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建設工事で使用する図面は基本的にCADで作成されます。社内で作成するためには知識と経験のあるスタッフを育てなければいけません。しかし、図面の作成だけに専門のスタッフを育成し雇用するのは非効率です。
そこで、おすすめなのがCAD図面の作成を代行してくれる会社への依頼です。今回はそうしたCAD図面の作成を代行してくれる会社を紹介します。選び方や注意点、メリット・デメリットも解説するので、CAD図面の作成で悩んでいる人はぜひ最後まで読んでください。
ツクノビCADは、図面作成、トレース業務を低コストで代行する建設業特化のアウトソーシングサービスです。
施工図や仮説計画図、設備図、パース図の作成などまで、幅広い業務に対応しています。詳細はぜひこちらからご確認ください。
CAD図面の作成代行とは?
CAD図面の作成代行とは、CADを使用した図面の作成や修正、トレース作業などを代行するサービスです。
専門的な知識やスキルを持ったスタッフが自社の従業員に代わり、立体的な設計図作成や3Dプリンター用のデータなど、手間や工数のかかる煩雑なCAD周辺の業務を遂行します。
CAD図面の作成を代行業者に委託することで、自社では本来のコア業務に集中できるようになるのです。
CAD図面作成代行サービスの内容
CAD図面作成代行サービスを利用した場合、どのような業務を代行してもらえるのでしょうか。代行業者によって依頼できる内容は異なりますが、CAD図面作成代行サービスの主な内容について解説します。
設計図の作成
CADを使用して設計士やデザイナーの指示通りに設計図を完成させます。作成した設計図をもとに現場の作業員が建築物を作成するため、正確性が問われる作業です。
代行業者に依頼すれば、高度なスキルを持ったスタッフが対応してくれます。場合によっては、社内で作成するよりも正確な設計図を作成できるでしょう。
トレース
手書きの設計図やPDF・TIFFに落とし込んだ図面をCADデータに書き起こします。トレースした際の歪みの修正や、建物外観を立体的に表現することも可能です。トレースは、古い図面の保存や再利用など業務の効率化に大きく貢献する作業です。
紙の図面をデジタル化する以外にも、過去の貴重な設計情報を現代のCADシステムで活用できるようにするなど、企業の資産価値を高め新たなビジネス機会を創出する重要な役割を持つ業務です。
図面作成
CADを使用して平面図や断面図、建物立体図など図面の作成を代行するサービスです。専門的な知識やスキルが必要な業務なため、社内でリソースを確保できないといった状況でもスムーズに高精度な図面を作成してくれます。
また、緊急で図面が必要な場合や1枚だけ必要な場合など、状況に合わせて柔軟に対応できるサービスもあります。
図面データの修正
すでにできている設計図や施工図などの図面データの修正・調整を代行するサービスです。建築物や設計の初期段階では設計図は未完成の状態です。微調整や修正を繰り返し、設計ミスが起こらないよう少しずつ完成させていきます。
建築時にミスや不具合が発生しないために正確な製図技術が必要な図面データの修正作業も、高いスキルを持ったスタッフが対応してくれます。
図面データの管理
CADを使用して作成した図面を、データとしてPCやクラウド上に保存・管理する作業を代行するサービスです。製図データが紛失・破損した場合、建築時に支障をきたすなど図面データの管理は重要な業務の1つです。
また、会社によっては図面データだけではなく、見積書や顧客データなどもまとめて管理しているため、一般的な事務スキルも必要です。社内で人材を確保できない場合も、サービスによっては対応してもらえるでしょう。
CAD図面作成代行会社おすすめ10選
最初に、おすすめのCAD図面作成の代行サービスを提供している会社を10社紹介します。外部にCAD図面の作成依頼を検討している人は、解説する特徴を踏まえて選んでみてください。
- ツクノビCAD
- rakuCADtrace
- 株式会社パシフィック・プランニング
- 共同エンジニアリング株式会社
- 日本図面作成代行センター
- 株式会社夢真
- 株式会社アドライズ
- ReCADemy
- 株式会社アットキャド
- 株式会社 哲建
ツクノビCAD
引用元:https://tsukunobi.com/cad
特徴:
ツクノビCADは、図面作成、トレース業務を低コストで代行する建設業特化のアウトソーシングサービスです。
施工図や仮説計画図、設備図、パース図の作成などまで、幅広い業務に対応しています。詳細はぜひこちらからご確認ください。
また、図面作成だけでなく、積算や事務作業の代行も請け負っています。オンラインとオフラインどちらでも打合せが可能で、ニーズにあわせたプロフェッショナルな人材が相談に乗ります。
rakuCADtrace
引用元:https://cadtrace.jp/
特徴:
rakuCADtraceは、図面作成の代行に特化した会社です。紙やPDF、画像データなど図面であればあらゆる形式のデータに対応して、CAD図面に落とし込めます。メールでデータと要望を伝えるだけで、図面作成を依頼できます。
近年のサービスにありがちなサブスクリプションではなく、利用する際に料金が発生するため、費用の最適化が可能です。
株式会社パシフィック・プランニング
引用元:https://pacific-planning.com/service/trace/
特徴:
株式会社パシフィック・プランニングは、手書き図面のCAD化や3次元図面の作成を得意とする会社です。海外の拠点で図面作成を行うため、人件費を大幅に抑えています。そのため、他社よりも低価格でのサービス提供を強みとしています。
最先端のCADシステムを使用するため、最短1日半程度で依頼された図面の作成も可能です。
共同エンジニアリング株式会社
引用元:https://recruit.kyodo-engine.com/lp/drawing_outsourcing/
特徴:
共同エンジニアリング株式会社では、30年以上にわたり蓄積したノウハウから図面作成を代行しています。一般的な建築図面から電気や空調の設備設計、プラント設計の図面作成も可能です。
ゼネコンから大手住宅メーカーや設備会社など幅広い業種の会社から、仕事の依頼を受けています。リピート率も高く、サービスの満足度が高いことが伺える会社です。
日本図面作成代行センター
引用元:https://jdcac.jp/
特徴:
日本図面作成代行センターは、土木工事で使用される図面の作成を得意とするサービスです。現地測量で描いたスケッチと測量データ、SIMAデータのどれかを入稿するだけで、CAD図面を作成できます。
また、兵庫県限定ですが、現地での測量から図面作成まで一貫で請け負うことも可能です。兵庫県で建設業を営む人は、ぜひ相談してみてください。
株式会社夢真
引用元:https://yumeshin-drawing.com/
特徴:
株式会社夢真は、通常の施工図から仮設計画図、設備図など建設業で使われる幅広い種類の図面作成に対応可能な会社です。工事で使う図面すべての作成はもちろん、一部の図面だけの作成も請け負っているため、必要部分だけ依頼することもできます。
株式会社夢真は、図面作成の代行業務を30年以上にわたって行っているため、正確でクオリティの高い図面作成が可能です。
株式会社アドライズ
引用元:https://adrise.jp/kikaizumenservice/
特徴:
株式会社アドライズは、機械設計に特化した図面作成代行会社です。工作機械や省力化機械、各種筐体など幅広い分野での設計実績が豊富で、あらゆる機械の図面作成が可能です。
また、図面作成だけでなくコストダウンの方法や最適な機械の提案も行っています。平面図の3次元化も可能なため、具体的な完成イメージを持って計画を進められます。
ReCADemy
引用元:https://recademy.jp/corporation_drawing
特徴:
ReCADemyでは、低価格で図面作成サービスを提供しているサービスです。低価格の秘密は、スキルレベルの高いオンラインスクールの受講生が作図し、プロがチェックする点です。
受講生が作図では不安を感じることもあるかもしれませんが、作図のプロであるベテラン講師が最終チェックをするため、納品物に品質の問題はありません。
株式会社アットキャド
引用元:https://www.at-cad.co.jp/
特徴:
株式会社アットキャドは、CADオペレーターの派遣や、図面作成の代行を行っている会社です。図面の作成代行では、紙図面や画像データから作図しCADデータに落とし込みます。
図面作成費用は、1枚当たり3万円からと公式サイトで公開されているため参考にしてください。依頼前に費用感を把握できるため、出費で不安になることなく図面作成を頼めます。
株式会社 哲建
引用元:https://www.tekken-web.co.jp/cad/
特徴:
株式会社 哲建は、建設工事そのものや図面作成など、建設業に関する業務を幅広く請け負っています。強度計算が必要な場合は、強度計算書の作成も行っているため、ワンストップで必要書類の作成が可能です。
データの修正が必要な際も、2回までは無料で対応できるため、変更があった際も安心して依頼できます。
CAD図面作成代行会社の選び方
CAD図面の作成代行会社を選ぶ際は、いくつか意識したいポイントがあります。ここでは、どういった点で選べばよいかを解説します。CAD図面の作成を代行してくれる会社を選ぶときは、次の3つのポイントに注目しましょう。
- 納期やコミュニケーション能力に問題はないか
- 希望する図面作成業務に対応可能か
- 料金プランは最適か
納期やコミュニケーション能力に問題はないか
納期やコミュニケーション能力は、CAD図面作成代行会社を選ぶ際の重要なポイントです。納期を守ることはプロジェクトの成功に直結し、特にタイトなスケジュールの場合は信頼性が問われます。
スムーズにコミュニケーションがとれれば、修正や変更が生じた際に迅速な対応が期待できます。CAD図面作成代行会社を選ぶ際は、口コミや評判を参考に、納期へのこだわりが強くコミュニケーション能力が高い会社を選びましょう。
希望する図面作成業務に対応可能か
CAD図面作成代行を依頼する際は、希望する業務に対応可能か事前に確認することが重要です。作成できる図面の種類や対応範囲は業者によって異なります。使用するCADソフトの種類やバージョンなどが、案件に適しているかも細かくチェックする必要があります。
また、修正回数や追加費用を事前に確認しておけば、後々のトラブルを回避可能です。期待通りの成果物を受け取るためにも、依頼したい業務を確実に遂行できるか見極めましょう。
料金プランは最適か
CAD図面作成代行会社を選ぶ際は、コストとクオリティのバランスを重視しましょう。安価なサービスも魅力的ですが、品質やサポートが価格に見合っていなければ意味がありません。
複数社から見積もりを取得し料金プランを比較すれば、自社に適した会社を選べます。相場を把握しておけば、過剰な料金を避けつつ、必要なサービスを適正価格で受けられます。料金と品質を見極めるためには、過去の実績を確認しましょう。
CAD図面作成代行を導入するメリット
代行会社の選び方を身に着けたところで、次は依頼することのメリットを見ていきましょう。CAD図面の作成を代行会社に依頼することで、様々なメリットを得られます。
ここでは、CAD図面作成代行を導入するメリットを詳しく解説するため、どういった利点があるかを把握して、依頼するかを検討にしてください。
メイン業務に注力できる
CAD図面作成を外部に委託することで、自社のメイン業務にリソースを集中して注ぎ込めます。図面作成を代行に依頼することで、図面作成にかかる手間や時間を削減し、その分を本来のコア業務に充てられるため、業務の効率化につながります。
業務効率が向上すれば、組織全体の生産性が高まり、ビジネスの発展にも寄与します。外注することで、専門的な作業を任せつつ、自社の強みを最大限に伸ばせます。
品質の高い図面を作成してもらえる
CAD図面作成を外部委託することで、高品質な図面を作成できる点もメリットです。代行会社に依頼すれば、専門知識と高度なスキルを持つプロが図面を作成します。自社で作成するよりも正確で見やすい図面が期待でき、顧客からの品質に対する信頼性が向上します。
複雑な設計や変更にも柔軟に対応できるため、顧客満足度の向上につながるケースも少なくありません。品質の高い図面を作成し、工事品質の向上を目指しましょう。
人件費を削減できる
CAD図面作成を代行会社に委託することで、人件費の面でもメリットが生まれます。なぜなら、CADで図面を作成するスタッフの人件費を削減できるからです。人件費は固定費のため、仕事量を問わず必ず発生します。
代行会社に依頼すれば、必要なときだけプロのサービスを利用できるため、コスト効率を高めることができます。毎月大量の図面を作成することがなければ、代行会社に依頼することも検討しましょう。
CAD図面作成代行を導入するデメリット
CAD図面の作成を代行会社に依頼することで、いくつものメリットがあることが分かりました。逆に、デメリットはないのかと気になる人もいるのではないでしょうか。次はCAD図面作成会社を利用するデメリットを見ていきましょう。
ここでは、CAD図面作成代行を導入するデメリットを詳しく解説します。どういった欠点があるかを把握して、依頼を検討しましょう。
CAD図面作成を代行会社に依存することになる
CAD図面の作成を代行会社に委託し続けると、委託先に依存する恐れがあります。なぜなら、自社にCAD作図に関する知識やノウハウが蓄積されなくなるからです。
CAD図面の作成をすべて外部に任せると、自社での作図や修正が難しくなり、結果的に委託先に依存しなければいけません。このような事態を防ぐためには、ノウハウの共有や定期的な運用報告を契約に含め、自社内でも一定の知識を維持することが重要です。
3DCADのフリーソフトについてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
3DCADフリーソフトおすすめ10選!メリットや選び方などを解説依頼する期間や内容によっては費用が高くなる
CAD図面作成を代行会社に依頼すると、期間や内容によっては費用が高くなることがデメリットです。特に、複雑な構造の図面や複数の種類の図面作成を依頼する場合、作図にかかる時間が増えるためコストの増加は避けられません。
3DCADを使用する場合も作業時間が長くなることがあるため、予算に余裕を持って依頼することが重要です。依頼前に詳細な見積もりを取得し、費用対効果を考慮しましょう。
CAD図面作成代行を依頼する際の注意点
CAD図面の作成代行を依頼することには、数々のメリットがあるためすぐに依頼したい方もいるのではないでしょうか。しかし、CAD図面の作成代行会社への依頼には、いくつか注意点があります。
CAD図面作成代行を依頼する前に注意点を把握しスムーズに依頼できるよう、知識を身に着けましょう。
依頼する前に相見積もりをする
CAD図面の作成代行を依頼する際は、複数の業者から見積もりを取って、比較検討しましょう。安さや納期の短さだけで判断すると、結果的に費用が割高になり、サービス内容が不十分で後悔する可能性があります。
見積もりを複数取得して比較検討することで、価格だけでなくサービス内容や品質、納期などを総合的に評価できます。急いでいる場合でも、最低でも2社以上から見積もりを取り、慎重に選定しましょう。
発注内容は明確にする
CAD図面作成を外部に委託する際は、発注内容を事前に明確にしましょう。発注後に内容を変更すると、納期の遅延や追加料金が発生する可能性があります。些細な変更でも作業の進行を妨げ、ミスやトラブルの原因になりかねません。
余計なトラブルを避けるために、発注前にはしっかりと要件を整理し、代行会社に正確に伝えることが重要です。必要な情報が整理できれば、スムーズな進行と高品質な成果物の納品が期待できます。
納品ルールを事前に確認する
CAD図面の作成を代行会社に依頼する際は、納品ルールを事前に明確にしましょう。社内とは異なり、外部への依頼では細かな指示が必要です。図面の完成イメージや納品方法をあらかじめ確認し、データ形式や出力サイズ、部数などを具体的に伝えましょう。
納品ルールを明文化すれば、抜け漏れを防ぎ期待通りの成果物を受け取れます。納品条件を明確にすれば、工事の円滑な進行と満足度向上につながります。
【まとめ】CAD図面作成代行を依頼することは業務効率の向上につながる可能性が高い
CAD図面の作成は、熟練したスタッフが行っても少なくない時間がかかります。そのため、代行会社に依頼することで、図面作成にかかるリソースを社内の重要業務に転換できます。
しかし、CAD図面の作成を外部委託するためには、コストパフォーマンスや細かい指示事項を事前に検討しなければいけません。CAD図面の作成を代行会社へ委託を検討している人は、今回解説した内容を参考に、選び方や注意点を身に着けてください。
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