測量ソフトの建設現場で活躍するおすすめ3選!無料ソフトや導入効果も紹介!

測量ソフト・アプリ 建設

測量ソフトとはドローンなどの技術を用いて測量したデータから土地の面積や体積を計算するソフトを指します。近年では建設現場においても測量ソフトの導入が進んでおり、業務の効率化に貢献しています。そこで今回は建設現場において測量ソフトの導入を検討されている事業者の方に向けて、導入効果やおすすめの測量ソフトをご紹介します。

測量ソフトとは?

まず初めに測量ソフトの概要をご紹介します。測量ソフトは土地の面積や形状を把握する際に用いるソフトウェアのことで、土地や図形のスキャンデータから図面、3D化されたモデルの作成まで行うことができます。

測量ソフトの主な機能

続いて測量ソフトに備わっている代表的な機能についてご紹介します。測量ソフトの代表的な機能としては

  • 計算機能
  • 平面や縦断・横断の線形機能
  • 表示機能

があります。

計算機能

測量はトータルステーションやレーザースキャナー、ドローン等の技術を用いた測量と、測量結果に基づいて面積や体積を計算する2つの工程が必要です。
このうち計算は測量して得られた座標値を用いて行う必要がありますが、測量ソフトはこの計算を補助してくれるものです。ソフトに座標値を入力すると自動計算してくれるものから、測量機と連動して自動で作図をしてくれるものまで、様々な計算機能を持つ測量ソフトがあります。

平面や縦断・横断の線形機能

測量ソフトには平面や縦断・横断の線形の計算や把握ができる機能があります。
土木工事の設計には縦断線形や、横断丁張といった複雑な計算が必要です。縦断図は主に平面図だけでは把握できない土地や道路の高低差や勾配を把握可能です。また横断線形では地形の平面を把握できるため道路の幅などを正確に測位できます。またこれらそれぞれを組み合わせる機能を有した測量ソフトであれば立体的に土地のデータを把握することができます。

表示機能

測量ソフトには計算して得られた結果を3D化された画像としてプレビュー可能なものがあります。平面線形や縦断線形、横断丁張のみでは平面であるデータをそれぞれ連動させて3次元化してプレビュー表示させることができるため、視覚的にわかりやすい形で完成形をイメージ可能です。3Dでのプレビュー機能を用いることでプロジェクトの説明や情報共有の際にわかりやすく可視化されたデータを使用可能です。

測量ソフトの建設現場で活躍するおすすめ3選!

続いて建設現場で活躍するおすすめの測量ソフトを具体的にご紹介します。ぜひ測量ソフト導入の参考にしてみてください。

Civil 3D

Civil 3D

引用元:autodesk.co.jp

Civil 3Dは3Dモデルをベースとした設計ソフトです。高速道路や用地開発、鉄道、橋梁といった様々なプロジェクトに対応しています。建設現場で測量したデータを転送してソフト内に取り込むことが可能で、図面並びに建設図書などのドキュメントを迅速に作成することができます。

【価格】
¥50,600/1ヶ月(1 ユーザーあたり)
¥408,100/1 年(1 ユーザーあたり)
¥1,224,300/3年(1 ユーザーあたり)

測量計算ソフト Mr.監督2

測量計算ソフト Mr.監督2

引用元:myzox.co.jp

測量計算ソフトMr.監督2はCADをベースとした測量計算ソフトです。エクセルと同様の使用感で操作性に優れている点が特徴です。画面上に測点を入力して2点間の距離や方角を計算できるほか、領域を指定することでハッチングやグラデーションといった図形装飾にも対応しています

【価格】
¥55,000

現場大将

現場大将

引用元:kentem.jp

現場大将は土木施工において測量の効率を高めることができる測量ソフトです。平面線形・縦断線形・横断線形の3つを連動させることによって、3次元丁張をシュミレーションすることができます。また測量機との連動機能を備えており、複雑な計算処理の効率化が可能です。座標値の入力に関してもマウス操作一つで可能であるため、入力作業の効率化と入力ミスの防止を両立しています。

【価格】
問い合わせ

測量ソフトの選び方

続いて測量ソフトの選び方をご紹介します。測量ソフトは機能性や費用などを総合的に判断して選ぶことが重要です。

費用で選ぶ

測量ソフトを選ぶ際にはソフトにかかるコストが性能に見合っているかどうかを検討しましょう。測量ソフトには有料ソフトと無料ソフトの2種類があります。また有料ソフトの料金体系にも買い切り型と月額制の2通りがあります。月額制を採用している測量ソフトも使用するユーザー数によって月額料金が変動する場合もあるため、自社のニーズに適した料金体系を選択しましょう。

データ連携機能機能で選ぶ

測量ソフトを選ぶ際にはデータ連携機能の有無も重要な観点です。測量ソフトのデータ連携機能とは建設現場で実際にトータルステーションやレーザースキャナーで測量した情報をオフィスの測量ソフトに取り込む機能を指します。データ連携機能を有している測量ソフトでは座標値などの入力作業を効率よく行うことができます。

サポート体制で選ぶ

測量ソフトを使用している際には思いがけないトラブルに見舞われることもあるでしょう。そのような予期せぬソフトトラブルに際してアフターサポートが充実しているかどうかも重要な観点です。電話やメール等で即座にサポートを受けられる体制が整っているかどうかを購入前に確認しましょう。

測量ソフトを建設現場へ導入した時のメリット・効果

続いて測量ソフトを建設現場に導入した際のメリットや効果をご紹介します。

  • 完成イメージの可視化
    測量ソフトを使用して設計データを3Dイメージで可視化することで、従業員だけではなくプロジェクトの関係者や建設物の近隣の住民との情報共有を容易に行うことができます。
  • 業務の効率化
    建設現場に測量ソフトを導入する最大のメリットは設計プロセスの効率化です。建設予定地の土地をデータ化して把握する過程を簡略化することで建設計画の策定や、建設に際したリスク評価を迅速に行うことができます。

【まとめ】自社に合った測量ソフトを使って業務の効率化をはかろう

今回は建設現場における測量ソフト導入のメリットや効果、おすすめの測量ソフトをご紹介しました。測量ソフトは建設における測量と設計プロセスを効率化してくれるため、ぜひとも導入したいソフトの一つです。今回の記事を参考に自社に合った測量ソフトを選んでみてください。

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