エクステリアCADオペレーターの仕事とは?おすすめのCADソフト5選も紹介!

みなさまは、エクステリアCADオペレーターの仕事をご存じでしょうか。

住宅の第一印象を決める庭やガレージ、塀などの外構の図面をCADで作成・修正するのが主な仕事です。

今までCADを操作した経験がない方でも、専門学校や通信講座などで学べばエクステリアCADオペレーターになれます。

この記事では、エクステリアCADオペレーターの仕事内容や必要な資格、おすすめのCADソフトを解説します。

エクステリアCADオペレーターに興味がある方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてください。

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エクステリアCADオペレーターの仕事とは?

エクステリアCADオペレーターの仕事はどのようなものなのか解説します。

エクステリアCADオペレーターの仕事内容

エクステリアCADオペレーターの主な仕事は、庭やガレージ、塀などの外構の図面を、設計に従ってCADを操作して作成・修正することです。

エクステリアは、家の外から常に周りの人々に見られるため、家の第一印象を左右する重要なものです。

CADを用いてエクステリアの平面図、断面図、パースの作成・修正をする以外にも、顧客向けの資料を作成することがあります。

企業によっては、顧客との打ち合わせに参加することもあるかもしれません。

エクステリアCADオペレーターが目指せる職業とは?

エクステリアCADオペレーターとしてキャリアを積んだ後に目指せる職業を紹介します。

1.エクステリアプランナー

エクステリアCADオペレーターは、エクステリアプランナーを目指せます。

エクステリアプランナーとは、外構の設計や工事管理に関する技術や専門知識を活用して、顧客に最適なエクステリアを提案する仕事です。

CADで図面作成をした経験を活かしつつ、美しいエクステリアをデザインするセンスが要求されます。

また、顧客の要望をヒアリングして最適な提案をするために、交渉力や営業力も必要です。民間資格であるエクステリアプランナー1級・2級を取得すると就職に役立つでしょう。

2.建築系CADオペレーター

エクステリアCADオペレーターから建築系CADオペレーターになるのもおすすめです。

エクステリアだけでなく建物やインテリアといった様々な分野でCADが使われているため、仕事の幅が広がり、収入アップが見込めるでしょう。

エクステリア以外の分野に関する知識も身に付ける必要がありますが、CADの実務経験をそのまま活かせます。

ただし、CADの操作性は年々向上しているため、単純なCAD図面作成・修正業務の需要は減っていくかもしれません。

今後は提案力や交渉力、営業力も重要になるでしょう。

エクステリアCADオペレーターになるために必要な資格

CADの基本操作を問題なくできれば、エクステリアCADオペレーターになるために特別な資格は必要ありません。

ただし、エクステリアCADオペレーターの業務では、単純な図面作成・修正だけでなく、エクステリアの設計を理解するための専門知識も求められます。

外構に関する専門知識を有している証となるエクステリアプランナー1級・2級を取得すると、就職に有利です。

エクステリアプランナー2級ならば、実務経験がなくても受験できます。

エクステリアCADオペレーターになるためには?

特別な資格は必要ないとはいえ、CAD初心者がエクステリアCADオペレーターになるのは難しいかもしれません。

エクステリアCADオペレーターになるためには何をすればいいか詳しく紹介します。

1.書籍やインターネットでCADの知識をつける

エクステリアCADオペレーターになるためには、CADの知識を身に付けることが必要です。書籍やインターネットを活用して勉強しましょう。自分でCADを操作して製図の練習を繰り替えすことが大切です。CADの操作経験があり、独学が苦ではない方に向いているでしょう。

一方で、CAD初心者は、専門学校や通信講座で学ぶほうが無難です。また、エクステリアCADオペレーターの仕事を得てからも、専門用語や業界の慣習などを常に学ばなければなりません。

2.専門学校や通信講座で学ぶ

独学でCADを習得するのが難しい場合は、専門学校や通信講座で学ぶことをおすすめします。
サポートが充実している学校や講座であれば、初心者がつまずきがちな箇所も丁寧に教えてもらえて安心です。

CADの操作方法だけでなく、エクステリアの知識も教えている学校や講座で学べば、卒業後に即戦力として働けるでしょう。

また、エクステリアCADオペレーターとしての就職先の紹介や仕事のあっせんをしてくれる学校や講座もあります。

エクステリアCADソフトのおすすめ5選

エクステリアCADオペレーターの業務には、エクステリア専用のCADソフトを用いるのが一般的です。おすすめのエクステリアCADソフトを5つ紹介します。

1.AutoCAD

株式会社Autodeskが販売するAutoCADはCADソフトウェアの中でもシェア率がトップクラスの人気ソフトウェアです。 エクステリアだけでなく建築・土木分野全般や製品・機械の2D・3D設計の作成ができます。

ソフトウェアのインストールは必要ないので、サインインするだけでどのデバイスからでも使えます。またオフラインでの使用やツールを使用したWeb 上での共同作業もできるなど利便性の高い製品になっています。

購入価格は、サブスクリプション方式で販売されているため、一年で71,500円(税込)となっています。

2.O7CAD

O7CADはオーセブン株式会社が提供するCADソフトです。

登録されている建材や植栽などのアイテムが豊富なため、顧客のこだわりが詰まった複雑なデザインのエクステリアでも、十分に表現できます。

O7CADで作成したパースのリンクのQRコードを生成でき、顧客と打ち合わせをする際にスマホやタブレットを用いてVRで確認できます。

価格は120万円ほどで、リース契約にすれば、おおよそ2~3万円/月かかるでしょう。高額なので、まずは30日間の無料試用期間で操作を体験することをおすすめします。

3.Jw-cad

「Jw-cad」は、無料で利用できるエクステリアCADソフトです。

無料で提供されているソフトでありながら、必要十分な機能がそろっており、中小の設計事業所で使われています。

操作方法を学べるサイトや参考書が多くあるため、独学でCAD操作を習得したい方に特におすすめです。他のソフトとの互換性もあるので、ひとまずインストールしておいて損はないでしょう。

ただし、Jw-cadは3Dに対応していないため、3Dで図面を確認したいときには他のツールを利用する必要があります。

4.ExCAD

日軽情報システム株式会社が提供するエクステリアCADソフトである「ExCAD」もおすすめです。

各エクステリア資材メーカーのCADアイテムが6万点以上登録されているため、リアルなエクステリアを表現できます。

「Cloud Viewer」機能を用いて、クラウドサーバーにアップロードした図面をVR・ARで確認できるため、顧客に説明する際に役立つでしょう。月額1.2万円と1.8万円の2つの利用プランがあります。

5.RIKCAD

「RIKCAD」は株式会社ユニマットリックが提供するエクステリアCADソフトです。

別売りの「Twinmotion」と組み合わせれば、CADで作成したエクステリアだけでなく、風になびく草木や水面、雨や雪などの天気もアニメーションで表現できます。

アカデミック版ソフトが全国の学校に導入されているため、専門学校に通って学ぶのもいいでしょう。

ユニマットリックが運営する専門学校や通信講座で学ぶことも可能です。価格は約120万円です。

エクステリアCADオペレーターはCADソフトの知識が必要!おすすめソフトの機能も要チェック!

エクステリアCADオペレーターの仕事内容や必要な資格、おすすめのCADソフトを解説しました。エクステリアCADオペレーターは、住宅の第一印象を決定づける外構の図面作成・修正をする仕事です。

エクステリアプランナーや建築系CADオペレーターへのキャリアアップも目指せます。独学でエクステリアCADオペレーターになることも可能ですが、専門学校や通信講座で学べば、卒業後も仕事を受注しやすいでしょう。

ぜひこの記事の内容を参考にして、エクステリアCADオペレーターを目指してみてください。

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