建設業向け顧客管理システムのおすすめ13選!選び方も解説

昨今、建設業では経営効率を向上させる仕組みやシステムに注目が集まっていますが、顧客管理も特に重要な要素の1つです。
このような建設業向け顧客管理システムとはどのようなシステムなのでしょうか。製造業のDXと違い、どのようにすればよいのかと悩むことも多いのではないでしょうか。

今回は、このように関心の高い建設業向け顧客管理システムについて、選び方から実際のおすすめ事例まで詳細に紹介します。

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建設業向け顧客管理システムとは

顧客管理システムとはCRM(Customer Relationship Management)のことで、製造業のマーケティング管理ではなくてはならないシステムとなっています。最近、建設業の現場でも導入が進んでおり、今後の展開が期待されます。

建設業向け顧客管理システムとは、建設業における顧客を適切に管理するためのシステムです。

このシステムには、施主をはじめとする顧客のプロフィール情報や、自社内で共有したい情報が含まれています。これにより、自社から顧客への訪問履歴や進捗状況を管理でき、効率的な営業活動の実施にもつながります。

建設業向け顧客管理の必要性

建設業における顧客管理は特に、営業活動の効率化やマーケティング施策の適切な実施、顧客の満足度向上が見込まれることなどが挙げられます。具体的な理由について解説します。

営業活動の効率化

営業活動の効率化は、建設業にとっても重要な視点です。依頼主などの顧客情報が自社内でばらばらに管理されたり、最新の訪問情報が共有されていなかったりすれば、同じ内容で再度訪問することで時間を浪費し、依頼主の貴重な時間を奪ってしまう恐れがあります。

また、自社にとっても不要なコストや時間を捻出することになりかねません。

マーケティング施策の実施

建設業において顧客管理を適切に行うことで、効果的なマーケテイング施策を実施できるようになります。過去の営業データを分析することで、見込み顧客に効率的にアプローチでき、スピーディーな成約につながるでしょう。

もちろん、そのフローに蓄積されたデータも活用できるため、ゆくゆくは広告や宣伝にかかるコストの削減も見込めます。

顧客の満足度向上

顧客の満足度を向上させるという視点でも、建設業においての顧客管理は重要な役割を持っています。例えば、どの顧客に何の案件でアプローチしているかを可視化することで、顧客からの問い合わせがあった際のスムーズな対応につながるでしょう。

また、クラウド型のシステムを使うことで、外出先でも顧客とのコミュニケーションが取りやすくなり、打ち合わせなどをスムーズに進められます。

建設業向け顧客管理システムの選び方

建設業向け顧客管理システムの選び方についても、最新の動向にもとづき、機能性や操作性、さらにはセキュリティ対策や導入コストなどの観点から紹介します。

機能性から選ぶ

顧客管理システムには、顧客情報の管理や営業支援だけでなく、あらゆる機能を持つものが多くあります。

例えば、顧客の要望を細かく記録することで情報の属人化を防げるものや、協力会社との情報共有や進捗管理をしやすくするものなどがよく使われるでしょう。これらの機能は情報共有の漏れを防ぎ、顧客や協力会社との信頼関係構築に大きく貢献しています。

また、他のシステムやアプリケーションとの互換性が優れていて、情報の転記の手間やミスを軽減したり、一度に複数名で編集できたりするシステムも多いです。

操作性から選ぶ

顧客管理システムの操作のしやすさは、実際に使用する際に非常に大切なポイントになります。

使用するのは社内のほぼ全員と考えて、誰でも簡単に使えるシステムを選ぶようにしましょう。立ち上げが複雑だったり、手順が多すぎるようなシステムでは、利用の定着が進まず、思うように効果が望めないことも考えられます。

操作性を確かめたい場合は、無料トライアルやデモを提供しているサービスを利用してから検討することも1つです。

提供形態から選ぶ

実際の顧客管理システムの提供形態も重要なポイントです。顧客管理システムの提供形態は、クラウド型とオンプレミス型の大きく2つに分けられます。

クラウド型は、クラウド事業者が顧客管理システムに必要なハードウエアやソフトウエアを準備する提供形態です。

一方、オンプレミス型は、自社専用として、ハードウェアやソフトウェアの調達を行うともに、顧客管理システムに必要なシステムの設計・構築まで提供する形態となります。

自社のセキュリティレベルや予算を鑑み、適切な提供形態を選んでください。

セキュリティ体制から選ぶ

顧客管理システムは、お客様の情報がすべてつまった大切なデータともなり、セキュリティ対策は非常に重要です。

昨今、国内でも大手企業の自社サイトが多数外部からのサイバー攻撃を受けています。

オンプレミスの場合にも、セキュリティ対策は必須です。クラウドの場合は、クラウド上で一括でセキュリティ管理を行うため、セキュリティ対策に優れた事業者を選ぶこともポイントです。

コストから選ぶ

顧客情報システムを導入する場合、コストの観点も大切です。オンプレミスの場合は初期導入費用が高額となる場合があります。

また、メンテナンス費用やサーバー代などの年間維持費も必要です。

一方、クラウドの場合は、月額制が多く比較的手軽に導入できるものが多いですが、種類や備わっている機能によって価格が異なるため、必要な機能とコストのバランスを確認して選ぶことが大切です。

また、なかには無料版と有料版があるものもあります。どちらを選んだらよいか迷う場合は、無料版からスタートして、操作感や使用に問題がなければ有料版に移行することもひとつです。

建設業用の顧客管理システムおすすめ13選

ここからは、建設業用の顧客管理システムおすすめ13選について紹介します。

kintone

引用元:https://kintone.cybozu.co.jp/
特徴
キントーンは、特にプログラミングの知識がなくても、業務システム化や効率化を実現するアプリがつくれるクラウドサービスです。

自社にとってカスタマイズされた、できるだけ最適な業務アプリがつくれるので、建設業でも一見する価値があるシステムとなっています。

自社内に散在するエクセル表や、煩雑になりやすいメールに加えて、紙の書類やバラバラなシステムなどをまとめて効率化可能です。

工事の匠

引用元:https://www.systems.nakashima.co.jp/setsubi/koujinotakumi/
特徴
建設工事に特化した建設アプリです。顧客情報や工事情報を一元管理できる建設業、設備業向けの顧客工事情報管理サービスなど、幅広く提供しています。

顧客の基本情報はもちろん、工事に関わる情報を一元で管理できます。現在進行中の現場の進捗管理や、点検やメンテナンス時期の管理等、長期にわたって業務をサポートできるとしています。 インターネットを経由で利用でき、会社・現場事務所・自宅・移動中など同じ情報を閲覧することが可能です。

また、建設業の業務にマッチした機能を多数搭載しているという特徴があります。 30日間の無料トライアルがあるので、自社の顧客管理や工事管理などを実際に試すことも可能です。

アイピア

引用元:https://aippearnet.com/
特徴
アイピアのアプリでは、建築業務に必要な機能がまとめて搭載されてます。建設現場で特に煩雑になりやすい進捗状況や書類、ファイルも一元管理でき、見える化できるメリットがあります。大手のみならず、建設業では、自社内で営業、事務、経理、現場、管理者とあらゆる分野の機能があるという複雑性がありますが、いろいろな分野での業務効率が改善できます。

PCやスマホのスキルに関わらず誰でも直感的に操作できるように、画面レイアウト・ボタン配置を工夫し、ストレスフリーな操作が可能です。

AnyONE

引用元:https://www.any-one.jp/
特徴
AnyONEでは、建設業向けの独自の業務効率化システムを提供しています。

独自の入力、管理しやすい画面を採用しており、建設関連情報の一元化が可能です。また案件の進捗管理がクラウド上で、即時確認ができます。スマートフォンアプリにも対応しているため、外出先や工事現場との情報共有ができるという特徴があります。

Oasis

引用元:http://www.kskoasis.com/
特徴
Oasisでは、建築業界の厳しい競争を勝ち抜くための利益管理システムを提供しています。

一度入力をした顧客データは徹底的に活用するので、工事管理、見積入力、アフター管理などでExcelや他のシステムで何度も入力する手間が省け、無駄な作業の軽減につながるとしています。

業務担当別に入力したデータをOasisにまとめることにより、担当外の社員でもお客様からの問合せ電話に対して、混乱することなく引き継げます。

WEBカスタマン

引用元:https://www.j-active.com/web.htm
特徴
WEBカスタマンでは、豊富なカスタマイズ事例で業務効率化ができるとしています。

ニーズに合わせて、システムを柔軟にカスタマイズすることが可能です。システムの機能やレイアウト、データフィールドなど、導入先のビジネスに最適化された形式で調整しています。

顧客管理プロセスを効率化し、重要な情報を素早く把握できるだけでなく、自社にとって使いやすいシステムができるとしています。

フリーウェイ顧客管理

引用元:https://freeway-customer.com/
特徴
フリーウェイ顧客管理は、あまり時間がないので、とりあえず顧客管理ソフトを使ってみたいという方にオススメなのが、クラウド型CRMシステムとして提供しています。

メニューはシンプルで、3人同時利用と1,000データまで完全無料となっています。簡単な工事台帳であれば、手元のExcelやGoogleスプレッドシートのファイルを活用すれば、すぐにデータベースを作って共有できるという特徴があります。

サクミル

引用元:https://sakumiru.jp/
特徴
サクミルでは、30人分の30カウントでも月額4000円という低料金の管理アプリを提供しています。

工事案件の状態やスケジュールをクラウド上で確認できるため、誰がどの案件に対応しているかや、完了したのかなどがわかります。

さらに月・週・日単位で案件ごと、人ごとの工事スケジュールを管理できるため、素早く正確な人工管理が可能です。スマホやタブレットからのアクセスで、いつでもどこでも案件の過去情報を確認できるとしています。

HubSpot

引用元:https://www.hubspot.jp/
特徴
HubSpotでは、企業でのマーケティング、営業、カスタマーサービス向けのソフトウェアを統合したAIカスタマープラットフォームを提供しています。

ビジネス全般に活用可能なAIソリューション「Breeze」が組み込まれており、使いやすさ、即効性、オールインワンを実現します。 同社製品では、個別利用でも大きなメリットがありますが、組み合わせることでさらに大きな効果を発揮するとしています。

Patio

引用元:https://thehouse-patio.jp/
特徴
Patioでは、工務店に特化した顧客管理ソフトを提供しています。3か月無料トライアルを実施しており、気軽に試すことができます。

工務店の業務のすべてに対応可能なシステムに特化した顧客管理ソフトです。お客様との出会いから、定期点検が完了するまでの長い期間、貴社とお客様を見守り続ける管理機能があり、工務店の家づくりの思いが詰まっています。

Salesforce

引用元:https://www.salesforce.com/jp/
特徴
SalesforceのCRMシステムでは、世界的なSaasによるプラットフォームの中でも、販売サイトなどを管理するビジネス分野で広く利用されるクラウド環境となっています。

特に営業管理業務においては、Salesforceはおすすめの支援ソフトとなっており、建設業でもいろいろなマーケティング機能が利用できます。

Fullfree

引用元:https://www.fullfree.jp/
特徴
Fullfreeは、建設業務にも適用できる顧客管理システムをWindowsソフト対応で提供可能です。このためエクセル表などの種類も項目も、階層(明細行)も他の表との関連付けができます。

さらに、計算内容も帳票も、すべて自由自在に設定出来る利点があります。このため、自社の業務に合わせた顧客管理が可能となります。

eセールスマネージャーRemix

引用元:https://www.e-sales.jp/
特徴
eセールスマネージャーRemixは、いわゆるCRM系の管理システムです。CRMによる顧客情報管理機能で、自社の顧客情報を一元化でき、一貫性のある顧客対応が実現できます。

また、顧客関係の維持・強化を目標としており、自社内での営業情報の共有がスムーズに行えるため、情報の属人化が解消されます。

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【まとめ】自社に合う建設業向け顧客管理システムを導入して収益増加を目指そう!

建設業向け顧客管理システムの選び方を解説するとともに、おすすめのシステムアプリ13選も紹介しました。

建設業向け顧客管理システムとは、建設業におけるお客様、すなわち施工主などの依頼者を適切に管理するものです。先方のプロフィール情報や自社で共有したい情報が含まれており、先方への訪問履歴や進捗状況などを管理すれば、効率的な営業活動が実施できます。本記事を参考にして、関心の高い顧客管理システムについて、適切に選択して自社で有効利用するようにしましょう。

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