インパクトドライバーおすすめランキング13選!選び方なども解説

インパクト ドライバー おすすめ

DIYなどでビスやネジを締める際に使う道具がインパクトドライバーです。手軽な自宅作業に使うものから実際の工事現場で使われるものまで様々な種類があるため、インパクトドライバーを初めて使うという方はどのモデルを選べばよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで今回はおすすめのインパクトドライバーやモデルの選び方についてご紹介します。

インパクトドライバーとは

まずはそもそもインパクトドライバーとは何かについてご紹介します。作業でインパクトドライバーを実際に用いる際の用途やインパクトレンチとの違いといった観点からご紹介します。

インパクトドライバーの用途

インパクトドライバーは電動でネジを締める際や穴あけ作業に用いる電動工具です。電動のドライバーであるため力を使うことなく作業ができます。ビスやネジ締めの他にも穴あけ作業にも適しており、DIY等の家庭、自宅作業から実際の工事現場まで幅広いシーンで活躍します。またアタッチメントを着脱することによってボルト締めやナット締めといった様々な作業に対応することも可能です。

ドリルドライバーやインパクトレンチとの違い

インパクトドライバーはその名の通りドライバーの一種です。しかしインパクトドライバーは単に軸先を回転させてビスやネジを締めるだけではありません。回転と軸先の打撃を組み合わせてネジ等を締めるため、通常のドライバーやドリルドライバーと比較してより強力に締め作業を行うことができます。

また回転と打撃で締め作業を行う点はインパクトレンチも同様ですが、インパクトレンチはインパクトドライバーよりもトルクが強く細かな作業には適していません。またインパクトレンチのヘッドにはインパクトドライバーに着脱可能なビットを取り付けることができません。

インパクトドライバーの選び方

DIYを含め様々な場面で活躍するインパクトドライバーですが、モデルや種類ごとに様々な特徴があるため、用途や使いたい場面に合わせてモデルを選ぶことが大事です。続いてインパクトドライバーの選び方についてご紹介します。

電源タイプで選ぶ

インパクトドライバーを選ぶ際にまず確認しなくてはならない点が電源のタイプです。電源タイプはバッテリー型とコード型の二種類があります。バッテリー型はコードレスであるため、取り回しがよく細やかな作業に向いている点がメリットです。一方でコード型は常に電源に接続する必要がありますが、バッテリーの残量を気にすることなく作業することが可能です。作業に必要なトルクや、作業場が常に電源を確保可能な室内か等を確認して電源タイプを選びましょう。

バッテリーの互換性も確認する

既にインパクトドライバーを使っていて買い替えを検討されている方はバッテリーに互換性があるかどうかを確認しましょう。既にお持ちのバッテリーと互換性がある場合はそのまま新しいインパクトドライバーで使用することができます。特に同一メーカーで発売されているインパクトドライバーはバッテリー互換機能を備えたものが多いため、ボルト(V)等の電源の規格を確認してみましょう。

重さから選ぶ

重さもまたインパクトドライバーを選ぶ際に重要な観点です。軽量であればあるほど取り回

しがよくメリットがあるように思われますが、軽さはインパクトドライバーの出力とのトレードオフです。インパクトドライバーの重量の約半分はバッテリーが占めており、バッテリーの容量、すなわち重量があればあるほど高出力です。インパクトドライバーを使う用途に合わせて最適な重量を選択しましょう。

大きさから選ぶ

インパクトドライバーの取り回しにもっとも関わるサイズも選ぶ際には注意しましょう。狭い場所や細やかな作業でインパクトドライバーを使用する際にはコンパクトなサイズのものが向いています。とりわけインパクトドライバーのサイズはヘッドのサイズが重要です。ヘッドが短いほど狭い空間での作業に適しています。一方でヘッドが短いドライバーはヘッドが長いドライバーと比べてトルクや出力で劣るというデメリットもあります。

トルクの強さから選ぶ

トルクとはドライバーがビスやネジを締める力を指します。トルクは単に大きければよいというわけではありません。トルクが大きすぎるとネジや打ち付ける素材が破損してしまうこともあるからです。自宅でのDIY用途では100N.m程のトルクで十分に事足ります。一方で大工さんなどが工事で使用する場合は150N.m程のトルクがよく使われています。

機能性から選ぶ

インパクトドライバーにはネジ締め機能だけではなく、様々な機能を搭載したモデルがあります。続いてインパクトドライバーに付いていると嬉しい機能を

  • 静音性
  • 防塵・防水性

の2つの観点からご紹介します。

静音性

インパクトドライバーの使用場所が主に自宅である場合は、インパクトドライバーの静音性も気なるところでしょう。回転に打撃も加わるインパクトドライバーは思いのほか大きな音が出るのです。静音機能を備えたモデルは打撃を加える箇所にオイルを挿して静音性を確保しています。静音モデルは他のモデルと比べてトルクで劣る他、内部構造が複雑になるため価格が高くなる点が特徴です。

防塵・防水性

せっかくインパクトドライバーを購入したならば長く使いたいものです。その際には工具本体の耐久性能が重要ですが、中には防塵や防水性を備えたモデルがあります。埃や水が本体内部に入ると故障の原因となりかねません。特にインパクトドライバーを野外や水濡れする可能性がある場所で使用する場合には、本体の耐久性が高いモデルを選びましょう。

モード切替から選ぶ

インパクトドライバーは回転と打撃の両方でネジを締めるため使い慣れていない方にとっては力加減の調節が難しい工具です。そのような方には回転数や打撃のモードの切り替え機能付きのインパクトドライバーがおすすめです。一般的に様々な機能を搭載しているほど価格も高価になるため予算と相談してモデルを選定しましょう。

インパクトドライバーおすすめメーカー

続いてインパクトドライバーを選ぶ際に一つの指標となるおすすめのメーカーを幾つかご紹介します。ご紹介する3社とも国内で高いシェアを獲得している企業です。製品選びに迷った際には選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?

マキタ

株式会社マキタは愛知市に居を構える工具メーカーです。インパクトドライバーのみならず園芸用の工具から集じん機まで幅広く商品を展開しています。インパクトドライバーに関しては家庭用から工事現場で用いるものまで幅広いラインナップを展開しており、とりわけ互換性のあるバッテリーを使用したコードレス製品を特徴としています。

ハイコーキ

ハイコーキもまた国内で高いシェアを誇る電動工具ブランドです。ハイコーキは自宅で使えるモデルからプロが使用するモデルまでバラエティ豊かなモデルを展開しています。最大の特徴はバッテリーが18Vと36Vで製品に応じて自動で切り替わるマルチボルトシステムです。マルチボルト対応製品同士の買い替えであれば、対応している電圧に自動で切り替わるためバッテリーを新たに購入する必要がありません。

ボッシュ

ボッシュはドイツで創業されたメーカーで家電から園芸用品、工具まで幅広く取り扱っています。インパクトドライバーに関してもコードレスで取り回しのよい製品を中心として展開しています。また12Vや18Vといった各規格ごとに工具、バッテリーや充電器を自由に組み合わせて選択できるスターターキットも販売されています。

インパクトドライバーおすすめランキング13選

ここまではインパクトドライバーの選び方やおすすめのメーカーをご紹介してきましたが、続いておすすめのモデル13選をご紹介します。

1. HiKOKI(ハイコーキ) 18V コードレス

引用元:amazon.co.jp

価格29,700円
電源バッテリー型
最大回転数毎分2700回転
電圧18V
重量1.4kg
寸法15 x 2.9 x 22.3
特徴HiKOKI(ハイコーキ) 18V コードレスは小型で軽量なインパクトドライバーです。新型のリチウムイオン電池BSL1820Mが付属し、小型ながらパワフルに駆動します。

2.マキタ ペン型インパクトドライバTD022(7.2V)黒

引用元:amazon.co.jp

価格11,900円(本体のみ)
電源バッテリー型
最大回転数毎分2450回転
電圧7.2V
重量0.55kg
寸法22.7 x 4.2 x 14.4
特徴ペン型インパクトドライバTD022はバッテリー駆動のペン型インパクトドライバーです。最大の特徴は折り曲げ時に227mmになる取り回しの良さで狭いスペースでの作業に最適のインパクトドライバーです。

3.HiKOKI(ハイコーキ) 14.4V コードレス

引用元:amazon.co.jp

価格 26,700円
電源バッテリー型
最大回転数毎分2600回転
電圧14.4V
重量1.3kg
寸法16.6 x 2.8 x 22.7
特徴HiKOKI(ハイコーキ) 14.4V コードレスは最大トルク140N·mを実現した小型のインパクトドライバーです。グリップは細径で握りやすく、LEDライトも搭載しています。

4.マキタ(Makita) 充電式ペンインパクトドライバ TD021DSHSP

引用元:amazon.co.jp

価格22,700円
電源バッテリー型
最大回転数毎分2300回転
電圧7.2V
重量0.55kg
寸法22.7 x 4.2 x 14.4 
特徴TD021DSHSPは狭い場所での取り回しに優れたペン型のインパクトドライバーです。小型ながら25N·mと出力も十分あり、変形させることで手回しドライバーとして用いることもできます。

5.パナソニック 充電スティックインパクト EZ7521

引用元:amazon.co.jp

価格20,700円
電源バッテリー型
最大回転数毎分2300回転
電圧7.2V
重量0.55kg
寸法23.5 x 4.4 x 14.6
特徴EZ7521は2WAYLEDライトを搭載したスティック型のインパクトドライバーです。約2m先を照らす正面のライトと手元を広く照らす二種のLEDライトで狭く暗い空間でも快適に作業ができます。

6.マキタ インパクトドライバTD149(18V) TD149DZW

引用元:amazon.co.jp

価格18,000円(本体のみ)
電源バッテリー型
最大回転数毎分2300回転
電圧18V
重量1.5kg
寸法21.5 x 18.2 x 15.9 
特徴TD149は最大締付けトルク165N·mの充電式インパクトドライバーです。LEDライトに加えて、防滴、防塵機能も搭載しているためあらゆる現場で活用することができます。

7.マキタ(Makita) 充電式インパクトドライバ TD173DRGXB

引用元:amazon.co.jp

価格83,000円(バッテリ2本・充電器・ケース付)
電源バッテリー型
最大回転数毎分3600回転
電圧18V
重量1.5kg
寸法11.1 x 8.1 x 23.4
特徴TD173DRGXは低速から高速までをトリガーで直観的に操作可能です。また全長111mm、1.5kgと小型ながら180N·mの最大締付けトルクを実現しています。また本体にバッテリ2本、充電器、ケースが付属したセット商品です。

8.マキタ(Makita) 充電式ペンインパクトドライバ TD022DZO

引用元:amazon.co.jp

価格11,900円
電源バッテリー型
最大回転数毎分2450回転
電圧7.2V
重量0.55kg
寸法22.7 x 4.2 x 5.2
特徴TD022DZOはバッテリー駆動の小型のインパクトドライバーです。マキタの7.2Vリチウムイオンバッテリーと互換性があるため経済性にも優れています。

9.マキタ(Makita) 充電式インパクトドライバ TD173DZ

引用元:amazon.co.jp

価格29,700円
電源バッテリー型
最大回転数毎分3600回転
電圧18V
重量1.5kg
寸法11.1L x 8.1W x 23.4
特徴本体性能は上記のTD173DRGXと同様です。

10.マキタ(Makita) 小型 充電式インパクトドライバ TD157DZ

引用元:amazon.co.jp

価格20,800円
電源バッテリー型
最大回転数毎分3000回転
電圧18V
重量0.7kg
寸法13.3 x 8.1 x 23.2
特徴TD157DZはビット振れを大幅に軽減する「ゼロブレ」機能を搭載し、長いビットを使用する際にも安定した使用感をじつげんしています。

11.アイリスオーヤマ 充電式 インパクトドライバー JID80

引用元:amazon.co.jp

価格9,980円
電源バッテリー型
最大回転数毎分2000回転
電圧10.8V
重量0.8kg
寸法21 x 7 x 18
特徴JID80は本格的なDIYにも対応可能なインパクトドライバーです。最大トルクは80N·mと強力でLEDライトも完備しています。ビットも10本付属しているため、あらゆるシーンで活用可能です。

12.HiKOKI(ハイコーキ) 36Vインパクトドライバ WH36DC(NNG) 

引用元:amazon.co.jp

価格 29,300円(本体のみ)
電源バッテリー型
最大回転数毎分3700回転
電圧36V
重量0.88kg
寸法11.6 x 2.9 x 24.1
特徴WH36DCは最適な締付けトルクであるトルク200N·mで動作可能なインパクトドライバーです。多彩なモードを搭載し、打撃の単発/連発等を切り替え可能です。

13.パナソニック充電 インパクトEZ1PD1

引用元:amazon.co.jp

価格29,800円(本体のみ)
電源バッテリー型
最大回転数毎分2700回転
電圧18V
重量0.78kg
寸法98 x 235 x 59
特徴EZ1PD1は業界最短クラスのッドサイズ98mmを誇り、狭い場所での作業に適しています。また本体とアタッチメントが一体化しており、着脱するだけでスミ打等に対応可能です。

【まとめ】自分に合うインパクトドライバーで作業効率を向上させよう

今回はインパクトドライバーの概要からおすすめのメーカー、モデルをご紹介しました。インパクトドライバーは回転と打撃を組み合わせてネジやビス締めを行える便利な電動工具です。インパクトドライバーは各モデルごとにサイズや回転数が異なるため、作業の用途に合わせて最適なモデルを選択することが重要です。ぜひ今回の記事を参考にご自身にとって最適な1台を見つけてみてください。

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