工務店がチラシ集客するメリットや手順・成功させる方法などを解説

工務店 チラシ

工務店などのチラシ配布は店舗にとって重要な集客手段です。効果的に実施すれば店舗が開催するイベントや相談会に新規の顧客を呼ぶこともできるでしょう。ただし、闇雲にチラシを作って配っても効率の良い集客にはつながりません。今回は、チラシ配布のメリットや手順、集客効果を上げるための方法などについて解説します。

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工務店がチラシ集客するメリット

工務店がチラシを配布して集客するメリットについて説明します。ここで取り上げるのは以下の3点です。

  • ネットを利用しない層へ情報を届けられる
  • 集客したい地域を特定して配布できる
  • 反響が期待できる

以下詳しく説明します。

ネットを利用しない層へ届けられる

インターネットが普及しているとはいえ、高齢者などインターネットに馴染んでいない年齢層では従来の紙や口頭で情報を収集している人が多いのが実情です。リフォームや2世帯住宅としてのリノベーションを考えている顧客は高年齢層が多いので、チラシを読んでもらえれば大型の受注に結びつく可能性があります。普段インターネットやスマートフォンを利用しない高齢層にも訴求できるのはチラシ配布のメリットです。

地域を特定して配布できる

チラシによる集客は配布する地域を特定できます。インターネット広告は不特定多数の顧客に広く情報を提供するので顧客としては自分事として捉えにくいのが欠点です。

チラシ配布は地域を特定して地元の情報を訴求できます。そのため、顧客には身近な情報として捉えてもらいやすく具体的な商談につながりやすいのがメリットです。

反響を期待できる

チラシ配布は、チラシの内容を自由にフォーマットできるので期間限定のキャンペーンなどを効率的に伝えられます。チラシで自社の個性的なキャンペーンを打ち出せば顧客の目につきやすく、チラシを見た顧客が店舗へ足を運ぶきっかけにもなるでしょう。チラシに二次元バーコードなどを載せればWebやSNS経由での反響も期待できます。

工務店がチラシ集客するデメリット

チラシで集客する際のデメリットも把握しておきましょう。チラシは地域を絞って不特定多数の人にアピールできます。ただし、リターゲティング広告のようにターゲットを絞り込むことはできません。

結果的に家づくりやリノベーションに興味を持っていない人にも配布されるので集客効率は落ちます。また、チラシは紙1枚の広告スペースです。載せられる情報に限りがあるので効率的に情報を絞り込む必要があります。

工務店がチラシ集客する手順

この項目では、チラシで集客するための具体的な手順について説明します。ここで紹介する手順は次のとおりです。

  1. 自社の強みを明確にする
  2. ターゲットを明確にする
  3. チラシのゴールはストーリー形式で
  4. デザインを決める
  5. 配布方法を決める

以下、順番に詳しく説明します。

1.自社の強みを明確にする

最初は、自社の強みの再確認です。「ターゲットに対して魅力的なベネフィットを与えられるか」を念頭に置いてあらゆるストロングポイントを書き出してみましょう。

個性的な住宅デザインや契約時の顧客に寄り添ったカスタマーサービスやコスト削減など些細な項目も全て抽出します。施工後の写真なども良いでしょう。

2.ターゲットを明確にする

ターゲットを明確にすることはチラシ集客の基本です。チラシを読んでもらう読者層(ターゲット)を明確にしましょう。チラシを読んでもらいたい人の年齢や住まいの状況、仕事やライフスタイルなど細かい点まで 注意して絞り込みます。

チラシに書いてあることを身近に感じて、店舗に足を運んでもらえる可能性も高くなります。

3.チラシのゴールはストーリー形式で設定する

自社の強みやターゲットが明確になったら、次はゴールを設定します。チラシを読んで 内容を知ってもらっても結果的に問い合わせにつなげられなければ意味がありません。ゴールを「お問い合わせを受ける」に設定し、チラシの構成を次のようにストーリー形式にすると効果的です。

  1. 自分の悩みとして捉えてもらう
  2. 悩みの解決後を具体的にイメージさせる
  3. 悩みを解決できる根拠を示す
  4. 不安やリスクを排除する

以下、各段階ごとに詳しく説明します。

自分の悩みとして捉えてもらう

導入部分は顧客の「共感を得る」問いかけから入りましょう。ターゲット層は決まっているので、その人たちにありがちな悩みや要望について問いかけます。例えば「~でお困りですよね」や「~したいと思いませんか」などの文面で、チラシを読む顧客に「自分に向けたチラシ」だと思ってもらえるようにします。共感を得られ自分の悩みとして捉えてもらえると最後まで読んでもらえる確率が上がるので有効です。

解決後を具体的にイメージさせる

悩みや要望に共感できたら、次は悩みや要望を解決した後のイメージを具体的な文面にして読者に印象付けます。イメージを強調するために太い文字にしたり色付けするのもよいでしょう。

悩み解決後の写真を載せたり、具体的な数値を示したりするのもよいでしょう。自社のサービスや技術を活用することで実現する未来のイメージが湧くと顧客のモチベーションが触発されます。

悩みを解決できる根拠を示す

チラシを読んで悩みが解決したイメージが印象付けられたら、次は解決した根拠を示さなければ信頼してもらえません。ここで、商品やサービスの売り文句を記載します。自社のサービスや技術をどのように駆使して顧客の悩みを解決したかがキーポイントです。

塗装や建材でいえば耐用年数などの明記、施工技術であれば施工前後の写真などの提示も有効です。読者は塗装や建築について素人なので、誰にでもわかる文言で記載しましょう。お客さまの声や自社の施工実績を記載するのも効果的です。

不安やリスクを排除する

最後に記載するのは、顧客の不安を取り除くQ&Aです。ターゲット顧客は多種多様な疑問や不安を持っています。特に、ローンの組み方や補助金の受け方など施工にかかる費用の不安や疑問は敏感な問題です。

他にも、補償や保険、メンテナンスや耐用年数などがあります。Q&Aの回答は社内で作るよりも実際に自社で契約した施主に伺う方が効果的です。実経験をもとにした話は現実的で説得力があります。

4.デザインを決める

次にチラシのデザインを決めます。チラシに載せたいコンテンツを配置する場合にはターゲットにする読者や目的に合わせて考えましょう。経費はかかりますが専門家に任せることでデザイン性の高い見栄えの良いチラシを作れます。

また、紙面の大きさや紙質も重要です。写真やイラストなどを多用する場合などは大きい紙面が良いでしょう。高級感を持たせるために厚い紙質を使うのも効果的です。

5.配布方法を決める

配布方法には新聞への掲載やポスティングがあります。新聞での配布は経費がかかりますが一度に多くの人の目に触れるのはメリットです。ただし、若年層にはあまり効率が良くありません。

ポスティングは安価な費用でターゲット層を狙って配布できますが配布数に限りがあります。しかし、リフォームやリノベーションの集客を考える人が比較的多い増改築が必要な古い住宅に配布すると効果的です。ターゲットやチラシの目的を十分に考え費用も考慮して集客効率の良い配布方法を選択しましょう。

工務店のチラシ集客を成功させる方法

ここからは、チラシによる集客を成功させる方法について解説します。ここで取り上げる方法は以下の3つです。

  • チラシは行動するきっかけと考える
  • 配布エリア別に効果測定を行う
  • オンライン施策と連携させる

以下、詳細に説明します順に説明します

チラシは行動するきっかけと考える

住宅購入やリノベーションはかなり費用がかかるので、顧客の検討期間を考慮すると成約までには長い期間が必要です。チラシだけで成約につなげるのは無理があります。そこで、ターゲット顧客の状況を考えてチラシの目的を相談会や住宅見学会への勧誘に設定しましょう。相談会などで工務店の対応や商品に興味を持ってもらうことが後々の成果につながります。

配布エリア別に効果測定を行う

チラシの効果を高めるには、配布する地域別の効果測定が必要です。配布したチラシに対する顧客のリアクションを地域別に数値化して分析すると、チラシ配布による効果が確認できます。具体的にはQRコードの利用や配送地域別の番号付けなどで集客数の把握が可能です。

また、チラシでイベントへ集客した場合は来場者投票などで来場者の所在地などを知ることも可能です。正しい効果測定は計画的な販促活動に効果的です。

オンライン施策と連携させる

チラシでの集客を成功させる方法としてオンラインの施策と連携させる方法があります。前述したように、最近ではインターネット上での情報収集が主流です。チラシ配布と同時にオンライン上にチラシを載せれば若年層へもアプローチできます。ここで取り上げるオンライン施策は次の3点です。

  • ホームページの活用
  • オウンドメディアの活用
  • SNSの活用

ホームページ

チラシに自社のホームページのURLや手軽にアクセス可能なQRコードを載せておけばチラシからホームページへの誘導も可能です。最近ではホームページを開設していることが会社のステータスになり信頼度も上がる傾向があります。チラシと連携して顧客をホームページに流入できれば、チラシにないあらゆる情報を顧客へ提供することができます。

弊社では、建築建設業界に特化した初期費用0円、月額9,800円でホームページが持てる「ツクノビウェブ」サービスをご提供しております。名刺代わりにホームページが欲しい方には非常にマッチしているサービスです。こちらからお気軽にご相談ください。

オウンドメディア

オウンドメディアではブログのように自社から情報発信が可能です。検索上位にくるブログやコラムを自社のホームページ上で展開し、その内容の1つとして、チラシの内容を発信すれば多くの人の目にとまるので、より高い集客効果を実現できるでしょう。

また、メディアのコンテンツが自社の資産になるため、効果的なメンテナンスをしていけば長期にわたって集客効果が期待できます。

SNS

SNSは最も気軽に始められます。X(旧Twitter)やFacebook、Instagramなどの種類がありますが、工務店のチラシと連携するのに相性が良いのはInstagramでしょう。

チラシの内容をもっと掘り下げて施工写真などを掲載することが簡単にできます。SNSは世代を超えた多くの視聴者の目にとまるため、より多くの集客が可能です。

工務店のチラシ集客の活用法

この項目ではチラシ集客の活用方法について解説します。以下の2つを活用方法としてとりあげました。

  • キャンペーンを活用する
  • 連携プロモーションを行う

以下、詳細に説明します。

キャンペーンを活用する

キャンペーンの告知にチラシは有効です。特に、期間限定や数量限定などタイムリミットを設定すると顧客の購買意欲を刺激します。

チラシのデザインには「創業記念割引」や「先着プレゼント」など緊張感のある文言やインパクトのあるレイアウトを採用してターゲットに直接訴求しましょう。キャンペーンを活用したチラシを配布すれば顧客の関心を引くことができるので集客効果が上がります。

連携プロモーションを行う

工務店単独でチラシ集客も効果がありますが、地域の商業施設や家具店、インテリアショップなどと提携すると互いの客層にも訴求できるのでさらに効果的です。

連携先の家具店なども住宅の新築やリフォームを考えている客層に自社の商品を広告できるので相乗効果があります。集客効果を上げるためにターゲット顧客向けに割引クーポンをチラシに添付するなどの工夫を織り込みましょう。他業種と連携してプロモーションを行うことで集客に新たな可能性を見出すことができます。

工務店のチラシ集客の注意点

最後に、工務店でチラシ集客を行うときの注意点について解説します。注意しなければならない点は以下の3点です。

  • 情報を詰め込み過ぎない
  • デザインは見やすくする
  • 宅地建物取引業法や景品表示法を意識する

以下、詳細に説明します。

情報を詰め込みすぎない

チラシをデザインするときは情報の詰め込み過ぎに注意しましょう。限られた紙面にあれもこれもと書き込んでしまうと焦点があやふやになってしまう可能性があります。

「誰に何を伝えるのか」ポイントを絞ってターゲット顧客が情報を整理しやすいように心がけましょう。チラシに載せるときは情報を詰め込み過ぎずに要点を簡潔に表現することが大切です。

デザインは見やすくする

チラシは見やすいデザインにしましょう。チラシ全体のレイアウトや文字の大きさ、フォントなどにも注意が必要です。チラシの紙面に異なるフォントや同じ大きさの文字が多いと見づらいチラシになります。隙間のないレイアウトも同様です。

また、テキストは必要最低限にして画像やイラストを入れると視覚的にインパクトのあるデザインになります。読み手の立場になって見やすいチラシにデザインすることは大切なポイントです。

宅地建物取引業法や景品表示法を意識する

チラシ作成時には「宅地建物取引業法」や「景品表示法」に違反していないか注意しましょう。これらの法律では建設業のチラシに記載してはいけない用語が定められています。

土地面積や立地条件など、その土地が実際よりも優れていると思わせる表現は「誇大広告」となる可能性があるので避けましょう。違反すると罰則対象になります。特に「最高級」や「絶対」、「当社だけのもの」といった文言には注意が必要です。

集客に困ったら、口コミ・紹介獲得施策もおすすめ

工務店での集客は口コミや知人からの紹介も非常に大きな効果があります。なぜなら、人生で最も大きな買い物であるリフォームや住宅購入において、顧客は慎重にならざるを得ず、ネット上の情報だけでなく、よりリアルで質の高い情報の影響力が大きいからです。そこでおすすめなのが、既存顧客のオーナー様から積極的に口コミの発信や紹介をしてもらうシステムづくりです。

例えばアンバサダークラウドを導入すると、オーナー様との接点づくりが自動化でき、さらにSNSを使った紹介キャンペーンなども自動的に実施できるようになります。過去にはこのツールの導入で、紹介来場者数が前年比の3倍になったという実績もあります。

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【まとめ】工務店のチラシ集客は目的を明確にして効果を発揮しよう!

工務店のチラシは、ターゲットを絞って効果的に配布すると大きな集客効果があります。
チラシ配布時にはメリットとデメリットを十分把握し費用対効果も考慮しましょう。オンラインとの連携や他の業種との提携など自社独自の工夫を織り込めば、さらに効率の良い集客が見込めます。目的とターゲットを明確にしてチラシ集客すれば将来の成約にもつながるでしょう。

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