根入れ深さとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「根入れ深さ」は、基礎や杭が地中に刺さっている部分の長さや深さを指します。この深さは地盤面を表すGLに対してDFと呼ばれ、割栗や捨コンは含まれません。

根入れ深さが深ければ、地震などの力に対してより強固に抵抗できるため、構造物の移動や転倒のリスクが低減します。また、横への変位だけでなく、上下の変化にも耐性を持ち、変形や破壊から建物を保護します。

ただし、無制限に深くすることはできず、建築基準法ではベタ基礎の場合、12cm以上かつ凍結深度以上に設定することが規定されています。