ラス型枠とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

建設業界における「ラス型枠」とは、コンクリートを打設する際に使用する一時的な型枠の一種で、主に住宅の外壁や天井などの施工に利用されます。

「ラス」とは、木製の格子状の板のことを指します。ラス型枠は、このラスを基本にして、コンクリート打設の型枠として使用されるシステムのことを指します。

ラス型枠の利点として以下の点が挙げられます:

  • 軽量:木製のため、取り扱いが容易であり、作業効率が向上します。
  • 再利用性:繰り返し使用できるため、経済的です。
  • 適応性:さまざまな形状やサイズのコンクリート構造に対応可能です。

しかし、ラス型枠もデメリットがあり、耐久性が低いため、大規模なプロジェクトや高い耐久性が求められる場面では、鉄製やプラスチック製の型枠が使用されることが多いです。

総じて、ラス型枠は特に住宅建築などの比較的小規模なプロジェクトや、特定の形状を持つ部分において利用価値が高いと言えます。