写真台帳の作成におすすめアプリ5選!作成手順や方法なども解説

写真台帳

「もっと簡単に写真台帳を作りたい」「おすすめの方法ってなんだろう」このようなお悩みを抱えていませんか?そこで今回は写真台帳の写真を撮影するポイントや作成手順、おすすめの作成方法を紹介します。写真台帳作成にお悩みの人はぜひ参考にしてください。

写真台帳用の写真を撮影するポイント

写真台帳用の写真を撮影するポイントは下記のとおりです。

  • 事前に撮影計画を立てる
  • 撮影対象の寸法がわかるようにする
  • 鮮明に写るよう撮影する
  • 撮影位置がわかるようにする
  • 工事内容や日付を記載している黒板を使用する

詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。

事前に撮影計画を立てる

写真台帳用の写真を撮影する際は、まず事前に撮影計画を立てましょう。撮影する順番や位置、レイアウトはどうするかなどの計画を立てることでスムーズに撮影できます。また「イメージと違った」「撮り忘れてしまった」などのミス防止にも役立ちます。

撮影対象の寸法がわかるようにする

撮影対象の寸法がわかるように工夫するのも、写真台帳用写真の撮影ポイントです。寸法がわかるように測定尺をあてて撮影をしたり、全体写真と拡大写真を撮影したりすることで、寸法間違いを防げます。

鮮明に写るよう撮影する

撮影対象が鮮明に写るよう撮影することも大事です。暗い場合はライトやフラッシュを使い、試し撮りをして鮮明に写るか確認しておきましょう。

撮影位置がわかるようにする

撮影位置がわかるようにするのも、撮影ポイントの1つです。毎回同じ位置で撮影できるように目印をつけるといいでしょう。また、位置によっては施工後に撮影するのが難しくなることも考えられます。施工前との比較にも活用できるため、段階ごとに撮影するのがおすすめです。

工事内容や日付を記載している黒板を使用する

撮影対象だけでなく、黒板も撮影し保管しておくと便利です。黒板に記載する内容は下記の項目が挙げられます。

  • 工事名称
  • 工種
  • 撮影年月日
  • 撮影箇所
  • 仕様、形状、寸法

台帳用に撮影する際は、上記の項目を記載した黒板を撮影、保管することであとから簡単に確認できます。

写真台帳を作成する手順

写真台帳を作成する手順は下記のとおりです。

  1. 必要な写真を用意する
  2. 表紙を作成する
  3. アルバム形式で作成する
  4. 補足情報を追記する

1つずつ解説していきます。

1.必要な写真を用意する

まずは、必要な写真を用意します。計画せずに現場で撮影するのではなく、必ず撮影すべき箇所や必要な写真を確認し、計画を立ててから撮影をしましょう。国土交通省の「写真管理基準」で施工前、施工後のそれぞれに必要な写真が記載されているので参考にしてください。

2.表紙を作成する

次に表紙を作成します。表紙に記載するのは下記のとおりです。

  • 工事名称
  • 工事箇所
  • 工期
  • 工事責任者名

3.アルバム形式で作成する

施工前、施工後などの写真を、アルバム形式で作成していきます。工事の状況が確認できるように意識して作成することが大事です。公共工事以外の場合は、施主の指示に従い作成しましょう。公共工事の写真台帳を作成する際は、国土交通省の「写真管理基準」のとおりにフォルダ分けを行います。下記で確認してください。

  • 着手前及び完成写真
  • 施工状況写真
  • 安全管理写真
  • 使用材料写真
  • 品質管理写真
  • 出来高管理写真
  • 災害写真
  • 事故写真
  • その他(公害、環境、補償など)

補足情報を追記する

施工段階ごとに写真を撮影していても、情報が把握しきれないこともあるでしょう。黒板に記載していても、文字が読みにくくなることも考えられます。その際は余白を使って補足情報を追記しましょう。

写真台帳を作成する方法

ここからは、写真台帳を実際に作成する方法を解説します。写真台帳を作成する方法は下記の2つです。

  • エクセル
  • アプリ

それぞれのメリット、デメリットも解説するのでぜひ参考にしてください。

エクセル

写真台帳は、エクセルで作成することが可能です。エクセルであれば、すでにパソコンに導入している企業も多いのではないでしょうか?下記では、エクセルで写真台帳を作成する際のメリットとデメリットについて解説します。

メリット

写真台帳をエクセルで作成するメリットは、コストがかからないこととテンプレートの種類が豊富にあること、導入のしやすさです。エクセルには無料でダウンロードできるテンプレートがたくさんあります。自分の使いやすいものを選んだり、好きなようにカスタマイズしたりできるので非常に便利です。また上述したように、すでに導入している企業も多いため、コストをかけずにすぐに作成できるのもメリットと言えるでしょう。「工事写真台帳作成 エクセル」と検索すると、たくさんのテンプレートが掲載されています。無料で利用できるため、エクセルの操作経験があまりないという人もまずはお試し感覚で利用できるためおすすめです。

デメリット

写真台帳をエクセルで作成するデメリットといえば、手作業が多いことや共同作業がしにくいこと、セキュリティが低いことが挙げられます。

使用するテンプレートにもよりますが、写真の挿入や配置、サイズ調整などを手作業で行う必要があります。場合によっては微調整に時間がかかったり、写真の量が多く読み込むまでに時間がかかったりして思うように作業が進まないこともあるでしょう。また、エクセル作業を共同で行いたい場合は注意が必要です。同時に作業をするとトラブルやエラーが起こりやすくなり、せっかく作成した台帳が保存できない、更新できない可能性があります。加えてセキュリティが低いこともデメリットの1つです。

作成したデータが消えてしまったり、アップデート後に利用できなくなったりする不具合が懸念されます。

アプリ

「より簡単に写真台帳を作成したい」「手間をかけたくない」という人におすすめなのが、写真台帳専用アプリの活用です。アプリによって特徴は異なりますが、撮影した写真の管理や台帳の自動作成など効率よく作業できます。アプリのメリットとデメリットを下記で解説するので、ぜひ参考にしてください。

メリット

アプリを利用するメリットは、写真台帳作成にかかる手間や時間が大幅にカットできること、情報が探しやすいこと、セキュリティが高いことの3つが挙げられます。ほとんどのアプリはスマホで撮影した写真をアプリに移行することが可能です。そのため、社外からでも写真台帳作成ができるようになり、手間や時間を大幅にカットできます。

また、写真台帳専用のアプリのため、使い勝手が良いのもメリットです。必要な情報や写真をすぐに探せます。さらにセキュリティの高さにも注目しましょう。アプリによってはアプリ専用のチェック機能がついており、さまざまな対策がされているので安心して利用できるでしょう。

デメリット

作業の効率化やセキュリティの高さが魅力のアプリですが、当然デメリットもあります。エクセルとは異なり、初期費用や月額料が必要です。費用の金額は利用する人数やついている機能によって異なります。また、エクセルは経験者が多いのに対して、写真台帳に携わるアプリは未経験の人がほとんどです。無料トライアルや体験版など、積極的に利用しましょう。

写真台帳の作成におすすめアプリ5選

写真台帳の作成におすすめのアプリは下記の5つです。

  • アイピア
  • KANNA
  • ミライ工事
  • sitebox
  • 蔵衛門御用達DX

それぞれの特徴を紹介するので、どのアプリが自社に合うかチェックしてください。

アイピア

アイピア引用元:アイピア公式サイト

利用した建設業関係者の90%以上が「おすすめしたい」と回答したのがアイピアです。必要な機能が集約されているため、現場だけでなく建設業の全部署で業務の効率化をすすめられます。また、使いこなせるか不安な人のために、動画マニュアルの提供やリモート研修を無料で提供しています。クラウド型なので場所や時間を問わず、ネット環境さえあればスマホでもPCでもどんな端末からでも利用可能です。

主な機能写真台帳、顧客管理、案件管理、見積作成、原価管理、勤怠管理など
※その他の機能の詳細はこちら
\ 今すぐ無料ダウンロード /
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KANNA

KANNA

引用元:https://lp.kanna4u.com/campaign/pm/

KANNAをおすすめする理由の1つは、初期費用がかからないことです。有料のアプリが多い中、基本機能を無料で利用できるのがKANNAの魅力と言えるでしょう。場合によっては有料のプランを選択することもできます。また、サポート体制が整っており、自社に最適なプランを提案してくれます。利用説明会などを利用して相談してみましょう。

ミライ工事

ミライ工事

引用元:https://www.miraikoji.com/

ミライ工事アプリも無料で利用できるアプリです。スマホで撮影、作成、出力までが完結できます。電波が届かない現場でも、オフラインモードで問題なく撮影できるため心強いです。台帳は一度作成したものを引き続き利用できるので、写真台帳作成にかける手間や時間を大幅にカットできます。

sitebox

sitebox

引用元:https://www.kentem.jp/product-service/sitebox/

電子納品にも対応しているのがsiteboxの特徴です。撮影はもちろんのこと、電子小黒板を活用することで黒板を持ち歩く必要がありません。クラウドデキスパートシリーズと連携すれば、クラウド上で管理できる優れものです。

蔵衛門御用達DX

蔵衛門御用達DX

引用元:https://www.kuraemon.com/goyo/dx/

クラウドに完全対応している蔵衛門御用達DXは、複数人で台帳を閲覧したり編集したりすることが可能です。撮影された写真でそのまま台帳作成ができ、AIが自動で仕分け作業をしてくれます。最新バージョンを自動でアップデートしてくれるので「機器のことがよくわからない」「忙しくて更新する時間がない」という人でも快適に利用することが可能です。

 

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【まとめ】写真台帳は自社に合う方法で作成し質を向上させよう!

写真台帳作成は建設業の人にとって大事な作業です。撮影する際は事前に計画を立て、あとから見直しやすいように管理することをおすすめします。エクセルやアプリを活用することで、写真台帳作成のスピードが大幅に上がり、従業員の負担を減せるでしょう。それぞれにメリット・デメリットがあるのでこの記事を参考に比較、検討してみてください。また、建設業におすすめの写真台帳専用のアプリを紹介したので参考になれば幸いです。自社に合う方法を見つけて、写真台帳作成の質を向上させましょう。

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