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施工に使う工具の1つに、エアータッカーがあります。エアータッカーは使う場所や目的に合わせて、様々な製品が販売されている工具です。購入の際は、自社や自分が使いやすいものを選ばなくてはなりません。
そこで本記事では、エアータッカーの選び方を解説しつつ、おすすめ製品を12個選びました。工具購入の参考にお役立てください。
エアータッカーとは
エアータッカーは、空気圧でステープルを木材などに打ち込む工具です。エアコンプレッサーに接続して使う、大きく強力なホチキスといえます。木の板や壁紙に使用する工具で、様々な施工で活用されています。
エアータッカーと似ている工具との違い
エアタッカーと似ている工具は複数あり、混同してしまう方もいるでしょう。しかし、それぞれ釘が異なるため、すべて同じようにとらえていると施工の際に困った事態に遭遇する恐れがあります。エアータッカーとよく似ている工具の違いをおさえておきましょう。
ピンネイラ
ピンネイラもエアータッカー同様釘を打ち込む工具ですが、ピンネイラの張りは線径0.6mmと非常に細く、打ち込み跡が目立ちません。その分固定する力は弱いものが多いようです。
施工では内装工事の化粧材を取り付ける際に行われます。
フィニッシュネイラ
フィニッシュネイラは線径1.9mmの仕上げ釘と呼ばれる釘を用います。ピンネイラよりも太いですが、エアータッカーで使用する釘よりは細いです。
釘が太い分ピンネイラよりも固定力が強いほか、カラーバリエーションがたくさんあります。これは打ち込み跡を目立たないようにするためです。
フロアタッカー
フロアタッカーは床に木材安堵を貼る際に適した釘を使用します。釘の形状も大きく異なります。エアータッカーではカバーしきれない部分に使用するケースが多い工具です。
使用シーンの関係から斜めに打ち込むことが多いため、斜め打ちに適した形状や重量バランスになっているのも、フロアタッカーの特徴といえます。
エアータッカーの選び方
一口にエアータッカーといっても、その種類は様々です。使いやすい工具を選ぶには、エアータッカーごとに異なる違いをおさえたうえで選ばなくてはなりません。次は、エアータッカーの選び方について解説します。
種類から選ぶ
エアータッカーには高圧式と常圧式の2つに分けられます。まずはそれぞれの特徴をおさえましょう。
高圧用
常圧式よりも小型で種類が多いのが、高圧式です。安定した打込力があります。便利ですが、その分常圧式よりも価格が高い製品が多い傾向にあります。
常圧用
常圧式は長時間作業に適しており、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。常にエアータッカーを作動し続ける必要がある施工の場合、常圧式の方が使いやすいでしょう。
ステープルから選ぶ
エアータッカーのステープルは、以下3つに分けられます。
- 4mm幅
- 7mm幅
- 10mm幅
使うステープルにより使える製品が異なるため、お互いに互換性はありません。どの幅を使いたいかにより、エアータッカーを選ぶことになります。なお、主流は4mm幅と10mm幅のため、本記事ではこの2つについて解説します。
4mm幅
エアータッカー用ステープルの規格内で最も一般的なものです。幅が狭く、打込跡を目立たせたくないときに使用します。
10mm幅
4mm幅同様、一般的に使用されている幅で、4mmよりも目立ちやすいのが特徴です。そのため、人の目につかない場所に施工するときに活用されます。
エアータッカーのおすすめメーカー
エアータッカーは、複数のメーカーが販売しています。使いやすい製品を購入したいなら、メーカーごとの特徴もおさえておきましょう。エアータッカーを扱うメーカーの内、おすすめのところをご紹介します。
マックス
主にホチキスやタイムカードなどのオフィス製品を製造販売しているメーカーです。ホチキスなどを製造しているノウハウを活かし、エアータッカーも販売しています。
プロ仕様の本格的なものから、DIY向けの使いやすいものまで、幅広いニーズに対応しているのが特徴です。ちなみに、プロ仕様製品には2年保証が付いており、保証制度などが気になる方でも安心して使えるようになっています。
マキタ
電動工具の有名メーカーです。一時期、掃除機が性能に優れているということで、一般の方たちにも注目されました。エアータッカーをはじめとした電動工具を広く扱っています。
営業所が多く、故障しても修理に出しやすいのが特徴です。エアータッカーの性能としては、Powerに優れたものが多く販売されています。実用的で丈夫なことから、多くのプロに使用されているメーカーです。
ハイコーキ
マキタとともに電動工具市場でシェア争いをしているメーカーです。元は日立グループに所属していました。技術力が高く、独自技術を製品に上手に取り込んでいます。
エアータッカーおすすめランキング12選!
製品の選び方やメーカーの特徴をおさえても、実物を見ないと選べないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、おすすめのエアータッカーをランキング形式でまとめました。価格は2024年5月11日現在のものです。新しい工具を購入する際の参考としてお役立てください。
1.WORKPRO エアータッカー 常圧ステープル用
価格:4,980円(税込)
使用ステープル:足長:6~16mm・肩幅:11.2mm(外側幅)・10mm(内側幅)・断面:厚さ0.56mm×幅1.16mm
装填数:100本
サイズ:L221×W51×H166mm
重さ:950g
先端を部材に当てないと発射されない安全装置を搭載しています。誤射による事故を気にせず使える優れものです。また、排気方向を360度変更できるため、打ち込む姿勢を選びません。安全性に優れたエアータッカーを探している方におすすめです。
2.ZuoMei エアータッカー 日本語取扱説明書付き
価格:3,970円(税込)
使用ステープル:足長:15~50mm
装填数:100本
サイズ:31.8×26.5×7.9cm
重さ:1,210g
複数の規格の釘に対応しているのが特徴です。人間工学に基づいて作られたグリップと軽くて扱いやすいアルミボディで、スムーズに作業できます。DIYレベルの作業に使えるものを探している方に適しているエアータッカーです。
3.SK11 エアタッカー T1025L-X1CA
価格:9,978円(税込)
使用ステープル:10mm
装填数:100本
サイズ:L234×W55×H188mm
重さ:730kg
釘の打込み深さを調節ダイヤルで変更できます。樹脂ボディで軽く、扱いやすいのが特徴です。針の先端を部材につけないと発射されない安全装置も付いており、誤射の心配がないのも嬉しいポイントといえるでしょう。
4.Sutekus ステープル エアータッカー SJ10/13B
価格:3,380円(税込)
使用ステープル:足長10~13mm
装填数:100本
サイズ:(約)W220mm×H152mm
重さ:0.85kg
射出口に熱処理技術を使用することで、針詰まりが起こりにくいエアータッカーです。1006Jステープルと1013Jステープル対応で、針もついてくるためお得です。コストパフォーマンスに優れたものを探している方に適しています。
5.NOE エアータッカー 1013J 日本語取扱説明書付属
価格:3,980円(税込)
使用ステープル:1.2mm×0.6mm・足長:6mm~13mm
装填数:記載なし
サイズ:記載なし
重さ:記載なし
ホームセンターなどで販売されているステープルが使えます。軽量で使いやすいため、内装や家具に使う際に丁度いいエアータッカーです。
6.Generic エアタッカー SHHG422JGM
価格:1万5,480円(税込)
使用ステープル:410J・413J・416J・419J・422J
装填数:100本
サイズ:H173mm×L235mm×W45mm
重さ:約1.01kg
深さ調節可能フックが付いており、部材などを傷つけることなく施工できます。石綿吸収板などの化粧板でも素早く打てるのが特徴です。MAXやマキタなどの複数メーカーのステープルが使えます。
7.若井産業 エアタッカー TS425N 4mm幅ステープル専用
価格:1万3,000円(税込)
使用ステープル:4mm幅・足長:20~25mm
装填数:記載なし
サイズ:232×181×59mm
重さ:1.07kg
針を装填しないと作動しない仕組みを採用しており、針切れがすぐにわかるのが特徴です。軽くて使いやすいうえに、耐久力もあります。扱いやすいエアータッカーを探している方におすすめです。
8.Sutekus ステープル エアータッカー 10J規格 SJ10/22R
価格:3,980円(税込)
使用ステープル:足長:10~22mm
装填数:100本
サイズ:(約)W220mm×H152mm
重さ:(約)1.1kg
アルミニウム製の軽量かつコンパクトなボディが特徴です。ステープルの残量が一目で分かる残量表示窓がついており、針切れがすぐに分かります。断熱材や防水シートを止める際や、内装工事に適しているエアータッカーです。
9.HiKOKI(ハイコーキ) 高圧 エア フロア用タッカー N5004HMF
価格:4万5,999円(税込)
使用ステープル:4mm幅・足長:25~50mm
装填数:115本(1連+40本)
サイズ:L296×H271×W60mm
重さ:1.4kg
50mmステープルの打ち込みが可能なエアータッカーです。防音材などの上からでもフロア材などをしっかり留められます。手元で圧力調節でき、打込深さと併用することでより安定した使用感を実現します。
10.マキタ(Makita) エアータッカー 10mm AT1025BZK
価格:1万5,214円(税込)
使用ステープル:ステープル幅:10mm・足長:13~25mm
装填数:100本
サイズ:L243×W52×H178mm
重さ:1.2kg
シンプル構造のエアータッカーです。軽いのにしっかり針を打ち込みます。目だった機能が搭載されているわけではありませんが、その分使いやすさにこだわって作られています。
11.高儀 EARTH MAN エアータッカー AT-100J425
価格:8,848円(税込)
使用ステープル:ステーブル幅:4mm・足長10~25mm
装填数:100本
サイズ:L245×W55×H195mm
重さ:約1.3kg
排出口にあるコンタクトアームと引き金が同時に作動しないと針が出ない仕組みになっています。誤射の心配がほとんどないため、安心して使えるエアータッカーです。打ち込みの深さ調節機能や、360度排気機能なども搭載されています。
12.HiKOKI(ハイコーキ) 高圧 エア タッカー
価格:3万円(税込)
使用ステープル:ステープル幅:4mm・足長:13~25mm
装填数:100本
サイズ:L295×H195×W55mm
重さ:1.2kg
ダイヤル操作で2種類の打ち込みができます。狙ったところに正確に打ち込みできる「単発」モードと、スピーディーに連続打ち込みできる「連続」モードで、施工に合わせた利用が可能です。
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【まとめ】自社に合うエアータッカーを選び作業効率を向上させよう!
エアータッカーには様々な種類があります。自社や自分が使用する際に便利に使えるものを選ぶのが、購入時のポイントです。どのような機能があれば作業効率を向上できるか、よく考えたうえで選びましょう。
安全靴のおすすめランキング15選についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
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