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ずりとは、トンネル工事などで発生する無価値な岩石や土砂を指し、炭鉱の捨石から形成されるボタ山も含まれます。これらの廃棄物は通常、盛土材料として再利用され、周辺地域への残土処分を最小限に抑えるために工夫がなされています。
しかし、ダンプトラックの振動、騒音、粉塵の影響や、燃料使用による二酸化炭素の排出が課題となっています。そのため、ずりを骨材として再評価し、吹き付けコンクリートや覆工コンクリートに利用するための仕組みと取り組みが存在しています。
これにより、発生するずりを有効に再利用し、環境への負荷を軽減することが目指されています。