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スライド丸ノコは主にDIYに用いる電動工具で木材加工をする際には欠かせません。スライド丸ノコはDIY初心者の方であっても比較的容易に木材加工ができるため、入手しておきたい工具の一つです。そこで今回はスライド丸ノコの購入を検討されている方に向けてスライド丸ノコの特徴からおすすめのモデルの選び方までご紹介します。
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スライド丸ノコと丸ノコの違い
まず初めにスライド丸ノコの概要からご紹介します。スライド丸ノコは円盤を回転させて主に木材の切断や加工を行う工具です。またスライド丸ノコと似た工具に丸ノコもありますが、この2つの違いについてもご紹介します。
スライド丸ノコの特徴
スライド丸ノコは木材を切断する道具ですが、最大の特徴は加工する素材を台座に固定して切断するという点です。スライド丸ノコは素材を固定して加工するため、精確な切断や刃の角度を変えた斜め切りができることがメリットです。一方で木材を台座に固定する必要があるため扱える素材のサイズが限定されるというデメリットもあります。
丸ノコの特徴
スライド丸ノコと似た工具に丸ノコがあります。スライド丸ノコは素材を固定しますが、丸ノコは素材を固定せずに工具を手で持って切断します。素材を固定しないことで、扱える素材のサイズに幅がある点が丸ノコのメリットです。また丸ノコを台座に固定して卓上で使えるようにした卓上丸ノコもあります。スライド丸ノコとの違いは刃がスライドするか否かです。スライド丸ノコは丸ノコが前後に可動することによってより大きい素材を扱うことができます。
スライド丸ノコの選び方
初めてスライド丸ノコを購入される方であれば、モデル選びに悩まれる方も多いでしょう。そこで続いてスライド丸ノコの選び方をご紹介していきます。スライド丸ノコを選ぶ際には、主に以下の項目が重要です。
- 電源タイプ
- 切断能力
- 機能性
電源タイプで選ぶ
スライド丸ノコは電動工具であるため電源が必要です。電源タイプはコードを用いた電源式とバッテリーを用いた充電式の2タイプがあり、それぞれにメリットがあります。続いて電源式、充電式のスライド丸ノコの特徴をご紹介します。
電源式
電源式のスライド丸ノコは文字通り電源に接続して使用します。電源は100Vが基本のタイプです。電源式のスライド丸ノコのメリットは安定して長時間作業できるという点です。作業場所が自宅等の常に電源が確保できる場所である場合、スライド丸ノコを置ける作業台が既にある場合は電源式を選びましょう。
充電式
充電式丸ノコはバッテリーを電源とする丸ノコです。充電式のメリットは場所を選ばずに作業ができる点です。作業場が自宅以外にあり、スライド丸ノコの持ち運びが必要である場合は充電式のモデルを選びましょう。またスライド丸ノコは作業台に置いて使う必要があるため、充電式を選ぶ際には設置が容易な軽量モデルを選択するようにしましょう。
切断能力で選ぶ
スライド丸ノコを選ぶ際には刃の切断能力も重要な観点です。スライド丸ノコの切断能力によって扱える素材の大きさが代わるため、モデルを選ぶ際には切り込みの深さや切断幅を確認しましょう。
切り込みが深い
スライド丸ノコを選ぶにあたっては切り込みの深さに注目しましょう。切り込みの深さは丸ノコの刃の大きさによって決まります。一般的なスライド丸ノコは刃の大きさが最大で190mmクラスです。一般的なDIY用途であれば外径190mmで十分ですが、より幅の大きな素材を扱う場合には外径190mm以上のモデルを選びましょう。
切断幅が大きい
スライド丸ノコの切断幅もまた重要な項目です。基準となる切断幅のサイズは、いわゆる一尺三分と呼ばれる312mmです。このサイズの切断であれば外径165mmクラスの丸ノコで対応可能です。また将来的に同サイズ以上の木材を取り扱う予定がある場合は、より幅広いサイズの切断が可能なモデルを選択しましょう。
機能性で選ぶ
スライド丸ノコには切断に加えて様々な便利機能を備えたモデルがあります。続いてスライド丸ノコを選ぶ際に注目すべき機能についてご紹介します。また様々な機能を追加したモデルは一般的に高価である点には注意が必要です。
集塵機接続機能
スライド丸ノコは木材を切断する都合上、作業時に木くずや粉塵が排出されます。掃除が手間であるだけでなく、木くずの吸引は健康上の問題を引き起こす可能性もあります。粉塵を吸引する集塵機に接続できるモデルであれば作業に際して、掃除の手間がかかりません。
レーザーマーカー
レーザーマーカーは切断面にレーザーを照射することでカットの目印をマーキングする機能です。切断面や切り込みの位置を目視しながら作業できるため作業の精確性を高められる追加機能の一つです。レーザーマーカーを別途後付けすることも可能ですが、工数と手間がかかるため、あらかじめレーザーマーカー機能付きのモデルを購入されることをおすすめします。
スライド丸ノコおすすめランキング10選!
それでは続いて実際におすすめするスライド丸ノコを幾つかご紹介します。異なる電源タイプや様々な価格帯のモデルをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1.HiKOKI(ハイコーキ) 卓上スライド丸のこ FC7FSB
価格 | 63,400円 |
電源 | コード型 |
最大切断能力 | 直角50×305mm |
サイズ | 奥行き945mm×幅405mm×高さ420mm |
重量 | 11kg |
特徴 | FC7FSBは軽量で携行性に優れた卓上スライド丸ノコです。ロングスライドベアリングを採用し最大切断寸法50×305mmを実現しています。 |
2.新興製作所 チップソー切断機 MTC-190
価格 | 問い合わせ |
電源 | コード型 |
最大切断能力 | 直角45×85mm |
サイズ | 奥行き360mm×幅395mm×高さ395mm |
重量 | 5.3kg |
特徴 | MTC-190は多素材を切断可能なチップソー切断機です。ターンテーブルは左右それぞれ45°、ノコ刃傾斜角は左45°です。チップソーが付属しているため、木材だけはなく金属やプラスチックなど多素材を切断可能です。 |
3.新興製作所 卓上丸ノコ STC-190
価格 | 問い合わせ |
電源 | コード型 |
最大切断能力 | 直角45×85mm |
サイズ | 奥行き360mm×幅395mm×高さ395mm |
重量 | 5.0kg |
特徴 | STC-190は角度を付けた切断や傾斜切断が自在に可能な小型の卓上丸ノコです。木工用の外径が190mmあるため、標準的なDIY用途であればこの1台で対応可能です。 |
4.マキタ 充電式スライドマルノコ18V LS610DZ
価格 | 106,400円円 |
電源 | バッテリー型 |
最大切断能力 | 直角46×182mm |
サイズ | 奥行き495mm×幅400mm×高さ470mm |
重量 | 10.2kg |
特徴 | LS610DZは充電式のスライド丸ノコです。切断の両傾斜は45°+ 1°と柔軟で、リニアボールベアリングを採用することで耐久性にも優れた性能を発揮しています。切断負荷に応じて高速、低速が自動で切り替わる自動変則機能も搭載しているため初心者にとっても扱いやすい1台です。 |
5.パオック(PAOCK) スライド丸ノコ SMS-190T
価格 | 問い合わせ |
電源 | コード型 |
最大切断能力 | 直角40 × 305mm |
サイズ | 奥行き670mm×幅460mm×高さ820mm |
重量 | 10.0kg |
特徴 | SMS-190Tは外径190mmのスライド丸ノコです。チップソーの傾斜は左45°、テーブル回転範囲 は左右に45°と標準的な可動域です。 |
6.髙儀(Takagi) 卓上丸のこ EARTH MAN 190mm TM-190A
価格 | 11,851円 |
電源 | コード型 |
最大切断能力 | 直角45×85mm |
サイズ | 奥行き360mm×幅395mm×高さ395mm |
重量 | 5kg |
特徴 | TM-190Aは外径190mmの卓上丸ノコです。ターンテーブルの回転は左右45°、刃傾斜が左45°と可動域にも優れています。安全面に秀でたブレーキ機能や、持ち運びを考慮した5kgの重量などユーザーを考慮した卓上丸のこです。 |
7.新興製作所 卓上スライド丸ノコ SSC-190A
価格 | 問い合わせ |
電源 | コード型 |
最大切断能力 | 直角40×305㎜ |
サイズ | 奥行き810mm×幅675mm×高さ410mm |
重量 | 10.0kg |
特徴 | SSC-190Aは外径190mm×内径20mmの卓上スライド丸ノコです。可動域はターンテーブルの角度が左右45°、刃傾斜が左45°です。またダストバッグが付属しています。 |
8.HiKOKI(ハイコーキ) 卓上スライド丸のこ C6RSHD
価格 | 109,000円 |
電源 | コード型 |
最大切断能力 | 直角46×245mm |
サイズ | 奥行き242mm×幅220mm |
重量 | 10.3kg |
特徴 | C6RSHDは最大切断寸法245mmの卓上スライド丸のこです。刃は左右の両傾斜に対応しており、様々な素材を自由に切断することができます。またLEDライト搭載によって暗所での作業にも適しています。 |
9.HiKOKI(ハイコーキ) 充電式卓上スライド丸のこ C3606DRB
価格 | 129,400円 |
電源 | バッテリー型 |
最大切断能力 | 直角46×245mm |
サイズ | 奥行き242mm×幅220mm |
重量 | 10.4kg |
特徴 | C3606DRBはバッテリー型の卓上スライド丸のこです。切断は刃の両傾斜に対応しており幅広く、重量10.4kgと携行性にも優れています。 |
10.マキタ(Makita) スライドマルノコ AC100V のこ刃径190mm M244
価格 | 59,600円 |
電源 | コード型 |
最大切断能力 | 直角50×312 |
サイズ | 奥行き670mm×幅430mm×高さ458mm |
重量 | 12.3kg |
特徴 | M244は外径190mmのスライド丸ノコです。スライド切断機能により312mmを切断可能であり、刃傾斜は左45°、右5°に対応しています。 |
【まとめ】スライド丸ノコは作業環境や用途に合わせて選ぼう
今回はスライド丸ノコの特徴やモデルの選び方、実際におすすめのモデルをご紹介しました。スライド丸ノコはDIYで木材を加工する際に必須となる電動工具です。スライド丸ノコを選ぶ際には自身の作業環境や扱う素材のサイズに合わせて最適なモデルを選択することが重要です。今回の記事を参考にしてぜひ最適な1台を見つけてみてください。
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