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1人工とは、1人の作業員が1日にできる作業量を表す単語です。
- 1人工とは?
- 1人工代の相場は?
- 人工代はどうやって計算するの?
こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は1人工について詳しく紹介していきます。また、人工代を請求する方法や人工代を扱うときの注意点なども詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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1人工とは
1人工(いちにんく)とは、1人の職人さんが1日にできる作業量のことをいいます。1人工は人件費を表すときに多く用いられ、人工代を計算するときは時間外労働手当などは発生せず、8時間勤務として計上されます。
例えば、1人工あたりの単価が20,000円の場合、1人20,000円の賃金が発生し、3日仕事をすると60,000円の給料が得られます。従業員の人数が増えると1日「人数×20,000円」の人件費が発生します。
1人工代の一般的な相場
工事会社によって人件費は変わりますが、1人工代の相場を紹介します。
- 工種によって異なる
- 相場は増加傾向にある
上記の内容をそれぞれ見ていきましょう。
工種によって異なる
1人工代は対応する職種によって金額が異なります。また、作業内容によっても人件費が変動します。
- とび工:26,764円
- 鉄筋工:26,730円
- 大工:26,657円
- 型枠工:27,162円
- 軽作業員:15,874円
- 特殊作業員:24,074円
- 普通作業員:20,662円
工事場所が高い場合や専門的な作業をする場合などは、金額が高い傾向があります。ほかにも工事を行う地域や資格の有無などによっても賃金が変わるので、確認しましょう。
相場は増加傾向にある
国土交通省が発表する公共工事設計労務単価で人工代の相場が決まります。令和5年度では以下の結果となっています。
- 主要12種類の相場は前年比+5.0%(20,822円)
- 全職種で見たときの相場は前年比+5.2%(22,227円)
人件費増加により、相場が上がっていますが、地方自治体や職種によって相場が前後するので確認しましょう。
人工代の算出方法
人工代は1人工の金額によって金額が足されていきます。1人工20,000円で実務労働日数が30日の場合、20,000円×30日=600,000円という形で計算されます。仕事が半日(4時間)で終わるときは、半人工として扱われ、10,000円×30日=300,000円という算式で計上されます。
人工代を請求するときの書き方
工事現場で作業を行ったあとは、人工代の請求をします。人工代を請求するときは、請求書に人工代としっかり書きましょう。
- 日付(〇〇年〇月〇日)
- 項目(人工代〇人×〇日)
- 数量(〇日)
- 単価(〇〇円(税抜き))
- 消費税(〇%)
- 小計(〇〇円(税抜き))
上記のように分かりやすくシンプルに記入しましょう。何人かで工事を行った場合には、項目のところに作業人数を書きます。
人工代を扱うときの注意点
人工代を扱うときに気をつけることを紹介します。
- 外注費として扱う
- 外注費と給与には判定基準がある
上記の内容をそれぞれ見ていきましょう。
外注費として扱う
工事は会社に依頼することが多いですが、一人親方に依頼する場合もあります。工事現場の作業をお得意さんに依頼するときは、ほとんどが外注費として計上します。しかし、会社によっては給与扱いで計上するところもあるので確認しましょう。人工代の扱い方は契約時の判定基準にもなるため、気をつけましょう。
外注費と給与には判定基準がある
人工代を外注費、給与どちらで計上するか分からないときは、消費税税法に書かれている内容を確認しましょう。雇用契約を結んでいるときは「給与」として計上し、請負契約などで業務を行う場合は「外注費」で計算します。間違って計上した場合、追徴課税に引っかかる可能性も否めません。どちらで計上したらよいのか分からないときは、税務署や専門家に相談しましょう。
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【一人親方必見!】請求書の書き方を人工代含め徹底解説!
【まとめ】1人工とは1日に働く作業量!請求書の書き方なども理解しよう
1人工は作業員1人当たりの作業量を表す指数です。人件費の計上や工期スケジュール管理などで使われます。請求書を作成するときは、人工代と単価を使って相手先に請求をします。また、人工代の勘定科目を間違うと、追徴課税が発生する可能性があるので気をつけましょう。
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