シアコネクターとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

シアコネクターは、建築や土木工事における鉄骨やプレキャストコンクリート構造物などを接合・固定するための部材です。

具体的には、複数の部分を一体化することで、構造物の安定性や耐震性を向上させるためのコネクターです。

「シア」という言葉は、「せん断」や「切断」を意味する英語の “shear” から来ており、シアコネクターはせん断力、すなわち部材同士がずれる力に対して、それを固定・接合する役割を果たします。

建設現場において、構造物の部材同士の接続や固定は非常に重要であり、その役割を担うのがこのシアコネクターです。正しく設計・施工されたシアコネクターのおかげで、建物や橋などの構造物は地震や強風などの外部からの力に対しても安定して立ち続けることができます。