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建設業界でCADが使われるようになって久しい現在、派遣会社から派遣される社員に図面の作成を任せる会社も珍しくありません。
しかし、派遣会社も数多くあるため、どこに依頼すれば良いのか分からない人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、CADオペレーターに強いおすすめの派遣会社を13社紹介します。
また、CADオペレーターを依頼できる派遣会社の選び方もあわせて解説します。派遣会社からCADオペレーターを紹介してもらう際の参考になるため、ぜひ最後までご覧ください。
CADオペレーターに強い派遣会社おすすめ13選
ここでは、CADオペレーターに強いおすすめの派遣会社を13社紹介します。
それぞれの会社の特徴を解説するので、自社に適した人材を紹介してくれる派遣会社を探す参考にしてみてください。
CAD JOB

引用元:https://cadjob.co.jp/employer/
CAD JOBは、CADオペレーターからエンジニア、設計者まで、CADに特化した人材を派遣する会社です。建築土木はもちろん、機械設計や回路設計まで幅広いCADオペレーターが揃っています。
CADオペレーターに特化しているため、ニーズに適した人材を派遣しやすく、終業後のミスマッチを防げます。登録スタッフの職歴・経験・スキル・希望条件を、人材を求める会社とマッチングし、お互いにとって理想の雇用となるお手伝いをしています。
マンパワーグループ

引用元:https://www.manpowergroup.jp/client/
マンパワーグループは、日本初の派遣会社として、これまで数多くの企業の課題解決に携わってきました。CADオペレーターを含むIT系の人材は、9万人以上が登録し、3,000人以上が常時稼働しています。
人材派遣サービスのパイオニアとして築き上げてきたノウハウから、人材採用に関する幅広い課題の解決のお手伝いが可能です。無期雇用派遣に力を入れ、若い人材が会社で長期的に就労できるサービスに取り組んでいます。
アットキャド

引用元:https://business.at-cad.com/
アットキャドは、CADオペレーターに特化した派遣会社です。アットキャドに登録している建築系CADオペレーターは3万人を超えています。
CAD利用技術者試験や建築CAD検定試験など、有資格者をはじめ、クオリティの高い技術者が多数在籍しており、顧客に最適な人材を派遣できる点が大きな特徴です。
人材がマッチングすれば、最短で翌日から派遣することも可能なため、とにかく急いでCADオペレーターを確保したい会社におすすめです。
パーソルクロステクノロジー

引用元:https://persol-xtech.co.jp/service/
パーソルクロステクノロジーは、専門的な技術を持つエンジニアの派遣やシステム開発を請け負うテクノロジーソリューションカンパニーです。機械・建築・電気など、幅広い分野に対応できるCADオペレーターが在籍しています。
長年培った人材派遣のノウハウを活かし、無期型・チーム型・紹介予定など、多様な雇用形態に対応しています。また、繁忙期だけ、プロジェクトだけといった派遣形態を選べるため、必要な時だけ人材の確保が可能です。
スタッフサービス

引用元:https://www.staffservice.co.jp/client/
スタッフサービスは、オフィスワークから製造業、介護・医療まで幅広い業種に対応できる派遣会社です。人材派遣だけでなく、紹介予定派遣や常用型派遣、アウトソーシングといった幅広い形態に対応している点が大きな特徴です。
CADオペレーターも建築土木はもちろん、機械設計や金型設計、回路設計に対応可能なCADオペレーターが在籍しています。そのため、プロジェクトの特徴に最適なCADオペレーターを派遣してもらえます。
アデコ

引用元:https://www.adecco.co.jp/client
アデコは、人材派遣を中心にアウトソーシングやキャリア支援、特定技能を持つ外国人を紹介する派遣会社です。建築や土木、プラントなど、幅広い分野に対応できるCADオペレーターが在籍しています。
適した人材を派遣するためのマッチングでは、顧客の将来ビジョンなどをヒアリングしたうえで、最適な人材を派遣します。
社員を派遣して終わるのではなく、スムーズに業務に取り組めるように、キャリアコーチが適宜指導します。そのため、派遣を開始してから速やかに顧客が望むパフォーマンスを発揮できる仕組みが整っていることが特徴です。
パーソルテンプスタッフ

引用元:https://www.tempstaff.co.jp/client/
パーソルテンプスタッフは、自社の求人サイトを通じて多様な人材を確保し、顧客のニーズに適した人材を派遣する会社です。CADオペレーターも土木や建設に特化した人材から、機械設計を得意とする人材まで、多種多様な社員を派遣できることが強みです。
業界でもトップクラスの人材を抱え、顧客のニーズと登録スタッフの経験や知識の相性を見極めて、最適な人材を送り出します。北海道から沖縄まで全都道府県に拠点を構え、スピーディーにニーズへの対応が可能です。
リクルートスタッフィング

引用元:https://www.r-staffing.co.jp/cl/
リクルートスタッフィングは、リクルートのグループに所属する派遣やアウトソーシングに特化した会社です。CADオペレーターは、建築・不動産業務に対応できる人材が在籍しています。
即戦力となるプロフェッショナルから、長期的な就労を見越した若手までニーズに合った人材を派遣可能です。
必要な時に必要な人を計画的に雇用できるため、効率的に人件費をコントロールできます。ニーズに適した人材を派遣することで社内の活性化を促し、事業の発展と社員の成長が期待できます。
日研トータルソーシング

引用元:https://www.nikken-totalsourcing.jp/client/
日研トータルソーシングは、派遣する人材の育成に力を注ぐ派遣会社です。創業40年に渡り、CADオペレーターをはじめとする様々な分野で専門職・技術職の人材派遣を行っています。
また、人材育成に力を入れており、全国に用意されている充実した研修施設では、派遣する社員が即戦力として活躍できるように研修を実施しています。
CAD用の研修室も設けており、設計に必要な知識とCAD操作を身につけた社員の派遣が可能なため、即戦力として活躍できます。
夢真

引用元:https://tobcolumn.yumeshin.co.jp/
夢真は、施工管理者やCADオペレーターの派遣に特化した、建設業界になくてはならない派遣会社です。即戦力となる専門技術者の採用や追加の人員を確保したいといった悩みに、最適な人材を派遣することで貢献しています。
経験者だけでなく、これから会社を担う若手の派遣も行っています。若手でも必要な研修は受講済みで、経験が浅いだけのため、仕事への先入観が無く素直に取り組めます。そのため、将来性を見込んで社内での育成もできます。
ランスタッド

引用元:https://services.randstad.co.jp/
ランスタッドは、ITエンジニアから工場系人材、スポットの就労者まで幅広い職種と雇用形態の人材を派遣する会社です。登録スタッフの希望と顧客のニーズをきめ細かくヒアリングし、最適な人材を派遣して課題解決に寄与します。
CADオペレーターは建築業から製造業まで、幅広く対応できる人材が在籍しています。
専門的で即戦力となる人材の派遣も可能なため、ハイレベルな業務を任せる人材を派遣会社から招くことも可能です。紹介予定派遣などを利用することで、ミスマッチを防ぎ、効率的に必要な人材を確保できます。
ヒューマンリソシア

引用元:https://corporate.resocia.jp/
ヒューマンリソシアは、幅広い職種の人材を顧客のニーズとマッチングさせる派遣会社です。ヒューマンリソシアでは、建設・不動産業界に特化したCADオペレーターが多く在籍しており、即戦力となる人材をスピーディーに派遣できます。
また、同社では人材の育成にも力を入れている点が特徴です。独自の研修制度で、CAD、BIM/CIMソフトウェアに対応したスキルを身につけた社員を育成しています。そのため、マッチングで顧客と登録スタッフが納得できれば、迅速に即戦力として現場で活躍できます。
パソナ

引用元:https://www.pasona.co.jp/clients/service/
パソナは、業界トップクラスの派遣スタッフを擁し、専任のコンサルタントが顧客の課題を解決する派遣会社です。CADオペレーターは、建築や製造、機械設計など幅広い業務に対応可能です。
一般的な派遣はもちろん、紹介予定派遣や在宅派遣など幅広い選択肢を用意して、顧客のニーズに応えています。
パソナは人材派遣だけではなく、再就職支援やアウトソーシング、教育・研修など幅広い人材ソリューションを提供しています。そのため、人材に関することであれば、どのような悩みでも解決が可能です。
CADオペレーターを派遣会社に依頼するメリット
CADオペレーターを派遣会社に依頼することには、次のようなメリットがあります。
- 人材を速やかに確保できる
- 人件費を削減できる
- 業務を効率化できる
直接雇用の社員の場合、柔軟な変更は難しく、雇用するまでに手間がかかります。また、少なくない人件費が必要なため、資金的な余裕を確保しなければいけません。
しかし、派遣会社からCADオペレーターを派遣してもらえば、必要な時だけ最適な人材を確保できます。そのため、無駄なく効率的に業務を遂行できます。
CADオペレーターを派遣会社に依頼するデメリット
CADオペレーターを派遣会社に依頼する場合、以下のようなデメリットがあります。
- 定着率が低い傾向にある
- 指揮命令系統が複雑になる
- 情報漏洩のリスクがある
派遣社員は定着率が低い傾向にあるため、人材育成やノウハウの蓄積が難しくなる可能性があります。
また、派遣社員への業務指示が複雑化すれば作業効率の低下につながります。指揮命令者以外が派遣社員に直接業務指示を行うことは、労働者派遣法に違反する恐れがあるため、注意しましょう。
さらに、派遣社員は会社の機密情報にアクセスできる機会があります。情報管理体制を徹底し、リスクを最小限に抑えることが大切です。
CADでの図面作成はアウトソーシングもおすすめ
CADを活用した図面作成は、アウトソーシングサービスの利用もおすすめです。
従業員のリソースがひっ迫している場合や、CADを活用できる人材が不足している場合などは、アウトソーシングサービスを活用すると、少ない工数で業務に必要な書類を作成できます。専門的な知識を持っているスタッフが対応するため、スムーズに図面作成を進められます。
弊社では、建設工事に必要なCADの活用に対応している建設業特化のBPOサービス「ツクノビCAD」を提供しています。CADを活用した図面作成はもちろん、安全書類や図面の作成、積算業務など、幅広い業務を代行できます。ツクノビBPOでは、倍率200倍の選りすぐりの専任スタッフが対応いたします。
図面の作成や建設業事務を効率化したい方は、ぜひこちらからお問い合わせください。
CADオペレーターを依頼できる派遣会社の選び方
日本には数多くの派遣会社があります。しかし、数が多すぎるため、どこにCADオペレーターの派遣を依頼すれば良いか分からなくなることも珍しくありません。そこで、ここでは、CADオペレーターを依頼できる派遣会社の選び方を解説します。
実績が豊富にある
CADオペレーターに強い派遣会社を選ぶためには、建設業界への派遣実績をチェックしてみてください。数多くのCADオペレーターが登録していても、実際に建設業界への派遣実績がなければ、どういった人材が派遣されるかわかりません。
しかし、建設業界への派遣実績が豊富な会社であれば、経験豊富な技術者が派遣されることが期待できます。建設業界への派遣実績が多ければ、それだけノウハウが蓄積されているため、マッチングも正確になり、人材のミスマッチも防げます。
多くの登録スタッフが在籍している
多くの登録スタッフが在籍している派遣会社を選ぶことが大切です。登録スタッフが少ない派遣会社の場合、求める人材が見つかるまで時間がかかる可能性が高くなります。
しかし、登録スタッフが多い派遣会社であれば、自社の求める経験や知識を持っているCADオペレーターを素早く見つけられるでしょう。
登録スタッフの人数はホームページで公表されているため、事前に確認しておくと良いでしょう。
スキルアップ支援制度が充実している
派遣会社を選ぶ際は、スキルアップのための支援制度を確認することも重要です。
「人材を派遣して終わり」では、派遣先の会社にその後の育成負担がかかります。派遣会社から人材が派遣されても、育成の手間がかかっていては、業務を効率的に進められません。
スキルアップの支援制度が充実している派遣会社であれば、就業後のフォローアップなどで、知識やスキルが身につきます。派遣された社員が最新技術を身につけることで、業務の効率アップや品質の向上が見込めます。
サポート制度が整っている
派遣会社を選ぶ際は、サポート体制の充実度にも目を向ける必要があります。例えば、体調不良時の代替要員の派遣やトラブル発生時の対応など、万が一の際のサポート体制を確認してみてください。
また、日常的に派遣した人材に対してヒアリングや状況の確認をしているかといった点もポイントです。派遣した社員の状況を把握して、適切な対応がとれる会社であれば、変更などにも迅速に対応できます。
経験豊富なCADオペレーターの人手が足りないときの対処法
経験豊富なCADオペレーターの人手が不足しているときの対処法として、アウトソーシングの活用が効果的です。
建設業界特化の業務代行サービス「ツクノビCAD」には、採用倍率200倍を勝ち抜いた経験豊富なプロ人材が250名以上在籍しています。豊富な実務経験と専門的なスキルを持つスタッフが対応するため、 図面の品質向上が期待できます。
また、業務実施までのやり取りもスムーズに進むでしょう。最短即日で専門人材をアサイン可能なため、急な案件や繁忙期にもスピーディーに対応できます。
ツクノビCADは、専門的な知識を持ったスタッフが図面作成やトレース業務を代行する建設業特化のアウトソーシングサービスです。
施工図や設備図、パース図の作成、BIM/CIMによる3次元モデルの作成など、幅広い業務に対応しています。詳細はぜひこちらからご確認ください。
CADオペレーターを派遣会社に依頼する際の注意点
CADオペレーターの派遣を検討している企業にとって、単にスキルのある人材を確保するだけでは不十分です。自社に合うCADオペレーターを確保できなければ、作業をスムーズに進められません。ここからは、CADオペレーターを派遣会社に依頼する際の注意点を解説します。
企業は選定される側である姿勢を持つ必要がある
派遣会社を利用する際、依頼主が「選ぶ立場」であると考えがちです。しかし、人材不足が叫ばれて久しい建設業界では、優秀なCADオペレーターから「選ばれる企業」でなければいけません。
優秀な人材は複数の案件から選択できるため、企業の評価が低いと紹介自体が後回しになるケースもあります。人材不足が深刻な建設業界では、企業側の魅力も重要な選定ポイントです。
選ぶ側ではなく、自社もCADオペレーターに吟味される側である意識を持つことが重要です。
依頼できる業務の範囲が限られている
法律により、派遣社員が行える業務の範囲に制限があります。たとえば、設計の判断や施工に関する意思決定は、派遣社員にはできません。重要な決定や判断はあくまで、派遣先の社員が行わなければいけません。
派遣社員であるCADオペレーターにできるのは、指示に基づいた製図や既存図面の修正やトレース、図面データの整理や管理までです。上流工程や専門的判断が求められる業務を任せたい場合は、業務委託や正社員採用も検討する必要があります。
社内にノウハウが蓄積されにくい
派遣社員はあくまで一時的な戦力補充であり、長期的に見れば社内に技術やノウハウが残りにくいという課題があります。特に、以下のような状況では注意が必要です。
- 専門知識を持つ社員が不在で教育も委ねきり
- 現場担当者との連携不足
- 作業の進捗や成果物が共有・記録されていない
こうした問題への対策としては、派遣社員の作業内容のマニュアル化や社内担当者との橋渡しなどが考えられます。ノウハウを可視化し、引き継ぎ体制を構築することで、ノウハウの流出を防げます。
【まとめ】CADオペレーターは派遣会社を上手に利用して確保しよう!
CADオペレーターのような職種は派遣会社に依頼することで、業務を効率化し人件費を削減できるメリットがあります。しかし、派遣社員のCADオペレーターの場合、ノウハウが自社に蓄積せず、定められた範囲でしか業務はできません。
また、人材不足が叫ばれて久しい建設業界では、優秀なCADオペレーターに自社が選ばれるとは限りません。そのため、派遣会社にCADオペレーターを依頼したら、自社で活躍しやすいように社内環境を整えることが重要です。今回解説した内容を参考に、CADオペレーターの派遣会社への依頼を検討してみてください。
CAD図面作成代行会社おすすめ10選やCAD製図のアウトソーシングにおすすめの企業10選についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
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