建設業の初任給の平均額やゼネコン大手5社が高い背景などを解説!

​建設業界への就職を検討されている皆さんにとって、初任給の情報は重要な関心事でしょう。近年は、どの業界でも人手不足が叫ばれており、初任給を上げる企業が増えています。建設業界でもその流れは同様で、給与を上げている会社は少なくありません。

この記事では、建設業の初任給の平均額や、ゼネコン大手5社の初任給が高い背景について詳しく解説します。​解説する内容を理解して、建設業へ就業する際の参考にしましょう。

ツクノビBPOは、時間のかかる建設業業務を低コストで代行する建設業特化のアウトソーシングサービスです。 CADを活用した工事図面作成や事務作業、書類作成、積算、経理労務などまで幅広い業務に対応しています。詳細はぜひこちらからご確認ください。
\ 30秒で資料請求完了 / まずは資料を見てみる

建設業の初任給の平均額

建設業の初任給は、学歴や地域などさまざまな要因で変動します。​一般的に、学歴が高いほど初任給も高くなり、資格などがあればさらに上昇することも珍しくありません。ここでは、建設業の初任給の平均額について、以下のポイントから解説します。

  • 学歴ごとの初任給の平均額
  • 男女ごとの初任給の平均額

学歴と男女ごとの初任給の平均額について知識を身につけ、建設業で就業する際の参考にしてください。

学歴ごとの初任給の平均額

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、学歴別の初任給は以下の通りです。

初任給
大学院卒(修士課程) 225,000円
大学卒 198,000円
高専・短大卒 178,000円
高校卒 159,000円

これらのデータから、学歴が高いほど初任給も高くなる傾向が見て取れます。​特に、大学院卒の場合、非常に高度な知識を身につけている人が少なくありません。そのため、初任給の金額が大学卒よりもさらに高くなっています。

男女ごとの初任給の平均額

建設業における初任給は、男女間で大きな差は見られません。​しかし、職種や配属先によっては若干の差が生じる場合もあります。​例えば、技術職と事務職では給与体系が異なることがあります。​厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」による、男女で分けた初任給の平均額は以下の通りです。

初任給(男性) 初任給(女性)
大学院卒(修士課程) 225,000円 224,900円
大学卒 199,800円 189,400円
高専・短大卒 178,800円 175,200円
高校卒 161,000円 143,100円

調査の結果からもわかるとおり、女性の方がやや低い傾向があります。

大手ゼネコン5社の初任給

建設業の中でも大手ゼネコン5社は、業界の中で特に給与が高い傾向にあります。2024年度の大手前者の初任給の平均額は、以下の通りです。

高専・専門学校 大学 大学院(修士) 大学院(博士)
清水建設 260,000円 280,000円 300,000円 330,000円
大成建設 260,000円 280,000円 300,000円 320,000円
鹿島建設 260,000円 280,000円 300,000円 330,000円
竹中工務店 260,000円 280,000円 300,000円 320,000円
大林組 250,000円 280,000円 300,000円 330,000円

大手ゼネコンに次ぐ準ゼネコンや中堅ゼネコンでも初任給は高くなっています。業界をリードする各社の傾向を踏まえると、今後は建設業全体で初任給の上昇が期待できます。

大手ゼネコン5社の初任給が高い背景

ゼネコン大手5社は、建設業の中でも特に初任給が高い傾向にあります。ここでは、この5社の初任給が高い理由を見ていきましょう。大手ゼネコンの初任給の高さには次のような理由があります。

  • 働き方改革
  • 政府から5%の賃上げ要求

それぞれの理由を把握して、より初任給が高い会社を見極める参考にしてください。

働き方改革

建設業界では、長時間労働が常態化していることが問題視されてきました。​他の業界でもこうした傾向の会社は多く、長年の課題となっていた背景があります。この状況を是正するため、政府は時間外労働の上限規制を導入しました。​

法律の制定に伴う社会全体の変化の結果、残業時間は削減し、ワークライフバランスの充実が推進されています。ただし、そうなると残業代を含めた収入が減少する可能性が生じました。​そのため、企業は基本給を引き上げることで従業員の収入を確保し、優秀な人材の確保を図っています。​

政府から5%の賃上げ要求

長年の景気低迷を打開すべく、政府は経済成長と消費拡大のため、企業に対して5%以上の賃上げを要請しています。​これを受けて、多くの企業が賃上げを実施しており、建設業界も例外ではありません。​

特に、大手ゼネコン各社はこの要請に応じて初任給を引き上げ、業界全体の賃金水準の向上に寄与しています。​現在は大手ゼネコンのみですが、こうした流れは中小の建設業者にも波及していくことが予想されます。

建設業界で初任給をアップする方法

建設業でも初任給を上げる傾向にあります。しかし、社会の変化に伴い給与を上昇させる以外にも、次のような方法で賃金を上げることは可能です。

  • 高学歴を目指す
  • 資格やスキルを取得する

ここからは、それぞれの方法で給料のアップを目指すコツを解説します。解説する内容を参考に、会社や社会に頼らずに賃金を上げる方法を模索してみてください。

高学歴を目指す

高学歴になることで、初任給のアップを目指すことは、建設業でも可能です。一般的に学歴が高いほど初任給は高く、特に大学院修士課程を修了すると初任給が高く設定される企業は少なくありません。​そのため、専門知識を深めるために高等教育を受けることは、有利な選択と言えます。​

学歴を上げて初任給の上昇を狙う場合、大学院以上を卒業すると、高い給料が期待できます。大学院で学ぶことで、レベルの高い知識が身につくため、仕事でも役立つでしょう。

資格やスキルを取得する

建設業界では、特定の資格やスキルを持つ人材が高く評価されます。そのため、資格やスキルを取得して給料のアップを狙う方法があります。

​例えば、一級建築士や施工管理技士などの資格を取得することで、給与面での優遇を受けることが可能です。​また、最新の技術や知識を習得することで、企業からの評価が高まり、初任給のアップにつながることもあります。​

資格やスキルは、同じ業界であれば、共通して通用します。そのため、資格やスキルを取得することで、建設業界でのキャリアアップや高い初任給を目指せるでしょう。

建設業界で初任給以外で給料アップする方法

建設業では、初任給以外にも給料を上げる方法があります。その1つが、手当による賃金のアップです。会社によって制度は異なりますが、時間外手当や資格手当など、数多くの手当が整備されています。こうした手当を多くもらうことで、給料を増やすことが可能です。

時間外や資格以外にも、住宅手当や通勤手当、家族手当などもあります。金額は会社ごとに異なるため、就業する際は、そうした手当の具体的な内容をチェックすることが重要です。

建設業界の初任給に対する課題

建設業界の初任給に関して、細菌は以下のような課題が指摘されています。​

  • 中小企業との格差​
  • 労働環境の改善​
  • 多重下請け構造の是正​
  • 人材育成の不足​

どの課題も、長年存在していましたが、積極的に解決に向けて動くことはありませんでした。しかし、近年の社会の変化に伴い、こうした課題の解決が求められています。また、これらの課題に対処することで、建設業界全体の魅力向上と持続的な発展が期待できるでしょう。

建設業界の今後の初任給

近年は、深刻な人材不足もあり、全産業で賃金の上昇が求められています。建設業界でもその流れは同様で、作業員の高齢化もあり、人材不足は当面続くことが予想されます。

また、近年は物価の上昇が著しく、これまでの給与水準では生活が厳しい状況となっています。そのため、産業を問わず賃金が上昇しなければ、働く人の生活が成り立たない恐れがあります。このような複数の要因から、建設業界では緩やかでも初任給が上昇していくでしょう。

建設業の人手不足解消ならツクノビBPOがおすすめ

建設業の人手不足を解消するためには、アウトソーシングサービスの利用もおすすめです。

従業員のリソースがひっ迫している場合や、業務に対応できる人材が不足している場合などは、アウトソーシングサービスを活用すると、少ない工数で業務を実行できます。BPOサービスでは、専門的な知識を持っているスタッフが対応するため、さまざまな業務をスムーズに進められます。

弊社では、建設業の業務に対応している建設業特化のBPOサービス「ツクノビBPO」を提供しています。書類作成や図面の作成、積算業務など、幅広い業務を代行できます。ツクノビBPOでは、倍率200倍の選りすぐりの専任スタッフが対応いたします。

リソース不足を解消したい方は、ぜひこちらからお問い合わせください。

\ 30秒で資料請求完了 / まずは資料を見てみる

【まとめ】建設業の初任給の平均額は比較的高め!学歴や資格の取得で高額を目指せる

建設業界の初任給は、他業種と比較して高めの水準にあります。​しかし、学歴によって少なくない差があります。そのため、初任給をより高くするためには大学院などを卒業し、レベルの高い知識を身につけなければいけません。

日本では人材不足や物価の上昇により、全産業で給料アップが求められています。しかし、社会の変化による賃金の上昇を求めるだけではなく、資格やスキルの取得により自ら給料アップを求めることが重要です。技術と経験、知識を積み重ね、会社にとっても自分にとってもプラスとなる給料のアップを目指しましょう。

建設業の給料は安いといわれる理由20代の施工管理士の年収相場についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

建設 業 給料 安い建設業の給料は安いといわれる理由や平均給料・決まり方などを解説 20代の施工管理士の年収相場は?違いが出る要素や上げる方法も解説