かぶり厚さとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「かぶり厚さ」とは、コンクリートの表面から埋め込まれた鉄筋や配水管までの距離を指します。この厚さは鉄筋の錆びを防ぐためはもちろん、コンクリートの強度を保つためにも重要です。

建築基準法では、壁や床などの部位ごとに最低限確保すべき厚さが定められています。耐力壁以外の部位では2センチ以上、耐力壁や柱、梁では3センチ以上とされており、この基準を満たすことが求められます。