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解体工事は業者の選び方に失敗すると、ご近所付き合いが悪くなったり、トラブルが発生します。
- 失敗しない選び方は?
- 依頼する前に確認することは?
- 解体業者はどうやって探すの?
こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、解体工事業者の失敗しない選び方について詳しく紹介していきます。また、解体工事が始まったあとに確認することなども詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
解体工事業者の失敗しない選び方
業者の選び方に失敗するとトラブルが発生したり、その後のご近所付き合いに影響がでる可能性があります。
- 必要な許可を取得している
- 損害賠償保険に加入している
- 担当者を信頼できる
- クレームの対応方法が明確にある
- 自社施工している
- マニフェストを発行してもらえる
- 相見積もりをとる
- ホームページを確認する
- 適切な支払い条件を提案してもらえる
- 行政処分や指名停止を受けていない
上記内容をそれぞれ見ていきましょう。
必要な許可を取得している
解体工事を業者が行う時は、解体工事業登録や建設業許可証が必要です。建設業許可証で解体工事をするときは「土木工事業」「建築工事業」「解体工事業」「とび・土木工事業」のどれか1つを取得する必要があります。また、解体工事登録だけでも解体工事をすることが可能ですが、その場合は500万円以下の案件しか取得できません。
建設業許可証や解体工事登録の両方を持っていない会社は違法になるので、しっかり確認しましょう。
損害賠償保険に加入している
解体工事は重機の運転や資材の運搬により、隣の家に被害が起きる可能性があります。万が一のときにすぐ対応できるように、ほとんどの業者は損害賠償保険に入っています。しかし、保険の料金を減らしたいところや安全についてあまり関心がない業者は加入していない場合があります。万が一の場合にすぐに対応できるよう、損害賠償保険に入っている業者を選びましょう。
担当者を信頼できる
解体工事の担当者とは常にコミュニケーションをとります。そのため、見積もりなどで担当者と会話したときに、印象があまり良くないと感じた場合はすぐにほかの業者に切り替えることをおすすめします。そのまま工事を依頼するとトラブルの原因になる可能性があります。
クレームの対応方法が明確にある
工事中にトラブルや事故があったときの対応方法がしっかりしているかも大切なポイントです。解体工事ではクレームや事故が多いため、大きなトラブルにならないためにも適切な対応が必要です。
自社施工している
解体工事を依頼するときは自社で行っているかも重要です。自社で工事を行っていない会社に依頼すると、実際工事をする人との連携がとれなかったり、作業が雑になる可能性があります。トラブルなくしっかり解体工事を行ってもらうためにも依頼した会社が直接解体工事をしてくれるところを選びましょう。
マニフェストを発行してもらえる
解体工事で発生した廃棄物の管理を確認したいときは、マニフェストを発行してもらいましょう。マニフェストとは、廃棄物の進捗(しんちょく)を担当者が管理表に記入する票のことをいいます。廃棄物が今どうなっているかを細かく確認したいときは、マニフェストを見せてもらいましょう。
相見積もりをとる
解体工事を業者に依頼するときは、1社だけではなく複数の会社の見積もり確認するのがおすすめです。解体業者によって値段や工事の内容、その会社の特徴が異なるため、それぞれ比較しましょう。
ホームページを確認する
解体業者を探しているときに、気になった会社を見つけたらホームページで詳しく確認しましょう。気になった会社は本当に良い会社なのか、優先度が高いサービスや工事内容なのかなど細かく確認するのがおすすめです。
会社概要
解体業者のホームページを確認するときは、まず会社概要をチェックしましょう。会社概要のページに住所、連絡先、代表者名などがしっかり書かれているかで、その会社が分かります。それでも気になる人は、ホームページに書かれている住所へ実際に行き、会社を確認しましょう。
工事の実績
気になる解体業者が見つかったら会社の実績を確認しましょう。実際に工事を行ったときの事例や実績をホームページに記載している会社は、依頼者から信用があり、仕事をしっかり行えていると捉えられます。現場の写真があると会社の特徴なども分かるでしょう。
ブログ・スタッフの写真・代表あいさつ
ブログやスタッフの写真、代表者のあいさつなどをホームページに掲載している解体業者もあります。ブログは文字から会社の雰囲気や活動などが分かります。さらに、スタッフの写真が掲載されていると、解体工事を担当してくれる人の顔がすぐに分かります。ほかにも、代表者のあいさつがホームページに掲載されていると、会社の方針などが分かります。
会社の雰囲気や特徴が知りたいときは、ホームページが充実している業者を見つけましょう。
適切な支払い条件を提案してもらえる
一般的に解体工事の料金は分割払いと一括払いがあります。マンションやアパートなどの大きい建物は料金が高くなるため、分割払いが多いです。また、一軒家などの一般的な解体工事の場合は、一括払いで代金を支払います。どちらも解体工事が終わったあとに支払います。しかし、経営に問題がある解体業者は、工事を行う前に全額前金として支払いを要求するところもあります。
行政処分や指名停止を受けていない
解体工事業者を探すときは、行政処分や指名停止を受けていないかの確認も必要です。解体工事業登録や建設業許可証を持っていても、行政処分や指名停止を受けている可能性もあります。各都道府県のホームページで検索ができ、掲載されていないものは担当部署に問い合わせると答えてくれます。
解体工事業者に依頼する前に確認するポイント
解体工事業者が見つかったら、依頼する前に確認することがあります。
- 電話がつながるか
- 見積もりのとり方は適切か
上記内容をそれぞれ見ていきましょう。
電話がつながるか
解体工事を依頼したい業者が見つかったら、電話がすぐに繋がるかの確認が必要です。まず、ホームページに記載されている電話番号にかけてチェックします。規模が小さい業者だとすぐに対応できない場合もあります。
ここで重要なのは電話に出られないときに、折り返しの電話があるかどうかです。どんなに忙しい会社でも折り返しの電話は必ずきます。しかし、折り返し電話が遅い業者や、折り返しがないところは仕事が遅い可能性があるので、気をつけましょう。
見積もりのとり方は適切か
解体業者の見積もりをするときに、確認するべきところがいくつかあります。
- 初めの反応
- 現場を見たときの反応
- 見積もり金額
上記内容をそれぞれ見ていきましょう。
初めの反応
解体業者に見積もりを依頼するとき、大きさや建物の構造を伝える場合があります。大きさや構造を伝えただけで、金額を答える業者は気をつけましょう。解体工事は大きさや構造のほかにも、まわりの状況や資材によって金額が変わります。目安で金額を教えてくれる場合なら良いですが、代金を言い切ってしまう業者はあまりおすすめできません。
現場を見たときの反応
解体業者が確認で現場にきたときの反応にもチェックしましょう。解体工事を見積もるときは、所有地の広さや建物の高さ、庭の大きさ、道路なども確認します。あとから追加で料金が発生する可能性もあるので、業者がどこを見ているか、どのような対応をしているかの確認も必要です。また、優良な会社の場合、追加料金についても依頼する前に説明してくれます。
見積もり金額
解体工事の費用には産業廃棄物処理や人件費、重機などが含まれます。会社によって金額は変わりますが、解体工事には大まかな相場が存在します。そのため、明らかに安い金額で見積もりを発行してきた会社には気をつけましょう。
安すぎると廃棄物の不法投棄や手抜き作業が行われてる可能性があります。また、解体工事が終わった後に追加で料金が発生する業者もあります。
解体工事業者との契約から工事開始後に確認するポイント
解体工事の業者が決まったら、工事が始まります。その際にチェックしておきたいことがいくつかあります。
- 工事スケジュール
- 工事の進行状況
- 追加費用の事前説明
- 工事現場
- 取り壊し証明書の発行
- 整地
上記内容をそれぞれ見ていきましょう。
工事スケジュール
解体工事の業者契約が完了したら、いつ工事が始まり終わるのかを知っておく必要があります。工事スケジュールは業者と施工主ともに重要な項目です。工事の期間が過ぎてしまうと業者に負担がかかり、近くに住んでいる人からクレームがくる可能性があります。会社によっては工事の流れを説明してくれたり、スケジュールを共有してくれるケースもあります。
工事の進行状況
施工主とのコミュニケーションを真剣に考えている業者は、工事の進捗(しんちょく)状況などを細かく教えてくれます。進行状況を施工主に報告している業者は、工事がスムーズに進んでいることが分かります。
追加費用の事前説明
解体工事を始める前の説明段階で、追加料金が発生する可能性についての事前説明があるかも重要です。解体工事を行う前の事前調査では、追加料金が発生しないと言われても、工事中にお金が発生する場合もあります。そのため、契約書や見積書などに注意書きが記載されているかのチェックが必要です。また、どんなときに追加料金が発生するのかの確認もしておきましょう。
また、予想外の追加工事が発生したとき、工事前にすぐ報告してくれる業者は良心的な会社です。ただし、追加工事を行ったあとにお金の請求をする会社はあまり良い会社とは言えません。
工事現場
解体工事が始まったらなるべく工事現場に向かい、工事の状況などを確認しましょう。
- 養生や水撒き
- 廃材処分
- 近隣への配慮
上記の項目を確認しましょう。
養生や水撒き
解体工事が始まって、建物を壊しているとちりやほこりなどの粉じんが舞い始めます。粉じんが舞うと近くに住んでいる人は洗濯物を外に干せなくなったり、車が白くなったりすることがあります。近くに住んでいる人になるべく迷惑をかけないために、養生や水まきを使って防ぎます。しっかり対策をしているかを確認しましょう。
廃材処分
解体工事で建物を壊していると、その木材やコンクリート、ガラスなどが発生します。様々な廃材は建築リサイクル法で分別、解体して処理するようにと決められています。分別や解体をせずに廃材として処理している業者は法律違反になる可能性があるので気をつけましょう。
近隣への配慮
解体工事はショベルカーなどの重機を使って作業をするので大きな物音や振動、粉じんなどが飛び散ります。様々な迷惑をかけてしまうので、上記にも記載した通り、養生や水まきなどの対策が必要です。
取り壊し証明書の発行
取り壊し証明書は、解体工事が終わったあとに業者が発行する証明書です。解体工事が終わると1ヵ月以内に滅失登記の手続きをしますが、取り壊し証明書がないと行えません。速やかに滅失登記をするためにも、必ず取り壊し証明書を発行してもらいましょう。
整地
解体工事が終わった後の土地評価は整地で決まります。きれいに整地されていると、見た目が良いので土地を売るときに買い手がすぐに見つかります。しかし、でこぼこで荒れている土地の場合、見た目も悪く買ったあとに再度きれいにする必要があります。
土地を購入したあとにお金や手間がかかると考える人は、荒れた土地は買いません。土地の売却を考えている人は、きれいに整地されているかを確認しましょう。
整地が雑な場合
工事が終わったあとに整地されていても雑だと新しい買い手が見つからない可能性があります。整地1つで値段が変わりますが、土の中にビニールやガラスなどのゴミが埋っている場合は大きなトラブルに発展します。また、売却したあとに見つけた場合、自分でお金をかけてゴミを撤去することになるため、土地購入費以外にゴミの撤去費用もかかります。
整地が丁寧な場合
整地の丁寧さは土地の金額を左右します。解体工事で発生した木材やコンクリート、ガラスなどが隅々まで撤去されてきれいに整地された土地の場合、その後の建設がスムーズに行えます。
一方で、地中に木材やコンクリートなどが埋められているとゴミが腐ってしまい、地盤が沈下する可能性があります。丁寧に整地されているかをしっかり確認しましょう。
解体工事業者を探す4つの方法
解体工事を業者に依頼するときは、どのように探せば良いのか分からない人もいます。解体業者は以下のツールで検索できます。
- インターネットで検索する
- 解体工事業者の紹介サービスを利用する
- 解体したい物件があるエリアの電話帳で調べる
- 信頼できる友人や知人から紹介してもらう
上記内容をそれぞれ見ていきましょう。
インターネットで検索する
解体業者を探すときは、インターネットを使って探すのがおすすめです。解体業者はインターネットですぐに探せ、様々な業者が検索にヒットします。
解体業者のホームページを見ると、会社の住所や金額、工事実績などの情報が掲載されています。ホームページを開設していない解体業者もいますが、会社情報がすぐに手に入るメリットがあります。
解体工事業者の紹介サービスを利用する
インターネットを使って解体工事業者を紹介してくれるサービスもあります。無料で解体工事業者を紹介してくれたり、自分の基準に合わせた条件を探してくれたするところもあります。
また、基本情報などを入力するだけで、複数の会社から見積もりをもらえます。その中で気になる業者が見つかれば、そのまま依頼することも可能です。
解体したい物件があるエリアの電話帳で調べる
解体工事業者は、ホームページなどを作成していない場合があります。そのときは、解体をしたい地域の電話帳を見ながら探すこともできます。
電話帳を開いて、「建物解体工事」欄を開くと、電話帳に登録されている業者が記載されています。そこから、気になる業者を見つけたら直接問い合わせてみましょう。直接問い合わせると、担当者の対応などがすぐに確認できます。
信頼できる友人や知人から紹介してもらう
解体工事業者を探しているときは、友人や知人に話してみるのもおすすめです。友人や知人を通じて解体業者を紹介してくれる可能性もあります。友人や知人からの紹介なので、業者に対しての安心感があるでしょう。
しかし、紹介してもらった業者に依頼したあとでトラブルが起きないように、施工前に見積もりや担当者の対応などの確認も必要です。
【まとめ】解体工事業者は選び方のポイントを押さえ依頼後の失敗・後悔を防ごう
解体工事業者の選び方に失敗しないためには、業者の対応や見積もりをもらって確認します。1社だけだと、ほかの会社と比較できないので、複数の業者から見積もりをもらうのがおすすめです。業者選びに失敗しないためにも、しっかりと確認しましょう。
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