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国土交通省が推進する建設業キャリアアップシステムですが、登録方法にお悩みの方も多いのではないでしょうか?自身で登録することに不安がある場合、代行申請を利用することも選択肢の一つです。
そこで今回は建設業キャリアアップシステムにおける代行申請の概要から、料金や申請の流れについてご紹介していきます。
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建設業キャリアアップシステムに必要な登録
建設業キャリアアップシステムは、導入する前に事業者登録や技術者登録などを行う必要があります。ここでは、建設業キャリアアップシステムに必要な登録について解説します。
事業者登録
事業者登録とは、建設業キャリアアップシステムに事業者の情報を登録することを指します。事業者登録を行うことで事業者IDが発行されるため、システムへアクセスできるようになります。
登録する情報は会社情報と社会保険加入情報です。申請はインターネットから行えます。建設業キャリアアップシステムの公式サイトの事業者登録ページから会社情報と社会保険情報を入力すれば申請完了です。
登録する際は、事業者確認書類と社会保険加入証明書類が必要となるため、事前に準備しておくと安心でしょう。事業者登録は、申請から登録完了まで約3週間ほどかかります。
技能者登録
技能者登録とは、建設業キャリアアップシステムに技能者(作業員)の情報を登録することを指します。技能者登録を行うことにより建設業キャリアアップカードが発行され、現場で技能者の就業履歴を蓄積できます。
登録する情報は技能者の本人情報や社会保険情報、各種資格情報などです。インターネットで申請する場合は、建設業キャリアアップシステム公式サイトの技能者登録ページから上記の本人情報のほか、各種情報を入力します。
また、技能者登録には簡易型と詳細型があり、能力評価制度を利用する場合は詳細型を選択する必要があります。登録する際は、本人確認書類やそのほか登録情報の内容を証明できる書類を添付します。技能者登録は申請から登録完了まで約1カ月かかります。
現場登録
現場登録とは、事業者が現場名や住所などを登録することを指します。建設現場ごとに必要な作業です。まず、元請業者が選任した現場管理者が現場・契約情報をもとに建設業キャリアアップシステムに建設現場の情報を登録します。
続いて施工体制情報を登録し下請業者へ引き継ぎます。下請業者が「施工体制情報」をもとに作業員名簿や作業内容、作業期間などを建設業キャリアアップシステムに登録すれば完了です。
建設業キャリアアップシステム代行申請とは
そもそも代行申請とはなんでしょうか?代行申請とは、申請事業者に代わって代行申請者が建設業キャリアアップシステムに登録を行う仕組みです。
代行申請には代行申請事業者登録と代行申請技能者登録の二種類があり、後者は技能労働者の許諾を得た事業者が代わりに申請する方法です。
建設業キャリアアップシステム代行申請ができる人
建設業キャリアアップには誰もが代行申請できるわけではありません。代行申請が可能であるのは一定の権限を持つ者に限られます。
建設業キャリアアップシステムでは事業者一つにつき一つのIDが発行され、組織図に基づいて各々に一定の権限が付与されます。続いてどのような方が代行申請が可能なのかをご説明していきます。
階層管理者権限とは
階層管理とは建設キャリアアップシステム上で組織体制の登録を行って割り振ることのできる、組織図のようなものです。階層構造は全三層あり、第一階層、第二階層、第三層と分かれています。階層上は第一階層が最も上位ですが、事業主はこの階層には該当しません。
一例を挙げるならば、第一階層は役員、第二階層は支店長、第三階層は部長といったように階層化します。またこの各階層管理者権限には代行申請権限は付与されません。
事業者責任者権限とは
事業者責任者権限とは、建設業キャリアアップシステムに登録をした際に登録をした方に付与される権限のことであらゆる操作が可能な権限です。建設業キャリアアップシステムのメニューには、以下の項目があり、事業者責任者権限を持つ方はこれら全ての登録・更新・削除が可能です。
- 組織管理
- 組織ユーザ管理
- 現場・契約情報登録
- 施工体制登録
- 就業履歴管理
代行登録担当者権限とは
代行登録担当者権限とは、建設業キャリアアップシステム内で代行申請を行うことに特化した権限のことを指します。
通常であれば技能者の代行申請が可能であるのは、最上位の事業者責任者権限を持つ方のみですが、事務方などが申請できるように権限を委譲することが可能です。
現場管理者権限とは
現場管理者権限とは、文字通り現場を管理監督する方に付与される権限のことです。代行申請権限はありませんが、現場管理者権限と現場閲覧者権限の二つの権限を持っています。
この二つの権限は主に、現場や契約情報の登録や修正、技能者や就業者の検索に関わる権限です。
建設業キャリアアップシステム登録申請代理登録と代行申請の違い
建設業キャリアアップシステム(CCUS)での代行申請には、代理登録と代行申請の二種類があります。この二つは登録の流れが少し異なりますが、本質的には同じものであると言えるでしょう。
代行申請とは代理登録のプロセスをよりシンプルにしたものです。代行申請は事業者から代行申請同意書等の必要書類を受領した行政書士が行うことができる申請です。この際に行政書士側もまた建設業キャリアアップシステムへの登録が不可欠です。
一方で代理登録は代理申請に用いる既定の書式を用いない申請方式です。以前は行政書士が建設業キャリアアップシステムに事業者として登録することが許可されてなかったため、登録事業者としての代行申請ではなく代理登録が用いられていました。
行政書士に登録を代わってもらうという点では共通していますが、登録のフローは代行申請の方が簡単です。
建設業キャリアアップシステム行政書士による代行申請の費用相場
建設業キャリアアップシステムの登録を行政書士に代行申請を依頼する場合は当然ながら費用がかかります。ここでは、費用相場について紹介します。
事業者登録・報酬の相場
建設業キャリアアップシステムの事業者登録の相場は以下の通りです。
平均値 | 最少額 | 最高額 | 最頻値 |
37,504 | 4,000 | 165,000 | 33,000 |
ここでは代行申請費用の最小値と最高値との間に大幅な差がありますが、これは費用が事業者の資本規模によって決まるケースがあるためです。
参考: https://www.gyosei.or.jp/sites/default/files/2023/07/ff82d3e2b6a6ed70a266ac57598fb314-1.pdf
技能者登録料・報酬額の相場
続いて技能者登録を依頼した際の費用相場をご紹介します。技能者一人あたりの相場は登録する技能者の数に応じて上下する場合があります。また一律で定額制を採用している行政書士事務所もあります。
平均値 | 最少額 | 最高額 | 最頻値 |
16,699 | 3,000 | 40,000 | 22,000 |
参考: https://www.gyosei.or.jp/sites/default/files/2023/07/ff82d3e2b6a6ed70a266ac57598fb314-1.pdf
建設業キャリアアップシステム行政書士への報酬の支払い方法は?
申請を依頼した行政書士への報酬支払い方法は様々です。最初に手付金が必要になる事務所もあれば、登録完了後に一括で支払う事務所もあります。
建設業キャリアアップシステム代行申請の流れ
続いて建設業キャリアアップシステム代行申請の流れについて簡潔にご紹介していきます。
- 行政書士事務所の選定
各種ホームページなどを参考にして依頼する行政書士を選択しましょう - 見積り
行政書士事務所に問い合わせを行い、費用を見積もってもらいましょう - 契約
お互いに条件をしっかりと確認して契約を締結しましょう。 - 必要書類の確認・送付
代行申請同意書等の必要書類を確認して記入、送付しましょう。 - 登録申請作業
取得した建設業キャリアアップシステムのIDと登録情報をもとに行政書士が登録作業を行います。 - 登録料の支払い
事業者自身が決められた登録料の支払いを行います。 - 登録完了
登録が完了すると事業者にはIDの通知、技能労働者には登録カードが送付されます。以上で建設業キャリアアップシステム代行申請は完了です。
CCUSの登録業務はBPOサービスの活用がおすすめ
建設業キャリアアップシステム(CCUS)の登録業務はBPOサービスの活用がおすすめです。建設業キャリアアップシステムの登録には手間がかかるため、現場作業に加えて取り組むと負担に感じる場合が多いでしょう。
そのような場合にBPOサービスを活用することで、現場作業に集中でき負担を軽減できます。BPOサービスは、建設業キャリアアップシステムへの登録業務だけではなく、書類作成や清算業務など様々な業務を代行しています。
また、BPOサービスでは専門的な知識を持っているスタッフが対応するため、ミスを防止できる点も魅力です。
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【まとめ】建設業キャリアアップシステム代行申請は利用可能。報酬は要確認!
ここまで建設業キャリアアップシステムにおける代行申請の方法についてご紹介してきました。煩雑な登録作業も代行申請を依頼すれば手間なく行えます。代行申請の利用を検討されている事業者の方は、報酬や契約に十分注意して代行申請を依頼してみてください。
建設キャリアアップシステムの事業者IDと技能者IDの関連付けのやり方やキャリアアップシステムの義務からいつからかについてはこちらの記事で解説しています。
【CCUS】事業者IDと技能者IDの関連付けのやり方とは?事業者idの調べ方も解説
建設キャリアアップシステム(CCUS)の義務化はいつから?罰則についても解説
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