【建設・建築】墨出しソフト・アプリおすすめ4選!導入メリットも紹介!

墨出ソフト・アプリ おすすめ

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建設工事の際には欠かせない墨出しですが、現在ではスマートフォンのアプリでも行えるようになりました。しかし、アプリが登場したのは最近のことなので、どのように使えばよいのか、どういった機能があるのか知らない人も多いでしょう。

そこで墨出しソフト・アプリでは何がかやメリットなどを紹介していきます。また、おすすめできるアプリの種類についても解説します。導入を検討している人は参考にしてみてください。

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墨出しソフト・アプリとは

建設工事や土木工事などで、施工図の情報を記す作業を墨出しと言います。名前が示すように、墨で書き出していたので墨出しと呼ばれるようになりました。現在ではレーザーで寸法や線を書き出し、現場に反映させています。

墨出しは専用の測量機を用いて行われますが、近年ではスマートフォンを使い、アプリでも墨出しが行えるようになりました。それが墨出しソフト・アプリです。

測量機器をメインに販売している株式会社トプコンのアプリが有名です。1人でも気軽に使用できるので、人員削減や効率アップに役立ちます。

墨出しソフト・アプリの主な機能

今まではレーザー墨出し機などを使用し、レーザーやゼオライトで作業を行っていました。しかし、墨出しソフト・アプリがあれば、スマートフォンだけで完結できます。

では、墨出しソフト・アプリには具体的にどのような機能が備わっているのか確認していきましょう。

計測機能

墨出しソフト・アプリには、計測機能が備わっています。本来現場の計測を行うときは、2人で作業をするのが一般的でした。重い計測器の持ち運びもしなければいけません。

しかし、墨出しソフト・アプリはスマートフォンがあれば使えるので、1人で色々な計測ができます。例えば

  • 境界点の確認
  • 造り型の設置確認
  • 地縄の位置確認
  • 基礎の出来形確認

などが可能です。図面通りに工事を進めていくには、設計図の作成以外にも事前に計測を行い、確認の作業が必要不可欠です。

位置出し作業

建設工事を行う際には、図面を見て実際に地面に書き出すという作業が必要不可欠です。これを位置出しと言いますが、本来はベテランの作業員や責任者が2人で行う工程でした。

しかし、墨出しソフト・アプリにも位置出しの機能が備わっているので、1人でも作業をすることが可能です。墨出しソフト・アプリには、位置出しで測定したデータが記録されます。

記録されたデータは出力もできるので、スマートフォンだけで位置出し作業の大半の工程が簡単に行えるのです。

墨出しソフト・アプリのおすすめ4選!

墨出しソフト・アプリも現在では複数の種類が存在しています。種類によってシステムが異なる部分もあります。そこでおすすめできる墨出しソフト・アプリを4つ紹介します。

楽墨

引用元:https://www.topconpositioning.asia/jp/ja/products/brand/topcon/rakuzumi/
トプコンというメーカーから出ている楽墨は、1人で簡単に使えるアプリです。楽墨を使って作業を効率化すれば、工期の短縮や人件費の削減にも繋がります。施工のミスや設置のミスも減らせますし、測定結果を保存することも可能です。

他にも地縄の位置出しや境界点の確認にも使用でき、杭の芯出しにも活用できます。建築現場でよく使用されている、墨出し機と呼ばれる本格的な機械に勝るとも劣らない性能を誇っているアプリです。

Leica iCON build

引用元:https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/construction-tps-and-gnss/software/leica-icon-build
カメラでもよく知られているライカというメーカーから出ているアプリがLeica iCON buildです。計画通りに作業を行うためには、できる限り無駄な作業を省く必要があります。もちろん品質を落とすわけにはいきませんし、正確で高品質な作業が求められます。

Leica iCON buildであれば、墨出しや竣工、芯出しなども効率よく行えるでしょう。一部のトータルステーションとの互換性もあるので、両方一緒に使用することも、個別に使用することも可能です。

Laser Smash

引用元:https://www.jitsuta.co.jp/laser-smash/
トータルステーションLaser Smashは設計図があれば、自動的に墨出しの箇所を抽出できます。設計図の作成に使用する定番のソフト、CADとデータを共有できるのも特徴です。しかも簡単な修正であれば、CADを使用しなくても行えます。

さらに床の段差や天井の鶏舎なども、修正を行わずにレーザーの照射が可能です。照射の方法も、小さなリモコン1つで簡単にできるので、作業スピードが上がるのも魅力的です。小型なので持ち運びの手間もかかりません。

Trimble RPT600

引用元:https://www.nikon-trimble.co.jp/products/product_detail.html?tid=40
トータルステーションTrimble RPT600は、主に電気設備や配管工事で力を発揮します。設計のデータを本体に取り込むことで、墨出し点の選択や作成も可能です。そのため、リアルタイムでデータの確認も簡単にできます。

レーザーの色には赤と緑がありますが、Trimble RPT600は緑なので、白系の素材でも見やすくなっています。最初は操作方法が難しいと感じる人もいるでしょう。しかし、初心者でも扱いやすいので、あまり機械になれていない人でも安心です。

墨出しソフト・アプリを導入した時のメリット・効果

墨出しの歴史はかなり古く、日本でも飛鳥時代から建物の建設に使用されてきた技術です。現在も重要な作業工程ですが、近年ではいかに作業効率をアップさせるのかが重要な課題となっています。

そこで登場したのが墨出しソフト・アプリですが、具体的にどのようなメリットがあるのか確認してみましょう。

1人で作業できる

墨出しの作業は2人で行うのが一般的でした。しかし、墨出しソフト・アプリを導入すれば、1人でも作業が可能になります。1人であっても正確さが下がることもありませんし、必要な機材も少ないので、持ち運びも簡単にできます。

1人で作業が可能になれば、人件費の削減にも繋がります。最近は建設業の人手不足が深刻になっていますが、人手不足の解消にも役立ちます。

操作が簡単

墨出しソフト・アプリは、スマートフォンで簡単に操作できます。スマートフォンを持っている人は多いですし、操作に慣れている人もたくさんいるので、初めてでも使いやすい点が大きなメリットです。

墨出しソフト・アプリの多くは自動追尾となっているので、特殊な技術が必要になることもありません。人材不足で1から新人を指導するのが難しいという会社でも、すぐに慣れてもらえる作業なので、即戦力として活躍してもらいやすいです。

墨出しとは墨出しとは?必要性や基本的な手順・注意点などをわかりやすく解説

【まとめ】自社に合った墨出しソフト・アプリを使って業務の効率化をはかろう

今回はおすすめの墨出しソフト・アプリについて触れてきました。現在では色々な種類が提供されているので、自社に合っているものを見つけることが大切です。まずはどのような種類があるのかを調べ、比較してみましょう。

墨出しソフト・アプリを導入するメリットもたくさんあります。墨出し作業を1人で正確に行えることや、必要な機材も最小限に抑えられることなどです。作業の効率化にも繋がりますし、操作も簡単なので初心者でも扱いやすいでしょう。 ぜひ導入を検討してみてください。

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