一人親方でも労災保険に即日加入できるの?加入方法やメリットを解説!

一人親方が仕事をする際に加入しなくてはならない保険のひとつに、労災保険があります。
労災保険に加入しないと入れない現場も多く、未加入ならできるだけ早めに手続きをしたいものです。

この労災保険ですが、一人親方の場合はどうすればよいのでしょうか。
また、状況によりできるだけ早めに保険証がほしい場合、最短何日で発行してもらえるかなどの疑問もあります。
今回は、そのような疑問に答えつつ、加入方法や加入で得られるメリットを解説します。

一人親方は労災保険に即日加入できるの?

一人親方労災保険の保険証が手に入るのは、最短でも手続きをした日の翌日です。即日加入はできません。

労災保険を提供している労働組合の中には、手続き中に希望すれば保険番号などを記載した加入証明書を発行してくれるところがあります。
できるだけ早めに加入状況を伝える書類がほしい場合は、加入証明書を発行してもらいましょう。

一人親方が労災保険に加入するには、専用の労災組合に特別加入する形を取らなくてはなりません。
加入の際には、以下の手続きが必要です。

  • 一人親方専用の労働組合に所属する
  • 自分の事務所などがある地域を管轄する労働局長の承認をもらう

これに加えて、アスベストや有機溶剤などの人体に影響を与える物質を使う施工を行う場合、指定された内容の健康診断結果が必要になります。一人親方労災保険の即日加入ができないのは、複数の手続きや書類が必要になるためです。
労災保険への加入は、余裕を持って行うようにしましょう。

一人親方が労災保険に加入するために必要なもの3つ

一人親方労災保険に加入するには、以下3つの資料が必要です。

  • 身分証
  • 所得を証明する書類
  • クレジットカードなど支払い方法に対応したもの

事前に用意しておけば発酵までにかかる日数を短縮できます。
早めに保険証が必要なら、事前に用意したうえで申請しましょう。

書類はそれぞれ使えるものがあらかじめ決まっています。
この後それぞれ解説していきますので、すぐに保険証が必要な方はもちろん、余裕がある方も事前に確認しておきましょう。

1.身分証

一人親方労災保険の加入には、身分を証明する書類のコピーが必要です。
労働組合により使える書類は異なります。
書類を準備する際は事前に必要書類を確認しておきましょう。

一般的に、証明写真がついているものを用意できれば問題ありません。
以下の身分証を持っているなら、コピーを用意しておきましょう。

  • マイナンバーカード
  • 免許証
  • パスポート
  • 官公庁や特殊法人などが発行した顔写真付きの身分証

証明写真がない書類でも以下の書類なら身分証として使えますが、異なる身分証のコピーを2枚用意する必要があります。

  • 健康保険証
  • 国民健康保険の被保険者証
  • 国民年金手帳
  • 住民票
  • 官公庁や特殊法人などが発行した顔写なしの身分証

身分証により用意するコピーの枚数が変化する点にご注意ください。

2.所得を証明する書類

労災保険は、加入する保険の給付日額により所得証明書類が必要になる場合があります。
必要となる条件は保険により異なるため、身分証と同じく必ず確認してください。

労働保険が1日あたりの平均賃金から給付額と保険料を決定します。
所得証明書類は、この計算のために使われます。
必要な書類は組合により異なりますが、多くの場合以下2つの書類を活用するところが多いです。

  • 所得(課税)証明書
  • 確定申告書やその控え

所得証明が必要な条件を満たしているときは、身分証明書だけでなく所得証明書類も忘れずに用意しましょう。

3.クレジットカードなど支払い方法に対応したもの

このほか、保険料の支払い方法に対応した書類の情報も必要です。
クレジットカードやキャッシュカードを用意しておきましょう。

支払方法も労働組合により使用できるものが異なるため、ご注意ください。
主なものとしては、以下の方法があります。

  • クレジットカード決済
  • 銀行振込
  • 支払票を使ったコンビニ決済

使える支払方法については、労働組合の公式HP内にある保険料に関するページに記載されています。
申し込み前に確認し、支払いやすい方法を選びましょう。

一人親方が労災保険へ加入するときに注意すること4つ

一人親方労災保険は、加入する際専用の労働組合や保険を選ばなくてはなりません。
加入前に、以下の内容を調べておきましょう。

  • 済んでいる地域
  • 加入条件
  • 支払方法
  • 受付時間

内容を確認しないまま手続きを進めてしまうと、後々困った事態に遭遇してしまいます。
トラブルを避けるためにも、労働組合や保険の補償内容が自分の求めている条件に合致しているか、きちんと調べてください。

次の章では、それぞれの内容について詳しく解説します。
加入先労働組合や保険を決定するときにお役立てください。

1.住んでいる地域

一人親方労災保険は、加入対象が地域により異なります。労働組合を探すときは、自分が住んでいる地域をカバーしている組合を選びましょう。ネットで探すときは、検索エンジンなどに「一人親方労災保険 (住んでいる地域名)」と入力して探すと、条件に合致するところを絞り込めます。

どんなによい条件の労働保険でも、加入できなければ意味がありません。
加入先を探すときは、まず自分が住んでいる地域をカバーしている労働組合を絞り込むところから取りかかりましょう。

2.加入条件

一人親方労災保険の労働組合は、それぞれ加入条件を定めています。加入先を選ぶときは、加入条件に自分の業種などがきちんと合致しているかも確認しましょう。

なお、一人親方労災保険は、国が定めた一人親方としての働き方を満たしている方のみ加入できます。個人事業主でも国が定めた条件に合致していない方は、加入できません。労働組合が設けている条件だけでなく、一人親方としての条件に合致するかも事前に確認しておきましょう。

3.支払い方法

先ほども少し触れましたが、労働組合により支払い方法がそれぞれ異なります。自分が活用できる支払い方法を採用しているかも忘れず確認しておきましょう。なお、複数の支払い方法が使える場合、方法により支払い回数や条件が異なる可能性があります。
支払い方法により月に支払う金額が大きく異なることもあるため、ご注意ください。

加入する労働組合を選ぶ際は、支払い方だけでなく支払い条件も調べたうえで加入先を決定しましょう。

4.受付時間

加入手続きをする際、特に気を付けなくてはならないのが受付時間です。手続きをする際は、組合が提示している受付時間を厳守しましょう。

労災保険の受付時間は組合によりそれぞれ決められています。受付時間を過ぎると処理が次の日に送られるため、加入証明書や保険証をもらえる日にちも伸びてしまいます。特に、加入証明書の即日発行を希望するときは注意が必要です。

申請書の発行タイミングも組合により異なります。申請した時点で発行してくれるところならその日のうちに手続きすれば問題ありません。しかし、発効タイミングが支払い手続き後の労働組合だと、支払い方法によっては間に合わない可能性もあります。

また、全体の受付時間と即日発効可能な受付時間が異なる組合も多いです。労働組合の受付終了時間は、午後に設けられています。できるだけ早く加入証明書や保険証がほしい場合は、午前中にすべての手続きを終えられるようにしておきましょう。

一人親方が労災保険に加入するメリット

ここまで一人親方労災保険に加入するための方法を解説しました。解説を読んでいる方の中には「加入方法は分かったけど、入ることでどんなメリットが手に入るのか」などの疑問を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、最後に一人親方が労災保険に加入すると得られるメリットをお伝えします。労災保険は、一人親方の仕事を支えてくれる重要な保険です。ただ加入するのではなく、得られるメリットについての知識も得ておきましょう。

労災のときに保証される

通常、仕事中のケガには健康保険が使えません。ケガをした場合、治療費はすべて自己負担となります。労災保険に加入しておけば、仕事中にケガをしても治療費を保険で賄えます。治療費の心配をしなくてよいのは、大きなメリットといえるでしょう。また、ケガにより仕事ができなくなっても、休業補償による補償金を受け取れます。一人親方の場合、仕事ができない期間は無給となります。労災保険に加入しておけば休業中の収入も補償されるため、安心です。
このほか、障害を負ったときは障害補償が、万が一の場合には遺族に遺族補償が支払われます。

万が一の事態に遭遇しても、労災保険に加入していれば被害を最小限に抑えられます。

働ける場所が増える

労災保険の効果は、働けない間の補償をするだけではありません。働ける現場を増やす効果もあります。現在、国土交通省の指導により、現場で働く労働者は労災保険をはじめとした社会保険に加入するよう指導されています。指導を守れない場合、現場には入れません。
ごくまれに労災保険に加入していなくても働ける現場もあるようですが、多くの元請会社は現場に入る条件に労災保険の加入をあげています。
働ける場所を増やすには、労災保険の加入は必須といえるでしょう。

おすすめの労災保険は「一人親方労災保険組合」

一般社団法人一人親方労災保険組合

公式サイト:一般社団法人一人親方労災保険組合

一人親方向けの労災保険で一番おすすめなのは、一人親方労災保険組合の労災保険です。主な特徴は、以下の通りです。

  • 全国の加入組合数は90,000人と業界トップクラス
  • 月額組合費が500円と業界最安値
  • 組合員様限定の優待サービスが多数
入会費 1,000円(初回のみ)
組合費 500円/月
支払い方法 銀行振込、コンビニ支払、クレジットカード
割引 紹介割引で更新時の組合費が最大無料

組合員数が全国90,000人以上と、業界No.1の加入者で実績のある労災保険です。さらにレストランやカラオケ、映画館など全国で20万ヵ所以上の施設のクーポンや割引などが適用される組合員様限定の優待サービスもあります。友達紹介を利用すれば、更新時の組合費も最大無料になるため、知り合いの一人親方と加入するのも良いでしょう。
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【まとめ】一人親方が労災保険に即日加入するのは難しい!加入の際の注意点もしっかり確認しよう

一人親方労災保険は、即日加入はかなり難しいです。加入手続きが終わるのは、最短で翌日となります。
加入証明書は受付時間などを守れば当日発行してもらえるため、できるだけ早めに手続きしましょう。

また、労働組合ごとに保険のカバー範囲や内容は異なります。現場で使えない保険や、満足な補償を受けられない保険に加入しては意味がありません。保険選びの際、保険料などについつい目が向きがちになりますが、必要な条件や補償内容を満たしたものを選んでください。

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