業務のオンライン化が進んでいる昨今、土木工事業界でもホームページの制作は必須といっても過言ではありません。しかし、ホームページ上で読み手が欲しい情報を見つけられなかったり、問合せまでの操作が分かりにくかったりすると、連絡が来る前に離脱されてしまう可能性があります。
この記事では、土木工事業にホームページが必要な理由や、案件獲得を成功させるための掲載項目、デザインについて、ポイントに沿ってご紹介します。土木工事業の自社ホームページ制作を考えている方や、運営がうまくいかずお困りの方は、ぜひご参照ください。
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土木工事業にホームページが必要な理由
土木工事業を発注したい人や企業に自社の存在を知ってもらい、実際に見積や工事発注などを依頼してもらうためには、自社ホームページの制作が有効な手段です。現在は発注者がゼロから工事業者を探す場合、多くは手間を省くため便利なインターネットで検索をかけますすが、その際自社ホームページが存在するかしないかで大きな差が生まれてしまいます。土木工事業におけるホームページにはどのような効果があるのか、以下3つの理由で解説します。
理由1:新規顧客の開拓につながる
インターネットの普及と手続きのオンライン化が進んでいる現在は、土木工事業の発注においても、インターネット上で業者を選定する方法が主流です。自社ホームページに請け負う工事内容が掲載されていたり、資料請求や問い合わせがWEB上で可能になっていたりすると、工事を発注したい人や企業からの連絡をもらえる確率が高まります。ホームページは、自社に興味を持ってもらい、気軽に連絡が取りやすい環境に整えてくれるため、新規顧客の開拓に有効な手段です。
理由2:イメージアップ
ホームページは企業のイメージアップ戦略にも活用されています。土木工事業は規模が大きいため、安全面や実績で発注側に信頼してもらうことが非常に重要です。ホームページ上に工事の安全配慮や実績内容が掲載されていれば、発注したい人や企業からの信用度が上がります。また工事内容だけでなく、企業理念や自社で行っている地球環境配慮の取り組み、地域への貢献事業などを併せて掲載することで、社会全体からのイメージアップ効果が期待できます。
理由3:他社との比較検討の土俵に上がれる
新規で土木工事を発注したい人や企業は、多くの場合、費用や安全面でいくつかの工事業者を比較し検討しています。詳しい工事内容や工程については後々の商談で決めていく必要がありますが、ホームページで工事内容や大まかな相場が知れることで他社との比較がしやすく、見積りの機会をもらえる確率が高まります。発注側に比較検討してもらう土俵に上がるためにも、ホームページ上には自社の強みやこだわりのポイントなどを掲載するのがおすすめです。
土木工事業のホームページ制作を成功させるポイント
ホームページは、読み手の目に留まるかが最も重要です。どんなに見た目の美しいホームページが制作できたとしても、読み手にサイトをクリックして見てもらい、問い合わせてもらえなければせっかくの工事受注の機会を逃してしまいます。
どういった視点でホームページを制作していけば効果があげられるのでしょうか。
以下5つのポイントに沿って、土木工事業での活用例を踏まえてご紹介します。ホームページを既に制作しているという方でも、以下のポイントを網羅できているか、改めて確認してみましょう。
ポイント1:検索上位を目指す
読み手にホームページを見てもらうためには、キーワードで検索した際、表示がなるべく上位になるよう「SEO対策」がされているのが望ましいです。例えば「土木工事業者 発注」で検索しただけでも250万件近いサイトが存在し、下位表示だと10~20ページほど後ろになるため、読み手に見てもらえる確率が低くなってしまいます。土木工事業者を検索する場合、「土木」「工事」といったキーワードに加え、依頼する都道府県や市町村を入れることが想定されます。自社ホームページにも地域の特徴に沿った土木工事や、地域に貢献している事業などを掲載するなど、SEO対策を意識することが大切です。
ポイント2:ブランディング
ホームページを使ったイメージアップ戦略として、読み手側に共通の良いイメージを与える自社の「ブランディング」が見えると良いでしょう。自社にしかない強みや経営方針などがホームページに掲載されていることで、会社の信用度を上げ、社会に対しての訴求力を高めます。ブランディングのためには、あらかじめ自社の強みや今後の方針などを洗い出しておくと、ホームページ制作の際に伝えたい内容が明確になりおすすめです。
ポイント3:施工実績を掲載する
施工実績の掲載は、土木工事業の発注を検討する上での大きな指標です。ホームページ上で実績を確認できれば、住宅の基礎工事やインフラ整備など大規模な工事を発注する側にとっても、業者への安心感につながります。実績は文面で載せるだけでなく、実例の写真や図を一緒に掲載し、読み手の視覚に訴えかけることが重要です。
実際の工事風景などが見えることで、情報公開の面でも企業の信頼感が高まるため、写真を多く使ったホームページにしましょう。
ポイント4:ターゲットの分析を行う
読み手にホームページを閲覧してもらい、その後の工事受注につなげるためには、ホームページ制作の前に、自社の強みや経営方針などと併せてターゲット層を設定しましょう。ホームページをどんな人に見てもらうのか想定し、どのような発注を請け負うのかをピックアップすることで、ホームページに記載すべき情報を精査できます。「工事の受注件数を増やすこと」や「自社について詳しく知ってもらうこと」など、ホームページを制作する上での目的に沿って、ターゲットを明確化することが重要です。
ポイント5:伝わるコンテンツ
一見すると美しく分かりやすそうなホームページでも、ターゲットとなる人が欲する情報や連絡機能がないと、途中で離脱されてしまう可能性があります。理念や実績に加え、これから工事を発注しようと考える人がどうアクションを起こせば良いかが示されていると良いでしょう。土木工事業の場合、見積から工事着手までの流れや詳しい工法、連絡先などが掲載されていると、読み手側が実際の工事発注をイメージしやすくなります。また他の発注者情報として、過去に工事を請け負った際のアンケート結果やインタビューなどを載せるのも、口コミ効果があるためおすすめです。
土木工事業のホームページに必要なコンテンツ
上記のホームページ制作を成功させるためのポイントでも示した通り、土木工事業におけるホームぺ―ジには、工事を発注する側にとって分かりやすい内容で、その後のニーズに応えられるコンテンツが求められますが、実際にどのような内容を掲載すればよいのでしょうか。読み手の信用度を高め、見積や工事発注などその後の実際のアクションにつなげてもらうために必要な6つのコンテンツについて、理由とともに見ていきましょう。
1:事業内容
土木工事の中には、住宅の舗装工事や造成工事、河川や橋脚等のインフラに関する工事など様々なものがあります。どのような工事を自社で請け負っているのかをホームページに掲載することで、工事受発注の際に起こりやすいミスマッチを防げます。また事業内容が書かれたページがあることで、「土木工事」というキーワードではなく、実際の工事内容の言葉で検索された場合でも検索上位に出てきやすくなるのでSEO対策にもなります。
2:挨拶・従業員紹介
工事の発注を考えている人にとっては、発注先の代表者や工事を行う従業員がどのような人々なのかも、コンプライアンスの面から見て重要です。企業の代表による挨拶や従業員を写真付きで紹介するページがあることで、会社への信頼感が高まります。また今後企業への就職を検討している人にも、職場環境をイメージしてもらったり、企業理念に共感してもらうのにも効果的です。紹介ページを制作する機会を通して、改めて従業員の人となりや考えを知るきっかけにもなります。
3:施工事例
実際にどこを工事し、どこが改善されたのかを示すため、施工事例を実績のページに盛り込みましょう。工事によってどのように変わったのかを一目瞭然にするためには、文章だけでなく、工事前(before)と工事後(after)両方の写真を掲載すると良いでしょう。また併せて工事中の風景なども入れておくと、仕事ぶりがうかがえるため発注者側からの信頼が高くなる可能性があります。自社のこだわりや強みを示すためにも、写真を効果的に使用し事例を掲載しましょう。
4:よくある質問
土木工事業を受注する際によく受ける質問と、それに対する回答を掲載します。問い合わせを受ける際、同じような質問をくり返し受けるのを防ぎ、本当に個別で対応が必要な質問への対応に集中できるため、コストカットにもつながります。また質問したい側にとっても無用なやりとりの手間が省けて便利です。これまでの実績でよく訊かれたことや、問い合わせる前に知っておいてほしいことなどを挙げておき、まとめて記載しましょう。
5:求人ページ
土木工事業の受注だけでなく、人材の新規採用を考えている場合は、求人情報を掲載しておきましょう。就職活動中の人が活用している「〇〇ナビ」から自社ホームページにアクセスした場合でも、求人に関するページがあれば人材募集をかけていることが分かり、企業理念や事業内容と併せて再確認ができます。採用情報や募集要項などは時期によって変わるため、一度ホームページを制作した後でもこまめにチェックし、随時更新しておく必要があります。
6:ブログ
運営側のブログページを作っておき、企業の情報や地域参画の取り組みを紹介するのもおすすめです。ホームページは一度制作すればサイト上に残り続けますが、情報が古いままでは現在稼働しているのかが分からず、発注側に不安を与えてしまいねません。工事に関する最新情報や地域の情報を月ごとや季節ごとに発信することで、信頼できる会社だと思ってもらう効果が期待できます。工事の最新情報を更新しておけば、トレンドの文言で検索された場合も上位表示されることがあるため、SEO対策の一環としても活用できます。
【まとめ】土木工事業がホームページを作ることでメリットがたくさん!成功させるポイントや必要コンテンツも要チェック
以上、土木工事業の方がホームページ制作によって得られるメリットや、成功させるために必要なコンテンツなどについてご紹介しました。ホームページは見た目の良いものを制作すればよいという訳ではなく、必要な情報を必要な人に伝え、その後の利益につなげることが重要です。これからホームページを制作しようという方も、既に制作しているが新規の顧客開拓につながっていないという方も、改めて必要な情報を吟味し、意味のあるコンテンツが掲載された有益なホームページを作り上げましょう。
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