ラップルコンクリートとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「ラップルコンクリート」という言葉は、一般的に「ラップド・コンクリート」として知られるものと思われます。これに関して説明いたします。

「ラップド・コンクリート(wrapped concrete)」とは、コンクリート構造体の外部を繊維補強ポリマー(FRP)シートなどの強化材で巻きつける(ラッピングする)技術を指します。この技術は、主に既存のコンクリート構造の補修や補強を目的として用いられます。

ラップド・コンクリートの主な利点や特徴は以下の通りです:

耐震性の向上:コンクリート構造体の耐震性を向上させることができるため、地震などの外部からの力に対する耐久性を高めることが可能です。

劣化の進行抑制:既存のコンクリート構造が劣化している場合、この技術を用いて劣化の進行を遅らせることができます。

迅速な施工:FRPシートを構造体の外部に巻きつけるだけの簡単な工法であるため、迅速な施工が可能です。
既存のコンクリート構造の補修や耐震補強を行う際には、このラップド・コンクリート技術が有効に利用されることが多いです。特に、劣化したコンクリート構造体の寿命を延ばしたい、または地震などのリスクを考慮して耐震性を向上させたい場合に選択される手法として知られています。