設備工事とは?種類や役立つ資格・将来性などをわかりやすく解説

設備工事

設備工事はオフィスや住宅街・ショッピングモールなどに設備を設置する業務です。

  • 設備工事がよくわからない
  • 設備工事に必要な資格はある?
  • 設備工事に将来性はあるの

こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は設備工事について詳しく紹介していきます。また、設備工事の魅力や今後の課題なども解説しているのでぜひ参考にしてください。

設備工事とは

設備工事とは建物で使う設備を搬入したり工事する仕事です。設備の設置のほかにも安全点検なども業務に含まれています。ここでは、

  • 設備工事の目的
  • 設備工事の仕事内容

を紹介します。

設備工事の目的

建物を使用する人が不自由なく過ごせるように様々な設備をつけることを設備工事といいます。パソコンを充電したり、電気を使用する場所ならコンセントをつけます。大型ショッピングモールなら人が自由に動けるようにエスカレーターやエレベーター、空調などを取り付けます。

設備工事は快適な場所を自由に過ごせるようにするのが目的ですが、それと同時に利用する人が安全に使えるようにするのも設備工事の仕事でもあります。雷が建物に落ちないように避雷針をつけたり、火災が発生したのを知らせるための火災報知器も設備工事にはいります。

空調設備業界についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
空調設備業界の将来性は?仕事内容や取っておきたい資格も合わせて解説

設備工事の仕事内容

設備工事は電気、ガス、通信環境、水道など人が生きていくうえで重要なライフラインを設置する仕事です。住宅ができあがっていてもライフラインが整っていなければ何もできません。建物があるかぎり設備工事の仕事が途切れることがないので、将来性のある仕事です。

設備工事の種類

設備工事には様々な種類があります。

  • 電気設備工事
  • 電気通信工事
  • 管工事
  • 機械器具設備工事
  • 空気調和設備工事
  • テレビ共聴放送設備工事
  • さく井工事
  • 築炉工事

1つずつ見ていきましょう。

電気設備工事

設備工事には電気関連の工事があります。

  • 電気設備工事
  • 照明設備やコンセントの配置工事
  • 受変電設備工事
  • オール電化

「電気設備工事」は使用する場所に電気を引き込んで使えるようにする工事です。主に使用料メーターやコンセントの設置、電力供給の申請などを行います。業務を行うには電気工事士の資格が必要です。

「照明設備やコンセントの配置工事」はキッチンや各部屋の明かり、コンセントをつける工事です。最近ではすべてLEDに変更する工事も行っています。

「受変電設備工事」とは電気会社から送られてくる電気の強さを最適な電力に変更する業務です。住宅で使う電力と商業施設で使用する電気の強さは違うので、場所ごとに設定します。

「オール電化」はIHコンロや給湯器などガスで使用していた部分をすべて電気で動かす工事をします。ガスを使っている住宅や施設よりも電気を多く使うため、オール電化にする場合は電力の再調節が必要です。

電気通信工事

設備工事には電気通信関連工事もあります。

  • 電気通信工事
  • LANケーブル工事
  • 携帯電話基地局
  • 放送設備
  • 防災設備

「電気通信工事」は電話やインターネット回線など通信環境に関する設備を整えたいときに行う工事です。テレビや電話、インターネットなどが電気通信工事に当てはまります。

「LANケーブル工事」はケーブル工事で、1つのフロアや建物など特定の場所だけにネットワーク環境を設置します。会社のオフィスやマンションなどにネットワーク機器や通信ケーブル配線などの取り付けを行います。

「携帯電話基地局」はスマートフォンや携帯電話を使うときに使用する電波の通信試験やテストを行う仕事です。スマートフォンや携帯電話を使うときは電波をもらって使用します。その電波がどこまでつながっているかのチェックを行います。

「放送設備」は街で流れてくる防災放送に関しての設備業務です。学校の登下校や防災訓練などを放送している設備に不備がないかの確認などを行います。

「防火設備」は建築基準法と消防法という2つの法律に従って行われています。住宅や施設を災害から守るために設備工事が行われています。主に消火器やスプリンクラー、避難用はしごなどの設置をしています。

管工事

設備工事には管工事業務もあります。

  • 管工事
  • ガス配管
  • 水道配管
  • ダクト

「管工事」は水道、ガス、空調などの設備を取り付ける工事です。一般的な住宅や商業施設などに行われる工事です。
「ガス配管」はガスの給湯器やコンロなどガスを使用するところを安全に使えるように工事を行います。ガスはプロパンガスと都市ガスがあり、その場所に合わせた設備を行う必要があります。

「水道配管」は水を使用するトイレやお風呂、キッチンなど水道管を設置する工事です。下水道排水設備、屋内の配管工事、給水管の設置などがあります。しっかり行わないと、水漏れの原因になるため、定期的なメンテナンスも必要です。

「ダクト」は飲食店や大型商業施設などに設置されることが多いです。施設内の空気を外に出し、きれいな空間を作り上げるための配管を設置します。

機械器具設備工事

機械機器設備工事はエレベーター、エスカレーター、駐車場、プラントなど大規模な器具の設置を行う工事です。すでに設置されている設備や器具は該当しません。設備工事の作業期間が長いです。

空気調和設備工事

空気調和設備工事は、大型ショッピングモールやオフィスなどのエアコンや空気を浄化するためのシステムなどを設置する工事です。換気設備や排煙設備なども空気調和設備工事に該当します。

テレビ共聴放送設備工事

テレビ共聴放送設備工事は、衛星放送や地上波などテレビ電波を受信するためのアンテナを設置する工事です。マンションやアパートなど集合住宅では共同アンテナが設置され、一軒家では屋根の上などに取り付けられます。

さく井工事

さく井工事とはさく井機器を使って水源を確保したり、地熱発電調査用の機器を設置したりする工事です。最近では地震や水の災害などでライフラインが使えないことを想定してさく井工事が行われる場合が多いです。

築炉工事

築炉工事とは、金属などを溶かしたり、加熱したり焼いたりする炉を建設する工事のことをいいます。溶鉱炉、窯業炉、焼却炉などを使うことが多い場所で依頼されます。建設するときは非常に高温なため、熱に強い素材を使います。

設備工事に役立つ資格

設備工事は専門的な業務が多いです。

  • 電気工事士
  • 施工管理技士

上記の資格を取得しておくと業務の幅が広がります。

電気工事士

電気工事士とは、主にオフィスや建物など電気関連の設備が行える資格を持っている人のことをいいます。電気工事の専門技術者といわれており、電気の安全や品質に対しての責任もあります。電気工事士には

  • 第一種電気工事士
  • 第二種電気工事士
  • 一般用電気工事士
  • 特別高圧電気工事士

と4種類の資格があり、それぞれ工事範囲や対応場所が違います。

電気工事士とは何かは、こちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
電気工事士とは?仕事内容や資格の違い、試験内容も解説

施工管理技士

施工管理技士とは建設現場の施工状況を管理する技術者のことをいいます。工事の品質、コスト、スピードを把握し、対応する重要な役割を持っています。1級施工管理技士、2級施工管理技士があり国家資格です。1級は大がかりな建設工事を担当し、2級は小さい建設工事の管理ができます。

設備工事の魅力

設備工事には様々な魅力があります。

  • 常に設備工事がある
  • スキルが身に付く
  • 暮らしに役立つ

建物があればあるだけ仕事があるため、常に設備工事が発生します。建設業には閑散期が発生しますが、仕事がゼロになることはありません。
設備工事は安定して仕事ができる職業です。そのため、スキルが身に付き、将来独立して仕事ができます。スキルを高めれば高めるほど収入も増えます。
水道工事や空調設備は日々の暮らしにも役に立ちます。仕事の知識があれば、万が一故障などが発生してもすぐに対応できます。

設備工事の将来性

設備工事は建設業で重要な役割を持っています。一般住宅をはじめ、病院、学校、オフィスなどで需要が多い仕事なので将来性も十分にあります。設備工事は仕事内容が多く、設備工事専門の企業や住宅メーカーの工事部署など、働く場所によって仕事内容が変わってきます。

設備工事の課題

将来性がある設備工事ですが、一方で様々な課題もあります。

  • コスト
  • 人材
  • 教育

これらを解決してよりよい会社を目指しましょう。

コスト

設備工事は資材の購入が多く、新型コロナウイルスの影響により工事の中断や資材の高騰が多くみられ、様々な企業が悲鳴をあげています。2025年の大阪万博や2027年に開通予定のリニア新幹線により、建物の老朽化が見られる場所のメンテナンスが必要になるため、コストがさらに上昇します。

人材

設備工事だけではなく、建設業界全体で労働者が減ってきています。少子高齢化の影響で60歳以上の職人さん達はあと数年で辞めてしまいます。人手が足りないと採用するために給料を上げる必要があり、人件費が増えます。そうすると今後の経営に影響がでる可能性があります。

教育

働き方改革を実行するには、教育をしっかり行う必要があります。ドローンの導入やインターネット上でのやり取りなど、業務時間の効率化を行うためには教育が必要です。人手不足に対応するだけでなく、人材教育にも力を入れていく必要があります。

【まとめ】設備工事は建設業の一種!ライフラインに関わる大切な役割を担っている

設備工事はありとあらゆる建物にとって重要な仕事です。安全で快適に過ごすために設備工事は欠かせません。設備工事には魅力も多いですが、コストや労働環境など大きな課題もあります。IT技術を取り入れて問題を解決しましょう。

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