ガンサイザーとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「ガンサイザー」とは、一般的に「コンクリート振動機」や「コンクリートバイブレーター」とも呼ばれる機器を指します。コンクリートが打設された後、その中に含まれる空気を排除し、コンクリートを密集させるために使用される工具です。

以下、ガンサイザーの特徴や役割について分かりやすく説明します。

1. **特徴**:
– ガンサイザーは、電気やガソリンを動力源として動作するものが一般的です。
– 先端には振動子が取り付けられており、高速で振動することでコンクリート内の空気を排除します。

2. **役割**:
– **空気の排除**: コンクリートを打設する際には、混ぜ合わせる過程で空気が混入します。ガンサイザーを使用することで、この空気を排除し、コンクリートの密度を高めます。
– **強度の向上**: 空気を排除することで、コンクリートの強度や耐久性が向上します。
– **仕上げの向上**: コンクリート表面の仕上がりも均一になり、見た目の美しさや仕上がりの品質が向上します。

3. **使用方法**:
コンクリートを打設した直後にガンサイザーを使用します。振動子をコンクリートに差し込み、内部で振動させることで、含まれる空気を上部に押し出し、排除します。

ガンサイザーは、高品質なコンクリート施工を実現するためには欠かせない工具です。正しい使用方法と適切な振動時間を守ることで、耐久性の高いコンクリート構造物を実現することができます。