作業床とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「作業床」とは、高さが2m以上の場所での作業において、墜落防止のために確保される床のことです。この定義には、足場の組み立てや屋根での作業も含まれます。

作業床の幅は40cm以上で、床材間の隙間は3cm以下、建地と床材の隙間は12cm未満とされています。ただし、建地と床材の隙間が12cm以上であっても、防網などの墜落防止措置があれば、この規定は適用されません。

2015年には足場の組み立てに関する特別教育や点検、鋼管足場に関する改正が行われ、墜落防止措置が強化されました。これは、足場からの墜落や転落による労働災害の発生を減少させるための取り組みです。