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建設業界では現場で働く作業員の出退勤を現場に顔を出すということから「出面」と言います。この「出面」は非常に手間と時間がかかり管理するのは大変だとお悩みの会社もあるのではないでしょうか?そこで、出面管理を簡単にできるようにしたのが、出面管理アプリと言われるものです。
今回は、出面管理アプリとは何か、アプリの機能や利用することのメリット・デメリットなどもご紹介します。おすすめの出面管理アプリの解説もしますので、異なる部分を把握して自社に合った出面管理アプリを選ぶ参考にしてください。
出面管理アプリとは?
出面管理アプリとは、建設業の現場における出面管理業務を効率化できる機能を持っているアプリ、つまりITツールのことです。建設業の仕事は天候に左右されたり、作業員によって出勤する現場が変わったりする時があります。現場を管理する方は作業員の出退勤を毎日管理しなくてはなりません。出退勤や日報の確認、人工計算などの管理業務と、作業スタッフ側の出退勤や日報作成などの報告業務が、この出面管理アプリを活用すると一気に効率化できます。一般的にExcelを使って出面管理する会社が多いようですが、手入力をしなくてはならず手間と時間がかかります。また手入力の場合、ミスがあるかもしれません。出面管理アプリならシステム上で行うことができるため、時間のロスもなくなります。
出面管理アプリの機能
出面管理アプリでできることはいったい何でしょうか?出退勤の管理や日報作成などができるとご紹介してきましたが、実際にどのような機能があるのか、ここからは出面管理アプリの主な機能についてご紹介していきます。
労務管理
スマートフォンで勤怠を打刻すると、現場への入退場登録になります。現場に出勤した作業員全員が行うことで、瞬時に労務状況の把握が可能です。記録される勤怠データとなるため労務管理がスムーズになり、基本情報として活用できます。労務状況の把握は、作業に対して作業員の数が多い、少ないということも気付け、コスト削減にもつながります。
賃金管理
出面管理アプリに勤怠データや日報が登録されているので、支払う賃金を計算して表示ができる機能もあります。さらに、賃金の管理や支払い業務の効率化を図るために給与計算ソフトと連動させることで大幅な時間の削減が出来るでしょう。
日報
毎日の日報作成も効率化させる機能があります。作成した日報の共有で、現場管理者が日報の確認・承認ができます。システム上で日報の管理と保存ができるため、履歴検索もでき、紛失の心配もありません。管理者への報告もスムーズです。日報の入力で自動集計ができるアプリもあります。実績工数や進捗の状況など日報を入力すると計算されます。
資材・機材の管理
作業員の労務関係を管理する機能だけではなく、作業現場で使用している車両や資材・機材の情報を確認や共有などもできる機能があります。作業現場への車両や資材・機材の配置や割り当てなどの確認が大変でしたが、この機能があればすぐに把握が可能です。
オリジナル帳票作成
オリジナル帳票は、会社に必要な項目を追加して帳票を作成できる機能です。現場や元請、作業員、作業内容などといった別々に集計したい項目を追加したり、項目を組み合わせたりする集計も可能です。集計したい項目を自由に指定ができるため、情報収集の時短になり、作業効率も良くなります。
帳票出力
帳票出力は、勤怠の出面集計、日報に入力する作業工数の集計、手当の集計を帳票にして、Excelなどで出力する機能です。情報を一覧で確認できるため、把握したい項目別にすることで、作業員や資材などの配置が分かります。また、人的ミスも起きにくくなるでしょう。
コミュニケーション機能
コミュニケーション機能は、現場ごとにデータの共有ができ、データにコメントを付けることもできる機能です。現場の細かい情報などの申し送りが可能になります。グループを作成したり、写真、スタンプなども投稿でき、職場のコミュニケーションがよくなるでしょう。また、ExcelやWord、PDFなどのデータでも可能です。
出面管理アプリのメリット・デメリット
出面管理アプリにはさまざまな機能があり便利ですが、出面管理アプリを活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのか、具体的に考えてみることも必要です。会社に導入した場合にメリットはあるのでしょうか?ここからはアプリを使うことのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
メリットは、出退勤に関する管理業務の効率化・人的ミスの削減です。出面管理アプリで時間と手間がはぶけ、業務の時間短縮につながります。現場へ出向いたり、電話確認をして出退勤を把握する必要がありません。作業員についても、出退勤の報告、日報の提出などでわざわざ作業現場から会社に出向くこともなくなります。アプリを利用して提出ができるため、業務の時間が短縮されるでしょう。また、Excelなどのソフトで出面管理業務を手入力、手計算することで人的ミスが起きやすい作業でしたが、アプリを活用することでミスの削減を可能にしています。
デメリット
出面管理業務アプリを活用するための導入にお金がかかるというデメリットもあります。使用するアプリによって金額には幅がありますが、数千円から数万円程度、毎月費用がかかります。デメリットはありますが、メリットの業務効率化で時間削減ができ、労務費が抑えられると考えるならば、導入を検討したほうが良いでしょう。
出面管理サービスの選び方
ここからは出面管理サービス(アプリ)を選ぶ際のポイントをご紹介します。4つご紹介しますので、会社の中でどのポイントを重視してサービスを利用していきたいのか、導入検討の参考にしてください。ではひとつずつ見ていきましょう。
必要な機能があるか
まずは会社が必要とする機能があるか確認しましょう。出面管理アプリはいろいろあるため機能もさまざまです。アプリによっては機能の名前が同じという場合もありますが、内容は異なります。どのような機能で何ができるのかをしっかり把握する必要があります。「名前だけで判断したら実際は使える機能がなかった」ということになりかねません。会社でどのような機能があれば良いかを考えたうえで、アプリの機能を確認することが重要です。
デジタルが苦手な人でも操作ができるか
全員がアプリを使えるかどうかを考えると、使い勝手の良さを重視する必要があります。なかにはパソコンやスマートフォンなどのデジタルが苦手な人もいるでしょう。どの年代の人でも覚えられる、使える出面管理アプリを導入しないと、業務効率化どころかかえって時間がかかってしまいます。出面管理アプリを選ぶならば、操作が簡単、使いやすいことも確認しましょう。機能が良くても使いこなせないのであれば、メリットもなくなってしまいます。誰が利用しても使いやすいアプリを選ぶのがポイントです。
無理のないコストか
ITツールを導入する際は、導入コストや初期費用がかかります。出面管理アプリも同様ですが、会社でアプリ導入にどれくらいの予算をとれるのかを決めることも大切です。その上で、出面管理アプリを利用する人数、必要な機能と容量も確認しながら予算に適したアプリを導入することもポイントのひとつです。毎月かかるランニングコストもトータルで考えて無理のないコストで出面管理アプリを使えるかどうか確認することをおすすめします。
口コミや評判を確認する
アプリに対しての口コミ・評判を確認することも、導入前には必要なチェックポイントです。インターネットで検索をすると確認できますが、なるべく新しい日付のものを見てみましょう。いろいろな出面管理アプリがありますので、良い口コミ・評判、悪い口コミ・評判とどちらも確認してください。ただし、あくまでも個人の意見です。古い情報などもありますので鵜呑みにせず、参考までに留めておきましょう。
出面管理アプリおすすめ6選
ここからは出面管理アプリでおすすめする6選をご紹介します。会社が必要とする機能があるか、導入にはどのくらいかかるかなどチェックするべき点に注意して、どのようなアプリがあるのか確認してください。また、公式サイトで検索することもおすすめします。では、ひとつずつご紹介していきます。
おしいれクラウド
引用元:https://oshiireconcierge.com/
「おしいれクラウド」は、建設業向けのクラウドアプリです。特徴は安全書類・勤怠管理・請求書作成を一括管理が可能なことです。機能として、安全書類作成・管理、工事・出面管理、請求書作成・入金管理ほかです。下記の費用を参考にしてください。
・初期費用 2万円
・ランニングコスト(基本料金)
①出面管理(勤怠管理機能のみ)7,800円/月
②請求書のクラウド管理(請求書作成機能のみ)3,120円/月
③労務安全書類の自動作成(安全書類機能のみ)1万7,380円/月
※アカウント数は無制限で利用可能
初期費用は安いですが、機能をプラスすると毎月のランニングコストがかかります。
日報365
引用元:https://www.oakis.co.jp/np365/
「日報365」は建設業のなかでも専門工事業者向けのクラウド型システムです。特徴は、作業員の手配や車両・資材、機材の手配、工数や出面などの集計まで一元で管理可能なことです。出面や作業工数の入力、車両・資機材入力、作業日報入力、各種帳票の出力と言った機能があります。オプションでは現場、作業員、車両、資機材の手配、写真・ファイル共有管理がありますが有償となっています。費用は初期費用が無料ですが、毎月かかるランニングコストについては公式サイトに記載がありませんので問い合わせて確認が必要です。このアプリは国の助成金であるIT導入補助金の対象となっています。
現場ポケット
「現場ポケット」は出面管理以外の機能も豊富にあることが特徴です。出面管理機能(作業記録・作業の開始時間・終了時間の入力、現場別・職人別の人工集計表の出力)や報告書作成機能、トーク機能、アルバム機能などの機能があります。費用は下記の通りです。
・初期費用 無料
・ランニングコスト(基本料金)
①8,800円/月(年間契約の場合の月額契約費用)
②10,000円/月(月額契約の場合)
※どちらも利用人数(アカウント数)やデータ容量による追加料金なし
ダンドリワーク
「ダンドリワーク」はチャットでの質問が24時間365日受付可能なサポートが特徴のアプリです。また、出面管理以外の機能も豊富にあります。現場情報管理、写真・資料管理、社内掲示板などの機能があり、工程表、受発注、報告書、出退勤などはオプションとなっています。費用は下記を参考にしてください。
・初期費用 10万円~
・ランニングコスト(基本料金) 1万9,800円/月~
初期費用、ランニングコストともに前述のアプリよりコストがかかります。
現場Plus
引用元:https://www.kensetsu-cloud.jp/genbaplus/
「現場Plus」は現場の施工管理アプリで60IDまで1万円/月で利用可能です。機能は、工程表、縦横断工程表、入退場管理、掲示板・トーク、工程チェック・施主様向け機能などがあります。費用は下記の通りです。
・初期費用 月額料金の1か月分
・ランニングコスト(基本料金)
①1万円/月(60ID)ストレージ50GB
②1万5,000円/月(90ID)
ランニングコストは30IDを追加ごとに月5,000円がプラスされます。
SiteEye出面管理サービス
引用元:https://www.adf.co.jp/products/site-eye_dezura.html
「SiteEye出面管理サービス」は現場作業負荷の平準化・社内外の情報共有ができるのが特徴のアプリです。作業員・機材の手配とスケジュール確認、日報登録、責任者の検印、工程集計や労務集計などの機能があります。
・初期費用 30万円
・ランニングコスト(基本料金)
①クラウド版 4,800円/月(10ユーザーまで)1ユーザー追加で500円/月
②オンプレ版 システムパッケージとして126万5,000円
クラウド版は毎月のランニングコストがかかりますが、オンプレ版は毎月のコストはかかりません。導入時に一括購入かリースにするのか、またはクラウド版にするのかは会社で検討する必要があります。
【まとめ】出面管理アプリは日報や請求書作成などができる!アプリを導入して作業効率を上げよう
建設業では、出退勤管理や作業員、機材の手配、労務状況や工数管理などさまざまな管理業務があります。とくに現場監督者には手間のかかる作業です。現場と管理の業務をするには大変な労力が必要です。状況を改善するために、出面管理アプリを活用することで作業効率化が図れます。ご紹介したアプリを選ぶ4つのポイントを踏まえて、自分の会社にあったアプリの導入を検討してみましょう。勤怠管理に特化していたり、建設業の業務をあらゆる点で効率化が図れたり、アプリによってできる機能もさまざまです。おすすめの出面管理アプリのご紹介もしました。導入費用やコストなども確認して、導入の参考にしてください。
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