【PR】この記事には広告を含む場合があります。
鋤取りとは、工事現場で作業を行う際にいらなくなった土のことを言います。
- 鋤取りとは?
- お金はかかるの?
- どんな作業を行うの?
こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は鋤取りについて詳しく紹介していきます。また、鋤取りの有効活用や今後の課題なども詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ツクノビBPOは、時間のかかる建設業業務をプロが代行する建設業特化のアウトソーシングサービスです。
工事図面作成、書類作成、事務作業などを代行できるため、現場作業に集中できることで、受注できる案件の増加や退職率の低下など、様々なメリットがあります。詳細はぜひこちらからご確認ください。
鋤取りとは
鋤取りとは、工事現場でいらなくなった土を撤去する作業のことを指します。外構の工事を行う際に使われる言葉で、全部の土を撤去するわけではなく、作業を行っている場所の地面を均一の厚さにするという意味でも使用されます。鋤取り工事はショベルカーやユンボなどを使って余分な土をすくい取ります。
鋤取りにかかる費用
鋤取りにかかる費用相場は約400円〜2,000円/㎡です。費用自体はそれほど高くありませんが、人件費や運搬料、ユンボ、鋤取りで発生した土の処分などに費用がかかります。また、いらなくなった土の処分場所があまりない都市部では、土をトラックで地方まで運ぶ場合もあり、費用が高くなることもあります。
鋤取りの作業例
鋤取りは様々な現場で使用されることが多いですが、今回は駐車場での鋤取り作業について紹介します。
駐車場を作るときは、砕いた石やコンクリートを平らに敷き詰めますがその際、同じ厚さで敷き詰めるために、土台となる土を平らにしなければなりません。土を平らにするときに小型ユンボを使用します。ユンボを使って鋤取りを行い、トラックに土を乗せて処分場へ運ぶといった流れです。
鋤取り土の有効利用
鋤取りを行った土は処分場へ送られますが、その土は有効利用できます。鋤取りで発生した土の目的や有効性、課題などを詳しく紹介します。
目的
鋤取り工事で発生する土は、草や根を取り除いて一般廃棄物として扱われます。各市町村では、鋤取りで出た土は一般廃棄物処理場で処理されるのが一般的です。しかし、量が多くコストもかかるため、廃棄せずにほかのことに有効活用される場合が多いです。
有効性
鋤取りで発生した土には様々な特徴があり、法覆基材として使われることがあります。次のようなことが有効性として挙げられます。
- 有機物が多く含まれており植物に与えると活発に動いてくれるため、生育に優れている。
- 鋤取り土には根や草が多く含まれているため、活着率や自然発芽能力が高く、根や草の自然復元が期待できる。
- 鋤取り土は既存植生の種や根が多く含まれているため、工事周辺にある既存植生の復元に向いている。
- 草や根などの繊維が多く含まれているため、粘着力が高く浸食や雨水に強い。
- 法面工事に使うと緑化が期待できる。
課題
鋤取りには様々な目的や有効活用ができますが、課題も多いです。具体的には次のようなことが挙げられます。
- 鋤取り工事で発生した土は、場所によって土の質や草、根の量が違うため、有効性にかける場合がある。
- 根や草が多く含まれているため、広範囲で一定の厚さにする工事には向いていない。
- 雪や凍結が多い工事現場では根や草の活着率が低くなるため、向いていない。
鋤取り工事を行った場所や土を使用する場所によって向き不向きがあるので、すべての場所に使えるわけではありません。土を再利用するときは気をつけましょう。
解体工事に使う重機のサイズや種類・操作に必要な免許なども解説
【まとめ】鋤取りとは外構工事を行うときに不要な土を撤去する大切な作業
鋤取りは外構の工事をするときにいらない土を撤去することをいいます。土地の表面を平らにするときに鋤取りを行います。鋤取り土は産業廃棄物として処理されることが多いですが、処分せずに有効活用が可能です。ただし、土の質や根の量の違いや土の状態によって向き不向きがあるため注意しましょう。
※弊社の営業代行サービスであるツクノビセールスでは、
【効果が出なければ全額返金プラン】を新たにスタートさせました!
※詳しくは👆👆👆のバナーをクリック!!