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コンクリートブロックは、様々な施工で活用されている建材です。より安全に、完成度の高い工事を行うには、コンクリートブロックの種類について知っておかなくてはなりません。コンクリートブロックの種類や、その用途・強度についてご紹介します。
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コンクリートブロックとは
そもそも、コンクリートブロックとはどのようなものなのでしょうか。基本的な内容を復習するところから始めましょう。
規格
建築用コンクリートブロックは、JIS規格によりそれぞれ定められています。JIS企画は日本の産業企画を指す略語で、コンクリートブロックだけでなく、様々な製品の要件を定義・統一するために使われています。
コンクリートブロックの場合、以下5つの製品が認定されています。
区分 | 種類 |
断面の形状 | 空洞ブロック |
圧縮の強さ | C(16) |
化粧の有無 | 素地ブロック |
防水性 | 普通ブロック |
寸法精度 | 普通制度ブロック |
用途
コンクリートブロックは様々なところで活用されており、街中でもよく見かける建材です。中でも、以下の建造物に使われています。
- 塀や門柱
- 飾り壁
- 土留
- 花壇
たとえば、塀や門柱に使うことで住宅の隣地境界を明確にする役割などを果たしています。昔ながらのブロック塀などです。また、住宅の土台となる部分の土が流れ出さないよう支える土留めも、街中でよく見かける施工です。このほか、花壇などをDIYする際に使われることもあります。
コンクリートブロックの種類
JIS規格に複数のコンクリートブロックが認定されているように、コンクリートブロックと一口にいっても様々な種類があります。施工の際はこの違いをよく理解したうえで使用する建材を選ばなくてはなりません。コンクリートブロックの種類をおさえましょう。
空洞ブロック
空洞ブロックは、本体の中に空洞があるタイプのブロックを指します。上から見ると、3つの穴が開いており、壁などを立てる際は両外側の穴に鉄筋やコンクリートを流し込んで固定します。
通常は化粧加工が施されておらず、灰色です。ブロック塀などによく使われるほか、ガーデニングの作業台や花壇・物置の基礎などに使われます。安価で防火や防犯に役立つことから、コンクリートブロックの中でもよく見かけるタイプです。
型枠ブロック
空洞ブロックよりも穴が大きく、縦横の穴がつながるようになっているブロックです。通称「CP(Concrete Placing)」とも呼ばれています。コンクリートを流すための外枠として使われています。
化粧ブロック
文字どおり、着色や塗装を施したブロックで、様々なデザインのものが販売されているのが特徴です。色だけでなく、凹凸やリブデザインなどが施されたものもあります。これも塀などに使われるコンクリートブロックですが、普通ブロックとは異なり、門やその周辺などの、一目につきがちな部分によく使われます。
デザインが豊富で周囲のデザインや雰囲気に調和できるものが多く便利ですが、その分ほかのブロックに比べると高価なものが多いのも特徴です。
リブ系
リブ系は、コンクリートに様々な骨材を混ぜ込み、着色させた後、圧縮して割ることで模様をつけたタイプです。最後にあえてコンクリートを割ることで、天然石のような自然な仕上がりになります。同じ風合い・色のものでもラインの有無によりイメージが大きく変化します。
- ライン無し:石のような風合い
- 中央に1本ライン:天然石で作ったタイルのような風合い
- 複数ライン:シャープでモダンなデザイン性
骨材・色・ラインで複数のデザインを生み出せるうえに、異なるデザインのコンクリートブロックを組み合わせることで、より幅広い表現ができるようになります。作成が単純な分、生産性にも優れており、様々なデザイン・特徴のコンクリートブロックが販売されています。
きれい系
コンクリートブロックに様々な方法で色やデザインが施されているタイプです。豊かなバリエーションが特徴で、玄関やリビング周りなど、目につきがちな部分によく使われています。
名前のとおり、綺麗なデザインが特徴で、家やその周辺の雰囲気に合わせた色・デザインを選びやすいのがメリットといえます。
コンクリートブロックの強度
コンクリートブロックは強度によっても分けられます。それぞれ適する施工箇所が異なるため、工事の際は注意が必要です。規格ごとの特徴をまとめると、以下のようになります。
規格 | 圧縮の強さ | 主原料 | 特徴 |
A種 | 8N/mm2以上 | 軽量鉄骨 | 軽いが強度が弱く、壁には不向き |
B種 | 12N/mm2以上 | 軽量で吸水性が高く、屋内向き | |
C種 | 16N/mm2以上 | 川砂・砕石 | 重くて吸水性が低く、屋外向き |
C種防水 | 16N/mm2以上 | 透水性が300ml/m2・h以下 | |
D種 | 20N/mm2以上 | 混和剤にフライアッシュを使用 | 空洞ブロック内でも最強強度 |
D種防水 | 20N/mm2以上 |
|
施工の際は、施工場所に合わせた規格のコントロールブロックを選びましょう。
【まとめ】コンクリートブロックの種類をよく知って適切に使おう
普段何気なく使っているコンクリートブロックですが、様々な規格・種類・デザインがあります。施工場所や内容により、適している規格や種類が異なることを理解したうえで扱いましょう。また、コンクリートブロックは、規格ごとに強度も異なります。これも施工場所により使い分けが必要になる要素です。間違えるとさまざまなトラブルを引き起こす原因になります。施工の際は、それぞれの特徴をよく理解したうえで、適切なコンクリートブロックを選ぶようにしましょう。
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