務マニュアルの作成も可能な点が特徴です。
一人親方からゼネコンまで、300社以上の企業の利用実績があります。導入企業では作業時間を大幅に削減し、業務効率化や残業時間の短縮によるコスト削減に貢献した点が評価されています。
1か月程度の短期間での利用も可能です。業務量にムラがある企業でも無駄なく利用できるでしょう。
ツクノビ事務は、建設業の事務業務をプロが代行する建設業特化のアウトソーシングサービスです。
事務作業や書類作成を採用倍率200倍を通過した専門スタッフが代行いたします。現場での事務業務にかかる時間を90%削減し、受注できる案件の増加や退職率の低下につながった事例もあります。詳細はぜひこちらからご確認ください。
noncore

引用元:https://noncore.jp/
特徴
「noncore」は、業界では珍しい「チャージ型」のバックオフィス代行サービスです。必要なときに依頼したい分だけ利用できます。急な業務量の変動があってもお得に利用可能です。
書類整理や経理事務などだけでなく、CADによる図面作成・修正も代行してくれます。
全国に400社以上の導入実績があるので安心して利用できるでしょう。
FOC

引用元:https://www.noc-net.co.jp/backoffice_operation/
特徴
「FOC」は30年で1,000社の実績を誇るバックオフィス代行サービスです。
主に以下の代行サービスを提供しています。
- 請求書発行・請求書郵送代行(電子化)サービス
- 入金管理・入金消込代行サービス
- 集金代行・収納代行サービス
- 支払業務代行サービス
- ハガキ・DM発送代行サービス
- データ入力サービス
また、異なる部署で実施されている共通業務を一元化する「シェアードサービス」も提供しています。部署間の連携が課題と感じている場合は、シェアードサービスの利用を検討しましょう。
ANDPAD BPO

引用元:https://andpad.jp/products/bpo
特徴
「ANDPAD BPO」は、クラウド型建設プロジェクト管理サービスでシェアNo.1を獲得しているANDPADが提供しているバックオフィス代行サービスです。
建設業向けの事務作業に特化していることが特徴です。主に以下の業務を代行してもらえます。
- 工事写真管理
- ANDPAD図面管理
- 施工計画書作成
- 新規入場者向け教育動画の作成
- 議事録作成
- 竣工検査支援
masse

引用元:https://xn--1ckp4f.com/
特徴
「masse」は、建設業の一人親方や職人など向けに特化したバックオフィス代行サービスです。
請求書、安全書類、作業員名簿などの作成や整理を、スマホのメッセージアプリLINEで簡単に依頼できます。
求人サポートや独立応援サポートのサービスも提供していることがmesseの特徴です。独立したい職人や独立したての一人親方などにおすすめします。
建設業界のバックオフィス代行サービスに依頼できる主な業務
建設業界のバックオフィス代行サービスでは、具体的にどのような業務を依頼できるのでしょうか。依頼できる業務内容を把握することで、利用する際のイメージを掴みやすくなります。ここでは、建設業界のバックオフィス代行サービスに依頼できる主な業務を解説します。
事務・秘書業務
バックオフィス代行サービスに依頼できる主な業務の1つが、事務・秘書業務です。
メールや電話での問い合わせ対応、書類作成、データ入力などの事務業務、スケジュール管理、来客対応、会議の準備などの秘書業務を代行してもらえます。
どうしても手間のかかる事務・秘書業務を代行してもらうことで、コア業務に集中して取り組めるでしょう。
経理業務
経理業務もバックオフィス代行サービスに依頼できる主な業務の1つです。
具体的には、売上管理、伝票処理、請求書管理、経費の精算、従業員の給与や保険の管理、税金の計算、決算書の作成などを代行してくれます。
簿記に精通したスタッフに代行してもらうことで、人手不足の解消だけでなく、経理業務の品質向上も期待できます。
人事・労務補佐業務
バックオフィス代行サービスで人事・労務補佐業務の依頼も可能です。
従業員の入退社の手続き、社会保険の手続き、福利厚生の管理などを代行してもらえます。人材採用に詳しいスタッフが在籍しているバックオフィス代行サービスに依頼すれば、人材採用業務のサポートもしてもらえます。
人事・労務に関する知識が豊富なスタッフに代行してもらえることで、トラブルを未然に防げるでしょう。
建設業界がバックオフィス代行サービスを活用するメリット
建設業界がバックオフィス代行サービスを活用する際、具体的にどのようなメリットを得られるのでしょうか。ここでは、建設業界がバックオフィス代行サービスを利用するメリットを解説します。
コア業務に専念できる
建設業界がバックオフィス代行サービスを活用するメリットの1つに、コア業務に専念できることが挙げられます。
事務作業にはどうしても時間がかかります。設計、施工、現場監督といったコア業務に取り組みながら手間のかかる事務作業を適切にこなすことは困難です。
バックオフィス代行サービスを活用することで、コア業務に集中して取り組めるでしょう。
コストを削減できる
コストを削減できることもバックオフィス代行サービスを活用するメリットの1つです。
即戦力の事務員を正社員として雇うために多くのコストがかかるかもしれません。また、仕事の忙しさにムラがある企業では、事務員を雇い続けることは難しいでしょう。
バックオフィス代行サービスであれば、必要な時期に必要な期間だけ利用できます。最低限のコストで事務業務を任せられるでしょう。
専門性の高いスキルやノウハウを活用できる
専門性の高いスキルやノウハウを活用できることもバックオフィス代行サービスを活用するメリットです。
新しく事務員を雇った場合、どうしても教育や研修の手間がかかるでしょう。
バックオフィス代行サービスであれば、事務作業に精通したスタッフに仕事を代行してもらえます。建設業特有の書類作成に詳しいスタッフが在籍している代行業者もあります。
建設業界がバックオフィス代行サービスを活用するデメリット
バックオフィス代行サービスを活用するデメリットに、自社にノウハウやスキルが蓄積されにくいことが挙げられます。
特にバックオフィス代行サービスのスタッフに業務を任せっきりにしてしまうと、代行業者に依存する状況に陥るかもしれません。いざというときに自社の従業員でも対応できるよう、代行業者の業務内容を把握しておきましょう。
また、代行業者を利用することによる情報漏洩のリスクもあります。契約前に代行業者のセキュリティに関する取り組みを十分確認してください。
建設業界に強いバックオフィス代行サービスの選び方
建設業界に強いバックオフィス代行サービスを選ぶ際は、どのような点に注目すればよいのでしょうか。ここでは、建設業界に強いバックオフィス代行サービスの選び方を解説します。
建設業界での実績はあるか
建設業界に強いバックオフィス代行サービスを選ぶ際に、建設業界での実績はあるか確認しましょう。
近年、バックオフィス代行サービスは多くありますが、建設業界に精通しているとは限りません。建設業界に精通したスタッフに代行してもらえれば、建設業界特有の書類もスムーズに作成してもらえるでしょう。
気になる業者を見つけたら、建設業界での実績を問い合わせましょう。
料金プランは最適か
料金プランは最適か確認することもバックオフィス代行サービスを選ぶ際に大切です。
代行サービスの料金プランには、月額制、従量課金制、パッケージ制などの様々な種類があります。自社に必要なサービスを提供してもらうためにオプション費用がかかるケースもあります。
契約前に料金プラン、オプション料金、初期費用、解約金といった実際にかかる費用を十分に確認しましょう。
依頼したい業務に対応しているか
依頼したい業務に対応しているかをバックオフィス代行サービスを選ぶ際に確認しましょう。
代行業者の料金や実績などが魅力的でも、自社が必要としている業務を代行してもらえるとは限りません。特に建設業特有の書類作成や図面作成といった作業を代行してくれる業者は多くありません。
代行を依頼する前に対応可能な業務の詳細を問い合わせましょう。
品質に問題はないか
バックオフィス代行サービスを選ぶ際に、品質に問題はないか確認しましょう。
代行スタッフによってはスキルや経験が不足しているかもしれません。十分に事務作業を代行してもらうために、業務の品質を確認することが大切です。
代行サービスを利用する前に、スタッフの経験年数、採用基準、教育・研修制度などを問い合わせることをおすすめします。
セキュリティ体制は整っているか
利用を検討しているバックオフィス代行サービスのセキュリティ体制が整っているかを確認することも重要です。
事務業務を代行してもらう以上、どうしても自社の従業員や顧客の個人情報、会社の経営状況などを隠すことは難しいでしょう。セキュリティ体制が整っていない業者にバックオフィス代行を依頼すると、大切な情報が漏洩するかもしれません。
契約する前に、業者のセキュリティポリシーを確認しましょう。情報セキュリティマネジメントに関する国際規格「ISO/IEC 27001」を取得している業者であれば安心です。
建設業界がバックオフィス代行サービスを活用する際の注意点
バックオフィス代行サービスに依頼して実際に業務が始まったら、こまめに業務の進捗や品質を確認しましょう。代行スタッフに業務を丸投げしてしまうと、後から重大な抜け漏れが見つかるかもしれません。
特に業務の始めたての時期は、密にコミュニケーションを取ることが大切です。
また、スタッフだけでなく代行業者ともコミュニケーションを取りましょう。気づいたことを十分に伝えることで、業務の効率や品質が向上します。
建設業の書類作成はアウトソーシングもおすすめ
建設業で作成な書類の作成は、アウトソーシングサービスの利用もおすすめです。
従業員のリソースがひっ迫している場合や、書類作成に対応できる人材が不足している場合などは、アウトソーシングサービスを活用すると、少ない工数で書類を作成できます。専門的な知識を持っているスタッフが対応するため、作成の難易度が高い書類も正確に作成できます。
弊社では、建設工事に必要な業務書類の作成に対応している建設業特化の事務代行サービス「ツクノビ事務」を提供しています。建設業に必要な書類の作成はもちろん、図面の作成、写真データ整理など、幅広い業務を代行できます。ツクノビ事務では、倍率200倍の選りすぐりの専任スタッフが対応いたします。
建設業に必要な事務を効率化したい方は、ぜひこちらからお問い合わせください。
【まとめ】建設業界に強いバックオフィス代行サービスを活用して業務を効率化しよう!
おすすめのバックオフィス代行サービス、代行サービスのメリット・デメリット、選び方などを解説しました。
バックオフィス代行サービスを活用することで、コア業務に専念したり、専門性の高いスキルやノウハウを得たりできます。代行業者を選ぶ際には、建設業界での実績はあるか、セキュリティ体制は整っているかなどを確認することが大切です。
ぜひ本記事を参考に、バックオフィス代行サービスを活用して業務を効率化しましょう。
建設事務の人手不足の現状や現場事務の仕事内容についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
建設事務の人手不足の現状や原因・改善する方法をわかりやすく解説
現場事務とは?仕事内容やメリット・向いている人などを解説


