塗装業のチラシはおしゃれにするだけで良い?集客効果を上げるためのポイントを解説!

塗装業を営んでいる方の中には集客方法としてチラシを使用している方も少なくありません。しかし、社名や強みなどを打ち出しているのにイマイチ集客につながらないとお悩みの方は大勢います。
そこで今回は、チラシを使って集客するためのコツやポイントを紹介します。今回紹介する内容を参考に、自社のチラシを見直して、反響率を上げてみましょう。

塗装業のチラシに記入すべき項目

まずは塗装業として制作するチラシに何を記載すべきかを紹介します。これから紹介する内容と自社のチラシを比べてみて、追加すべき項目を検討してみましょう。

会社情報

1つ目に記載すべき項目は「会社情報」です。どんなにオシャレで綺麗なチラシを作っても、会社名が記載していなければ何の意味もありません。チラシは自社を知ってもらい集客につなげる手段なので、会社情報は絶対に必要な項目です。
では会社情報とは何を記載するかというと会社名の他に所在地や電話番号は必須項目と言えます。電話番号の他にメールアドレスや問い合わせフォームがあればあわせて記載しましょう。
また、TwitterやInstagramなどのSNSを運用していればQRコードなどを記載して、SNSへ誘導することも集客には有効です。

社長などの顔写真

2つ目に記載すべき項目は「社長などの顔写真」です。顔写真を掲載して何の意味があるのかと疑問に思う方も少なくありません。しかし、社長や従業員の顔写真をチラシに掲載することで、チラシを見た人に安心感を与えることができます。
塗装工事というと費用が数十万円かかることが一般的です。個人の顧客から見て数十万円は高額なため、おかしな塗装業者に任せたくないと考える方は少なくありません。
しかし社長や従業員の顔写真が掲載されていれば、おかしな業者ではないという印象を与えられます。そういった安心感があれば、問い合わせや相談をしやすくなるのです。

保有する資格

3つ目に記載すべき項目は「保有する資格」です。従業員が保有する資格を記載することの意味が分からない方もいらっしゃいます。しかし保有する資格を記載することで、会社が持つ技術をアピールすることが可能です。
従業員が保有する資格というのは、その従業員の技術や知識、経験をわかりやすく証明しています。塗装技能士のような国家資格であれば、行政が認めた資格というお墨付きがあるため、安心感を与えることが可能です。
塗装に関する資格ではなくても、住宅などに関する資格であれば記載することで塗装に付随した依頼の受注にもつながります。

価格表

4つ目に記載すべき項目は「価格表」です。塗装工事を依頼する際に、だいたいどのくらいの費用がかかるか把握している方は多くありません。そのため、塗装を相談する際に費用面で不安を抱えている方も大勢います。

塗装工事の内容と価格をはっきりさせることで、不安感を解消することが可能です。価格表を記載する際は、足場などの付随工事も含めた作業内容や使用塗料についても細かく記載しましょう。実際の工事費用を一例として記載するなども有効です。
ただし安さを全面的にアピールすると不信感を持たれてしまうので、記載の仕方に注意しましょう。

具体的な施工事例

5つ目に記載すべき項目は「具体的な施工事例」です。チラシに具体的な施工例を記載すれば塗装工事後のイメージもしやすくなり、問い合わせや集客にもつながります。また施工事例が多ければ、技術と経験があるという信頼感を与えることも可能です。
しかしチラシでは施工事例を記載できる量に限界があります。そのため、見栄えの良い施工事例をいくつか掲載し、詳細については自社ウェブサイトで紹介するという方法も効果的です。
チラシでは記載しきれない塗装工事の具体的な費用や内容を、ウェブサイトで紹介することで成約率のアップにつなげましょう。

塗装業のチラシの効果を上げるコツ

ここからは塗装業のチラシで効果的に集客するコツを紹介します。紹介する内容をまだ実践していないという方は、ぜひ実践してみてください。

戸建てを優先する

効果的に集客するコツの1つ目が「戸建を優先する」ことです。賃貸アパートやマンションなどに塗装業のチラシを配布してもあまり効果はありません。なぜなら賃貸アパートやマンションは1世帯の要望で塗装工事はできないからです。
一方、戸建住宅は住人の要望により塗装工事を受注するため、賃貸アパートやマンションに比べて集客効果が高くなります。また、見た目が古い住宅の方が外壁の傷みや劣化が進んでいるため、受注に繋がりやすい傾向です。

ポスティング業者に依頼する場合は、こういった点を踏まえてチラシを配布してもらいましょう。

台風シーズン前後に集中する

効果的に集客するコツの2つ目が「台風シーズン前後に集中する」ことです。日本は夏から秋にかけて台風が到来します。この台風シーズン前後にチラシを配布することで効果的に集客することができます。
近年は台風の勢力が強力になり、民家の屋根や外壁に被害を及ぼすことも珍しくありません。そのため台風により雨漏りが発生したり、外壁に傷がつく住宅も多々あります。
ただし台風の通過直後にチラシを配布すると、露骨に稼ごうとしているという印象を与える可能性もあるので注意しましょう。タイミングをはかって、屋根や外壁の塗装を提案することで効果的に集客を行いましょう。

会社と工事現場周辺を狙う

効果的に集客するコツの3つ目が「会社と工事現場周辺を狙う」ことです。塗装業のチラシを広い地域に闇雲に配布しても、受注につながる割合は多くありません。しかし会社や塗装工事の現場周辺に配布すると受注につながる割合が向上します。

会社の周辺に配布すれば、近所の方が会社に直接塗装の相談にくることもあります。また近隣に塗装業の会社があると知ってもらうことで、将来的な受注につながる可能性は少なくありません。
塗装工事をしている現場周辺に配布すれば、気になった方が現場の従業員に声をかけ受注につながる場合もあるため効果的です。

塗装業のチラシの集客効果を高めるポイント

ここからは塗装業のチラシの集客効果を向上させるための7つのポイントを紹介します。自社のチラシと見比べて、実践できていないポイントがあれば、実践してみましょう。

1:ターゲットを明確にする

チラシの集客効果を向上させる1つ目のポイントが「ターゲットを明確にする」ことです。ターゲットを明確に定めないチラシと定めたチラシでは集客効果に大きな差が出ます。そのため、ターゲットを明確にすることはチラシを作成する上で極めて重要です。
ではターゲットはどのように明確にするのかというと、これまでの顧客の中で契約がスムーズに決まった顧客の人物像を分析します。
そして分析した人物像が魅力的に思うポイントをチラシに落とし込み、自社をアピールしましょう。このようにターゲットを明確にすることで、集客率の高いチラシが完成します。

2:メッセージを明確にする

チラシの集客効果を向上させる2つ目のポイントが「メッセージを明確にする」ことです。ここでいうメッセージとは自社の強みや自社を選ぶメリット、これまでの実績など自社にしかない内容になります。
メッセージを明確にすることで集客率は大きく向上するため、メッセージの内容は極めて重要です。メッセージを明確にする際、強みやメリットを並べるだけでは意味がありません。ターゲットの心に響くような表現方法で記載することで、受注の確率が向上します。

そのため、チラシに記載するメッセージの内容はターゲットに合わせた表現方法を検討し、記載しましょう。

3:ささるキャッチコピーを考える

チラシの集客効果を向上させる3つ目のポイントが「ささるキャッチコピーを考える」ことです。キャッチコピーもただ、目立てばいいわけではありません。いかに「ささる」、つまり心に響くキャッチコピーをチラシに記載できるかで集客率に影響が出ます。

ささるキャッチコピーには3つのポイントがあります。チラシを見る人の視点、自社を選ぶメリット、そして具体性です。この3つのポイントは塗装業以外のチラシでも有効な手法として知られています。

お客さんの視点で具体的に自社を選ぶメリットを検討し、キャッチコピーに落とし込みます。そしてチラシからの集客率を向上させましょう。

4:自社の強みを明確にする

チラシの集客効果を向上させる4つ目のポイントが「自社の強みを明確にする」ことです。ポイント2と重なる部分がありますが、自社の強みを明確にすることで他社にはない独自性を打ち出すことに繋がります。

長年の実績や経験豊富な職人が多数在籍、他社では扱っていない塗装技術や塗料など、どの塗装業者にも必ず強みはあります。強みというのは塗装業者によってさまざまなため、自社にどのような強みがあるかを検討することからはじめましょう。

お客さんの中には自社にしかない強みを求める人もいるため、強みを全面的に打ち出したチラシをつくり、受注につなげましょう。

5:主張に一貫性がある

チラシの集客効果を向上させる5つ目のポイントが「主張に一貫性がある」ことです。主張に一貫性があるとはどういうことかと言うと、チラシの記載と自社の実情が一致していることを意味しています。

例えば、下請け業者に作業を任せておきながらチラシでは完全自社施工と記載しては一貫性はありません。またチラシでは地域密着とアピールしているのに、施工事例は遠方ばかりでは説得力に欠けます。

チラシの内容と実情がかけ離れていて、一貫性がないと、受注後のトラブルにもつながりかねません。そのため、チラシに記載する内容には一貫性を持たせましょう。

6:具体的なデータや証拠を提示する

チラシの集客効果を向上させる6つ目のポイントが「具体的なデータや証拠を提示する」ことです。チラシで自社をアピールする際には実績や仕上がりの美しさなどさまざまな内容を記載します。しかしチラシを見た人はその内容が事実かどうか判断できません。

実績をアピールする際は自社施工物件の写真などを掲載し、仕上がりの美しさをアピールする際は施工工程を掲載しましょう。内容の証拠があることでアピール内容への信用が高まるため、チラシを見た人からの信頼感が向上します。

チラシで強く打ち出したい強みなどがある場合は、必ず強みを裏付ける証拠を掲載しましょう。

7:チラシ以外の集客でも主張をぶらさない

チラシの集客効果を向上させる7つ目のポイントが「チラシ以外の集客でも主張をぶらさない」ことです。ポイント5で主張に一貫性を持たせることを紹介しましたが、一貫性を持たせなければいけないのはチラシだけではありません。

ウェブサイトやSNS、広告看板などチラシ以外の宣伝媒体がある場合は、それらとチラシの内容にも気を配りましょう。宣伝媒体によって主張が異なると、見た人はどれを信じれば良いかわからなくなり、集客率が低下する恐れもあります。

複数の宣伝媒体で自社をアピールする場合、掲載内容や主張に一貫性を持たせることに注意して掲載内容を決定しましょう。

塗装業のチラシはおしゃれなだけではダメ!チラシの配布タイミングや内容にこだわりましょう

チラシで自社をアピールする際はおしゃれさや見栄えを気にしがちになります。しかし重要なのは掲載する内容です。今回紹介した内容を参考に、自社のチラシをもう一度見直してみましょう。

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