エアコン工事の集客はチラシだけ？その他の集客方法も紹介！

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エアコン工事の仕事で独立・開業したら、真っ先に考えるのは顧客をどう集めるかということではないでしょうか。「とりあえずチラシをばらまいてみるか」と考える方もいるかもしれません。しかし集客の方法はそれだけではありません。そして独立後は仕事を始める前にしなくてはいけないこともあります。
この記事では集客前にまずしなくてはいけないことと、エアコン工事に関するおすすめの集客方法を紹介します。

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エアコン工事の集客には許可が必要？

例えば大型家電量販店などの下請けとしての仕事なら、許可は必要ありません。また「軽微な電気工事」を行う場合も同様です。
「軽微な電気工事」とは電気工事士法に当たらない電気工事のことです。具体的には「電圧600V以下の差し込み接続器、ねじ込み接続器、ソケット、ローゼットその他接続器、または電圧600V以下のナイフスイッチ、カットアウトスイッチ、スナップスイッチその他の開閉器にコードまたはキャブタイヤケーブルを接続する工事」（※1）があげられます。
しかし上記であげたものには当てはまらず、独立やエアコン工事の会社を設立した場合はやるべきことがあります。以下で詳しく説明していきます。

（※1）経済産業省「電気工事士等資格が不要な『軽微な工事』とは」

エアコン工事の集客に必要な「電気工事業の登録」とは？

独立し自分で電気工事を継続的に行う場合は、都道府県知事の登録を受けなければなりません。さらに2つ以上の都道府県に営業所がある場合は産業保安監督部長、または経済産業大臣への届け出も必要となります。これを怠ると、最高で「1年以下の懲役と10万円以下の罰金」という重い罰則を課せられてしまいます（※2）。届け出が必要な理由は、適正で安全な業務の実施を確保するためです。
電気工事業の登録を受けるにあたっては、必要な条件が2つあります。まず1つ目は工事を行う営業所ごとに「主任電気工事士」を置くことです。
主任電気工事士に当てはまる条件は第一種電気工事士または第二種電気工事士の免状の交付を受けてから3年以上電気工事の実務に関わっていることです。主任電気工事士は、事業主もしくは従業員から選出しなくてはいけません。
2つ目は必要な機械・器具を持っていることです。これは当然の条件と言えるでしょう。
これらのことを準備した上で、ようやく登録の手続きを進めることができ、集客が可能になります。

※2「電気工事業の業務の適正化に関する法律」

エアコン工事の集客方法【オフライン】

オフライン集客とはインターネットを使わない集客方法のことを言います。
代表的なものが以下の2つです。

1：チラシ

集客方法の代表的なもののひとつ、いわゆる「営業チラシ」です。ひとり一人に直接働きかけるセールス方法で、「来店への促し」「認知度の促進」「キャンペーン告知」などを主な目的として活用されます。配送方法は「折り込みチラシ」「ポスティング」の2つがあり、継続的に配布することで効果が望めます。それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
折り込みチラシは新聞の主な購読層である40代以上の人、つまりファミリー層や高齢者層に働きかけることができます。買い替えや、古いエアコンの取り外しなど、エアコン工事のニーズがありそうな世代にアプローチができるところがメリットです。その反面、新聞を取っていない人には情報が提供されないので、それがデメリットと言えるでしょう。
ポスティングはいろいろな家庭に配布するので多くの人の目に留まりやすいというメリットがありますが、全く必要としていない家にも配布する可能性があります。そのためチラシを無駄にしてしまう確率は高いかもしれません。
いずれにしても1度の配布ではそのまま捨てられ認知されない可能性があります。先にも述べましたが継続的に行うことが大事です。

2：フリーペーパー

フリーペーパーとはスーパーやコンビニエンスストアなどに置いてある基本的に無料の印刷物です。雑誌状のものはフリーマガジンとも言われます。読むのは無料ですが掲載するには掲載料を支払う必要があります。掲載料はだいたい5万円から、高いと100万円以上になることもあります。
地元の飲食店や美容室、ネイルサロンなど様々な施設の情報を取り扱っており、特定の地域で配布されるのでニーズのある地域に絞って広告を出す時には効果的かもしれません。

エアコン工事の集客方法【オンライン】

オフライン集客とは反対にインターネットを活用した集客方法がオンライン集客です。紙や場所という物理的な媒体を必要としないので、オフラインに比べるとコストがかかりません。どのようなものがあるのか以下で紹介します。

1：自社サイト

1つ目は自社サイト、いわゆるホームページです。ホームページを作成することで、自社の紹介や施工料金、所在地、電話番号などのほかに、これまで行った施工事例を掲載し、実績を示すことができます。またお問い合わせフォームを設置することでいつでも気軽に問い合わせができ、それが顧客獲得に繋がる可能性があります。
さらにホームページには最新情報や訴求ポイントをまとめてあるので、半自動的に営業を行ってくれるメリットがあります。情報の更新や修正なども簡単に行えます。

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2：検索流入

2つ目は検索エンジンからの流入です。そのために必要となってくるのがSEO対策です。ホームページを作る際、このSEO対策をしていることが大前提となります。なぜならただ作成するだけでは、その会社のことを知らない人や、興味のない人からのアクセスは稼げないからです。
SEOとは「検索エンジン最適化」の略称で、代表的な検索エンジンGoogleやYahoo!で上位表示させるための施策です。例えば「エアコン、故障、◯◯市」などとキーワードを入れて検索した時に、自社のホームページが上位表示されればアクセス数が増加し、顧客に繋がるでしょう。それを踏まえホームページを作成することが重要と言えます。

3：WEB広告

3つ目はweb広告です。web広告とはインターネット上のメディアに掲載される広告全般のことを言います。検索エンジンに連動するリスティング広告、InstagramなどのSNS広告、いろいろなwebサイトで表示されるDPS広告など様々な種類があります。オフラインに比べ、低コストでありながら短期間で効果が現れるのが魅力です。