工事現場の服装の基準や選び方・購入できる場所などを解説!

工事現場の服装

安全確保や天候への対策のためにも、工事現場で適切な服装で作業することは非常に大切です。しかし
「今さらどこで聞けばいいか分からない」
「役職が変わったが服装も変えるべきか」
などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。今回は、建設現場における服装の選び方や、おすすめのアイテムやNGファッションなどを併せて紹介していきます。

工事現場の服装の役割

工事現場の服装は、ただ自己表現のためだけのものでなく、現場で安全に効率よく作業するための役割が求められます。工事現場の服装を選ぶ際には、以下の3つの役割を満たすものであるかを重視しましょう。

  • 化学物質や落下物など、現場の潜在的な危険から体を守る
  • 現場の規則と法的要件の遵守につながる
  • 労災、怪我のリスクを軽減する

工事現場の服装の基準

工事現場の服装は、自分の体に合ったものを選ぶことが一番大切です。タイトなものだと作業がしづらいですし、大きすぎると現場の突起物や機具に引っかかり事故につながるリスクがあります。また、現場で着用すべき基本的なアイテムについて「作業員」「施工管理・現場監督」の2つに分けて説明します。新しい現場などでルールが不明瞭な際は、ぜひ参考にしてください。

作業員

現場作業員の方が着用すべき基本のアイテムは、以下の6つです。商品は現場によってはJIS規格のものと指定されるケースがあるため、認定マークのついているものを選ぶことをおすすめします。

  • ヘルメット・防じんマスク
  • 長袖・高視認性ベスト
  • 長ズボン
  • 皮手袋
  • 脚絆
  • 安全靴

ヘルメット・防じんマスク

現場ヘルメットは、頭部を保護するための必須アイテムです。ヘルメットはシンプルな形状の「MPタイプ」、前頭部だけにツバがある「野球帽タイプ」、ツバが前面にせり出している「アメリカンタイプ」の3種類があります。

素材はFRP製、あるいはPC製、ABS製、PE制などのものがありますが、それぞれ耐電性や耐熱性、耐有機溶剤性が異なるので業務内容に応じて選択しましょう。
防じんマスクは、現場で発生する粒子状の物質の吸引を防ぐために装着するマスクです。使い捨て式と取り換え式があるので、いずれかを選びます。

長袖・高視認性ベスト

現場作業は、夏でも長袖が基本です。なぜなら落下物や火傷、転倒や接触などのリスクから肌を保護するためです。また、直射日光を長期間肌に直接浴びると、体力を消耗する危険があるため、熱中症などのリスクを軽減する効果もあります。

高視認性ベストとは蛍光黄色やオレンジのベストのことを指します。着用することで周囲とのコントラストを強め、着ている者の視認性を高める効果があります。

長ズボン

近年ではハーフパンツの作業着も流通していますが、作業の際は長ズボンが安全です。前述したように、肌を露出することで怪我や汚れといったリスクが生じますし、紫外線の影響も大きく受けます。

また、電気工事や電気設備業、溶接業ではハーフパンツの着用は原則禁止とされています。現場によっては、好ましくないという理由で、長ズボンを指定するケースもあるので、長ズボンを数着用意しておくことをおすすめします。

皮手袋

作業現場で扱う手袋は、牛革や豚革などの天然素材がおすすめです。耐火性や耐熱性に優れており、使い込むごとに手に馴染み柔らかくなってくるからです。また、天然素材ならではの経年変化が楽しめるのも魅力です。牛革の強度は背皮が最も強く、次に面皮、腹皮と続きます。

脚絆

脚絆(きゃはん)とは、脛部分に巻く皮や布のことで、別名「ゲートル」とも言います。体を保護するだけでなく、下肢を締めつけることで疲労を軽減する効果もあるとも言われています。

メッシュタイプで通気性に優れているものや、ステンレス板入りの衝撃や切創に強いモデルなど、様々な種類が販売されています。

安全靴

安全靴とは、つま先の保護のための先芯や滑り止め加工を施した現場作業用の靴です。耐衝撃・圧迫製や、表底のはくり抵抗性などのテストをクリアしたものがJIS企画認定商品となります。

ひと言に安全靴と言っても形状は様々で、スニーカーのような短靴タイプや、ミッドカットタイプ、長靴、半長靴タイプの4種類があります。現在ではJSAA認定品の「プロスニーカー®」も販売されているため、選択肢が今まで以上に広がりました。

施工管理・現場監督

現場作業員と異なり、施工管理や現場監督の服装には明確なルールがないために、何を着ればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。現場監督や施工管理の業務は多岐にわたりますが、基本的に「現場にいるときは作業着」「通勤時はスーツ」と使い分ければ間違いないでしょう。以下で、現場にいるときと通勤時の服装のTPOについて説明します。

現場にいるときは作業着

現場監督の現場における服装の基本は「シャツにネクタイの上から作業着とヘルメット」です。作業着とヘルメットを着用していれば現場作業の際にも危険から身を守れますし、急な顧客対応にも作業着を脱げば失礼なく対応できます。女性の現場監督の場合はネクタイは不要ですが、パンツスーツの上から男性と同様に作業着を着用しましょう。

通勤時はスーツ

事務所や本社に公共の交通機関で通勤する際は、スーツが基本です。作業着のまま行きたいと思うかもしれませんが、粉塵や塗料が付着しやすい作業着は、たとえ選択をしていたとしても公共の場では好まれない傾向があります。現場責任者という立場を踏まえ、相応しい服装を心がけてください。自家用車の場合は、作業着着用のままでも問題はありません。

工事現場の服装の選び方

工事現場の服装の基本について説明しました。しかし、選ぶべきアイテムは分かっていても、ホームセンターやオンライン上に多くの商品が並んでいるため、つい目移りしてしまう方も多いでしょう。そこで、工事現場で着用するアイテムの選び方について、以下の4つに分けて説明します。

  • 必要な保護装備を確認する
  • 作業内容とリスク分析をする
  • 快適性と動作性のバランスを考える
  • 夏は暑さ対策を行う

必要な保護装備を確認する

まずは現場で決められている安全の規制や基準を確認しましょう。各作業現場によって、安全や服装の規定は異なります。現場によっては作業着の着用方法に関して、ガイドラインやマニュアルが設定されているケースもあるため、それに準じた適切な作業服を選ぶことが大切です。特に指定がない場合も、元請けに確認しましょう。

必要に応じて女性用を手配する

女性作業員の作業服の着用ルールは、基本的に男性と変わりません。しかし、作業服のサイズが大きく異なるため、事前に女性作業員の人員を把握し、女性用が必要であれば手配しておくことも大切です。髪が長い作業員がいる場合は、安全確保のために作業中は髪を結び、ヘルメットの中に入れるように指導しましょう。

作業内容とリスク分析をする

作業内容を踏まえ、リスク対策がされた作業服を選びましょう。例えば、溶接や鉄鋼作業の際には防炎加工が施された素材を選び、引火性のあるポリエステル製の製品は避けたほうが良いでしょう。

電気設備工事の場合は、帯電防止機能がついた製品がおすすめです。また、屋外の作業が多い場合は撥水機能や防風機能が付いた製品を選ぶと作業効率が上がります。

快適性と動作性のバランスを考える

作業服は、動きやすいだけでなく快適に過ごせるものを選びましょう。もしオーバーサイズの洋服を普段好んで着用していたとしても、大きすぎる作業服は前述したように事故につながるリスクが高くなります。しかし、タイトすぎる服は動きづらく熱がこもりやすいというデメリットがあります。

サイズもメーカーによって異なることが多いので、できれば試着をして自分にとってベストなバランスの製品を選ぶようにしましょう。

夏は暑さ対策を行う

近年酷暑の傾向はますます強くなっており、作業現場で熱中症が発生するケースも増加しています。夏場は春夏用の作業着を選ぶだけでなく、機能性に優れた製品を選ぶようにしましょう。ヘルメットにも遮熱材が入ったものや通気孔つきのものが販売されているので、屋外の作業が多い方は選ぶと良いでしょう。

涼しい素材を着用する

夏場は涼しい素材を用いた春夏用の作業着を着用するようにしましょう。通年用の作業着と比較すると春夏用の作業着は、湿気を逃がしやすいつくりになっているため、ムレや不快感を解消します。また、作業着の素材は通気性に優れた特殊素材のものや、触れた時に冷たく感じる接触冷感タイプを選ぶと、より快適に作業が行えるようになります。

空調服を着用する

空調服とは、小型ファンを内蔵した作業着のことです。バッテリーで動作する小型ファンは服の中に外気を取り入れることで、汗を気化させ体の表面の熱を奪う効果があります真^。空調服を着用することで暑さによる体力の消耗を防ぐだけでなく、現場のエアコンや扇風機の稼働時間を抑えられるため、コストカット効果も期待できます。

工事現場でのNG服装

安全確保のためにも、肌を露出するハーフパンツや半袖、サンダルの着用は好ましくありません。また、前述したように結んでいない長い髪や長いネクタイは、男女問わず機械に巻き込む恐れがあるため、ヘルメットや作業着の中にしまう必要があります。
また、安全靴にはレースアップタイプのものも販売されていますが、現場によっては靴紐を踏むリスクから禁止されることも多いため、避けたほうが無難でしょう。

工事現場の服装を購入できる場所

工事現場で着用する作業着や各種小物は、以下で購入できます。

  • ホームセンター
  • ワークマン
  • オンラインショップ

ホームセンター

コメリやカインズやグッデイ、ナフコなどの大手ホームセンターに作業着が揃えられています。ホームセンターで購入するメリットは店舗の数が多く在庫数も容易に確認できるため、必要なものをすぐ購入できることです。
カインズではデニムブランドのEDWINとコラボしたEDWというブランドを発売しており、ファッション性の高さが好評を集めています。

ワークマン

ワークマンは作業服販売の最大手ともいえるチェーン店です。ワークマンを利用するメリットは何と言ってもコストパフォーマンスの高さです。機能性の高い商品が低価格で販売されていることから、業界ナンバーワンのリピーター率を誇っています。また、全国に800以上の店舗があるという安心感も魅力の1つです。

オンラインショップ

ワークランドやワークユニフォームなどの、作業着のオンラインショップも人気を集めています。オンラインショップで作業服を購入するメリットは、忙しい職人の方でも自宅にいながら豊富な商品から選び、購入できることです。しかし、実際に商品を見たり試着できないことから、手に届いた実物がイメージと異なるリスクがあります。

 

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【まとめ】工事現場の服装は規制や基準を理解し作業リスクを考慮した上で選ぼう!

工事現場の服装は長袖長ズボンに、安全ベストや安全靴、脚絆やヘルメットの着用が基本です。自分のサイズに合った、動きやすいものを選ぶようにしましょう。工事現場で独自のルールが設けられているケースも多いので、必ず確認してください。

 

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