建設業の勤怠管理システムおすすめ15選!メリットや選び方も解説

建設業の勤怠管理アプリおすすめ!導入のデメリットや選び方も解説

みなさまは、勤怠管理アプリを導入しているでしょうか。建設業への「働き方改革関連法」の適用が2024年4月1日から始まり、従業員の労働時間の客観的な把握が求められます。勤怠管理アプリを導入すれば、労働時間を正確に記録・管理でき、不正や漏れを防げます。本記事では、建設業での勤怠管理アプリの必要性、導入するメリット・デメリット、おすすめのアプリ・システムを解説します。ぜひ本記事を参考にして、勤怠管理アプリの導入を検討してください。

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建設業で勤怠管理システムが必要な理由

2024年4月1日より、建設業に対して「働き方改革関連法」の適用が始まり、時間外労働の上限が規制されます。時間外労働の上限規制に伴い、従業員の労働時間を客観的に把握することも求められます。客観的な把握のために、始業・終業時刻を正確に記録しなければなりません。しかし、建設業は特に、現場移動や直行直帰が多いので、正確な記録は難しいでしょう。自己申告やタイムカード、業務日報による残業時間の記録は、記録忘れや不正が起こりやすく、信憑性を疑われやすい傾向にあります。

勤怠管理を適切に行うため

建設業では勤怠管理システムを導入することで、従業員の出退勤を適切に管理できます。労働安全衛生規則では、従業員の適切な就業時間把握が義務付けられており、これに違反すると是正勧告を受けます。建設業は古い企業風土が残る企業が多く、従業員や作業員の出退勤をアナログで記録しているケースが多々あります。

アナログでの管理はミスが生じやすいほか、出退勤の管理に多くの時間がかります。勤怠管理システムを導入することで、効率的に勤怠管理が可能です。

働き方改革に対応するため

建設業で勤怠管理システムの導入が推奨されている理由の1つに、働き方改革への対応が挙げられます。近年では、厚生労働省を中心に働き方改革が推進され、建設業もそれに伴った対応を迫られています。

建設業は残業時間の上限規制の適用が猶予されていましたが、2024年の4月からこの規制が適用されています。働き方改革にともなった労務に迅速に対応するために、勤怠管理システムの導入が求められています。

不正打刻を防止するため

建設業の出退勤管理でしばしば問題となるのが、タイムカードの不正打刻です。手書きでの管理やタイムレコーダーでの出退勤管理では、同僚や上司による不正打刻の懸念がぬぐえません。

一方で、勤怠管理システムの導入によって正確な就業時間管理が可能です。

おすすめの出面管理アプリについてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

建設業の出面管理アプリおすすめ!機能やコストも紹介! 建設業の出面管理アプリおすすめ11選!機能やコストも紹介!

建設業で勤怠管理システムを導入するメリット

従業員の労働時間を客観的に把握するのに、勤怠管理アプリが有効です。建設業で勤怠管理アプリを導入するメリットを解説します。

複雑な勤務形態に対応できる

建設業で勤怠管理システムを導入するメリットの1つは、複雑な勤務形態への対応です。建設業界は事務所や作業現場、取引先を行き来するため、業務形態が多様です。

アナログで就業時間を管理すると、このような複雑な勤務形態に対応できません。一方で、勤怠管理システムを導入することで、現場に出勤して、事務所で退勤するなどの多様な就業形態に対応できます。

勤務状況をリアルタイムで把握できる

勤怠管理システムを導入することで、勤務状況をリアルタイムで把握できます。勤怠管理システムでは従業員や作業員の出退勤データが自動集計され、インターネット上で確認できます。

システム上で従業員がどこで、どれくらい働いているかを簡単に確認できるため、労務管理の負担を軽減できます。

業務効率化に繋がる

業務効率化も建設業で勤怠管理システムを導入するメリットの1つです。建設業では、納期に合わせて適切なシフト管理・人員配置を行う必要があります。

建設現場では特に大勢の作業員が出入りするため、勤怠管理システムで技能者の稼働状況を管理することで、人員配置の業務を効率化できます。

建設業で勤怠管理システムを導入するデメリット

建設業で勤怠管理アプリを導入するデメリットに、導入から運用までに時間がかかることが挙げられます。システムによっては、自社に合った機能を設定する必要があります。企業によっては、アプリを導入する前に、不明瞭であった勤怠ルールを明文化しなければならないかもしれません。また、コストがかかることも勤怠管理アプリを導入するデメリットです。紙やエクセルとは異なり、勤怠管理アプリは初期費用やランニングコストがかかることが一般的です。

建設業で使う勤怠管理アプリの選び方

建設業で使う勤怠管理アプリを選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。

  • 自社に合った機能が搭載されているか
  • スマホやタブレットに対応しているか
  • 操作が簡単か
  • 残業や有休の申請・承認機能が搭載されているか
  • 建設業特有の機能に対応しているか

それぞれの内容を解説します。

自社に合った機能が搭載されているか

勤怠管理アプリを選ぶ際は、自社に合った機能が搭載されているか確認してください。勤怠管理に特化したものや、勤怠管理だけでなく工数管理もできるものなど、さまざまな種類のアプリがあります。すでに導入している人事管理システムや給与管理システムがある場合は、連携可能か確認しましょう。連携できないと、何度も同じ内容を入力しなければならず、手間が増えるかもしれません。自社が必要とする機能を明確にし、各勤怠管理アプリの公式サイトで機能を比較・確認しましょう。

スマホやタブレットに対応しているか

スマートフォンやタブレットに対応しているか、勤怠管理アプリを選ぶ際に確認しましょう。勤怠管理をする際にはパソコン操作のほうが便利かもしれませんが、従業員が現場移動や直行直帰をした際に、即座に出退勤時刻を記録するためには、スマートフォンやタブレットで操作できなければなりません。各勤怠管理アプリの公式サイトを見て十分に確認してください。iPhoneやiPadに対応しているのか、Androidスマートフォン・タブレットに対応しているのかも忘れずに確認しましょう。

操作が簡単か

勤怠管理アプリを選ぶ際は、操作が簡単かを確認することも重要です。特に高齢の職人は、デジタル機器の扱いに抵抗があることも少なくありません。操作が簡単でないと、手間がかかり、業務効率が悪化するでしょう。作業者が現場で利用する際の操作性と、管理者が記録を集計・管理する際の操作性の両方を確認しましょう。試用期間が設けられている勤怠管理アプリが多くあります。可能であればアプリを試験的に利用して、操作性を確認するのが良いでしょう。

残業や有休の申請・承認機能が搭載されているか

勤怠管理システムを選ぶ際は、出退勤時刻の記録以外にも、有給の申請・承認機能の有無も確認してみましょう。

労務管理では、出退勤管理に加えて、残業時間や有給の申請・承認に多くの労力が割かれます。勤怠管理システムにこれらの機能が搭載されていると、労務の負担を大幅に軽減できます。

建設業特有の機能に対応しているか

勤怠管理システムが建設業特有の機能に対応しているかどうかを確認してみましょう。

建設業は就業形態が多様であり、出勤場所と退勤場所が異なることが多々あります。このような就業形態に対応するために、勤怠管理システムがスマホやタブレットなどのスマートデバイスからのアクセスに対応しているかどうかを確認してみましょう。

建設業で使えるおすすめ勤怠管理システム15選

建設業で使えるおすすめ勤怠管理アプリ・システムを15選を紹介します。それぞれの特徴を解説します。

MINAGINE(ミナジン)勤怠管理システム

MINAGINE(ミナジン)勤怠管理システム

MINAGINE(ミナジン)勤怠管理システムはクラウド型の勤怠管理システムです。また、スマホからも打刻ができる専用アプリもあります。PCログを取得できるため、PCログを活用した勤怠管理もできます。自社就業規則を反映させた初期設定はお任せすることができ、面倒な設定作業をする必要もありません。PC、スマホ以外にもICカードなど様々な打刻方法に対応しているため、どんな企業でも導入しやすいという特徴もあります。

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使えるくらうど勤怠管理for建設業V3

使えるくらうど勤怠管理for建設業V3引用元:使えるくらうど勤怠管理for建設業V3

「使えるくらうど勤怠管理for建設業V3」は、アサクラソフト株式会社が提供する、建設業に特化した勤怠管理システムです。日報を入力するだけで、工事ごとの労務費集計、勤怠集計ができます。集計したデータは自動的にグラフ化され、簡単に把握できます。アプリはありませんが、Webブラウザを使用できる環境であれば、PC、スマートフォン、タブレットでクラウドサービスにアクセスし、操作可能です。日報未提出者には催促のメールを送れるので、漏れのない正確な勤怠管理を実現できるでしょう。

Touch On Time

Touch On Time引用元:Touch On Time

株式会社デジジャパンが提供する「Touch On Time」は、300万人近くのユーザーがいる人気のクラウド勤怠管理システムです。始業・終業時刻記録、勤怠集計、給与計算、シフト管理などをまとめてできます。専用の「タッチオンタイムレコーダー」を導入すれば、指紋認証、ICカード認証、パスワード認証といったさまざまな方法で打刻が可能です。他社の人事管理システムや給与管理システムとの連携も充実しています。初期設定費用は無料で、利用料金は1人につき月額300円なので、小規模な企業でも利用しやすいでしょう。

ShiftMAX

ShiftMAX引用元:ShiftMAX

「ShiftMAX」は、KYODOU株式会社が提供する、クラウド型の勤怠管理システムです。PC、スマートフォン、タブレットのWebブラウザでクラウドにアクセスし、打刻、残業申請・承認、休日出勤申請・承認などをできます。エクセルがネットワークに常時接続され、リアルタイムで打刻を集計できるので、エクセルで勤怠管理をしている企業でも簡単にシステム移行できるでしょう。専用の指静脈認証端末を導入すれば、不正な打刻を防止できます。

ジョブカン勤怠管理

ジョブカン勤怠管理引用元:ジョブカン勤怠管理

「ジョブカン勤怠管理」は、株式会社DONUTSが提供するクラウド勤怠管理システムです。シリーズを累計して約20万社の導入実績があります。出退勤、シフト、休暇申請、工数を管理できます。初期費用は無料で、機能は制限されますが月額利用料も無料のプランがあるので、始めやすいでしょう。「ジョブカン」シリーズには、経費精算、会計、見積・請求書管理などのさまざまなシステムがあるので、必要に応じて導入・連携すれば、さらなる業務効率化を実現できるでしょう。

KING OF TIME

KING OF TIME引用元:KING OF TIME

株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する「KING OF TIME」は、利用者数300万人を超える人気の勤怠管理システムです。PC、スマートフォン、ICカード、指紋や指静脈といった生体認証、顔認証などの手段で打刻できます。GPSの位置情報を活用する打刻アプリがあるため、さまざまな現場や事務所に移動する人でも、出退勤時間だけでなく働く場所も正確に記録できます。初期費用は無料、利用料金は1人あたり月額300円なので、安価に導入可能です。

HRMOS勤怠

 引用:HRMOS勤怠

HRMOS勤怠は豊富な打刻方法を備えた勤怠管理システムです。多様な働き方に合わせ、いつでもどこでもカンタンに打刻できます。多様な働き方に合わせ、いつでもどこでもカンタンに打刻できます。PC、スマホ/LINE、Slack、ICカード、QRコードなど、企業に合わせた柔軟な打刻方法を選択可能です。

TimePro-VG

引用:TimePro-VG

TimePro-VGはアマノの90年の実績とノウハウを結集した勤怠管理システムです。残業時間などの労務リスクは、全てシステムが自動で通知します。労基法や自社の就業規則に疎い従業員でも使いこなせるユーザビリティが特徴です。

また、テレワーク、変形労働、フレックス、パートアルバイトのシフト勤務など勤務形態に合わせた最適な管理方法を提供します。

マネーフォワード クラウド勤怠

引用:マネーフォワード クラウド勤怠

マネーフォワード クラウド勤怠は、申請・承認フローを効率化し、有休管理と残業時間を手間なく自動集計できる勤怠管理システムです。自動アラート機能で未打刻・未承認を検知し、承認者に通知することで、労務の手間を削減します。

また、高いカスタマイズ性を備え、企業独自のルールやワークフローに対応可能です。

楽楽勤怠


引用:楽楽勤怠

楽楽勤怠は企業ごとの運用ルールや法律に対応できるクラウド型の勤怠管理システムです。万全のサポート体制を備えていることも特徴です。クラウドサービス累計導入社数83,000社以上への導入実績に基づいて、各企業ごとに最適な運用方法を提案します。

freee勤怠管理Plus

引用:freee勤怠管理Plus

freee勤怠管理Plusはアナログ管理で煩雑になっていた勤怠管理を、より「正確に」「簡単に」するための機能を多数実装した勤怠管理システムです。

freee勤怠管理Plusは複数の打刻方法に対応しており、PC・スマホからの打刻やタブレットなどの共有端末、ICカードでの打刻に対応しています。また、シンプルで直感的な操作性が特徴で、初めて勤怠管理システムを利用する方に最適です。

キンタイミライ

引用:キンタイミライ

キンタイミライは複雑な勤怠管理を実現できる、大規模法人向け勤怠管理システムです。キンタイミライは独自のIpad打刻を採用しており、カードをかざすだけの簡単操作で打刻可能です。

最も使いやすいシステムを実現するために、専任コンサルタントが運用をサポートし、使用から6カ月後の点検も実施しています。

TeamSpirit

引用:TeamSpirit

TeamSpiritはバックオフィス機能を提供し、組織改善の一手をつくるクラウドサービスです。チームスピリットは企業規模や用途に応じて複数のクラウドサービスを展開しています。勤怠管理機能をチームスピリット上で一元管理可能で、刻情報と連動して、休憩時間を除く実労働時間内でプロジェクト毎の工数情報を登録することができます。

リシテア/就業管理クラウドサービス

引用:リシテア/就業管理クラウドサービス

リシテア/就業管理クラウドサービスは、直感的に操作可能な洗練されたユーザーインターフェースが特徴の就業管理クラウドサービスです。

36協定設定や部門別・工程別に従業員一人ひとりの工数管理など使いやすさにこだわった設計が特徴です。

レコル

引用:レコル

レコルは1ユーザーあたり月額100円で利用できる、クラウド型の勤怠管理サービスです。初期費用や運営・サポート費用が一切かからないリーズナブルな価格が魅力です。

複数の業務形態に合わせて、ICカードやスマホなど様々な打刻方法を選択できます。また、勤怠データと給与計算機能を連携できるため、ワンクリックで月々の給与や賞与、有給の自動計算が可能です。

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建設業の人手不足解消ならツクノビBPOがおすすめ

建設業の人手不足を解消するためには、アウトソーシングサービスの利用もおすすめです。

従業員のリソースがひっ迫している場合や、業務に対応できる人材が不足している場合などは、アウトソーシングサービスを活用すると、少ない工数で業務を実行できます。BPOサービスでは、専門的な知識を持っているスタッフが対応するため、さまざまな業務をスムーズに進められます。

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【まとめ】勤怠管理アプリを使うと働き方改革に繋がる!導入して正確な勤怠管理を行おう

建設業での勤怠管理アプリの必要性、導入するメリット・デメリット、おすすめのアプリ・システムを解説しました。2024年4月1日から適用される時間外労働の上限規制に伴い、従業員の労働時間を客観的に把握しなければなりません。勤怠管理アプリを導入すれば、始業・終業時刻の正確な記録・管理を簡単にでき、業務効率化にもつながります。勤怠管理アプリを選ぶ際には、自社に適した機能が搭載されているか、操作しやすいかなどを確認しましょう。勤怠管理アプリの導入を検討する際は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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