【PR】この記事には広告を含む場合があります。
建設現場で活躍する工具の1つが、ハンマードリルです。国内外問わず様々なメーカーが販売している製品でもあり、新しいものを購入する際は適切なものを選ぶ知識が必要です。実際に販売店などに足を運んだ時、どれを購入したらいいか分からなくなってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事は、ハンマードリルと類似の工具との違いや、製品を選ぶ時にチェックすべきポイントをまとめました。新しい工具を購入する際にお役立てください。
ハンマードリルと振動ドリルの違い
ハンマードリルと似た道具に振動ドリルがありますが、これらは仕組みと適応すべき建材が異なります。それぞれの内容をまとめたのが、以下の図です。
ハンマードリル | 振動ドリル | |
---|---|---|
穴をあける仕組み | 回転と打撃で穴をあける | 回転と振動で穴をあける |
特徴 | 打撃力が高くより大きく深い穴を開けられる | 打撃力は弱いが繊細な作業ができる |
適している建材や作業 | コンクリートブロックの穴開けなど | タイルやレンガなど |
購入の際はまず目的の作業にはどちらが適切かを考えたうえで選択しましょう。
ハンマードリルの選び方
一口にハンマードリルといっても、その種類は様々です。選ぶ際にチェックしておくべきポイントをおさえておきましょう。
電源方式から選ぶ
ハンマードリルの電源方式は2つあります。それぞれメリットとデメリットがあるため、作業に合わせたタイプを選ぶのがポイントです。電源方式ごとの違いをおさえましょう。
ACコード式
コード式はコンセントにつないで使うタイプです。充電やバッテリー交換の必要がなく、安定した出力を出せます。リーズナブルな製品が多いのも、メリットの1つです。
メリットが多数ありますが、コンセントが必要なうえにコードの届く範囲でしか使えないデメリットがあります。コンセントがない環境や、使用箇所が多い現場で使う場合は充電式の方がいいでしょう。
充電式
バッテリーに充電して使うタイプです。バッテリーが持つ限りどこでも使えます。作業範囲などを気にせず使えるので、効率的に作業できるのがメリットです。
便利ですが、バッテリーが切れれば当然使えません。また、バッテリーは使用頻度にもよりますが大体1〜2年で寿命を迎えてしまいます。長く使い続けるには、定期的な交換が必要です。
より便利に使いたいなら、バッテリー容量や耐久性に注意することをおすすめします。
穴あけ寸法から選ぶ
ハンマードリルは製品ごとに穴あけ寸法が異なります。購入時は必要な寸法を満たしているかを必ずチェックしましょう。寸法は最大mmで記載されています。
穴あけ寸法はドリルビットのサイズです。コアドリルを装着すればより大きい寸法にも対応できます。
シャンクの形状やビットの規格から選ぶ
ハンマードリルはドリル刃を固定するための軸(シャンク)があります。シャンクの形状はそれぞれ異なるため、購入する際は現在使っているまたは使いたいシャンクと合致しているものを選びましょう。
シャンクの規格は以下3つです。
- 六角軸
- SDS-plus軸(軸の太さ:10mm)
- SDS-max軸(軸の太さ:18mm)
それぞれ互換性がないため、間違えないようにしましょう。ちなみに、単にSDSシャンクと記載されている場合、SDS-plus軸を指します。
集じん機能の有無から選ぶ
屋内で利用するなら、使用時に発生する粉じんを吸い取る機能が搭載されているものを選びましょう。天井などで使用する場合でも、集じん機能付きなら顔に粉じんがかかる心配がありません。
ハンマードリルの中には粉じんを落とさないようにするカップがついているタイプもあり、こちらもおすすめです。
モード切替機能から選ぶ
ハンマードリルの使い勝手は搭載されている機能によっても異なります。ここでは代表的なモードとその使い方について解説します。
回転のみ
ハンマードリルをネジ締めや木材などの穴あけに使用する際にあると便利なモードです。手動でしていた作業を一部ハンマードリルで代用できるため、効率的に作業できるようになります。
打撃のみ
スペック表に「ハツリモード」と記載されていることもある機能です。大規模な作業ではドリルでの穴開けが必要ですが、小規模の場合通常モードで作業してしまうと必要以上の範囲・打撃を壁などに与えてしまうことになります。
打撃のみのモードがあれば、小さいコンクリート片を砕く際も安全かつ適切に作業できます。コンクリートタイルのような、穴あけできない場所に使いたい場合にも便利なモードです。
サイズや重量から選ぶ
ハンマードリルはセインごとにサイズや重量が異なるため、選ぶときはこの違いにも注目しましょう。手や腕に会っていないサイズや重量のものを選んでしまうと、作業負担や疲労度も大きくなります。
作業負担や疲労度を少しでも軽くしたいなら、コンパクトタイプや計量モデルがおすすめです。なお、これらのタイプは使いやすい反面、大型に比べるとパワーはあまりないものが多い傾向にあることも覚えておきましょう。
ハンマードリルのおすすめメーカー!
ハンマードリルは、国内メーカーはもちろん、海外メーカーでも多数取り扱われています。メーカーごとに特徴があるため、使いやすいものを選ぶにはこれらの知識も必要です。次は、ハンマードリルを扱うメーカーごとの特徴を解説します。
ハイコーキ
大手電動工具メーカーである日立工機を継承したメーカーで、高品質な電動工具を数多く展開しています。ハンマードリルもその1つで、充電式からコード式など、豊富なラインナップが魅力です。コンパクトタイプや軽量タイプもあり、初めてハンマードリルを使う方にもおすすめしやすいメーカーといえます。
マキタ
国内で有名な電動工具メーカーの1つです。プロからアマチュアまで幅広い人気を博しており、工事現場でもよく活用されています。性能の高さと使いやすさから、マキタの掃除機が一般家庭でもよく採用されたことがあります。
ハンマードリルも豊富なラインナップと充実したアフターサービスから、現場はもちろん初心者のDIYでも支持されています。
ボッシュ
ボッシュはドイツメーカーの1つで、自動車整備機器や電動工具を取り扱っています。日本でも有名な、歴史あるメーカーです。ボッシュのハンマードリルは現場でも活用できる本格的なものから、作業時の事故防止機能を搭載した、DIY向けモデルなど、幅広い製品を販売しています。
ハンマードリルおすすめランキング15選!
ハンマードリルの選び方をおさえたところで、実際の製品をチェックしてみましょう。おすすめの製品を15品集めました。自社で使えそうなものがないか、探しながらご覧ください。
なお、価格はすべて税込で2024年47月23日現在のものです。変動している可能性があります。ご了承ください。
1.Abeden 充電式ハンマードリル 日本語取扱説明書付き
価格:9,380円
電源:コード式
穴あけ能力:26mm
サイズ:長さ8cm×幅21.5cm×高さ31cm
重さ:約2.4kg
3種類のモード変換が可能なハンマードリルです。マキタ18Vバッテリーに対応しており、ほかのマキタ製品とバッテリーを共有できます。正逆回転機能も付いており、使いやすい製品です。
2.CXCESNS ハンマードリル 電動ハンマドリル
価格:1万590円
電源:コード式
穴あけ能力:コンクリート・32mm 鉄工・13mm 木工40mm
サイズ:長さ40cm×幅8cm×高さ25cm
重さ:6kg
11500W式の強力なパワーが特徴です。3モード切替機能が搭載されており、木工からコンクリート・鉄材など、様々な建材に対応できます。操作性にもこだわっており、ボタンでモード変換・トリガーで作業開始と、誤操作の心配がありません。
3.Abeden 充電式ハンマードリル HY-4011
価格:6,980円
電源:充電式
穴あけ能力:コンクリート・20mm 鉄工・12mm 木工・15mm
サイズ:長さ32cm×幅9cm×高さ22cm
重さ:1.25kg
コンパクト・軽量タイプの充電式ハンマードリルです。正逆回転機能がついています。複数の場所で使用する場合や、作業効率にこだわりたい場合に適しています。
4.CXCESNS ハンマードリル 穴開け コード式
価格:8,800円
電源:コード式
穴あけ能力:コンクリート・26mm 鉄工・13mm 木工・30mm
サイズ:長さ38cm×幅8cm×高さ21cm
重さ:2.7kg
3つのモードの使い分けで様々な作業・建材に活用できるハンマードリルです。グリップが360度変更できる設計で、どの角度の作業でも安定して使用できます。固すぎるものに当たると自動で停止する安全システムも搭載されているのも魅力です。
5.Womkuytaハンマドリル 充電式ハンマドリル
価格:8,100円
電源:充電式
穴あけ能力:最大26mm
サイズ:長さ30cm×幅22cm×高さ8cm
重さ:2.35kg
耐久性の高いモーターを採用しており、自由かつ効率的に作業できるのが特徴です。穴あけ作業で役立つ深さゲージも搭載しており、穴の深さを把握しながら使用できます。
6.HiKOKI(ハイコーキ) コードレス ハンマドリル DH12DD(2LSK)
価格:1万9,800円
電源:充電式
穴あけ能力:回転+打撃
サイズ:長さ24.6cm×幅20.2cm×高さ7.4cm
重さ:1.9kg
コンパクトかつ軽量ボディで、重心が手元に近い設計が特徴です。小径サイズの穴あけが早く、効率的に作業できます。防振ゴムが採用されており、ハンドルに衝撃や振動が伝わりにくい、低振動設計である点も特徴です。
7.HiKOKI(ハイコーキ) ハンマ H41SA4
価格:3万7,736円
電源:充電式
穴あけ能力:最大18mm
サイズ:長さ38.9cm×幅10.3cm×高さ21.4cm
重さ:4.5kg
計量・コンパクトボディながら耐久性に優れたハンマードリルです。シリンダーケースカバーを採用することで、安定して作業できる設計を実現しています。コンパクトながらパワーもあり、効率的に作業したい方におすすめです。
8.Howhite 電動ハンマドリル 日本語取扱説明書付き
価格:9,288円
電源:コード式
穴あけ能力:コンクリート・26mm 鉄工・13mm 木工・40mm
サイズ:長さ40cm×幅9cm×高さ22cm
重さ:4.9kg
刃の回転数を無段階に設定できる電子無段変速機能や安全クラッチ・360度滑り止めハンドルなどが搭載されています。安全かつ効率的に作業できるハンマードリルです。コード式のため、安定したパワーで使えるタイプを探している方に適しています。
9.マキタ HM0830 電動 ハンマ
価格:3万7,955円
電源:コード式
穴あけ能力:17mm
サイズ:長さ70cm×幅60cm×高さ40cm
重さ:4.5kg
コード式のパワフルさと軽量タイプの取り回ししやすさを両立させたタイプです。二重絶縁を採用しており、安心して作業できます。シンプルだからこそ使いやすいを実現したハンマードリルです。
10.アルチザンツール 充電式ハンマードリル ATHD01B
価格:5,980円
電源:バッテリー式
穴あけ能力:鉄工・13mm 木工・16mm 石工・20mm
サイズ:長さ26cm×幅10cm×高さ19.5cm
重さ:1.37kg
2つのモードが付いており、様々な素材に対応できます。コンパクトで使いやすいハンマードリルです。マキタバッテリーに対応しており、バッテリーを複数の工具と一緒に使えるのも魅力です。
11.HiKOKI(ハイコーキ) ロータリーハンマードリル DH18PG
価格:2万173円
電源:コード式
穴あけ能力:50mm
サイズ:長さ28.2cm×幅7.6cm×高さ19.2cm
重さ:1.8kg
モーター仕様と打撃機構を最適化することで、高耐久と従来品と比べて穴あけ速度上昇を実現した製品です。打撃力を2つのモードに切り替えできます。吸気側には粉じんを吸い込まない機構が採用されており、モーターの損傷を防ぐ機能もついています。
12.Bosch Professional(ボッシュ) ハンマードリル GBH3-28DRE
価格:4万2,839円
電源:コード式
穴あけ能力:コンクリート・28mm ダイヤモンドコア・80mm 鉄工13mm 木工30mm ※鉄工・木工は別売りアダプター使用
サイズ:幅35.4cm×高さ23.3cm
重さ:3.5kg
軽量・コンパクトタイプでありながら、様々な機能を搭載したハンマードリルです。振動を大幅に低減する機能が付いており、快適に作業できます。コンクリートの破砕からタイル剥がしまで、これ1つでできる優れものです。
13.マキタ(Makita) 24ミリ充電式ハンマドリル HR244DZKV
価格:4万5,842円
電源:充電式
穴あけ能力:24mm
サイズ:長さ44.3cm×幅8.8cm×高さ29.3cm
重さ:4.3kg
集じん機能がついた、コンクリートの穴あけ専用ハンマードリルです。コンパクトかつ高出力・高耐久のモーターを採用しており、1回の充電で従来品の約2.5倍の作業量を実現しました。用途自体はシンプルですが様々な機能が搭載されています。
14.マキタ ハンマドリルAC100V式 40mm/ハツリ可 SDS-Max HR4013C
価格:6万3,826円
電源:コード式
穴あけ能力:40mm
サイズ:長さ58.42cm×幅25.4cm×高さ45.72cm
重さ:6.4kg
コード式らしく、パワフルですが、振動を抑える機能が搭載されており、快適にハツリ作業ができます。打撃を無駄のない最適なタイミングでコントロールする機能もあり、効率的に作業できるハンマードリルです。
15.HiKOKI(ハイコーキ) ハンマ H41ME
価格:5万6,361円
電源:コード式
穴あけ能力:-
サイズ:長さ45.6cm×幅12.6cm×高さ34.4cm
重さ:8.28kg
「ACブラシレスモーター」を搭載することで、高耐久かつメンテナンスフリーを実現しました。エンジン発電機を使えばどこでも利用できます。打撃数の変化がなくハイパワーである点も特徴です。
電線カッターやボール盤のおすすめについてはこちらの記事で紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
電動タッカーおすすめランキング15選!選び方やメーカーを解説ボール盤おすすめランキング15選!選び方やメーカーを解説【まとめ】用途に合わせてハンマードリルを選び作業を効率よく進めよう!
ハンマードリルには様々な種類があります。同じメーカーでも搭載されている機能により、適する現場や作業も異なるため、選ぶ際は必要な機能やスペックを搭載されているかをよくチェックしましょう。選び方をおさえて、より効率的に作業できるものを選んでください。
※弊社の営業代行サービスであるツクノビセールスでは、
【効果が出なければ全額返金プラン】を新たにスタートさせました!
※詳しくは👆👆👆のバナーをクリック!!