建設業向け経費精算システム15選を徹底比較!おすすめや選び方も紹介!

経費精算システム 建設業

経費精算作業に多くの手間がかかり困っている人も多いでしょう。経費精算システムを導入することで業務を効率化できるだけでなく入力漏れやミスを減らすことも可能です。

完成工事高や未成工事支出金といった建設業特有の科目に対応したシステムを選ぶことが大切です。本記事では、おすすめの建設業向け経費精算システム15個と、経費精算システムの選び方、導入メリットを解説します。

建設業向け経費精算システムとは

経費精算システムとは、業務で発生した経費を効率的に管理・生産するシステムです。経費精算システムを導入することで、申請、承認、報告といった作業の手間を減らせます。スキャンしたレシートを自動で読み取ってくれるソフトもあります。交通費を算出してくれるソフトを導入すれば、煩雑な交通費確認や入力の手間を削減可能です。

建設業向け経費精算システムの機能

どの建設業向け経費精算システムにも、主に以下の2つの機能があります。

  • 経費精算申請機能
  • 経費精算申請の承認機能

それぞれの内容を解説します。

経費精算申請機能

経費精算システムには、経費が発生した日付、支払先、支払内容・科目などを入力し、管理担当者に申請する機能があります。経路検索機能があれば、出発駅と到着駅を入力した際に自動で交通運賃が算出されます。定期券区間の自動控除や交通系ICカード読み込み機能などがあるとさらに便利です。スマートフォンやタブレットで操作できるシステムを選べば、外出の多い営業担当者も忘れずに経費精算申請ができるでしょう。

経費精算申請の承認機能

管理担当者は、申請内容の承認・差し戻し作業を経費精算申請システム上で実施できます。アラート通知やエラー表示機能により、入力忘れや入力間違いを防げます。電子帳簿保存法に対応しているシステムであれば、レシートや領収書の保存・管理も簡単です。かかった経費をグラフ化して比較・分析できる機能があれば、経営にも活かせます。

建設業向け経費精算システムおすすめ15選!

本記事でおすすめする建設業向け経費精算システムは、以下の15個です。

  1. 楽楽精算
  2. 経費精算WAO
  3. Concur Expense
  4. 弥生会計
  5. HRMOS経費
  6. ジンジャー経費
  7. バクラク経費精算
  8. ジョブカン経費精算
  9. Spendia
  10. J’sNAVI NEO
  11. 経費BANK
  12. RECEIPT POST
  13. ネクストICカード
  14. PCA建設業会計
  15. 建設大臣NX

それぞれの内容を解説します。

楽楽精算

楽楽精算引用元:https://www.rakurakuseisan.jp/

「楽楽精算」は、大手から中小まで様々な企業が導入している、累計導入者数No.1、顧客満足度No.1の経費精算システムです。提供元の株式会社ラクスは東証プライムに上場しています。専任スタッフが電話やメールでサポートしてくれるので、不明点があっても安心です。申請項目やレイアウトを自由にカスタマイズできるので、使い慣れたエクセルフォーマットの形式で利用できるでしょう。

経費精算WAO

経費精算WAO引用元:https://kensetsu.chepro.co.jp/system/keihi

「経費精算WAO」は、建設業向けに特化したプランもある経費精算システムです。経費の申請、承認、精算、支払などを管理できます。個別原価処理ができるので、複数の工事を請け負っていても管理が簡単です。建設WAOシリーズには営業管理、見積、工事管理などのシステムもあるので、組み合わせることであらゆる事務的な業務を一括管理できます。

Concur Expense

Concur Expense引用元:https://www.concur.co.jp/perfect-expense

「Concur Expense」は世界中で利用されている経費精算システムです。株式会社コンカーは、「Concur Expense」以外にも出張管理や請求書管理のクラウドシステムを提供しており、全世界で約51,000社、約9,300万人が利用しています。QRコード決済アプリや、ホテル手配、タクシー配車などの様々なサービスと連携すれば、自動で経費を入力してくれます。

弥生会計

弥生会計引用元:https://www.yayoi-kk.co.jp/kaikei/

「弥生会計」は、クラウド型とオンプレミス型(自社サーバーで運用するタイプ)を選べる経費精算システムです。弥生株式会社は、1987年から「弥生」シリーズを提供しています。簿記の知識がなくても簡単に扱えます。個人事業主やフリーランス向けのサービスが充実していることが特長です。起業・開業に関する手続きのサポートにも注力しています。

HRMOS(ハーモス)経費

HRMOS経費引用元:https://www.ezsoft.co.jp/ekeihi/

「HRMOS(ハーモス)経費」は、99.8%の利用継続率を誇る経費精算システムです。提供元のイージーソフト株式会社は20年以上の歴史があります。乗換案内ソフトとの連携や交通系ICカードの読み取り機能により簡単に交通費を精算できます。利用者数によって異なる月額利用料がかかりますが、初期費用は0円です。導入から運用まで電話やメールでサポートしてくれます。

ジンジャー経費

ジンジャー経費引用元:https://hcm-jinjer.com/keihiseisan/

「ジンジャー経費」もクラウド型の経費精算システムです。パソコンだけでなくスマホアプリでも利用可能です。経費精算以外にも勤怠管理や人事労務管理、給与計算などのシステムを提供しており、連携することで業務の手間を大幅に削減できます。システムの導入や運用のサポートも充実しているので、安心して利用できるでしょう。

バクラク経費精算

バクラク経費精算引用元:https://bakuraku.jp/expense/

「バクラク経費精算」は、シリーズ累計で1万社以上が導入し、99%が継続して利用している経費精算システムです。専用スマホアプリで、撮影したレシートや領収書をアップロード可能です。AI-OCR(人工知能による光学文字認識)により、撮影したレシートや領収書を自動で読み取ってデータベースに反映してくれることが特長です。

ジョブカン経費精算

ジョブカン経費精算引用元:https://ex.jobcan.ne.jp/

株式会社DONUTSが提供する「ジョブカン経費精算」は、クラウド型の経費精算システムです。シリーズ累計で20万社もの導入実績があります。クラウド型なので、スマートフォンやタブレット端末でアクセスして、申請、承認、管理をできます。乗換案内ソフトとの連携機能や交通系ICカードの読み取り機能があるため、交通費の精算も簡単です。

Spendia

Spendia引用元:https://www.tis.jp/service_solution/spendia/

「Spendia」はスマートフォンでの操作も簡単なクラウド型の経費精算システムです。提供元のTIS株式会社は東証プライムに上場しています。建設業界向けサービスに注力しており、建設業界特有の複雑な個別要件に対応していることも特長です。経費精算に関するお役立ちコンテンツ記事やイベント・セミナーも充実しています。

J’sNAVI NEO

J’sNAVI NEO引用元:https://www.jsnavineo.com/

「J’sNAVI NEO」は、100万人のユーザー数と800社の導入実績がある経費精算システムです。旅行業で有名なJTBのグループ企業が提供しています。出張の手配サービスというJTBならではの機能が特長です。航空券、新幹線、宿泊先などをセットで手配してくれるので、特に遠方に出張する際に便利でしょう。

経費BANK

経費BANK引用元:https://kb2.sbi-bs.co.jp/

「経費BANK」は、SBIグループ会社が提供している経費精算システムです。経路検索アプリとの連携、交通系ICカードの読み取り機能などがあるため、簡単に交通費を精算できます。レシートや請求書を読み取るAI-OCR機能もあります。利用IDの数だけ月額費用がかかりますが、初期費用は0円なので、導入しやすいでしょう。

TOKIUM経費精算(旧:RECEIPT POST)

TOKIUM経費精算引用元:https://www.keihi.com/expense_lp/

「TOKIUM経費精算(旧:RECEIPT POST)」は、約2,000社が導入している経費精算システムです。AI-OCRによる自動読み取り機能だけでなくオペレーターによる確認サービスもあるため、高い精度でレシートや領収書がデータ化されることが特長です。様々な会計ソフトと連携できることも優れた点です。

ネクストICカード

ネクストICカード引用元:https://next-iccard.jp/

「ネクストICカード」は、クラウド型の勤怠管理・経費精算システムです。ICカードを用いて、勤怠の打刻、交通費の精算ができます。ICカードで管理できるので、経路や定期券区間の確認の手間を削減できます。ワンクリックで申請・承認できることも魅力です。専任のコンサルタントが電話やメール、訪問で導入から運用までサポートしてくれます。

PCA建設業会計

PCA建設業会計引用元:https://pca.jp/area_product/proken_function.html

「PCA建設業会計」は、東証プライム上場企業であるピー・シー・エー株式会社が運営元の経費精算システムです。買い切りのオンプレミス型、インフラがなくても利用できるクラウド型、インフラを選べるサブスク型の3種類から選べます。建設業会計に特化したプランもあります。PCAシリーズには給与管理、人事管理、固定資産管理などのソフトがあるので、連携することでさらに効率化を図れるでしょう。

建設大臣NX

建設大臣NX引用元:https://www.ohken.co.jp/product/kensetsu/

「建設大臣NX」は、建設業向けの経費精算システムです。大蔵大臣シリーズは30年以上の歴史があります。伝票入力をすれば同時に財務諸表も完成することが特長です。通常の財務管理だけでなく、完成経営事項審査や工事進行基準にも対応しています。導入に不安を抱えている人に向けて、各地で定期的に無料体験セミナーが開催されています。

建設業向け経費精算システムの選び方

以下の点に注意して建設業向け経費精算システムを選びましょう。

  • クラウド型か自動更新のサポート機能があるか
  • 科目のカスタマイズができるか
  • 他のシステムと連携できるか

それぞれの内容について解説します。

クラウド型か自動更新のサポート機能があるか

購入したい経費精算システムがクラウド型かオンプレミス型かを確認しましょう。オンプレミス型は、自社でサーバーや通信インフラを用意するタイプのシステムです。クラウド型であれば、運営元がサーバーや通信インフラを整備し、ソフトをアップデートしてくれます。オンプレミス型でも自動更新機能があれば、法改正やバグ修正があった際に自動的にソフトがアップデートされます。

科目のカスタマイズができるか

科目のカスタマイズができるかを確認することも経費精算システム選びで重要です。建設業の場合、工事の着工から引き渡しまでに長い時間がかかるため、完成工事高や未成工事支出金といった特有の科目があります。建設業向けに自由にカスタマイズできるシステムや、初めから建設業向けに特化したシステムを選ばないと、かえって効率が悪化するかもしれません。

他のシステムと連携できるか

他のシステムと連携できるかを確認することも大切です。連携機能が不十分だと、経費精算システムで効率よく入力した項目を、他のシステムに入力し直さなければならないかもしれません。二度手間を避けるために、他のシステムと連携できる経費精算システムを選びましょう。勤怠管理や給与計算のソフトと連携できると、さらに事務作業を効率化できます。

建設業向け経費精算システムを導入した時のメリット・効果

建設業向け経費精算システムを導入したときのメリット・効果がいくつかあります。

  • 業務の効率化
  • 入力漏れやミスの防止
  • データの一元化

それぞれの内容を解説します。

業務の効率化

経費精算システムを導入することで、業務を効率化できます。例えば、公共交通機関での交通費を精算する場合、レシートや領収書がないことが多いため、乗り降りした駅の確認や定期券区間の確認を経理担当者がしなければなりません。乗換案内ソフトとの連携や交通系ICカードの読み取り機能があれば、確認・入力の手間を減らせます。

入力漏れやミスの防止

入力漏れやミスの防止も、経費精算システム導入のメリットです。経費を人の手で入力すると、入力漏れやミスが発生して正しく精算できないことがあります。管理者が経費申請に気付かないと、承認が遅れたり漏れたりするかもしれません。自動入力、アラート通知、エラー表示といった機能があれば、入力漏れやミスを防げます。

データの一元化

経費精算システムの導入によってデータの一元化が可能となることもメリットです。複数の営業所があったり多くの工事案件を抱えたりしていると、経費を一元管理することは困難です。経費精算システムがあれば、データを簡単に一元管理できるでしょう。経費をグラフで「見える化」してくれるソフトであれば、経費を詳細に把握・分析して経費削減につなげられます。

【まとめ】自社に合った経費精算システムを使って業務の効率化をはかろう

おすすめの建設業向け経費精算システム15個と、経費精算システムの選び方、導入メリットを解説しました。経費精算システムを導入することで業務を効率化できたり入力漏れやミスを防止したりできます。完成工事高や未成工事支出金といった建設業特有の科目も管理できるシステムを選びましょう。ぜひ本記事を参考に、自社に合った経費精算システムを見つけましょう。

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