解体工事の流れを開始前に行う準備から完了後までわかりやすく解説

解体工事 流れ

解体工事は頻繁に行うわけではありません。初めて行う人もたくさんいるでしょう。
解体工事を行う際には、全体の流れを把握することも大切です。流れを把握していないと、何から取りかかればよいかわからないからです。そこで解体工事の流れや、注意点などを紹介していきます。

解体工事の全体像

解体工事の流れとしては、最初に業者を探さなければいけません。評判や口コミを調べ、複数の業者から見積もりを取りましょう。見積もりに問題がなければ、その業者に依頼をします。依頼後工事が開始されるまでは、1ヶ月から2ヶ月程度かかります。作業が開始されたら、建物の広さや構造によって異なりますが、終了までは大体1週間から1ヶ月前後必要です。

解体工事を依頼する流れ

ここでは解体工事を依頼するまでの流れを説明していきます。流れは以下の通りになります。

  1. 解体業者に見積もりを依頼する
  2. 現地調査・見積もり内容を確認する
  3. 解体業者の決定・契約する

それぞれ詳しく紹介していきます。

1.解体業者に見積もりを依頼する

解体工事をするためには、まず業者選びが必要です。いきなり契約をする前に、まずは見積もりを取りましょう。見積もりは1社からだけではなく、複数の業者から取るのがおすすめです。なぜなら複数の業者から見積もりを取ることで、比較できるからです。解体工事にも相場があるので、事前に調べておくとよいでしょう。

2.現地調査・見積もり内容を確認する

見積もりは金額だけを見ればよいわけではありません。見積りの内訳が詳しく書かれているかの確認も必要です。他にも工事の工程はどうなっているのか、追加で費用は発生するのかなども確かめましょう。建設業許可や解体工事業登録を得ているのかも重要です。

3.解体業者の決定・契約する

見積もりを確認し、問題なければ契約をしますが、契約時にも注意点がいくつかあります。見積もりが適切であるのかの確認も大切ですが、解体工事の前には現地調査を行います。現地調査の際に、分からないことは必ず聞いておきましょう。手厚く丁寧に説明をしてくれれば問題ありません。業者選びは金額だけではなく、サポート内容や接客の丁寧さも判断基準です。

解体工事の開始前に行う準備

解体工事を開始する前には、準備することがあります。項目別に紹介していくので、解体工事を依頼する際には参考にしてみてください。

各種申請を行う

解体工事を行う際には、事前に申請が必要になります。建物の面積が80㎡以上ある場合、解体計画などの届出を都道府県に行わなければいけません。これは建設リサイクル法で定められています。解体計画というのは、道路使用の届出や歩道占有の届出です。振動や騒音がひどくなると予想される場合にも届出が必要になるので注意しましょう。

不用品の処分・インフラの解約などを行う

建物を解体するときは、不用品の撤去や処分も事前に行います。重い家財などが多くて処分が難しい場合には、処分にも対応可能な業者に頼むのもよいでしょう。もちろん処分を依頼すれば、料金が上乗せされます。工期が伸びる可能性もあるので、できれば事前にクリーンセンターやリサイクル業者に依頼をするのがよいでしょう。電気や水道など、インフラの解約も忘れずに行いましょう。

近隣住民への挨拶を行う

解体工事の際には大きな音が発生します。トラブルを避けるために近隣住民への挨拶は欠かせません。挨拶をするときに詳しく説明を求められる場合があります。よって業者の人と挨拶に行くのがよいでしょう。近隣が集合住宅で、たくさんの人が生活をしている場合には、チラシを配布するのもおすすめです。

解体払いや地鎮祭を行うか確認する

日本は地域によってたくさんの風習があります。中には家屋を解体する際に、地鎮祭や解体払いを行う風習がある地域もあるのです。中には親から代々言い伝えられている家庭もあるでしょう。家屋の解体をする前には、地鎮祭や解体払いを行うのかも決める必要があります。強制ではないので、行うかどうかは自分で決めて問題ありません。

解体工事の流れ

解体工事は安全に行うためや、効率よく行うために様々な準備が必要です。そこで解体工事を行うときの流れを順番に説明していきます。

  1. 養生や足場・防音パネルなどの設置を行う
  2. 瓦を撤去する
  3. 設備や内装材を撤去する
  4. 重機を使い解体する
  5. 地中埋没物を確認する
  6. 工事現場を整地・清掃する

1.養生や足場・防音パネルなどの設置を行う

解体工事をする前には、まず足場の設置を行います。安全性を高めるための作業なので、最初に行わなければいけません。近隣住民へできる限り迷惑をかけないようにする作業が養生です。解体の際には粉塵が発生するので、養生をして粉塵の飛び散りを防止します。解体時には大きな音が出ます。場所によっては防音パネルを設置し、音を軽減することも大切です。

2.瓦を撤去する

最近は屋根に瓦を使用しない家の場合は不要ですが、瓦屋根の場合は瓦を撤去します。瓦は土台が崩れるとバラバラになって落ちてしまうので土台を崩す前に必ず撤去します。
瓦は1枚ずつ剥がし、分別解体を行うのが基本です。中でもスレート瓦という種類はアスベストが含まれている場合があるので、密閉性の高い容器に移して処分します。

3.設備や内装材を撤去する

瓦の解体を終えたら、次は屋根や内装を解体し、出た廃材を撤去します。屋根や内装の撤去方法も、瓦と同じく基本的に手作業で行います。細かく分別する必要があることや、重機が入りにくい場所なので、手作業がメインになるのです。解体した素材はリサイクル法で義務化されているため、細かく分別してから処分しなければいけません。

4.重機を使い解体する

瓦や屋根、内装などは手作業がメインになりますが、建物本体の解体は重機で行います。建物本体を解体すると、粉塵が辺りに舞います。そのため、解体作業前には散水をして、飛び散らないように対策をします。重機での作業は3日から5日かかります。しかし、立地条件によっては手作業を余儀なくされることもあり、その場合は費用も多く必要です。

5.地中埋没物を確認する

建物は強度を高めるため、基礎にコンクリートや鉄筋を使用することが多いです。そのため、解体作業時には大きな音が鳴り響くこともあります。硬い素材なので、振動も大きくなるのです。基礎を解体した後は、建物に使用されていた廃材などが地中に埋まっていることがあるので確認をします。地中埋蔵物をきちんと処理しておかないと、解体後の土地活用に影響を及ぼします。

6.工事現場を整地・清掃する

工事後は木材やコンクリートの破片など、残されている廃材の片付けも行います。ある程度大きな物であれば重機で回収が可能ですが、細かいものは手作業で片付けていきます。きれいな状態になったら最後に整地を行い、平らな状態にします。これで解体工事自体は全て完了です。

解体工事の完了後の流れ

解体工事が完了したら、最後に掃除や近隣住民への挨拶が必要です。さらに登記申請なども行わないといけません。解体工事後にやるべきことは何なのか見ていきましょう。

1.産業廃棄物を搬出や周辺道路の清掃

建物を解体すれば、産業廃棄物もたくさん出ます。出した産業廃棄物をそのままにしておくことはできないので、搬出しないといけません。産業廃棄物は自分で処分することもできますが、業者に依頼をした方が簡単です。工事を行った周辺の道路も汚れてしまうので、きれいに清掃しましょう。最後に目立つゴミなどが散らばっていないか確認するのも忘れてはいけません。

2.近隣住民への挨拶を行う

解体工事を行うときは、騒音や振動などで周辺住民にどうしても迷惑をかけてしまいます。そのため、解体工事が終わったら、迷惑をかけた住民に工事完了の報告を行います。挨拶の際に、手土産などは持参する必要ありません。

3.建物滅失登記の申請をする

解体工事の流れで最終的に行うことが、建物滅失登記の申請です。建物がなくなったら、なくなりましたという申請を法務局で行います。解体工事後1ヶ月以内と決められているので、できるだけ早めに申請しましょう。申請の際には取り壊し証明書が必要なので、発行してもらいます。申請が終了しても、そのまま空き地を放置しておくと税金の支払い義務が発生したままです。どのように土地を活用するかも検討しておきましょう。

【まとめ】解体工事の流れを理解して準備から完了までスムーズに行おう

解体工事をスムーズに進めるための流れや、注意点などについて紹介してきました。解体工事は業者に任せなければいけない部分も多いですが、自分で行わなければいけない部分もたくさんあります。特に自分で行う部分は、全体の流れを把握しておかないと難しいです。わからないことは事前に問い合わせて、工程を把握しておきましょう。

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