建設業の会社が年賀状を送るべき3つの理由!年賀状送付後に仕事を作る3つのコツも紹介!

建設業では毎年顧客や取引先に年賀状を送ることも多いでしょう。
たくさんの顧客や取引先がある中で、年賀状を送るのは大変な作業ですが、受注に繋げるためには重要なことでもあります。
今回の記事では年賀状がなぜ重要なのか、詳しく解説していきます。

建設業の会社が年賀状を送るべき3つの理由

建設業の仕事をしている会社では、毎年顧客や取引先に年賀状を送ることも多いでしょう。
最近は簡単なメッセージで済ませてしまう会社もあるでしょうが、年賀状を送ることでいろいろなメリットもあるのです。
仕事が忙しいときに、年賀状を作成するのは大変ですが、出して損をすることはありません。
次の仕事に繋げるためや、信頼関係を築くための方法でもあるので、できる限り送るのが望ましいです。
なぜ年賀状を送るのがよいのか、さらに詳しくみていきましょう。

クレームやトラブルを未然に防げる

建設業が顧客に年賀状を送る目的はいろいろとありますが、もちろんコミュニケーションを取るために送ることが多いでしょう。
それ以外にも年賀状を送ることでたくさんのメリットがあります。
その1つがクレームやトラブルを未然に防げることです。
例えば顧客が何か相談をしたいと思っていても、人によっては言い出しにくいこともあるでしょう。
しかし、年賀状に気軽に相談をして下さいと添えてあれば、相談しやすくなってトラブルを減らすこともできるのです。

送り先との信頼関係を築ける

建設業であっても、他の業種であっても、顧客や取引先との信頼関係はとても重要です。
信頼関係があるからこそ仕事の依頼をしてくれるので、信頼関係を築くためのツールとしても年賀状は最適だと言えます。
建設業の仕事は、建物を建てればそれで終わりというわけではありません。
建物も年月の経過で劣化するので、リフォームも必要になります。
その際にここの建設会社はよいところだ、信用できると思ってもらえれば、また依頼をしてくれる可能性も高まるでしょう。

年賀状は貰うと嬉しいから

年賀状をもらって迷惑に感じるという人はまずいないでしょう。
大半の人は貰えばうれしいと感じることも、年賀状を送るメリットです。
実際に首都圏に住む20代から60代のサラリーマンやOLを対象にアンケート調査を行ったところ、貰った方がよいと答えた人が約7割を占めているという結果になっています。
これだけの人が貰った方がよいと答えているということは、年賀状を送れば喜んでもらえるということなので、できる限り手間をかけてでも送るべきだと言えるのです。

年賀状送付後に仕事を作る3つのコツ

年賀状で顧客にしっかりと挨拶をするだけでも、また同じ建設会社を利用してくれる可能性は高まるでしょう。
ただし、送った年賀状の内容によっては、別の建設業者を利用しようと思われてしまう場合もあるので、受注に繋げるためにはどのような内容がよいのか、どこに注意すればよいのかを確認していきたいと思います。
主なコツは3点あるのですが、誰でも簡単に行える内容なので参考にしてみて下さい。

QRコードを添付する

最近はメールやラインでメッセージを送る人が多いので、建設業者の人もメールやラインで挨拶を済ませてしまうところがあります。
しかし、年賀状の方がうれしいと感じる人も多いので、やはり年賀状を選ぶのがおすすめなのですが、メールやラインを利用する人が多いということは、それだけスマートフォンを使う人が多いことになります。
そこでQRコードを年賀状に添付することで、簡単に会社のサイトにアクセスができるため、会社のサイトやSNSのQRコードを添付するのがよいでしょう。

手書きメッセージを添える

現在でも年賀状を受け取るとうれしいと感じる人が多いですし、実際にお世話になった人や友人などに、今でも年賀状を書いている人が多くなっているのです。
その理由としては、手書きの方がより気持ちがこもっているからだと言えるでしょう。
そこで重要になるのが、手書きでメッセージを付け加えることです。
住所や顧客の氏名はパソコンで入力し、印刷を行ったとしても、メッセージだけでも手書きで行うことで、またここの建設業者に依頼をしたいと思ってもらえる可能性が高まります。

事業写真を使用する

年賀状を送るときには、文章だけで送るという人もいますが、イラストを付け加える人もたくさんいます。
イラストを追加するだけでも、年賀状の印書をガラッと変えることができますし、堅いイメージを払拭することもできるのです。
建設業の場合には、イラストではなく住宅の写真を記載するのがよいでしょう。
なぜなら顧客が家を建設したいと思ったときに、どのような住宅を建てたいのかイメージしやすくなるからです。
普段どのような建物を建築しているのかも知ってもらいやすくなるでしょう。

知っておきたい年賀状の書き方ポイント6選

建設業が書く年賀状は、顧客に対して感謝の気持ちを伝えることと、今後の親交をお願いするための物なので、当然マナーが存在しています。
家族や友人に送るわけではないので、マナーを守った上で硬くなりすぎずに書くことが重要です。
主なポイントとしては、企業名は正しく訳さずに書く、しっかりとした敬語を使用するなどいろいろとあるので、書くときには必ず守るべき6つのポイントを紹介していきます。
年賀状を送る際には参考にしてみて下さい。

社名を略さない

年賀状を送るためには、必ず企業名を書く必要があるのですが、中には企業名が長いので、普段は省略してしまうこともあるでしょう。
しかし、年賀状を送る場合には、社名を省略してはいけません。
正しい名前で書く必要があるので注意しましょう。
また、(株)などと書く人もいるでしょうが、このような省略の仕方も失礼に当たるのでよろしくありません。
必ず株式会社や合同会社という感じで、きちんと書くことを忘れないようにしましょう。

敬語を正しく使用する

年賀状を書く上で大切なことはたくさんありますが、敬語や敬称などにも注意が必要です。
例えば個人名で記載する場合には、名前の最後に様を付けます。
ただし、医師や弁護士、教師などの仕事をしている相手に送る場合には、様ではなく先生と記載するのがよいでしょう。
企業名を書く場合には、様ではなく御中と書かなければいけません。
敬語も正しく書く必要があるので、最低でも謙譲語に尊敬語、丁寧語ぐらいは使い分けられるようにしておきましょう。

縦書きレイアウトで書く

年賀状を書くときには、レイアウトにも気を配らなければいけません。
最近はどんどん欧米化が進んでいるので、年賀状も横書きにする人がいますが、年賀状は縦書きにするのがマナーです。
また、数字も漢数字を用いるようにしましょう。
漢数字の書き方にも気を配る必要があるのですが、例えば11と書きたい場合、一一と書くと見にくくなってしまうため、十一と記載するのが望ましいです。
年賀状には相手の住所を書くので、必ず数字は使用します。
数字の書き方にもマナーがあるので、事前に覚えておきましょう。

送り先の名称に間違いがないかどうか確認する

建設業も1社だけで全ての作業を行うわけではなく、材料の購入先をはじめとして、いろいろな会社と繋がりがあるのです。
そのため、年賀状を取引先の会社に送ることもあるのですが、この場合は社名を記載するだけではなく、取引先の責任者宛てに送ることも珍しくはありません。
責任者は役職に就いているのが一般的なので、役職名や部署名なども書く必要があるのですが、昇進や部署移動などが行われている可能性があります。
送る前には変更箇所がないか必ず確認するようにしましょう。

句読点を使用しない

通常は文章を書く場合、読みやすくするように句読点を用います。
しかし、年賀状を書くときには、句読点を使用しないのが一般的なのです。
なぜ句読点を使用しないのかというと、句読点は文章を区切るのに使用するため、用いると新年のおめでたいことに区切りを付けてしまうからだと言われています。
年賀状では区切りを付けずに書くのが相手に対して敬意を表していることになるのです。
あまり知られていないマナーなので、書く前に確認しておきましょう。

賀詞が重複しないようにする

年賀状を書くときに注意するべきことの1つに、賀詞の重複があります。
賀詞というのは、簡単に言えばお祝いの気持ちを表現する言葉です。
例えばあけましておめでとうございます、謹賀新年、迎春などがあります。
年賀状を書く場合には、この賀詞を重複させてはいけません。
賀詞は文面に用いられることもありますし、初めから謹賀新年などと印刷されている場合もあるので、あらかじめ年賀状に印刷されていたら、あけましておめでとうございますと言った文章は書かないようにしましょう。

年賀状を作成し送り先との関係性を深めていこう!

年賀状を送るべき理由は、顧客との完成性を深められる、次回以降の受注が来やすくなる、トラブルを防げる確率が高くなるなどがあります。
ただし、送られた相手に喜んでもらうことが重要なので、正しい敬語や敬称を使用することや、句読点を用いないなどのマナーもきちんと守りましょう。
QRコードを貼り付けておくことで、会社のサイトにアクセスしやすくなるため、次の受注に繋げやすくなります。
忙しくても年賀状を作成し送り先との関係性を深めていこう。