間取りシミュレーションアプリとは?選び方とおすすめアプリ12種を紹介!

間取り 作成アプリ

間取りシミュレーションアプリとは、新築時やリノベーション、引っ越しの際に間取りや家具の配置を作成できるツールです。間取りシミュレーションアプリを導入することで、以下のメリットが期待できます。

  • 建築士や設計士にイメージを伝えやすくなる
  • 打ち合わせが効率化する
  • 家具の購入の際にサイズが分かるため役立つ

しかし、様々なアプリがあるためどれを選べばよいか悩んでしまうという方も多いでしょう。そこで、今回は間取りシミュレーションアプリの選び方と、おすすめアプリを併せて紹介します。

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間取りシミュレーションアプリの選び方

間取りシミュレーションアプリを選ぶ際には、以下の4点をチェックしましょう。

  • 家具や設備を思い通りに配置できる機能があるか
  • 自分の使うOSに対応しているか
  • 3D表示が可能か
  • 課金コンテンツはあるか

家具や設備を配置できる機能があるか

アプリをダウンロードする前に、自分の配置したい家具や設備がアプリ内にあるかをチェックしましょう。アプリによって使用できるツールは大きく異なります。IKEAなど特定メーカーの家具に対応しているものもあるのです。
自分の中のイメージをある程度固めておき、理想の間取り図を作成できる機能が十分に搭載されているかを見ておくことでミスマッチを防げます。

自分の使うOSに対応しているか

アプリには、Android版とios版があり使用しているスマートフォンによって使えるものが異なります。双方に対応しているアプリも少なくありませんが、どちらか一方のみにしか対応していないケースもあります。また、OSの対応バージョンもチェックすると良いでしょう。もし古いスマートフォンを利用しているのであれば、対応できない可能性があります。

3D表示が可能か

間取り作成アプリには、2Dのものと3Dのものがあります。2Dタイプのものは比較的操作がしやすいというメリットがありますが、「実際に家具を配置すると圧迫感を感じた」などのミスマッチが起こりやすいというデメリットがあります。
家具や設備を配置したリアルな質感を確かめたいのであれば、3D表示に対応したアプリを選びましょう。さらに、AR対応アプリであれば、実際に部屋に立った感覚も体感できます。

課金コンテンツはあるか

間取りシミュレーションアプリは、無料のものが多くリリースされていますが、中には有料でより高度なオプション機能を搭載しているものもあります。課金してできるコンテンツとは、間取り図の出力が可能になったり、配置できる設備や家具の種類が増えるなどが例として挙げられます。どこまで無料で利用できるのか、有料コンテンツは課金してでも使いたい内容であるのかなどは、ダウンロード前にチェックしておきましょう。

間取りシミュレーションアプリを有効に使う5つのコツ

間取りシミュレーションアプリを有効に使うために、以下の5点を意識しましょう。

  • 間取りは数パターン用意する
  • 土地や部屋の場所か間取り、優先順位を決めておく
  • 生活動線を考慮した間取りを作る
  • 複雑な間取りは高額になる可能性があるため避ける
  • 作業はスマホよりPCがおすすめ

間取りは数パターン用意する

間取りを作成したとしても、構造上の理由で施工できない可能性もあります。そのようなケースも想定して、何パターンか間取り図を用意しておきましょう。いくつか用意しておくことで「譲れないポイント」が設計士に伝わりますし、打ち合わせがスムーズに行えるというメリットがあります。

土地や部屋の場所か間取り、優先順位を決めておく

まだ土地や物件を購入していない場合は、間取りと立地どちらを優先するか決めておきましょう。理想の立地で思い通りの間取りが叶うのは、残念ですがとてもレアケースです。どちらが妥協できるか、また妥協できない点はどこかなどを伝えておくことで、ハウスメーカーや建築会社の土地探しもはずれがなくなります。
例えば、間取りであれば「リビング20畳以上、駐車場2台」、土地であれば「学区や最寄り駅や日照条件」など、書き出しておくと良いでしょう。

生活動線を考慮した間取りを作る

注文住宅やフルリノベーションを検討している方は、生活動線を意識した間取りを心がけましょう。生活動線とは、実際に生活を行う人の動きを表す動線です。ついデザイン性や理想の設備に意識が向いてしまうかもしれませんが、実際に生活するうえで生活動線を無視すると生活しづらい家になります。
「帰宅した際の洗面所まで向かうのに不便はないか」、「洗濯物を干して畳んでしまうまで無駄な動きはないか」など、1つ1つの動きを振り返り間取りを検討しましょう。

複雑な間取りは高額になる可能性があるため避ける

曲線やコの字やエル字型などの複雑な形状の間取りは、建材を多く使い工事期間も長くなるため高額になる傾向があるので注意しましょう。費用を抑えたいのであれば、正方形や長方形のシンプルな形にすることをおすすめします。シンプルな形の家は、家具が設置しやすいというメリットもあります。

作業はスマホよりPCがおすすめ

つい手のひらのスマートフォンで作業したくなるかもしれませんが、間取り作成はPCで行った方が効率よく行なえます。画面が大きくて見やすいだけでなく、マウスやペンタブの方が細かな微調整がしやすいからです。作成した図面をスマホ内で見られるアプリも多くあるので、機能をチェックしてみると良いでしょう。

おすすめの間取りシミュレーションアプリ12選

おすすめの間取りシミュレーションアプリを、以下で12個紹介します。

  • ルームプランナー
  • magicplan
  • Floor Plan Creator
  • 3Dフロアプラン
  • スマートホームデザイン
  • ハウススケッチャー
  • 再現間取りメーカー
  • PowerSketch 手描き対応間取り図作成アプリ
  • 間取りTouch+
  • Roomle 3D & AR
  • Live Home 3D
  • プランナー5d

ルームプランナー

ルームプランナー引用元:ルームプランナー

無料ダウンロード:可能
対応OS:ios/Android
3D対応:可能
スペースを測定し、2D、3D双方の間取り図を作成できるアプリです。モデルルームをベースに作成することも、1から間取り図を引いて自分で制作することもできます。IKEAなどの有名メーカーの家具を配置できるのが大きな魅力です。課金することでより多くのアイテムを配置できますが、無料でも基本的な機能は使えます。

magicplan

magicplan引用元:magicplan

無料ダウンロード:可能
対応OS:ios/ Android
3D対応:可能
magicplanはスマホのカメラ機能を利用して部屋の定点を撮影することで図面を自動生成し、間取り図を作成できるアプリです。また、作成した図面はタップで簡単に変更できるだけでなく、測定機能を使ってより精度の高いものにすることもできます。シンプルな操作性で家具のサイズ変更や配置替えも簡単で、間取り図作成初心者の方にもおすすめのアプリです。3D図面も作成可能。

Floor Plan Creator

Floor Plan Creator引用元:Floor Plan Creator

無料ダウンロード:可能
対応OS:Android
3D対応:可能
Floor Plan Creatorは、ダウンロード不要かつ無料でできる図面作成ツールです。2Dの間取り図を作れば、そこから3D図面も生成できます。ベースとなる部屋の形は正方形、L字、U字、T字の4種類から選択できるのであらゆる土地や部屋の形に順応できます。壁の厚さや設備、家具も基本的にはドラッグ&ドロップの簡単操作でできるのも魅力です。ただし、英語表記であるため英語が苦手な方には操作が難しいかもしれません。

3Dフロアプラン

3Dフロアプラン引用元:3Dフロアプラン

無料ダウンロード:可能
対応OS:Android
3D対応:可能
3Dフロアプランは、簡単に3D図面が作成できる無料ダウンロードできるアプリです。Androidのみの対応となります。家具の配置や間取りの作成は、左右にスワイプしたり、2本指でズームイン/アウトするだけで簡単に行えます。また、完成した間取り図が写真でアップロードできる機能、3D間取り図の画像を高解像度にて撮影しプロジェクトの結果を共有できる機能を搭載しているのも、大きな魅力の1つです。

スマートホームデザイン

スマートホームデザイン引用元:スマートホームデザイン

無料ダウンロード:可能
対応OS:Android
3D対応:可能
スマートホームデザインは、高評価を得ている間取り作成アプリの1つです。3D平面図がスピーディーに作成でき、シンプルな操作で間取りの変更も簡単にできます。また、AR機能の「一人称モード」を使えば作成した図面の中をウォークスルーすることも可能です。ビジネス用でお探しの方にも、プライベートでで利用できるものをお探しの方にもおすすめできます。

House Sketcher 3D

House Sketcher 3D引用元:House Sketcher 3D

無料ダウンロード:可能
対応OS:ios/ Android
3D対応:可能
House Sketcher 3D(ハウススケッチャー)は、簡単に3D図面が作成できるアプリです。豊富なテンプレートで、間取り図を自由に作成できます。また、高解像度画像を作成すれば様々なフィルター機能を利用できるというメリットもあります。光と影の効果や、様々な空模様などを反映できるので、日照条件を重視する方にもおすすめです。一人称モードを利用すれば、部屋の中を歩く感覚も体感できます。

再現間取りメーカー

再現間取りメーカー引用元:再現間取りメーカー

無料ダウンロード:可能
対応OS:ios/ Android
3D対応:不可
再現間取りメーカーは、手軽に利用できる2D間取り図作成アプリです。線を引くのではなく、正方形のマス目を塗りつぶすというシンプルな方法で部屋が作成できるのでが魅力で、400種類以上のアイテムが設置できます。3Dの人間や動物、アイコンなどを取り込めるためエンタメ性に優れていますが、リアルなサイズまでは落とし込めないので、実用性においては物足りなさを感じるかもしれません。

PowerSketch 手描き対応間取り図作成アプリ

PowerSketch 手描き対応間取り図作成アプリ引用元:PowerSketch 手描き対応間取り図作成アプリ

無料ダウンロード:可能
対応OS:iPadOS 8.0以降/macOS 11.0以降
3D対応:不可
PowerSketch 手描き対応間取り図作成アプリは、ドラッグ&ドロップの簡単操作で2D図面を作成できるアプリです。手書きで1から図面を作ることも、選択画面から部屋の種類を選んで図面を作成していくこともできます。手書きの線のがたつきや歪みは自動補正されるため、テクニックいらずで綺麗な図面を作れます。

間取りTouch+

間取りTouch+引用元:間取りTouch+

無料ダウンロード:可能
対応OS:i3D対応:不可
間取りTouch+はタッチ操作で簡単に図面を作成できる、iPhone用のアプリです。豊富な間取りサンプルから、作成したい間取り図に近いものを選んで簡単に編集できる機能が好評です。また、設備や家具は700点以上から選択可能。さらに、部屋に設備や家具、建具などのサイズと、壁からの寸法も表示できる機能もあります。作成した図面はJPEG画像として出力できるので、紙ベースでも見たい方におすすめです。

Roomle 3D & AR

Roomle 3D & AR引用元:Roomle 3D & AR

無料ダウンロード:可能
対応OS:os/ macOS/AppleM1チップ
3D対応:可能
Roomle 3D & ARは、2D/3Dで間取り図を作成でき、さらに別途のVRゴーグルを装着すれば部屋の中を歩くAR体験ができるというアプリです。実際に販売している家具を2,000以上用意しているので、家具選びにも役立つというメリットもあります。

Live Home 3D

Live Home 3D引用元:Live Home 3D

無料ダウンロード:可能
対応OS:ios/ Android
3D対応:可能

Live Home3Dは、直感的な操作で2D/3D図面を作成できるアプリです。2,400 を超えるオブジェクトと、2,100 を超えるマテリアルという圧倒的なパーツ量が魅力です。さらに、照明器具の明るさを調整する機能も搭載しているため、あらゆるシーンを想定した家具の見え方をシミュレーションできます。PROというオプションでは、高解像度ビデオウォークスルー、360 度のパノラマを共有できるなどより高度な機能が使えるようになります。

プランナー5d

プランナー5d引用元:プランナー5d

無料ダウンロード:可能
対応OS:ios/ Android
3D対応:可能
プランナー5dは、無料で利用できる2Ⅾ/3Ⅾ図面作成ツールです。ドラッグ&ドロップの簡単操作で簡単に図面が出来、さらにボタン1つで3D画面に出力できます。SNSへの共有もボタン1つでできるので、家族や設計士に作成した図面を簡単にシェアできるのも魅力です。

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【まとめ】間取りシミュレーションアプリを取り入れて理想の家づくりをしよう

間取りシミュレーションアプリは、設計のスキルや知識がなくても理想の間取りを作成できるツールです。利用すること設計士との意思疎通がスムーズになり、理想の家づくりに一歩近づきます。無料でダウンロードできるものがほとんどですが、アプリ内課金があるものが多いため、自分の欲しい機能がどこまで利用できるか、オプションには課金する価値があるかなどをしっかり見極めて選んでいきましょう。

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