【PR】この記事には広告を含む場合があります。
近年はどんどんIT化が進んでおり、さらに増税や物価高で建設関連業者にとっては、厳しくなっている状態です。
そのようななか、人手不足によりさらに厳しい状況に追い込まれている方もいるでしょう。
型枠工事は大型の建物施設の工事には欠かせないので、大型マンションや高層ビル、ショッピング施設が増加傾向にある現在では将来性があります。
ニーズがあるからこそ今のうちから人手不足は解消しておきたい問題です。
そこで今回は型枠大工の人手不足の原因や、どのようにして解消するのかについて紹介します。
ツクノビBPOは、時間のかかる建設業業務をプロが代行する建設業特化のアウトソーシングサービスです。
工事図面作成、書類作成、事務作業などを代行できるため、現場作業に集中できることで、受注できる案件の増加や退職率の低下など、様々なメリットがあります。詳細はぜひこちらからご確認ください。
建設会社の人手不足データ
型枠大工をはじめ、建設業界は人手不足となっています。
そこで厚生労働省のデータを引用し、有効求人倍率や建設業就業者の高齢化について確認してみましょう。
有効求人倍率というのは、1人募集するのに対して何件の求職者がいるのかを数値化したものです。
2021年のデータを見ると、建設業は5.37倍なのに対して、介護の分野は2.98倍になります。
有効求人倍率が低いほど求職者が多いので、あまり人気がないと言われている介護職よりも建設業界は人気がないと言えるのです。
建設業界は高齢化も深刻で、65歳以上の人が約42万人いるのに対して、20代前半は約14万人、20代後半でも約19万人しかいません。
型枠大工の人手が不足している原因
なぜ型枠大工の業界は人材が不足しているのかを知らなければ、人手不足を改善することはできません。
主な理由としては、高い技術力を必要とする業種であることや、給料の単価が労働内容とつり合っていないなどがあります。
高度成長期やバブル期のように、未経験者を1から育てるという企業が少ないので、未経験者や学校を卒業したばかりの新卒者が入社しにくい状況であることも理由です。
他にもさまざまな原因があるので、詳しく確認していきたいと思います。
少子高齢化
型枠大工の業界が人員不足である理由の1つに、少子高齢化が挙げられます。
昔から型枠大工として勤務している高齢の人が中心であり、若い人が入社してくれない、入社してもすぐに辞めてしまうのが現状です。
建設関連の業界は3Kと呼ばれることがあります。
・汚い
・きつい
・危険
の3つを指す言葉ですが、この3Kを嫌う若者が多いことが建設業界の高齢化に繋がっているのです。
建設業の雇用管理現状把握実態調査を厚生労働省が行った結果、3Kが原因で辞める人が多くなっています。
高いスキル・技術力が必要
型枠大工はコンクリート造の建物を建設するのに欠かせない職業ですが、自然災害に強くて安全な建設をすることが求められます。
そのため、高い技術と経験が必要不可欠であり、どうしても高い品質を維持するためにはベテランの職人に頼らざるを得ない状態です。
ただ高度な技術が必要というだけではなく、その日の湿度や気温などによって最適な方法で作業を行う必要も出てくるので、経験も重要になります。
型枠には外壁や内壁など、いろいろな種類も存在しており、種類によっても工法を変えられるようにならなければいけません。
建設業界に対するイメージの悪さ
建設業界には、3Kというよくないイメージがあります。
これは現在でも変わっていないのですが、イメージの悪さも人手不足に関係していると言えるでしょう。
3K以外にも、
・残業が多い
・休暇が取りにくい
・待遇が悪い
などのマイナスイメージを持っている人もいます。
実際国土交通省の調査でも、2016年度の年間総実労働時間が2000時間を超えているのです。
このデータを見ても、休日が少ない上に残業が多く、長時間労働を強いられていることがわかるでしょう。
人手不足を解消するための4つの対策
人手不足が深刻な状態である建設業ですが、全く対策がないわけではありません。
どう対策すればよいのかを検討し、実行すれば打開することも可能です。
また、建設業界とは言っても、いろいろな分野が存在しています。
大きく分けると職人をマネジメントする人と、実際に作業をする職人です。
双方とも人材不足にある現在、建設業が人材不足を解消するための打開策を解説していきたいと思います。
主な方法としては3つあるので、詳しく見ていきましょう。
イメージアップをはかる
現在の建設業界は、高齢者が多くを占めている状態です。
少子高齢化の影響もありますが、それ以上に若い人が建設業界で働きたいと思わないことが大きな原因です。
なぜ若い人が建設業界に就職したいと思わないのかというと、やはり建設業界にある悪いイメージが原因と言えるでしょう。
悪いイメージを払拭してからイメージアップをしないと、建設業界に若い人を増やすことはできません。
今の時代ならSNSなどのインターネットを活用してイメージアップを図り、より多くの人に興味を持ってもらうのもよい方法です。
イメージアップならtiktokがおすすめ
建設業に対するポジティブなイメージをもってもらうには、tiktokの活用がおすすめです。
「tiktokの運用方法が分からない」「採用に力をいれたい」という場合は採用に特化したサービスを利用するのもおすすめです。バズステップ採用は、tiktok採用に特化したサービスで、2か月で10人の採用に至ったという実績もあります。
労働環境の改善
建設業界は重労働で安月給、休暇が取りにくくて危険が伴うなどの悪いイメージが付いています。
これが建設業界で働きたいという人が少ない理由の1つです。
悪いイメージがある限り、いくら情報発信をして雇用の推進を図ろうとしても、若い人は集まらないでしょう。
まずは労働環境が改善されなければ意味がありません。
しっかりと休暇が取れて、業務内容に合った給料を支払う、安全対策を十分に行う必要があります。
対策を行ってから情報発信をすれば、徐々に悪いイメージもなくなりますし、既存の従業員が流出してしまうのを防ぐことにも繋がります。
業務の効率化をはかる
最近は建設技術も向上しており、新しい工法を取り入れることで、業務の効率化が可能です。
例えば事前に工場で建材を製造し、現場では組み立て作業だけを行うプレキャスト・コンクリート工法などがあります。
プレキャスト・コンクリート工法であれば、現場作業員の省力化が図れます。
他にも鉄筋部材をあらかじめ組んでおく鉄筋先組み工法を導入すれば、工期を縮小できます。
業務効率化をすることで、休暇が取れない、残業が多くてきついと言った課題を改善することが可能です。
外国人労働者の雇用
日本人の採用が難しい場合は外国人労働者の採用・育成も視野に入れましょう。在留資格にも特定技能という項目が設けられ、より外国人が厚遇されました。このおかげで、これまで3〜5年の実習期間を終えると帰国しなくてはいけなかった技能実習生が、実習が終わった後も日本の企業で働くことができるようになったのです。さらに、特定技能外国人の採用に特化した支援サービスもあるため、どの企業でも外国人労働者の雇用がしやすい環境になりつつあります。
そのため、外国人労働者を雇用して人手不足を補うという方法も可能です。
外国人採用なら「Guidable Jobs」がおすすめ
Guidable Jobs(ガイダブルジョブズ)は外国人採用に特化した求人サイトです。永住者や定住者に絞った採用を行っているため、言語の壁の不安や離職のリスクが低く、定着率が高いのが特徴です。一度の掲載での採用決定率は72%で、採用が決まったら掲載をストップ、募集再開したいときには再開ができるので無駄なコストもかかりません。
特定技能外国人に特化した採用・支援サービス
型枠大工には将来性がある?
型枠大工というのは、コンクリートの工事を行う職業です。建設業界の中でも、型枠大工は需要が高く、将来性があります。
コンクリート工事はビルやマンション、商業施設などの建物だけではなく、ダムや高速道路、橋やトンネルなど、さまざまな場所で行います。
これが他の建設業に比べて、型枠大工の需要が高い理由です。
以下で、型枠大工の将来性がある理由を詳しく解説していきます。
都市部ではマンション建設が増えている
地方では木造建築がメインである一軒家が多いので、都心に比べると型枠大工の出番は多くありません。
しかし、人口が集中している都市部の場合には、マンションなどの高層住宅が増えています。
マンションやビルは鉄骨や鉄筋コンクリート造が一般的なので、型枠大工の仕事も都市部ほど多いと言えるでしょう。
地方でも新幹線が新たに建設され、新駅が建設されれば大型の商業施設やビルも建設されます。
その際にも型枠大工の出番があるので、地方であってもある程度の需要は見込めるのです。
日本にはコンクリートの建物が必要
コンクリート造の建物の特徴は、丈夫で災害にも強いのが特徴です。現在の日本は災害がとても多く、大雨や地震などで毎年被害が出ています。そんな災害の多い国である日本にとって、コンクリートの建物は必要不可欠と言ってよいでしょう。
そのため、低層住宅でもコンクリート造の建物が多く存在しています。コンクリートの建物を作るためには、型枠大工の存在が欠かせません。
災害が多いことはデメリットですが、その分型枠大工の重要は多いため、将来性も高いのです。
建設・建築の需要は伸びている
コンクリート造の建物の建設需要が伸びている理由としては、災害の復興やオリンピックの日本開催なども影響しています。
しかし、言葉で需要が伸びていると言っても、あまり実感できない人が多いでしょう。
そこで建設投資額を見てみましょう。
2022年度の国土交通省による見通しでは、建設投資額は66兆9900億円となっています。
この数字は前年度に比べて、0.6%増加しています。さらに2012年の数字を確認すると、約42.1兆円でした。数字を確認することで、建設の需要が伸びているとわかるでしょう。
働き方の見直し
働き方改革という言葉を耳にしたことがある人もいるでしょうが、これによって建設業界でも働き方の見直しが進められています。
主な目的としては、
・出生率を高める
・働き手を増やす
・労働生産性を高める
ことです。
しかし、利益を出すために低賃金で長時間労働をさせてしまえば、すぐに辞めていく人が増えるのは明白です。
そこで最低賃金法の改定や時間外労働に上限を設けるなどして、働き方を改める法整備が法整備によって、より働きやすい環境に変わっていくことが予想されます。
給料が高くなる可能性
建設業界は人手不足と言われていますが、型枠大工も人手は足りていないのが現状です。
では、どのようにして人手不足を補うのかというと、待遇をよくしてより多くの人に型枠大工として働いてみたいと思ってもらうしかありません。
さらに国土交通省では、公共工事の労務単価を引き上げると言っています。
きちんと仕事内容に合った単価を支払う動きが見られるので、今後は型枠大工の給料が上がる可能性が高いのです。
より待遇をよくすれば、型枠大工に興味を持つ若者も増えるでしょう。
【まとめ】型枠大工に将来性はある!人手不足を解消して建設業界を活性化させよう
今回はなぜ建設業界で人員が不足しているのか、人材不足を解消するにはどうすればよいのかについて触れてきました。
人員不足に陥る理由として、待遇の悪さや労働環境の悪さ、イメージの悪さなどが挙げられます。
労働環境を改善し、建設業界で働きたいと考える若者が増えるように努めなければ、人手不足を解消することはできません。
また、新しい工法を取り入れることでも業務の効率化が行えるので、勤務時間の短縮に繋がるでしょう。
型枠大工は将来性のある職業なので、悪いイメージを払拭すれば、人手不足を解消できる可能性は十分あります。ぜひ今回の記事を人手不足の解消に役立ててみてください。
※弊社の営業代行サービスツクノビセールスは、
【効果が出なければ全額返金プラン】を新たにスタートさせました!
※詳しくは👆👆👆のバナーをクリック!!