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塗装会社を営む方のなかには
- 下請けとして案件を受注したいけど、元請けの探し方が分からない
- 元請けを探しているけどなかなか良い会社が見つからない
- 仕事を増やして売上をアップさせたい
という悩みを抱えている方も多くいるでしょう。そこで今回は塗装会社における元請け会社の探し方を紹介します。
元請けと下請けの会社では昔からトラブルが多く発生しています。そのため、注意すべき元請け会社の特徴も紹介しておりますので是非参考にしてみてください。
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塗装業の元請けとなる会社とは
塗装業の元請けとなる会社には様々な種類があります。具体的には以下の4つです。
- 建設会社
- ハウスメーカー
- 工務店・リフォーム会社
- 塗装会社
これらの会社はすでに下請け会社をもっている場合もありますが、自社の強みや実績をうまくアピールできれば、新たに下請けとして使ってくれることもあります。
それぞれの会社の具体的な特徴は以下の通りです。
建設会社
建設会社は1年単位で見ると、定期的な発注が入るでしょう。ただし建設会社から仕事を受注する場合、自社の実績や資格の有無などを確認されるため、新規の元請け先から依頼を得るには注意が必要です。
ハウスメーカー
ハウスメーカーに営業をかけることで、新築などの家を建てる際に案件を流してくれることもあります。
大手ハウスメーカーの場合はすでに決まっている下請け会社に仕事を依頼している場合も多いですが、アピールの仕方によっては仕事を受けられる可能性も高まります。
一度関係値をつくることができれば安定して仕事を依頼してもらえる可能性もあるので、仕事の依頼を受けたら質の高い施工で技術面をアピールしましょう。
工務店・リフォーム会社
工務店・リフォーム会社の場合、定期的な仕事の発注が見込まれるでしょう。最大で年間10〜20棟前後の発注が期待できます。塗装を苦手とするリフォーム会社も少なくなく、発注の単価はやや高めの傾向にあります。
塗装会社
塗装職人直営の塗装会社の場合、信頼関係を築くと安定的に発注してもらえるでしょう。ただ仕事の仕方や進め方などについては統一性を求められることがあります。
また営業系の塗装会社の場合、コスパを重視する傾向があり、発注単価はやや低めになりそうです。
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塗装業の元請けの探し方7選
塗装業の元請けを探す方法を紹介します。具体的には以下の6つです。
- 知り合いから紹介してもらう
- 営業代行サービスを使う
- ホームページを運用する
- マッチングサイトを利用する
- 掲示板を利用する
- テレアポやDM送付をする
- 求人媒体で探す
塗装業の元請けを探す方法は様々ですが、どれか1つに絞るよりも複数の方法を試してみると良いでしょう。無料で始められるものも多いので、自社に合った方法を探してみてください。
知り合いから紹介してもらう
建設業の知り合いから紹介してもらう方法です。
人脈を活用して、元請け会社を探してみてください。知人を通しての紹介は事前に元請け先を知れるため、他の方法と比べて安心感があるでしょう。
ただし単発の案件ではなく、長期的な関係を築きたいと考えている場合、元請け先との相性も重要です。元請け会社から自社の単価や仕事のスキル、工事の完成度を評価されます。まずは元請け先と関係を築くきっかけとして、知り合いの紹介はおすすめです。
営業代行サービスを利用する
「そもそも営業にかける時間や人が足りない」という場合には、外部に頼るのも一つの手です。例えば、営業代行サービスは、建設業界のニーズや動向を把握しているプロが代わりに営業活動を行います。そのため、効果的に集客でき、自分は現場作業に集中できるようになります。
営業代行の場合、営業人材を正社員として採用・雇用するよりもコストを抑えられるだけでなく、効率良く自社の希望にあった案件が受注できるため、費用対効果も高い方法となります。
営業代行サービスを利用するときは、自社が抱える課題や悩みを十分に伝えて、自社に適した営業方法を提案してもらいましょう。
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まずは話だけでも聞いてみたい!という方には無料で営業戦略のご提案も致しておりますので、こちらからお気軽にご相談ください。
ホームページを運用する
自社のホームページがないとそれだけで信用度がおちる場合もあります。
まだホームページをもっていない場合は名刺代わりにもなるので、制作会社に依頼してホームページを作ってもらいましょう。ホームページのなかで「元請け会社募集」などのページをつくり、協力会社を募集していることを発信するのもおすすめです。またそれだけでなく。
こまめに施工事例などをアップすることで自社の実績をアピールしましょう。ホームページの制作費用として何十万円~200万円ほどとる業者もありますが、最近は比較的安価に制作を依頼できる業者もあります。まずはそうした会社に制作を依頼してみましょう。
弊社では、建築建設業界に特化した初期費用0円、月額9,800円でホームページが持てる「ツクノビウェブ」サービスをご提供しております。ホームページの制作を検討している方はぜひこちらからご相談ください。
マッチングサイトを利用する
ここでは建設業に特化したマッチングサイトを5つ紹介します。マッチングサイトによって特徴が異なるので、各サイトのポイントをまとめました。どれも簡単に始められるため、初めて利用する人にもおすすめです。ぜひマッチングサイト選びの参考にしてみてください。
ツクリンク
ツクリンクは日本最大級の建設業ネットワークです。現在は約79,000社が参加しており、様々な元請け事業者、協力会社、職人を募集しています。
使い方は簡単で、まず条件に合う会社を探し、気になる企業にメッセージを送ります。次に打ち合わせの日程を調整し、契約の条件に合意すると取引成立です。無料で会員登録ができ、基本的に無料で投稿・閲覧・メッセージ機能が使えます。
公式サイト:https://tsukulink.net/
請負市場
請負市場は「発注したい業者」と「受注したい業者」をマッチングするサイトです。現在の企業登録数は約30,000社、掲載案件数は約12,000件以上あります。請負市場は数多くの業者が登録しているため、幅広い工事を募集しています。
また新しいエリアで仕事を受注したい人でも、1から人脈作りをせずにスマホだけで始められます。元請け会社を探している人は様々な求人の中から、より単価の良い仕事を選べるでしょう。
公式サイト:https://www.ukeoi-ichiba.com/
クラフトバンク
クラフトバンクは約2万種の工事会社が登録しているマッチングサイトです。7,000件以上の工事実績があり、業界内でも高い評価を得ています。
工事案件はエリアや工事の種類、物件のジャンル、工期、予算などから検索できます。マッチング率は86%と高く、条件に合った案件を探せるでしょう。
公式サイト:https://craft-bank.com/
助太刀
助太刀は建設事業者と職人をマッチングさせるアプリです。アプリユーザーは19万以上にのぼり、全76種の職人・事業者に登録されています。
アプリを通して企業宛にメッセージを送れるため、既存のエリア・人脈に縛られず、新たな企業と繋がりが持てるでしょう。また助太刀の料金プランは3つあります。詳細は助太刀のホームページをご確認ください。
公式サイト:https://suke-dachi.jp/
careconn
careconnは建設業界に特化したマッチングサイトです。
業者・職人を通じて、工事案件の請負・発注が可能です。無料で工事案件を公開しているため、はじめての人でも気軽に利用できます。またマッチングした会社とメッセージ機能を使うと、スムーズに交渉できるでしょう。
定型分の挿入や添付ファイルの確認など便利な機能も多く、複数の業者に簡単にメッセージが送れます。
公式サイト:https://careecon.jp/
掲示板を利用する
建設業の職人が利用している掲示板もおすすめです。たとえば「職人ネットワーク」や「ジモティー」では塗装工事の求人を掲載しています。
職人ネットワークは急募の新着案件もあるので、直近で気になる求人がないか探してみてください。ジモティーでは写真付きの投稿やエリア検索が可能です。また実際に取引したユーザーと相互評価ができます。
ユーザーの評価は判断材料になり、高い評価があれば信頼度につながるでしょう。掲示板が気になる方はどんな案件を募集しているか確認してみると良いかもしれません。
テレアポやDM送付をする
ビズマップやmusubuと言った企業検索サイトを使えばエリアや売上、業種を絞って様々な企業を検索することが可能です。
まずはそうしたサイトで企業を検索し、気になる会社に電話やメールなどで直接営業をかけてみるのもよいでしょう。営業を行う際は、丁寧な言葉遣いを心がけ、自社の強みをアピールできるよう事前に自社のサービスや会社情報を整理しておきましょう。
求人媒体で探す
元請け会社を求人媒体で探す方法です。たとえば「職人さんドットコム」は全国の職人に仕事で役立つ情報を載せています。
様々な職種に対応している現場求人のマッチング情報は無料で掲載・検索ができます。エリアや職種、給与、工期などの詳細情報が表示されるため、元請け会社を探している人におすすめです。
また「Indeed」でも塗装業の求人を探すことができます。キーワードやエリア検索から、自分に合った求人を探してみてください。Indeedは給与や仕事内容が簡潔に書かれていて、シンプルで見やすい仕様になっています。
元請けを探す際の注意点
元請けを探す際にいくつか注意点があります。トラブルに巻き込まれないよう、良い元請けと悪い元請け会社を見極めなければなりません。
元請け会社を判断する際は「コミュニケーション力」と「価格」を基準にすると良いでしょう。具体的にどのような点に気をつけるべきか次の段落で説明します。
コミュニケーションに問題ないか確認する
まず元請け会社とのコミュニケーションに問題がないか確認しましょう。一般的に工事は下請け会社と元請け会社が十分な連携を取って、業務を進めていきます。工期に合わせて工事を完成させるには、元請け会社が下請け会社に適切な指示を与えなければなりません。
しかし業務メールのやり取りでレスポンスが遅すぎたり、態度が高圧的でコミュニケーションが取りづらかったりすると仕事が滞ってしまいます。
もし情報共有が上手くできなければ、スケジュールの遅れにも繋がります。また今後何らかの問題が生じたとしても、対処に時間がかかる可能性もあるでしょう。新たに元請け会社を探す際は、メッセージのやり取りからコミュニケーションに問題がないか確認しておきましょう。
価格を確認する
元請け会社から案件を依頼されたら価格を確認しましょう。下請け会社は元請け会社と比べて、労働条件や価格等で不利な立場になりやすいです。元請け会社によっては不当な金額で発注されることもあります。
しかし下請け会社は今後の取引を考えて、価格交渉できないケースも少なくないです。特に元請け会社によって経営が左右される場合、不当な条件でも取引を断りにくくなってしまいます。このような悪い元請け会社を避けるためにも特定の元請け会社に依存するのではなく、新たな元請け先があると安心できるでしょう。
元請けになる方法や元請けと下請けの違いについてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
建設業で元請けになるには?元請け・下請けの違いについても解説
塗装業における下請けの単価を決める方法
塗装業における下請けの単価は、
・塗料の価格
・相場
・原価率
によって決まります。
単価が低すぎると品質にも影響がでてしまうので、しっかりと確認しておく必要があります。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
塗装業における下請け単価を決める方法とは?下請けと自社施工の違いも解説!
元請け・下請け間で起こるトラブル例と対処法
元請けと下請けでは下記のようなトラブルが発生することもあります。
- 決められた報酬が支払われない
- 無理な工期で契約を迫られる
- パワハラや嫌がらせをうける
- 下請けに手抜き工事が行われた
こうしたケースへの対処法についてはこちらの記事で解説しておりますので、ご覧ください。
建設業における元請けと下請けで起こるトラブルとは?実例と対処法をご紹介
【まとめ】優良な元請け会社を探して、受注案件を増やそう!
いかがだったでしょうか。今回は塗装会社の元請けの探し方について解説しました。塗装会社の元請け先には建設会社やハウスメーカー、工務店などがあります。まずは元請け先となる会社の特徴を知り、自社の強みをアピールすると良いでしょう。
一から元請け先を探す場合、ホームページの運用やマッチングサイト、掲示板を利用する方法があります。たとえばホームページを名刺代わりにして、自社の紹介や実績を掲載すると他社へのアピールになるでしょう。
また最近では建設業に特化したマッチングサイトも多く、新たな元請け先を探している人におすすめです。求人の掲載〜検索からメッセージのやり取りまでスムーズに行えるため、効率的に条件に合った案件を探すことができます。
一方で下請けと元請けではトラブルが発生することもあります。新たに元請けを探す際は、相手の「コミュニケーション力」や「取引の価格」を判断基準にすると良いでしょう。
もし相手の態度が高圧的でコミュニケーションが取りづらいと感じたら注意が必要です。また価格が相場よりも安すぎる場合、不利な取引になるでしょう。このような悪い元請け会社を避けるには信頼できる元請け会社を探し、受注案件を増やしていくことが大切です。
塗装業での資格についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
塗装業に必要な資格24選!資格の必要性や重要な資格も紹介
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