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外構を検討する際にはパース図を作成して完成イメージを膨らませます。しかし最近は時間をかけてまでパース図を作成せずとも簡単に外構デザインがイメージできるアプリがあります。手間をかけることなく、様々なイメージを作成し比較することができるので重宝します。
本記事では、外構デザインを無料で作成できるアプリを5つ紹介させて頂きます。
また、アプリによっては同時に概算見積もりが出せる機能があったり、手軽な情報共有も可能など、業務を円滑に進めるために役立つ機能が付随しているものもあります。
ぜひ、導入して業務効率化を実現してください。
エクステリア・外構のアプリ①メタバガーデン
メタバガーデンは、エクステリアメーカー・タカショーが提供しているシミュレーションアプリです。CG合成とARシミュレーションを駆使し、お好みの庭や外構のシミュレーションが簡単に行なえます。
庭回り壁材など8つのカテゴリからCG合成が可能なため、工事が終わった後にイメージと違った…などの後悔を未然に防ぐことができます。
操作手順は大まかに4つだけのため、簡単に操作ができます。また公式HPでは操作手順を動画で紹介しているので、アプリ操作に不安な方でも安心して使用できます。
アプリの機能
本章ではメタバガーデンで使える機能をご紹介します。メタバガーデンで使える機能は以下の2つ。
・CG合成
・ARシミュレーション機能
CG合成は、実際に撮影した写真やパース図に素材を合成し、完成イメージを作成できます。タップをするだけで簡単に作成できるので、時間を費やす必要もありません。また、配置したアイテムの金額も確認ができるため、完成イメージとともに概算の価格まで把握できます。
ARシミュレーション機能は、スマホやタブレットで施工現場をうつすだけで、庭や外構などのアイテムを配置できます。実際に設置した場合のイメージを鮮明に掴むことができるので、完成後のイメージと違う…となってしまうリスクを防ぐことができます。
アプリの操作方法
本章ではCG合成とARシミュレーション、それぞれの操作方法を解説していきます。
・CG合成
①：撮影or保存した画像を選択、使用したい壁材を選択
②：選択した素材を画像内に配置
③：角度・サイズを調整
④：その他の素材を①の手順から配置
・ARシミュレーション
①：カテゴリから商品を選択
②：サイズやカラーを選択
③：地面を検知してARを配置
④：配置後にカラー変更や位置調整を実施
それぞれ4つのステップで簡単に操作が可能です。
エクステリア・外構のアプリ②カタリノ
カタリノはオーセブン株式会社が提供する、工事のビフォーアフターを合成写真でシミュレーションできるサービスです。エクステリアだけでなく、ドアや外壁や壁紙から、フェンスやカーポートなど、外構回り全般のシミュレーションができます。
また、外構だけでなく車や自販機などを配置できたりと、実際の状況に近いイメージを作成できます。車のホイールのシミュレーションやお弁当のシミュレーションなど幅広い用途で使えます。
メインはリフォーム用アプリですが、新築住宅の外構でも問題なく使用することができます。
アプリの機能
本章ではカタリノで使える機能をご紹介します。カタリノで使える機能は以下です。
・CG合成
・概算見積もり機能
CG合成は、実際に撮影した写真に素材を合成し、完成イメージを作成できます。屋根や外壁からインテリア、エクステリアまで対応が可能です。
その他にも車のホイールやお弁当のシミュレーションなど様々なビフォーアフターをシミュレーションできます。
またシミュレーションで使用したアイテムの概算金額と見積書まで作成できます。
アプリの操作方法
本章ではカタリノの操作方法を解説していきます。驚くほど簡単なので構えずに読んでみてください。
①：現場の写真を撮影
②：必要なアイテムを配置
まずはシミュレーションを行いたい現場の写真を撮影します。そして必要なアイテムを配置するだけで、シミュレーションを作成でき、概算金額と見積書まで出すことができます。
アイテムを配置する際には細かく角度やサイズを調整できるので、より現実に近いシミュレーションを行なえます。
エクステリア・外構のアプリ③RIKフォトタッチ
RIフォトタッチは外構のリフォームの際にビフォーアフターのシミュレーションを行なえるアプリです。カタリナと似たような機能をもつアプリです。ipadのアプリとWindows版のソフトウェアで使用することができます。
写真を撮影しその場で簡単にシミュレーションを行なえるので、商談の際にも重宝します。
外構・エクステリア・門回り・カーポートまで、幅広い箇所でシミュレーションが行なえます。また使いようによっては新築住宅での使用も可能ですし、家具などのインテリアにも使用できます。
アプリの機能
本章ではRIKフォトタッチの操作方法を解説していきます。RIKフォトタッチで使える機能は以下です。
・CG合成
撮影した写真に壁紙や植栽などを配置して戸建て住宅・公共施設・屋内リフォーム・建物外壁などのシミュレーションを行ない、リフォーム提案に活用できます。
エクステリアメーカーの実際の3Dデータの建材を収録しているため、より現実的なシミュレーションを行なえます。
5分もあればビフォーアフターを作成できるので、工数などの心配もありません。
アプリの操作方法
本章ではRIKフォトタッチの操作方法を解説していきます。以下のたった2つの工程で、合成写真のシミュレーションを作成できます。
①：写真を撮影
②：アイテムを配置
この2つの工程だけなので、数分もあればビフォーアフターが完成します。営業先などでパッとシミュレーションができるのでかなり重宝します。
またアイテムを配置する際には角度やサイズを調整でき、なおかつエクステリアメーカーの実際の3Dデータの建材を収録しているためより現実に近いシミュレーションを行なえます。
エクステリア・外構のアプリ④07Viewer
07viewerは外構シミュレーションができるアプリですが、それだけでなく幅広い使い方のできるアプリです。
オーセブンCADビューワーとしてエクステリアのVRを表示できますし、インテリアやエクステリアのシミュレーションももちろん可能です。
また現場の写真を撮影しそのままメモを書き込むこともできます。その他にも社内のスケジュールや現場の進捗管理を共有することもできるので、業務上必要な情報を手間なく共有できます。
その他は、建材カタログやデザイン集の閲覧も可能です。エクステリアのシミュレーションアプリの中で類を見ないほど多岐にわたる機能を搭載しています。
アプリの機能
本章では07viewerで使える機能をご紹介します。07viewerで使える機能は以下です。
・オーセブンCADビューワー
・インテリア/エクステリアのシミュレーション
・写真メモ(動画、写真、書き込み、GPS)
・施工例写真の閲覧
・庭のデザイン集閲覧
・関連ブログの閲覧
・会社検索
・求人求職
・オーセブンとのサービス連動
このような多岐にわたる機能が搭載されており、複数のアプリをダウンロードせずともこれ一つで事足りるでしょう。
アプリの操作方法
本章では07viewerの操作方法を解説していきます。以下の工程で、合成写真のシミュレーションを作成できます。
①：アイテム選択
②：3Dパースを選択
③：エクステリアVRをタップ
その場でシミュレーションが完成しますので、お客様相手にパッとイメージを伝えられるので重宝するでしょう。
また図面などの情報をクラウドに保存して共有したい場合は、eE-CADをタップします。これだけで簡単にデータを開けますので、お客様へのプレゼンや打ち合わせの際に簡単に利用できます。
エクステリア・外構のアプリ⑤ViewSTYLE Touch
ViewSTYLE Touchは、エクステリアやインテリアを3D空間にして、自由にウォークスルーできる、主にiPadやiPhone向けのアプリです。
指1本で簡単に操作が可能で、サンプルから体験したい空間を選択すると、どのようなイメージなのかをチェックできます。
またウォークモードが搭載されており、人目線で自由に住宅や庭、外構、街並みなどの仮想空間を移動できます。
その他にも、iTunesやiCloudなどの機能を使ってファイルの共有もできます。
アプリの機能
本章ではViewSTYLE Touchの操作方法を解説していきます。ViewSTYLE Touchで使える機能は以下です。
・外構イメージの確認
・仮想空間のウォークスルー
・ファイル、データの共有
エクステリアやインテリアを3D空間にして、自由にウォークスルーができます。またiTunesのファイル共有機能を使って、ドラッグ＆ドロップでモデルデータを送信できます。iCloud DriveやDropboxなどの他のアプリからモデルデータをViewSTYLEに送ることも可能です。
アプリの操作方法
本章ではViewSTYLE Touchの操作方法を解説していきます。
いくつかのサンプルデータがプリインストールされています。ファイルを選択すると3D表示画面が開きます。
操作方法は非常に簡単で、1本指で移動ができ、2本指：平行移動 or 首振りの操作ができます。また画面下には複数のボタンがあります。
・平行移動：2本指操作を「平行移動」に切替
・首振り：2本指操作を「首振り」に切替
・陰影計算：ON/OFFを切替
・視野角：3段階の視野角に切替
・ホーム：初期視点
・閉じる：物件を閉じ、ファイル参照画面に戻る
エクステリアのアプリは顧客側も業者側にも便利なサービス！機能や操作性も要チェック！
本記事では外構デザインを無料で作成できるアプリを5つ紹介させて頂きました。
エクステリア業界では、実際にやってみないとどうなるかわからないと言った欠点がありましたが、これらのアプリが出現したことで、その欠点も解決しました。また時間をかけて制作していたパース図を作る手間も省けるようになりました。
ビフォーアフターをシミュレーションするだけでなく、概算見積や見積書の作成やデータの共有までできるアプリもあります。
それぞれご自身に合うアプリを試し、業務効率化に活かしてください。
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