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内装工事とは、建物の内側の設備や装飾を作る工事です。新築物件であれば内装仕上げを行い、中古物件であればリフォームやリノベーションを行います。そのため、内装工事業は景気の良し悪しにかかわらず、常に一定の需要が見込まれる安定した市場だと言われています。
この記事では、内装工事でのキャリアアップを目指す方に役立つ資格や、取得のメリットについてご紹介します。
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内装工事の仕事内容
具体的に、内装工事で行われる仕事とはどのようなものでしょうか?ここでは一例として、施工管理の仕事と職人の仕事についてご紹介します。
1:施工管理
施工管理の仕事とは、工事現場を監督し、内装工事の進捗や品質などを管理することです。内装工事といっても、内装の骨組みの制作から家具の設置、場合によっては電気工事に至るまで、作業内容は様々な種類にわたります。これらの作業を取りまとめるため、内装に関しては専門的かつ幅広い知識と経験が必要とされます。
2:職人
職人とは、多様な内装の工種のうちの1つ、あるいはいくつかに特化した技術をもつ人のことです。具体的な仕事内容には、床仕上げや天井仕上げ、ボード張り、クロス張りなどがあります。職人の場合、幅広い知識というよりは1つの技術を極めて、専門性を身に付ける必要があります。たくさんの経験を積みながら技術力を高めていくため、職人は自ずと現場経験から得た知見が豊富です。
内装工事で資格を取得するメリット
簡単な内装工事であれば資格がなくても施工可能なため、わざわざ資格を取らなくてもいいのでは、と考える方もいるかもしれません。しかし、工事内容によっては国家資格が必要となることもあります。また、資格によってご自身の知識や技術力を客観的に示すことができれば、キャリアアップや転職の際に有利です。ここでは、内装工事に関する資格取得のメリットについて解説します。
メリット1:大規模な工事ができる
例えば建築施工管理技士1級の資格を持っていると、監理技術者として現場を監督することができます。監理技術者は大規模な工事で設置が義務付けられているため、大きな案件で現場監督にチャレンジしたいと考えている方は、ぜひ取得しておくべき資格といえるでしょう。監理技術者としての仕事は難易度が高いものの、やり遂げたときの達成感や、やりがいのある仕事ができるという点では、大きなメリットといえます。
メリット2:年収アップにつながる
企業によっては、国家資格を取得することで、特別手当が支給される場合があります。また、指定された資格を取得していることが、昇給や昇格の条件となっている場合もあるでしょう。もしそのような規定がなくとも、資格を取得することで、スキルアップに励んでいることを周囲にアピールすることができます。上司や同僚にやる気を示すことで、昇給や昇格につながる可能性があるでしょう。
メリット3:転職するときに有利になる
転職する際に資格を持っていれば、自分の知識や技術力を客観的に示すことができます。特に転職市場では即戦力が求められるため、資格を持っていることでご自身の強みとして端的にアピールすることができるでしょう。
内装工事で役立つ資格
内装工事をする上で、必須の資格というものはありません。しかし一口に内装工事といっても、実際には多様な工事が含まれているため、資格取得を通じて様々な施工に対応できるということが示せれば、顧客の信頼感を高めることができます。ここでは、内装工事で必要とされる様々な資格をご紹介します。ぜひご自身の会社やキャリアに役立つ資格へチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
内装仕上げ施工技能士
内装仕上げ施工技能士とは、壁や床、カーテンなど内装の仕上げ工事について、技能や知識を証明する国家資格です。この資格を持っていなくても内装工事に携わることはできますが、1級や2級を持っていれば、専任技術者になることが可能です。内装工事でスキルアップしたいと考える方は、ぜひ取得しておきたい資格といえるでしょう。
1級・2級建築施工管理技士
建築施工管理技士とは、建設現場の現場監督として、工事全体の計画や管理、作業員の安全管理、工事の品質管理といった仕事を行うための国家資格です。1級と2級があり、1級であれば工事規模に制限はありません。2級であれば、中小規模の工事において管理することが可能です。この資格を持っていれば、大規模工事を行う建設会社への就職もしやすくなります。転職でキャリアアップを考えている方は、取得して損のない資格だといえるでしょう。
1級・2級建築士
建築士とは、工事の管理に加えて建築物の設計を行うことができる国家資格です。設計から施工まで、幅広い業務に携わりたい方におすすめの資格です。この資格も内装工事に必須ではありませんが、施工後に発生する問題を設計段階で未然に防ぐことができるため、無駄のない工事を行うことができます。今回ご紹介する資格の中では最も難易度が高いですが、そのぶん社会的な知名度や信用度が高いため、顧客からの信頼も得やすくなるでしょう。1級であれば設計する建物に制限はありませんが、2級であれば主に一般住宅の設計が中心となります。
家具製作技能士
家具製作技能士とは、家具製作に関する技能や知識を示す国家資格です。1級から3級までがあり、家具の加工技術、家具の機械加工技術、いす張り技術の3つが実技として問われます。この資格は内装工事業者だけでなく、家具メーカーでも需要の高い資格です。実務経験をそれなりに積んでいれば、難易度の高い資格ではないので、家具づくりに特化したい方は、ぜひ取得しておくと良いでしょう。
塗装技能士
塗装技能士とは、塗装工としての技術と知識を証明する国家資格です。塗装は内装の印象を左右するだけでなく、壁の耐久性や耐火性、防水性などを高める役割も担っています。塗装に必須の資格というものはなく、未経験でも挑戦しやすい仕事であるため、どのような技術レベルであっても塗装工を名乗ることは可能です。それだけに塗装技能士の資格を持っていれば、顧客も安心して塗装を依頼しやすくなるため、塗装を含めた内装工事を行うのであれば、取得して損のない資格だといえるでしょう。
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターとは、お客様の要望をヒアリングし、内装や家具、ファブリック、照明器具、住宅設備といった幅広いインテリアを組み合わせて、快適な空間を提案する民間資格です。個人の住宅以外にも、店舗やオフィス、公共住宅まで、様々な内装を対象とします。こちらの資格も内装工事に必須ではありませんが、より快適な空間を提案できればお客様の満足度も高まるため、内装工事を行うのであればぜひ取得したい資格です。
2級建築施工管理技士の難易度は?取得するメリットや勉強法を解説
【まとめ】内装工事に役立つ資格は様々!資格取得のメリットも要チェック
ここまで、内装工事の仕事や役立つ資格についてご紹介しました。資格の内容が多岐にわたっていることからも、内装工事で必要とされる技術や知識が、とても幅広いことがお分かりいただけたのではないでしょうか。
内装工事は、新築工事だけでなく、リフォームやリノベーションにおいても活躍の場が広がっています。内装工事でスキルアップを図りたい方は、できるだけ多くの技術や知識を身に付けておくことで、よりたくさんの内装工事に対応できる可能性が広がるでしょう。この記事でご紹介した資格取得を通じて、ぜひご自身のキャリアアップを図ってみてはいかがでしょうか。