建設業で使える出勤簿アプリおすすめ5選!メリットや選ぶポイントも解説!

建設業の無料で使える出勤簿アプリおすすめ メリットや選ぶポイントも解説!

建設業を営む方の中で、出勤簿をアプリで運用したいとお考えの方もいらっしゃいます。今回の記事では無料で使えるおすすめの出勤簿アプリを紹介します。導入するメリットや選ぶ際のポイントを把握して、スマートな勤怠管理を行いましょう。

建設業での出勤簿における課題

建設業は様々な現場で作業を行うことになるため、適切な出勤管理が難しい業種でもあります。直行直帰の対応や現場移動、緊急対応が多ければ、出勤簿を利用するうえでも課題が発生しやすいでしょう。

ここでは、建設業での出勤簿についての課題について解説します。

直行直帰の場合に勤怠管理が難しい

建設業では、現場に直行して業務が終了したら直帰するような、現場への直行直帰が発生しやすい業種です。直行直帰を行った際には、その日の勤務状況を日報などに残して後日申請する必要があります。もし日報への記載を忘れたり、申告をしなかった場合は、勤怠状況を正確に反映できません。

勤務状況を管理するなかで、直行直帰が多いことは勤怠管理を難しくする要因となるでしょう。

働き方改革への対応が必要

2024年の4月から建設業でも働き方改革関連法が適用されました。その結果、時間外労働時間に上限が設定され、違反した場合には罰則も設けられました。そのため、従業員の労働時間と時間外労働についてより正確に時間を把握する必要があります。

より正確に労働時間を確認できるように対応することは建設業にとって喫緊の課題です。従業員の労働時間を常に把握し、時間外労働時間が上限を超えそうであれば、早めに声がけをする必要があります。

リアルタイムで労働時間を把握できるような出勤簿の管理方法について確認しておくことが重要でしょう。

出勤簿の確認・管理に工数がかかる

建設現場で出勤簿を活用し、勤怠情報を正確に反映するためには従業員と管理者の双方にとって負担になります。特に、直行直帰や現場移動、緊急対応などがあった場合には、都度情報を連携する必要があります。イレギュラーで対応した時間や要因などの情報共有は、様々な人にとって負担となるでしょう。

また、実際の出勤簿とシフト内容との突合作業やタイムカードの入力、集計を手動で行うことは担当者にとって時間もかかり、ミスも発生します。従来型の出勤簿を活用することは労働時間を管理する際の課題といえるでしょう。

建設業に出勤簿アプリが必要な理由

建設業だけではなく、従業員を雇う以上勤怠を管理することは経営者の義務です。ここからはなぜ建設業に出勤簿アプリが必要なのか、その理由を解説します。以下の内容を把握し、出勤簿アプリの導入を前向きに検討してください。

作業ごとに現場が変わる

工事や作業ごとに現場が変わる建設業では、タイムカードや出勤簿での勤怠管理は極めて困難です。現場へ向かう前に会社で勤怠を記録できれば最善ですが、建設業では早朝に出社し、会社事務所に入ることなく現場へ向かうということも珍しくはありません。

しかし、アプリであれば個人のスマホにアプリをインストールし、現場へ到着してからでも勤怠の記録を入力することが可能です。また、現場から直接自宅へ帰宅するといった場合でも、出勤簿の代わりにアプリで勤怠を管理すれば正確な勤務時間を把握することができます。

労働時間が正確に把握できる

タイムカードや出勤簿では正確な労働時間を把握しづらいというのが、今も使用されている従来型の勤怠管理システムの問題点の1つです。

建設業の特に現場で働く従業員は、直行直帰も珍しくありません。そうするとタイムカードや出勤簿での管理は不可能になるため、現場に出る従業員の正確な労働時間の把握が困難になります。

しかし、出勤簿アプリであればどこでも出勤時刻と退勤時刻を打刻可能です。そのため現場で作業を行う従業員の労働時間を正確に把握できます。こうすることで従来型の勤怠管理システムの問題点をクリアすることが可能です。

給与計算の時間を削減できる

タイムカードや出勤簿による勤怠管理では、労働時間の集計や給与計算に時間がかかるという点も問題となっているのです。タイムカードや出勤簿は事前準備が容易なため、多くの企業で導入しています。

しかしタイムカードや出勤簿による勤怠管理は手動で勤怠を管理しなければならず、その管理には少なくない時間がかかります。また勤務時間の集計や給与計算は、管理部門の大きな負担となるため、解決すべき課題でもあるのです。

そこで出勤簿アプリを導入すれば、勤務時間の集計や給与計算を省力化し、管理部門の負担を大きく減らすことが可能となります。

シフト作成の時間を削減できる

出勤簿アプリを導入すべき理由の1つにシフト作成の時間を削減できるということがあります。シフトで働く人が多い業界では、従業員の希望や個人のスキルにレベルといったことを考慮してシフトを決めなければなりません。

建設業においても現場ごとにどの従業員を配置するかは極めて重要な問題です。個人のスキルや経験を考慮して最適な従業員を配置しなければ、工事の進捗も変わってきます。

そこで出勤簿アプリを導入して従業員の配置を管理すれば、管理者が悩む機会も減り工事の進捗に与える影響を少なくすることも可能です。

残業トラブルを回避できる

タイムカードや出勤簿により勤怠管理といった従来型の勤怠管理システムでは残業に関するトラブルも少なくありません。従業員の残業時間を正確に把握し、給与に反映できなければ、従業員とのトラブルにもなりかねないのです。

休日の作業や夜間工事も珍しくない建設業ではそういった残業時間の管理は極めて重要です。残業時間が適切に給与に反映されなければ、従業員が離職するという恐れすらあります。

しかし出勤簿アプリを導入すれば残業時間も正確に集計し把握可能です。そして残業時間の管理も非常に簡単になるため、給与計算も正確に行えます。

建設業の出勤簿アプリを選ぶポイント

ここまでは建設業に出勤簿アプリが必要な理由を解説してきました。ここからは出勤簿アプリの導入を検討する上でチェックすべきポイントを解説します。ポイントを把握して、自社に最適な出勤簿アプリを選んでください。

必要な機能があるか

出勤簿アプリを検討する上で重要なポイントの1つ目は必要な機能を備えているかどうかです。一口に出勤簿アプリと言っても搭載されている機能はアプリによって異なるため、導入すればどれでも良いというわけではありません。

建設業においては導入する出勤簿アプリで休日出勤や深夜残業などまで細かく管理ができるのかなどを念頭に入れて検討しましょう。重要なのは出勤簿アプリを導入することではなく、どれだけ勤怠管理をシステム化できるかということです。

管理部門の業務がどれだけ省力化できるかを念頭に導入する出勤簿アプリを選択してください。

費用

続いての重要ポイントは費用です。出勤簿アプリも最初から無料で利用できるアプリもあれば最初から有料のアプリもあります。また料金形態はアプリの買い切りなのか、月々や年間の定額制なのかによって必要となる費用も異なるものです。

アプリの中には導入時に必要となる費用に加えて、月々の利用料金が発生するなどさまざまな料金形態が考えられます。また無料で使用できるアプリでも、無料部分の機能は最低限で、求める機能を使うためには費用が発生するというケースも珍しくはありません。

費用と導入後の勤怠管理を総合的に検討し、出勤簿アプリを選択しましょう。

使いやすさ

出勤簿アプリを導入することを決めて、いざ導入しても使いにくければ誰も使用しません。使いやすさも出勤簿アプリを検討する上で重要なポイントです。例えば画面デザインが見にくいと分かりづらく、主要な機能はすぐに操作できなければ使いづらい印象となります。

建設業に勤める従業員が出勤簿アプリを使用する場合、現場で作業する傍らで入力することも珍しくはありません。そういった時に使いづらい出勤簿アプリでは、従業員も使用を嫌がってしまいます。

出勤簿アプリを検討する際は、開発メーカーに操作デモなどを依頼し使いやすさを確かめた上で検討してください。

口コミ・評価

出勤簿アプリを検討する際に使用感も機能性も分からないまま検討するのは困難です。情報が少ない中で導入する出勤簿アプリを検討する際は、そのアプリの口コミや評価の良し悪しを調べてみましょう。

アプリという形態のサービスは今では星の数ほど提供されています。そしてアプリの多くには使用感やコストパフォーマンスなどについての口コミや評価が投稿されているものです。そういった口コミや評価はアプリを提供しているストアやインターネット検索で容易に調べることができます。

導入を検討する際は出勤簿アプリの口コミや評価を調査した上で検討してください。

建設業で使えるおすすめの出勤簿アプリ一覧表

建設業で使える出勤簿アプリの一覧比較表は以下になります。

機能性操作性サポート料金業界特化
MINAGINE
(ミナジン)
良い良い良い初期費用20万円~
月額 3万円~
アイピア良い良い良い初期費用12万円
月額 1万円
建設業
KUROJIKA良い良い良い要問合せ建設業
スマレジ
タイムカード
普通良い良い30名まで無料
ハーモス普通良いなし30名まで無料
タブレット
タイムレコーダー
普通良い普通3名まで無料

機能性の高い出勤簿アプリおすすめ3選

以下のアプリは無料ではありませんが、機能性が高く、出勤簿以外の機能もあるシステムです。また、建設業に特化しており、経理や経営といった他部署でも使えます。

MINAGINE(ミナジン)勤怠管理システム

MINAGINE(ミナジン)勤怠管理システム

MINAGINE(ミナジン)勤怠管理システムはクラウド型の勤怠管理システムです。また、スマホからも打刻ができる専用アプリもあります。PCログを取得できるため、PCログを活用した勤怠管理もできます。自社就業規則を反映させた初期設定はお任せすることができ、面倒な設定作業をする必要もありません。PC、スマホ以外にもICカードなど様々な打刻方法に対応しているため、どんな企業でも導入しやすいという特徴もあります。

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アイピア

引用元:アイピア公式サイト

アイピアは操作しやすさにこだわった建設業向けのクラウド業務管理システムです。現場から経理事務、営業、経営とあらゆる業務がこれ1つのシステムで効率化できます。もまた、導入時のリモート研修は何度でも無料なため、「導入後使い方が分からくて活用できない」というトラブルも防げます。
クラウド型なので場所や時間を問わず、ネット環境さえあればスマホでもPCでもどんな端末からでも利用可能です。

主な機能勤怠管理、日報、営業管理、見積作成、原価管理など
※その他の機能の詳細はこちら
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KUROJIKA(クロジカ)

KUROJIKAは工事日報のデータを使って出面表や出勤簿を作成することが可能です。さらに請求書のデータも利用すれば機械代や労務費などの工事原価の一覧表も作成してくれるので、原価管理も簡単にできるようになります。月ごとのスタッフの勤務時間、日数の把握や労務の計算に便利です。KUROJIKAのシステムイメージは以下の通りです。

引用元:ニックスジャパン株式会社公式サイト

主な機能出面表作成、出勤簿作成、工事原価一覧表作成、番割作成・共有
※その他の機能の詳細はこちら
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建設業で無料で使える出勤簿アプリおすすめ3選

ここまで、出勤簿アプリを導入する理由や検討する際のポイントについて解説してきました。ここからは建設業におすすめの無料で使える出勤簿アプリを紹介します。以下の内容をご覧いただき、導入する出勤簿アプリを検討してください。

スマレジ・タイムカード

建設業におすすめの無料で使える出勤簿アプリの1つ目は株式会社スマレジが提供する「スマレジ・タイムカード」です。

クラウド型の出勤簿アプリのスマレジ・タイムカードは利用人数が30名までは無料で使用できます。利用人数が31名以上でも1名あたり110円と料金が低額な点も魅力的です。無料版では簡単な出勤簿としての機能が中心ですが、有料版では年末調整やシフト作成も可能となります。

GPS認証や顔認証など幅広い認証システムを搭載しているため不正打刻を防ぐことも可能です。まずは無料の範囲内でお試し利用し、本格導入を検討してみましょう。

ハーモス(HRMOS)勤怠

続いての建設業におすすめの無料で使える出勤簿アプリはIEYASU株式会社が提供する「HRMOS勤怠」です。

ハーモス(HRMOS)勤怠は先に紹介したスマレジ・タイムカードと同様に利用人数が30名までは無料で利用できる出勤簿アプリになります。31名を超えると1名あたり100円から利用可能です。HRMOS勤怠は無料でも出退勤管理以外、残業や休日出勤の申請や承認、勤怠状況のレポートなど様々な機能を利用できます。

また勤怠管理だけでなく経費管理も可能です。勤怠と経費をまとめて管理できるため、管理部門の業務負担の低減にも繋がります。

タブレット・タイムレコーダー

建設業におすすめの無料で使える出勤簿アプリとして最後に紹介するのは株式会社ネオレックスの「タブレットタイムレコーダー」です。

タブレットタイムレコーダーは無料で利用できる人数は3人までとなります。無料で利用できる人数は非常に少数ですが、その分タブレットタイムレコーダーの全機能を利用可能です。

タブレットタイムレコーダーは4人目以降は10人分ずつライセンスを購入する方式になります。しかしライセンスを購入した後は月額費用は発生しません。他の有料サービスに比べるとコストパフォーマンスが良い出勤簿アプリです。

【まとめ】建設業で使える出勤簿アプリを活用しましょう!選ぶポイントも要チェック

今回は建設業におすすめの無料で使える出勤簿アプリと検討する際のポイントを紹介しました。出勤簿アプリを導入する理由や選ぶ際のポイントをご覧いただき、最適な無料出勤簿アプリを選択してください。

出面表の詳細や記載内容おすすめの出面管理アプリについてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

出面表とは?作成する目的や管理方法などをわかりやすく解説建設業の出面管理アプリおすすめ!機能やコストも紹介!建設業の出面管理アプリおすすめ11選!機能やコストも紹介!

建設業における勤怠管理の課題についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

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