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「切断能力や使いやすさなど、重視するポイントが分からない」「種類やメーカーが多くどれが自分に合っているのかわからない」など、番線カッターを購入する際に悩む人が少なくありません。
今回は、番線カッターおすすめランキング15選をご紹介します。
選び方や注意点も詳しく解説しているので、自分にぴったりの番線カッターを見つけて、快適な作業を実現しましょう。
番線カッターとは
番線カッターは、軽い力で硬い材料を切断できる優れた工具です。名称は、ボルトクリッパーやボルトカッターと呼ばれるときもあります。
番線カッターは2段階のてこの原理を応用し、わずかな力で大きな切断力を生み出します。そのため、通常の工具では南京錠や自転車の鍵のような難しい硬い素材や太い線材も簡単に切断できます。
一般的な番線カッターは300mm程度の長さで、最大6mm程度の太さの材料を切断可能です。ホームセンターでのレンタルも可能で、購入を迷っている方にはレンタルの利用を検討してみるとよいでしょう。
てこの原理を活用して、誰でも簡単に高い切断力を発揮できる番線カッターは、プロからDIY愛好者まで幅広く利用されています。
番線カッターの選び方
番線カッターを選ぶ際は、次の3つのポイントに注目しましょう。
- サイズ
- 切断能力
- 価格と性能のバランス
- グリップの握りやすさ
それぞれのポイントを具体的に紹介します。
サイズから選ぶ
番線カッターを選ぶ際、サイズは重要な要素です。作業内容と切断対象に適したサイズを選びます。
番線カッターは、一般的に大型のものほど太い線材や硬い材質の切断が可能です。太い鉄筋や硬い線材を切断する際は、大型の番線カッターをおすすめします。
一方細い番線や軟らかい線材の切断には、小型のものが使いやすいものです。持ち運びや狭い場所での作業を想定しているときは、小型の番線カッターの方が便利です。
番線カッターを選ぶ際には、切断したいアイテムの太さや硬さ、持ち運びや取り回しのしやすさなどを考えてから選ぶことが大切です。
300mm・350mm
300mm・350mmサイズのものは、多用途で使いやすく、家庭用として特におすすめです。このサイズは、コンパクトながら十分な切断能力を持っています。
女性や力の弱い人でも扱いやすく、使用後の収納にも困りません。また、価格も手頃で、一般の方にも購入しやすい点が特徴です。細めの銅線や鉄線、ワイヤーなどの切断の場合は、300mm・350mmサイズの番線カッターが適しています。300mm・350mmサイズは多用途に対応できるため、一家に一台あると便利です。
450mm・600mm
450mmと600mmのサイズは、使い勝手のよいサイズの番線カッターです。DIYや大型の日曜大工を行う方はもちろん、プロの建築現場でも多く使用されています。
450mmサイズは一般的なDIYや中規模の建設現場で重宝されます。銅線や鉄線の切断が容易で、取り回しも簡単です。一方、600mmサイズになると、より太い金属線や堅固な南京錠、自転車の頑丈なワイヤーロックなども切断できる能力を持ちます。
使用する用途がまだ決まっていない、自宅と現場と両方使える番線カッターを探している人は、450mm・600mmサイズを手に取ってみるとよいでしょう。
1050mm
1050mmサイズの番線カッターは、切断能力が高く、大規模な建設現場や工業用途に適しています。
1050mmサイズはJIS規格で認められている中で最大級のサイズであり、強力なてこの力を生み出します。通常の工具では扱えない太さや硬度の材料も容易に切断できます。
太径の銅線や鉄線、鉄筋のような極めて堅牢な材料も切断可能です。大型建築プロジェクトや重工業の現場では、1050mmサイズがあると一本で多様な切断作業をこなせるため、作業効率が大幅に向上します。一般家庭での使用にはあまり機会がないかもしれませんが、DIYが好きな方や、いざというときに備えておきたい方にもおすすめです。
切断能力から選ぶ
番線カッターを選ぶ際は、切断能力も重要なポイントとなります。切断能力はサイズや製品によって異なります。使用する目的に合わせて、適切な切断能力を持つものを選びましょう。
切断能力以上の線材を切ろうとすると、刃が傷んでしまうリスクがあります。たとえば細い銅線や鉄線を切断する場合、300mm・350mmのサイズで十分です。
しかし、太い鋼線を切るにはより大きなサイズや高い切断能力を持つ番線カッターが必要です。無理に切断すると、刃こぼれする恐れがあります。
また、刃の材質も切断性能に影響します。ステンレス製の刃は耐久性が高く、長期的な使用を考えている人におすすめです。
適切な切断能力を持つ番線カッターを使用することで、効率よく作業が進むでしょう。
価格と性能のバランスから選ぶ
番線カッターを選ぶ際は、価格と性能のバランスを見極めることが重要です。番線カッターは、数百円から数万円まで幅広い価格帯で販売されています。安価な製品は魅力的ですが、品質や耐久性に問題がある場合も想定されます。
一方で、高価格が必ずしも最高の性能を保証するわけではありません。予算に合わせて信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、長期的な使用に耐える品質と適切な機能性を確保できる可能性が高くなります。
購入する際には安さだけでなく、刃の材質やメーカーなどをチェックすることで、長く愛用できる製品を見つけられるでしょう。
グリップの握りやすさから選ぶ
グリップの握りやすさは、番線カッターの操作性と安全性を大きく左右する重要な要素です。番線カッターは多少の力が必要ですが、握りやすいグリップであれば、少ない力で効率的に作業できます。滑りにくい素材や形状のグリップは、操作性を高めて作業をスムーズにします。
具体的には滑り止め加工が施されたラバー製のグリップは、手袋をしていても滑りにくく、女性や手の小さい人でも使いやすいアイテムです。人間工学に基づいた形状のハンドルは疲れにくく、長時間の作業でも快適に使用できます。
個人の手の大きさや作業環境に合わせて、最適なグリップを選択しましょう。
番線カッターおすすめランキング15選！
ここからは、おすすめの番線カッターをランキング形式でご紹介します。番線カッター選びの参考にしてみてください。
1.近与(KONYO)SUN UP ボルトクリッパー
価格：1,855円
材質：非絶縁
切断能力：Φ6mm
サイズ：350mm
重さ：920g
簡単な説明
近与(KONYO)SUN UP ボルトクリッパーは、JIS規格に準拠した信頼性の高い切断工具です。350mmサイズは扱いやすく、様々な作業に適しています。
メーカーの近与(KONYO)社は国内の老舗工具メーカーで、ユーザーから高い評価を得ています。品質と実用性のバランスが取れており、比較的手頃な価格で入手できることも魅力といえるでしょう。
2.MCCコーポレーション(MCC) 鳶ミゼットカッター MCK0020
価格：1,316円
材質：不明
切断能力：軟鋼線4mm
サイズ：210㎜
重さ：280g
簡単な説明
MCCコーポレーション(MCC) 鳶ミゼットカッター MCK0020は、携帯性に優れたカラビナ仕様の工具です。ベルトやバッグに簡単に装着でき、持ち運びが簡単です。
小型ながら高い切断力を持ち、ワイヤーや鉄線を簡単に切断できます。軽量設計と滑りにくいグリップにより、長時間の作業でも疲れにくく快適に利用できます。
3.【三方良し】ボルトクリッパー (600mm)
価格：1,985円
材質：不明
切断能力：8mm
サイズ：600㎜
重さ：2.3kg
簡単な説明
【三方良し】ボルトクリッパー (600mm)は太いワイヤーや硬い金属の切断に最適で、プロフェッショナルな現場でも十分に対応できる切断能力を持っています。
さらに使いやすいハンドルデザインにより、長時間の作業でも手に負担がかかりにくい設計です。滑りにくいグリップも装備されており、安全性と操作性が向上しています。
4.高儀(Takagi) ボルトクリッパー TGBC-350
価格：2,344円
材質：刃部:クロムバナジウム鋼、本体:炭素鋼、グリップ:ポリ塩化ビニル
切断能力：HRC20以下約φ7mm
サイズ：350mm
重さ：821g
簡単な説明
3,000円以下で購入できる、コストパフォーマンスの高い番線カッターです。機能性と価格のバランスが良く、DIYや園芸など幅広い用途で活躍します。
偏心ボルトを回すことで、刃先の角度調整が可能です。切断する素材に合わせて刃先の開きを調整することで、よりスムーズな切断ができるでしょう。
350mmと持ち運びや取り回しがしやすいサイズで、女性や力に自信のない方でも使いやすいです。
5.角利産業 サンドリー(SUNDRY) ボルトカッター SDR-26
価格：5,068円
種類：番線カッター
刃幅：軟線直径10mm
サイズ：600mm
重さ：2700g
簡単な説明
優れた切断能力と耐久性が、魅力の工具です。建設現場や日曜大工で頻繁に使用される番線や針金はもちろん、固定に使われる釘、さらには強度の高いチェーンまで、幅広い材料を効率的に切断できます。
さらに、災害時には救助活動に欠かせない重要なツールとなり得ます。例えば、地震や火災などの緊急事態において、倒壊した構造物から人々を救出する際に、障害物を迅速に除去するのに役立ちます。
平時の作業から非常時の救命活動まで、幅広い場面で活躍する魅力的な番線カッターといえるでしょう。
6.トラスコ中山(TRUSCO) ボルトクリッパー 450mm TWD-450
価格：3,227円
材質：スチールパイプハンドル
切断能力：HRC20硬線:φ6
サイズ：450mm
重さ：1.5kg
簡単な説明
国内の老舗工具メーカーであるトラスコ中山社の高品質な製造管理のもと、生産された製品です。
高性能な刃部が採用されており、工事現場やDIYなど幅広い用途に活躍します。替刃の取り付け、刃先の調整も簡単です。スチールパイプハンドルを採用し、女性や力の弱い人でも握りやすいグリップ形状で作業効率がアップします。
使いやすく長く使える番線カッターを探している人に、おすすめできるアイテムといえます。
7.GREATTOOL ボルトクリッパ 600mm GTBC-600
価格：4,190円
材質：不明
切断能力：軟鋼線材(80HRB以下)直径10mm
サイズ：600mm
重さ：2.2kg
簡単な説明
GREATTOOL ボルトクリッパ 600mm GTBC-600は、一般的な建設現場やDIY作業に適した堅牢な番線カッターです。太い鉄線やボルト、チェーンを簡単に切断できます。
重量約2.6kgで、プロ仕様の堅牢さを備えながらも、女性でも扱いやすいサイズです。錆びついたネジや固定具の切断にも威力を発揮し、電動工具が使えない環境でも静かに作業ができます。
8.MCC ボルトクリッパアルミ 450 BCA-450
価格：6,436円
材質：アルミ鍛造ハンドル
切断能力：HRB80軟線:8、HRC20硬線:8
サイズ：:470㎜
重さ：1.08kg
簡単な説明
アルミ鍛造ハンドルを採用することで、計量かに成功した番線カッターです。腰ベルトに装着しても負荷が少なく、長時間の作業でも疲れません。
製造メーカーは、国内で先駆けてボルトクリッパーを開発したMCC社です。長期間にわたって変わらぬ切れ味が期待でき、老舗工具メーカーならではの信頼性の高さも魅力的といえます。
9.MCC ボルトクリッパ 600 BC-0760
価格：7,373円
材質：ハンドル部：スチール 刃部：特殊鋼 グリップ部：塩化ビニル
切断能力：HRB80以下(50kgf/mm2以下) 10mm、HRC20以下(75kgf/mm2以下) 9mm
サイズ：600mm
重さ：2.5g
簡単な説明
厳選された高品質な金属を、独自の技術力で作り上げた番線カッターです。太い鉄筋やボルトも楽々と切断し、長年愛用できるタフさが特徴です。
フレームは人間工学に基づいた設計で、長時間の作業でも疲れにくく快適な使い心地を実現しました。手に馴染むグリップで直感的な操作が可能となり、効率的かつ快適な作業が実現します。
10.KIKAIYA ボルトカッター BC-24
価格：3,730円
材質：クロムモリブデン鋼（刃）、鉄/樹脂（ハンドル）
切断能力：ボルト/鉄筋/鉄線：φ10mm、ステンレス：φ8mm
サイズ：63.5 x 13.5 x 5cm
重さ：2.3kg
簡単な説明
KIKAIYA ボルトカッター BC-24は、ボルト、鉄筋、鉄線を切断できる強力な性能です。ステンレス材も直径8mmまで対応可能で、多様な材料に対応します。
ハンドルには樹脂が使用されており、握りやすさと操作性に優れている番線カッター です。
手動式のため電源の制約がなく、様々な現場で使用できます。安全性にも配慮されており、信頼性の高い工具として評価されています。
11.MCC ボルトクリッパ 450 BC-0745
価格：5,845円
材質：スチールパイプハンドル
切断能力：φ8mm
サイズ：465mm
重さ：1.45g
簡単な説明
MCC ボルトクリッパ 450 BC-0745は、抜群の切れ味と耐久性に優れています。
6,000円以下の手に取りやすい価格帯であり、コストパフォーマンスが高いアイテムといえます。
切断部には高品質の素材を使用しており、耐久性が高く、長期間にわたって鋭い切れ味を保てます。
DIYや園芸など幅広い用途で活躍する、おすすめの1本です。
12.HIT ボルトクリッパ 900mm BC 900
価格：12,839円
材質：ハンドル部：スチール・刃部：特殊鋼・グリップ部：天然ゴム
切断能力：軟線(HRB80) 16mm、硬線(HRC40) 10mm
サイズ：900mm
重さ：1kg
簡単な説明
HIT ボルトクリッパ BC-900は、特許の偏芯ボルト方式を治療しています。刃先の微調整が容易で、使い勝手がよいです。
JIS規格取得品で、工事現場などで使用される鉄線、ボルト、リベット、番線などを効率的に切断できます。刃の長さが900mmと長めのため、太い鉄筋の切断にも適しています。
使いやすさと耐久性を兼ね備えた、プロ仕様の番線カッターといえるでしょう。
13.アーム産業 ボルトクリッパーHAタイプ HA-300
価格：2,600円
材質：刃:特殊鋼、ハンドル:スチール
切断能力：5mm
サイズ：315mm
重さ：703g
簡単な説明
アーム産業 ボルトクリッパーHAタイプ HA-300は、JIS規格を取得している信頼性の高い番線カッターです。
刃部は、鍛造品で耐久力と強度に優れています。ワイヤーやチェーンの切断をしたいときに便利です。刃部の調整が細かく簡単にできるため、長期間にわたって最適な切断性能を維持できます。
耐久性と使いやすさを兼ね備えた番線カッターで、幅広い用途で使えるでしょう。
14.アーム産業 ボルトクリッパーHAタイプ HA-450
価格：3,873円
材質：刃:特殊鋼、ハンドル:スチール
切断能力：7mm
サイズ：482mm
重さ：1.46kg
簡単な説明
HA-450は、JIS規格取得の高品質な番線カッター です。刃の調整が非常に簡単で、精密な作業ができます。耐久性と強度に優れた鍛造刃を採用しており、長期間の使用に耐えられます。
消防や警察、自衛隊といった公的機関でも防災救助用として広く採用されており、その信頼性は実証済みです。
また、人間工学に基づいて設計されたグリップは、手になじみやすい形状となっています。
プロフェッショナルな現場から一般の方々まで、幅広いニーズに対応可能です。
15.HIT ボルトクリッパ 1050mm BC 1050
価格：23,568円
材質：不明
切断能力：軟線(HRB80) 19mm、硬線(HRC40) 11mm
サイズ：1050mm
重さ：8.6kg
簡単な説明
優れた切断性能と耐久性で多く利用されている番線カッターです。刃部は、硬度の高い材料でも容易に切断可能です。
また、軽量設計により長時間の作業でも疲れにくく、操作性が向上しています。
約2,000回の切断に1回の割合で刃先の調整が必要なだけと、メンテナンスも容易です。
さらにハンドル部分は、手にフィットしやすく、滑りにくいグリップを採用しています。
番線カッターを使うときの注意点
便利な番線カッターですが、使う際には次のような注意が必要です。
- 保護メガネを着用する
- 切断片の飛散を防止する
- 1度で切れないときは無理しない
それぞれを見ていきましょう。
保護メガネを着用する
番線カッターを使用する際は飛散する破片から目を守るため、必ず保護メガネを着用しましょう。
硬い金属を切断する際破片が高速で飛び散り、目に当たると深刻なダメージを与える可能性があります。
通常の眼鏡では隙間から破片が侵入してしまう恐れもあるため、保護メガネ着用が必須です。保護メガネを付けていないと鉄筋を切断する際、破片が角膜を傷つけ、視力低下や失明につながる場合も考えられます。
保護メガネを選ぶ際は、隙間ができにくい密着性の高いものを選びましょう。安全第一で、作業を進めることが可能です。
切断片の飛散を防止する
番線カッターを使用する際は、切断片の飛散防止が重要です。作業者だけでなく、周囲の安全を確保するためです。
具体的な対策として、切断箇所を布や袋で覆うことが効果的です。またより線を切る場合は、切断部分にビニールテープを巻いてから切断すると、線がばらけずに安全です。
切断片の飛散防止は、作業環境全体の安全性向上につながります。
1度で切れないときは無理しない
番線カッターを使用する際に、1度で切断できない場合は無理に力を加えないようにしましょう。無理に力を入れて切断を試みると、破片が飛び散る危険性があり、作業者が怪我をするリスクがあります。
また、工具の刃も傷んでしまい、次の作業での切れ味が低下する恐れがあります。
太い鉄線や硬い材料を切断する際、1回で切れない場合があります。このようなときは無理に切ろうとせず、少しずつ力を加えて複数回に分けて切断しましょう。
無理に力を入れて1度で切ろうとせず、数回に分けて切断することで安全に作業を進められます。
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作業の効率化には、適切な番線カッターの選択が欠かせません。用途に合わせて最適な工具を選ぶことで、作業時間の短縮や労力の軽減ができます。
選ぶ際には切断する材料の太さや硬さ、作業環境などを考慮し、握りやすさや切れ味にも注目しましょう。また、安全性や耐久性も重要な選択基準です。
自分にあった番線カッターを使用することで、作業の質が向上し、疲労も軽減されます。用途に合った番線カッターで、効率的な作業を目指しましょう。
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