片勾配 (かたこうばい)とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

片勾配 (かたこうばい)

「片勾配」(かたこうばい)とは、道路や舗装路などの勾配が一方向にだけ傾斜している状態を指します。つまり、道路がある一方向に坂になっている状態を示します。

「片勾配」は、道路や舗装路などが一方向にのみ傾斜している特徴があります。たとえば、片勾配の道路では、一方の車線が上り坂になっている場合や下り坂になっている場合などがあります。片勾配の道路は、一方向に坂があるため、雨水や雪解け水などが排水されやすくなる利点があります。これにより、道路の表面が濡れたり水たまりができにくくなります。

片勾配の道路や舗装路は、主に交通インフラや都市計画などで使用されます。坂道のある道路や街路は、交通の円滑化や排水効果の確保などの目的で設計されます。