2023年最新|一人親方の気になる年収を職種ごとに解説!収入を上げる方法も!

一人親方としての独立を考えている方にとって、

  • 独立したらどのくらいの収入が得られるの?
  • 安定して稼げるのだろうか
  • どうやったら年収アップできるのだろうか

という疑問や悩みはつきないでしょう。
一人親方の年収は職種や働き方によって大きく異なり、不安定であることも珍しくありません。しかし、基本的なポイントを理解すれば収入を安定させることができ、年収を上げられる可能性も高まります。また、万が一の事態にも備え、保険を知っておくことでより安定的に働きやすくなります。そこでこの記事は、一人親方の収入について詳しく解説し、年収を上げる方法や保険に関することにも言及しています。

一人親方の年収はどのくらいか

一人親方の年収はいったいどれくらいでしょうか。職種や地域、仕事の受注の仕方で大きく変わってきます。厚生労働省が発表している統計では、建設業の会社員は年収が平均333.2万円とされています。一人親方の場合は収入の幅の変動は大きいですが、安定して仕事を受注することができれば会社員より高収入です。逆に仕事を得ることができなければ、会社員より収入は下回ります。

内装業

内装業の平均年収は約384万円です。内装業は木材や石膏ボードなどの材料を用いて、内装のリフォーム・リノベーションを手掛ける仕事です。近年はリノベーション人気があるので、今後需要が高まると予想されています。また初期投資が少なく早く一人前になりやすいので、独立しやすい職業です。元請になれば大幅な年収アップが見込め、約600万円くらいになることもあります。

塗装業

塗装業の平均年収は約389万円です。外壁・屋根の塗装や洗浄、塗装などをします。外壁塗装は雨や紫外線の影響をうけ、年々劣化していきます。耐用年数は10~20年ほどです。建築物や道路を守るための塗装は必要不可欠なので、老朽化による塗り直しを継続的に受注できます。そのことから比較的、安定した収入を得ることができるのです。しかし、塗装業は高所での作業も多いため、50代半ば以降は体力的な問題で年収は下がる可能性があります。

電気工事士

電気工事士の平均年収は約420万円です。建設業のなかでは比較的高めの収入が期待でき、一人親方の中には年収1000万円を超える方も珍しくありません。送電線や配電盤などの電気工作物に関係する仕事を行います。電気は生活するうえで必要なので、電気工事の仕事は安定しています。特にエアコンの取り付け・取り外しは単価が高く、収入アップが期待できます。ただし、シーズンによって収入の変動があるので注意しておきましょう。

造園業

造園業全体の平均年収は約300万円~450万円ですが、一人親方になると約700万円~800万円になることもあります。木を植える植栽業務、植木を切る剪定業務、庭を作る造園業務とわかれます。年代別でみても一人親方の方が会社員よりも、高収入になる傾向にあります。

庭師・造園業の平均年収についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。

庭師・造園業の一人親方の年収は?庭師や植木職人が年収1000万円を目指す方法

大工

大工の平均年収は約383万円です。設計図をもとに建築材料の加工や木造住宅の建設、災害による修復などをおこないます。一人親方のニーズは高く、元請として仕事を受注できるので年収は約900万円くらいになることもあります。

配管工

配管工の平均年収は約411万円です。ガス管や給水管、排水管などの設備に関する工事をします。マンションなどの建設や住宅の新築、リフォームの時にも必要とされるので今後も需要があります。そして現場の規模が小さいと単独でも携わることができるので、一人親方として独立しやすい職業です。ただし大規模な工事では元請になりにくいので、単価の価格交渉が難しい点があります。

溶接業

溶接業の平均年収は約700万円です。さまざまな材料を加圧・加熱して、2つの材料を接合する加工技術になります。溶接には資格が必要となります。まずはアーク溶接作業者資格やガス溶接作業者資格を取りましょう。その後は自身のキャリアアップのために、必要な資格を取得することがおすすめです。

一人親方が年収をあげるためのポイント

一人親方の年収は、単価×受注数で決まります。案件は会社を通さないので、単価は上がるでしょう。ところが単価は上がっても受注件数が少なければ、収入が下がるリスクもあるのです。年収を上げるためのポイントは次のようになっています。

  • 資格を取得し単価が高い仕事を受注する
  • 経験や技術力を高め次の仕事につなげる
  • 人脈を大切にし、仕事を紹介してもらう
  • WebサイトやSNSで集客や営業をし、受注件数を上げる

以上の4つのことを説明していきます。

資格を取得し単価が高い仕事を受注する

資格を取得すると知識やスキルがあることをアピールできるので、仕事の依頼が増えることが期待できます。さらに資格がないと担当できない仕事もあるため、そのような案件は単価が高くなる傾向にあります。以下の表は、年収アップに有利な資格を職種ごとにまとめました。こちらを参考に自身に必要な資格を確認してみてください。

職種 資格
大工 建築大工技能士
建築施工管理技士
電気工事士 電気工事士
電気主任技術者
認定電気工事従事者
電気工事施工管理技士
特殊電気工事資格者
塗装工 塗装技能士
建築施工管理技士
土木施工管理技士
内装工 内装仕上技能士
建築施工管理技士
配管工 管工事施工管理技士
建築設備士

 

経験や技術力を高め次の仕事につなげる

経験年数が長くても技術力向上の努力を忘れてはいけません。「高単価=高い技術力」です。年数が長いと経験値が高いと思われ、依頼が来た時に技術が見合ってなければ単価が下がる、もしくは仕事の継続が無くなる可能性があります。いろんな経験をし、専門的な技術と知識を持ち合わせるようにしましょう。そうすると最終的に年収アップになります。

人脈を大切にし、仕事を紹介してもらう

人とのつながりを通して、安定した仕事の依頼がくるかもしれません。元請会社と良好な関係を築いておくと、声がかかり仕事をまわしてもらえることが期待できます。また、一人親方同士の横のつながりも大切です。何か問題が起これば助け合えたり、案件や取引先を紹介してもらえることがあるからです。一人親方だからこそ、人脈を大切にしておきましょう。

WebサイトやSNSで集客や営業をし、受注件数を上げる

インターネットが主流の時代ですので、自身のサイトやSNSを利用することも1つの方法です。ホームページがあれば施工例や実績などを公開することができ、依頼が来やすくなります。SNSでは単価の高い案件を探すことができます。ホームページがない場合はそれだけで信用度が下がってしまうこともあるので、ホームページの制作を業者に依頼するようにしましょう。最近では初期費用0円で作れるサービスもありますので、建設業特化の制作会社でそのようなサービスも利用して作るのがおすすめです。

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営業代行サービスに相談して営業戦略の提案を受ける

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年収を考える上での注意点

年収を上げるために見直すポイントがあります。開業資金・経費を見直す保険・年金を負担する必要がある税金を引いた手取り金額を意識する単価と受注数で年収が変動する事務作業なども基本的に1人でしなくてはならないので、お金の知識も持っておいた方が良いでしょう。そのためには税金や経費に関する知識を勉強し、自身の手取り額などを把握しておきましょう。

開業資金や経費を考えておく

開業する際には開業資金を準備します。最初は工具や重機の購入、事務所の家賃、報酬が支払われるまでの運転資金などが必要です。そのあとも材料費や作業車のガソリン代などの経費がかかります。収入ばかりを気にするのではなく、出費の方も気にかけなければなりません。

保険や年金の負担も考慮する

一人親方は国民年金と国民健康保険の加入対象で、この支払いをすることで医療費の負担を減らし年金を受給できます。「一人親方労災保険」も一人親方は加入しておいた方が良い保険です。仕事中のけがや病気の治療費や休業補償を受けられます。万が一仕事ができなくなったという時のために、保険に加入しておくことをおすすめします。

【まとめ】一人親方が年収を上げるには「単価」「受注件数」を意識することが大切!

年収をあげるには「単価×受注件数」を意識しましょう。資格の保有、経験値、高い技術力で単価が決まります。同業者や元請会社との人脈、WebサイトやSNSでの営業を上手く利用して受注件数を増やします。最初の頃は低い単価でもコツコツと続けていくうちに、高単価の仕事を引き受けることができます。そして、年収アップにつながるのです。

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