工務店の集客におすすめSNS9選!活用する理由や注意点を解説

工務店 sns 集客

工務店の経営者や担当者のなかには集客に悩んでいる方も少なくないでしょう。近年、SNSを活用した集客が注目を集めています。しかし、どのSNSを使えばいいのか、どのように活用すればいいのか分からないという声をよく耳にします。そこで今回は、工務店の集客におすすめのSNS9選と、その活用方法、成功のポイント、注意点について詳しく解説します。この記事を参考に、効果的なSNS集客を始めてみましょう。

工務店の集客にSNSを活用する理由

工務店の集客にSNSを活用する理由については、次のようなことが挙げられます。

新規顧客の目に留まる可能性が高まる

SNSは幅広い年齢層に利用されており、工務店のターゲットとなる層にもリーチしやすいツールです。総務省の調査によると、60歳以上の方でもSNSを活用している割合が50%を超えています。

また、SNSユーザーの84.1%が情報収集目的で利用しているという結果もあり、見込み顧客に対して、自社の商品やサービス、強みを効果的に発信でき、認知拡大を図る場としてSNSは非常に有効です。

参照:総務省|令和4年版 情報通信白書|データ集(第3章第8節)

口コミで信頼を得られる

SNSの大きな特徴は、ユーザー同士のコミュニケーションが活発なことです。消費者庁が作成した令和3年度の「消費生活意識調査」では口コミは信頼できる情報源として認識されており、特に20代では商品やサービスを選ぶ際に口コミを重視する人が半数を超えています。

フォロワー数や口コミによって、客観的な信頼度を獲得できるのがSNSの強みです。

参照:消費者庁 令和3年度「消費生活意識調査」

おすすめの口コミ・紹介獲得ツール

例えばアンバサダークラウドを導入すると、オーナー様との接点づくりが自動化でき、さらにSNSを使った紹介キャンペーンなども自動的に実施できるようになります。過去にはこのツールの導入で、紹介来場者数が前年比の3倍になったという実績もあります。

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始めるハードルが低い

SNSの多くは無料で始められるため、初期投資のリスクが低いことが特徴です。また、ユーザー数が多いため施策の効果測定がしやすく、戦略を立てやすいというメリットもあります。ただし、SNS集客を積極的に導入している企業には、広告費を投入しているところも少なくないため、ある程度の効果が得られたら広告費をかけてより効果的にSNSを活用することも検討しましょう。

工務店の集客におすすめSNS9選!

工務店の集客におすすめのSNSを9つ紹介します。それぞれのSNSについて特徴や利用メリットを具体的に紹介しているので、これから集客施策を実施したいと考えている方はぜひ参考にしてください。

Facebook

Facebookは、基本的に実名でのアカウント作成で、性別や地域などの個人情報を多く登録するため、信頼性が高いSNSです。画像や動画、音声と文章の両方をアップできるため、より多くの情報を一度に発信できます。

そのため、特に地域密着型の工務店にとっては、地元のコミュニティとのつながりを強化する手段として有効です。マーケティングの目的に合わせて細かく広告設定ができる点も魅力です。

Instagram

Instagramは、写真や動画の投稿が中心のSNSです。ビジュアル面に強く、工務店の施工事例や部屋のコーディネート方法など、視覚的な訴求が可能です。

投稿画像が一覧で表示されるため、世界観・コンセプトなども発信でき工務店のイメージ作りにも最適です。ライブ配信機能もあり、ユーザーとの直接的なコミュニケーションも取れます。

工務店がインスタで集客する手順や成功させるコツはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

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X(Twitter)

X(旧Twitter)は、140字の文字制限がある短文投稿型のSNSです。端的な情報のため、ユーザーは短時間で多くの投稿を閲覧できます。リツイート機能による拡散力が大きいのが特徴で、フォロワー以外へのリーチができ、多くのターゲットにアプローチできます。

即時性が重要視されるSNSのため、一日に何度もログインするヘビーユーザーが多く、頻繁な投稿が活用のポイントです。

LINE

LINEは、日本で最も利用者の多いSNSです。企業とユーザーのコミュニケーションが取りやすく、ピンポイントでコンテンツやクーポン、キャンペーン情報などを届けられます。

新規顧客への販促だけでなく、チャット機能を使って問い合わせツールとしても活用できます。既存顧客のフォローにも利用でき信頼関係構築にも役立ちます。

YouTube

YouTubeは、動画コンテンツに特化したプラットフォームで年代を問わず多くの利用者がいるSNSです。施工事例のルームツアー動画や、家づくりに役立つ情報の配信など、文字だけでは伝わりにくい内容を効果的に伝えられます。

関連動画を探すユーザーも多く、見込み顧客に効率的にリーチができます。また、無料で動画をアップロードできるため、自社ホームページに動画を簡単に組み込めるのも魅力です。

建設・建築業界でのyoutube活用事例4選法はこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

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TikTok

TikTokは、短時間の動画投稿に特化したSNSです。若年層を中心に利用者が増えており、今後は30代以上の利用率も上がることが期待されています。関連動画としておすすめに流れやすいのも特徴の1つです。

短い情報発信に適しているため、広告として運用するよりも、豆知識などでフォロワーを増やし、他のSNSへの誘導ツールとしても活用できます。

工務店がTikTok集客する方法や成功させるコツはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

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Piterest

Pinterestは、ユーザーが好きな写真を「ピン留め」して共有できるSNSです。施工事例の写真を多く投稿することで、デザインや世界観を重視するユーザーの目に留まりやすくなります。

画像メインのSNSであるInstagramとの違いは、Instagramが工務店からフォロワーへの情報発信であるのに対して、Pinterestはユーザー間でお気に入りの画像が共有される点です。また、Instagramよりも購買意欲の高いユーザーが多いとされています。

Houzz

Houzzは、住宅業界に特化したSNSです。施工事例やお客様によるレビューの紹介、質問への回答など、住宅に関する情報交換の場として活用できます。商談や打ち合わせをオンラインビデオで実施できるなど、顧客獲得から施工完了まで一貫して活用できるのが特徴です。

日本ではまだあまり浸透していませんが、住宅業界に特化しているため、他のSNSよりも工務店の利用を検討しているユーザーが多いことや、早期に参入することで優位性を得られるというメリットもあります。

RoomClip

RoomClipは、住空間の写真投稿に特化した日本最大級のSNSです。インテリアやエクステリアに興味のあるユーザーが多く、30代から40代の女性ユーザーが中心で月間ユーザー数は600万人を超えています。

気に入った写真をアルバムのように保存できる機能があり、長期的な認知度向上につながります。

工務店のSNS活用方法

工務店がSNS運用を行う際の活用方法は次のようなことが挙げられます。

お役立ち情報を発信する

  • 住宅関連の補助金制度の活用方法、省エネ対策などのお金にまつわる情報
  • 失敗しない土地探し、工務店選びなどの豆知識
  • メンテナンス方法、季節ごとの住まいの工夫
  • インテリアのコーディネート術  など
    経験から得られる知識や専門的な知識など、工務店ならではの視点で役立つ情報を発信しましょう。ユーザーに新たな気づきを与えることで、信頼性や満足度の向上につながります。

顧客とコミュニケーションを取る

情報発信のみの一方向のコミュニケーションではなく、フォロワーからの質問やコメントに丁寧に対応して双方向のコミュニケーションを取ることで、顧客との信頼関係を築けます。また、ストーリー機能のアンケートで顧客の意見を集めて、マーケティングとして活用して自社のサービス向上に利用することもおすすめです。

イベント告知を行う

見学会やセミナーなどのイベント告知にSNSを活用しましょう。それぞれのSNSの特徴に合った投稿で、イベントの詳細や参加方法を分かりやすく伝えることが重要です。また、当日の様子を後日投稿することで、次回以降の参加につなげられるため、事前告知だけでなく次回の集客にもSNSを活用しましょう。

工務店がSNS集客を成功させるポイント

工務店がSNS集客を行う際は、次のようなポイントを押さえて進めることで成功へ導きやすくなります。

コンセプトを明確にする

自社の強みやコンセプトを明確にし、投稿に統一感を持たせることが重要です。

  • 投稿ジャンル
  • 写真や動画の色味
  • 撮影の構図
  • 投稿の構成 など

統一感のある投稿で企業イメージや信頼性を高め、顧客となる見込みの高いユーザーを効率的に集客できます。

ターゲットを明確にする

ペルソナを設定し、そのターゲットに合わせたSNSの選択と投稿内容の検討を行いましょう。ターゲットを絞ることで、関心のあるユーザーにアプローチでき、より効果的な集客が可能です。どのSNSが自社に適しているか分からない場合は、複数のSNSを運用してみて効果測定をしてみることもおすすめです。

また、運用を開始したあとも、投稿に対するリアクションを分析することでユーザーのニーズを把握し、投稿をブラッシュアップしましょう。

工務店が身近に感じられる工夫をする

SNSは一方向のコミュニケーションになりやすく、顧客と社員の1対1の営業活動と比較して心理的距離を縮めにくいのがデメリットの1つです。

そのため、スタッフの紹介や日々の業務の様子、現場からの投稿など、会社の雰囲気や人柄が伝わる投稿を心がけましょう。安心感を与え、信頼度を高めることで継続的にSNSで集客ができます。

フォロワーは量より質を重視する

投稿を始めると、ついついフォロワー数を気にしてしまいますが、フォロワー数にこだわりすぎず、ターゲットにとって有益でクオリティの高い情報発信を心がけましょう。

ペルソナに合っていないフォロワーが多いと、投稿を重ねても集客につながりません。フォロワー数を増やすことは収益の手段であることを念頭におき、質の高いフォロワーを獲得することで、長期的な収益につなげましょう。

写真だけでなく動画も活用する

写真だけでなく、動画コンテンツも積極的に活用しましょう。施工過程や完成後の様子、スタッフインタビューなど、動画ならではの魅力的なコンテンツを作成することで、ユーザーの興味を引きつけやすくなります。写真の方が気軽な分、最近は参入企業が増えてきたため、差別化する意味合いでも、目に止まりやすい動画コンテンツが重要です。

工務店がSNS集客をするときの注意点

工務店がSNSで集客を行う場合には、次の注意点に気をつけて運用する必要があります。運用ルールのほかにも、成果へ導くためにも大切なポイントになるため、開始前に把握しておきましょう。

更新は定期的に行う

SNSの普及に伴い、ユーザーが増え、広告としてのインパクトが大きく、SNSの種類も増えています。そのため、複数のSNSの特徴を理解し、それぞれを使い分けたり、ターゲットにリーチしやすい質の高いコンテンツを提供するために、片手間ではなく、専任担当者を設けて定期的な更新を心がけましょう。

投稿が疎かになると、アカウントの露出が減少してしまいます。投稿スケジュールを管理し、コンスタントな更新の維持が重要です。

投稿内容は慎重に管理する

SNSは多くの人の目に触れるため、投稿内容には細心の注意を払う必要があります。不適切な表現や誤解を招く内容は避け、常に丁寧で誠実な対応を心がけましょう。

よい投稿だけでなく、悪い投稿も拡散されやすく、炎上してしまうと企業イメージや積み上げてきた信頼を一気に失うことになりかねません。炎上リスクを意識し、投稿前には複数人でチェックすることをおすすめします。

Webページへの導線を構築する

SNSはあくまでも入り口であり、最終的には自社のWebサイトへの誘導が重要です。SNSの投稿にWebサイトのリンクを適切に配置し、興味や関心のあるユーザーがスムーズに自社のWebサイトから詳細な情報を得られるようにしましょう。SNSとWebサイトを連携させることで、総合的なWeb戦略を構築できます。

【まとめ】工務店のSNS集客は成功ポイントを押さえて運用しよう!

工務店の集客におけるSNSの重要性は、今後ますます高まっていくでしょう。本記事で紹介した9つのSNSの特徴を理解し、自社に適したプラットフォームの選択が大切です。

また、SNS運用の成功ポイントを押さえ、継続的かつ戦略的な運用を心がけることが重要です。ターゲットを明確にし、質の高い情報発信を続けることで、長期的な信頼関係の構築と集客につながります。

ただし、SNS運用にはリスクも伴うため、投稿内容の管理や定期的な更新など、注意点にも十分留意しましょう。SNSを効果的に活用することで、工務店の認知度向上と新規顧客の獲得につながることでしょう。

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